
さっさと診断士合格したいのに、「情報」「法務」「中小」の暗記科目は近年手ごわく、「経営」「財務」辺りで貯金しないと意外に通過しにくい4択マークの「1次」。そこでネットや動画全盛の時代に、こんなクソ無駄暗記を強いる理由を確かめます。
近年ネットや動画が便利になるにつれ、資格試験の知識暗記を面倒に感じるのは自然。①しかしこの4択マーク型嘘つき試験のスコアを高めることで、②AIハルシネーションの検知力が高まり、③AI時代の未来に輝く診断士ライフが約束されます。

「1次」重要論点は毎年、そうでない論点は2~3年に一度出題されるから、過去問5年分を5マークごとにグルーピングすると、今年どの論点が出るかを予想できる。作問変化のトレンドを踏まえ、次の予測も出来る貴重なリストです。(2025/5月最新更新済) 法務R6のみ未更新
①「嘘つき4択」で鍛えるエラー検知力 | ② 知識→理解→応用で解く「1次」 | ③AIや与件のエラーを見分ける「2次」 |
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一見ムダに感じる膨大な暗記も、4択問題に潜む微妙な誤りを見抜く練習に変えれば価値が跳ね上がります。 | ブルームのタキソノミで言えば「1次」で問われるスキルは前半3段階であり、この暗記の段階的鍛錬が2次の思考問題の土台になります。 | 誤肢分析を繰り返し高いレベルで修了すると、長文を読んだ瞬間に誤り箇所が光るように見えます。 |
条文・数値・定義を手がかりに「ここが違う」と即断できる目を養うことで、あなたの知識は単なる暗記から高精度センサーへ進化します。 | 正解肢を覚えるだけで終わらず、「なぜ正しいか」「別条件でも成立するか」を自問して、知識を理解へ、理解を応用へと押し上げましょう。 | そこを素早く正文化して分析→評価→創造へ移行できるため、2次試験の答案構築や実務レポート作成が驚くほどスムーズに。1次暗記の工夫がAI時代の武器に変わるのです。 |
DLセンター「1次」
「2次」が近年恐ろしく難化・競争激化が続き、1次が暗記で2次が応用!と大はしゃぎするのと全く違った次元がクエストされる。このとき4択マーク型嘘つき選択肢のエラーを正文化して最低500点を叩き出すと、難化の「2次」を当確できると分かってきました。
C 経営 [R6収録済]
「企業経営理論」の出題意図は、戦略・組織・人材・マーケティングを横断的に結び付け、企業行動として一貫性をもって説明できるかどうかを確認する点にあります。
こうすると10点満点
SWOT分析やPPM、バーナードの組織論などの代表的フレームワークを即座に想起し、設問が示す状況と照合して最適な選択肢を瞬時に選べるレベルを指します。
B 財務 [R6収録済]
「財務・会計」では、資金調達・投資・管理会計を通じて企業価値を論理的に高められるかどうかを測定し、数値と文章を往復できる思考力を問います。
こうすると10点満点
NPVやD/Eレシオ、CVP分析などの公式を暗唱し、数値を見た瞬間に計算プロセスを頭上で展開して正答を確信できる水準です。
D 運営 [R6収録済]
「運営管理」は、生産・物流・店舗サービスを対象に、QCDを達成するためのプロセス最適化力と現場感覚を同時に持っているかどうかを問います。
こうすると10点満点
七つ道具やECRSやレイアウト理論からQC七つ道具まで習った知識を条件反射的に思い出し、設問文のリードに従って一撃で正答できるレベルです。
A 経済学 [R6収録済]
経済学・経済政策では、ミクロの市場均衡からマクロの景気循環までを結び付け、政策手段が企業活動に及ぼす影響を定量的に把握できるかどうかを評価します。
こうすると10点満点
IS-LMやAD-AS、弾力性係数を図や式で瞬時に再現し、数式変化と選択肢を一筆書きで一致させられる域を指します。
F 情報 [R6収録済]
「経営情報システム」は、ITインフラからデータ活用、ガバナンスまでを俯瞰し、経営資源としてのデジタル技術を選択・統制できるかどうかを測定します。
こうすると10点満点
ハード・ソフトウェアに始まり最近のITトレンドまでの知識を学び、設問の用語レベルで誤った選択肢を即座に切り捨てられる状態です。
E 法務 [R5+沖縄再試験収録済]
G 中小
7科目のラストを飾る丸暗記科目。最後まで後回しにして、6~7月に詰め込みます。
科目別知識チャート1日目(2009年版)
科目別知識チャート2日目(2009年版)