これらの論点をⅢに出さない理由は不明。そこで発想を変えて「Ⅲには出ないが」「一般教養として知れば十分」とし、ChatGPTに教わります。
品質管理(QC)は、製品やサービスの品質を維持し向上させるために行われるプロセスです。QCは、製品やサービスが仕様や要件を満たし、顧客の期待に応えることを確認することを目的としています。
QCは、生産プロセスの中で、製品やサービスが正しく機能するための最適な方法を特定するための方法論です。QCは、生産ラインや工場での品質監視、統計的品質管理、試験や検査、不良品の分析などを含みます。
QCは、製品やサービスの品質を改善するための取り組みの一部として、顧客満足度の向上、コスト削減、生産効率の向上などの目標を達成するために重要な役割を果たします。
品質管理(QC)と品質保証(QA)は、両方とも製品やサービスの品質を向上させるためのプロセスですが、そのアプローチや目的が異なります。
QCは、製品やサービスの品質を維持し向上させるために、生産ラインや工場での品質監視、統計的品質管理、試験や検査、不良品の分析などを含む、品質に関連する活動に重点を置いています。QCは、生産プロセスをコントロールし、製品やサービスが仕様や要件を満たし、顧客の期待に応えることを確認することを目的としています。
一方、QAは、製品やサービスの品質を保証するために、品質計画、品質ポリシー、品質手順、品質目標などの策定や文書化に重点を置いています。QAは、品質計画や品質手順に沿ってプロセスが実施され、製品やサービスが仕様や要件を満たし、顧客の期待に応えることを保証することを目的としています。
簡単に言えば、QCは品質を改善するために、製品やサービスの製造工程において活動を行い、不良品を減らし、製品の品質を向上させるための取り組みを行います。一方、QAは品質を保証するために、プロセス全体において品質を確保するためのポリシーや手順を策定し、製品が仕様や要件を満たし、顧客の期待に応えることを保証することを目的としています。
QC7つ道具について説明します。
当サイト注) 語呂合わせ→サンチェ監督ヒッパレそう
- 散布図(Scatter Diagram):2つの変数の関係を視覚化するために使用されます。横軸と縦軸にそれぞれ異なるデータをプロットし、傾向や相関関係を確認することができます。
- チェックシート(Check Sheet):検査や監査に使用され、問題の傾向を把握するために使われます。縦軸に項目を、横軸に回数や数量などを表し、検査や監査の結果を集計して問題点を把握します。
- 管理図(Control Chart):データを定期的に収集し、プロセスの安定性を確認するために使用されます。平均値や標準偏差などの統計量をグラフに表し、規定の範囲内で安定にデータが分布しているかを確認します。
- 特性要因図(Ishikawa DiagramまたはFishbone Diagram):問題の原因を分析するために使用されます。魚の骨格のような図式になっており、問題の原因となる様々な要因を羅列し、それらの因果関係を分析します。
- ヒストグラム(Histogram):データを分析し、分布を確認するために使用されます。データを階級ごとに分類して、度数分布表としてグラフに表し、分布の形状や偏りを確認します。
- パレート図(Pareto Chart):問題の重要度を特定するために使用されます。問題点を頻度順にソートし、累積度数曲線をグラフに表すことで、重要な問題点を特定することができます。
- 相関図(Correlation Chart):2つ以上の要因の関係を視覚化するために使用されます。横軸に1つの要因、縦軸にもう1つの要因を表し、それらの関係をグラフに表します。2つの要因の相関関係を把握することができます。
新QC7つ道具には、以下の7つの手法が含まれます。
当サイト注 語呂合わせ →新連携アロマでP
- 親和図法(Affinity Diagram):アイデアの整理やグループ化に使用されます。アイデアをポストイットなどに書き出し、類似するものをグループ化します。
- 連関図法(Interrelationship Diagram):複雑な問題の要因を分析するために使用されます。要因と影響関係を可視化し、問題の本質を把握します。
- 系統図法(Tree Diagram):大きな目標を細分化して、具体的な行動計画を立てるために使用されます。目標を根本とし、下位目標や具体的な行動項目を枝葉に表します。
- アローダイアグラム(Arrow Diagram):プロジェクトのスケジュールを管理するために使用されます。作業項目とその依存関係を示し、作業の進捗状況を把握します。
- マトリックス(Matrix):複数の要因を分析するために使用されます。相互に関連する要因を交差表にまとめて、関係性や優先順位を明確にします。
- PDPC法(Process Decision Program Chart):計画のリスクマネジメントに使用されます。目的を達成するためのアクションにおける、起こりうる問題や障害を予測し、対策を立てます。
- マトリックスデータ解析法(Matrix Data Analysis):質的データを分析するために使用されます。意見や評価を質問項目としてまとめ、交差表に表すことで、傾向や特徴を把握します。
QC7つ道具と新QC7つ道具は、それぞれ品質管理の手法であり、使用する目的や使い方が異なります。
QC7つ道具は、主に製造業において、製品の品質向上や生産効率の向上を目的に使用されます。例えば、品質管理の現場で、不良品率の削減や不具合発生の原因究明に役立ちます。
一方、新QC7つ道具は、製造業に限らず、ビジネス全般やサービス業においても、問題解決やプロジェクト管理、リスクマネジメントに使用されます。例えば、業務プロセスの改善や新商品の開発、マーケティング調査などに役立ちます。
新QC7つ道具は、QC7つ道具を拡張し、より現代的な手法を取り入れたものであり、より広い範囲で使用できるようになっています。また、新QC7つ道具はより定量的な手法を取り入れることが多く、データ分析や統計学的手法を用いた問題解決が可能となっています。
HACCP(ハサップ)は、食品安全におけるリスク管理のための国際的な標準で、世界中で広く採用されています。HACCPは、食品製造や調理プロセスにおけるリスクを分析し、予防策を策定することで、食品安全を確保することを目的としています。
近年、食品関連の問題や事件が相次いで発生し、消費者の食品安全への関心が高まっています。また、国際的な貿易の拡大により、食品の輸入や輸出が増加しているため、国際基準に準拠した食品安全管理がますます重要になっています。
HACCPは、食品製造や調理におけるリスクを予測し、事前に予防策を講じることで、食品安全を確保することができます。HACCPは、食品業界だけでなく、医薬品や化粧品など、他の産業においても適用可能です。
つまり、食品安全がますます重要になっている現代において、HACCPはますます重要になってきています。食品製造業者や関連企業は、HACCPを導入することで、製品の品質や安全性を高め、消費者の信頼を得ることができます。また、食品に関する規制や法律が厳しくなる中で、HACCPは必要不可欠な手段となっています。
設備総合効率(Overall Equipment Effectiveness、OEE)とは、製造業や工場において、設備の稼働率や生産性、品質などを総合的に評価する指標のひとつです。OEEは、稼働時間に対する生産量、品質、停止時間などを考慮して算出されます。
具体的には、OEEは以下の3つの要素から構成されます。
- 機械稼働率(Availability):機械の稼働率を示す指標で、計画稼働時間に対する実際の稼働時間の割合を算出します。
- 生産性(Performance):1時間あたりの製品数や処理量、速度などを示す指標で、設備の最大性能に対する実際の生産性の割合を算出します。
- 品質(Quality):不良品数や再検査数などを示す指標で、正常な製品の割合を算出します。
これらの要素を乗算してOEEを算出することで、設備の総合的な効率を測定することができます。OEEは、設備の改善点を特定するためにも利用され、製造プロセスの最適化に役立てられます。また、OEEを高めることで、製造業者は生産性を向上させ、コスト削減や品質向上につながることが期待されています。
VA / VEは、Value Analysis / Value Engineeringの略で、価値分析・価値工学を指します。
価値分析は、製品やサービスの機能や性能を維持しながら、コストを削減することを目的としています。製品やサービスに必要な機能を明確化し、それぞれの機能に対して、コスト対効果の高い方法を探求していきます。
一方、価値工学は、製品やサービスの機能や性能を向上させることを目的としています。製品やサービスのニーズや要件を明確化し、それらを満たすような最適な設計を探求していきます。
どちらも、コスト削減や品質向上を目指して製品やサービスの改善を行う手法であり、生産性や競争力の向上につながります。また、VA / VEは製造業において広く用いられる手法ですが、サービス業や行政においても応用されることがあります。
診断士試験は、高度な知識と技能を必要とする試験であり、難易度が高いとされています。特に、事例Ⅲは、実際の現場で起こり得る複雑な問題を解決するための能力を評価するために設定されており、難易度が高いとされています。
事例Ⅲを解くためには、問題解決能力や判断力、論理的思考力、分析力などが求められます。また、綿密な知識と経験が必要な場合もあります。
しかし、試験に合格するためには、過去の試験問題を研究し、模擬試験を受けることで、問題解決能力を養い、対策を立てることが重要です。また、試験前には、十分な睡眠や休養をとり、冷静に問題に取り組むことが必要です。
最終的には、継続的な努力や準備を行うことで、診断士試験に合格することができます。
※当サイト注 最初の出だしでもしや?と思わせますが、続く3段落はふぞろい勢も書かないようなド一般論に。残念ですがD評価です。
過去問5年全31マーク正解訂正済み (ただしⅢには原則出ない)
品質(QCDのQ)
A | B | C | |
×ア | パレート図 | 散布図 | ヒストグラム |
○イ | パレート図 | ヒストグラム | 散布図 |
×ウ | ヒストグラム | 散布図 | パレート図 |
×エ | ヒストグラム | パレート図 | 散布図 |
品質改善に関する次の文章の空欄A〜Cに入る QC 7 つ道具として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 |
ある職場において不適合品が多発している。重要項目を絞り込むため不適合の種類と発生数を調べ A を作成した。その結果、重量に関する不適合が最も大きな割合を占めていることが分かった。そこで重量の B を作成した。その結果、重量のバラツキが大きいため、不適合が発生していることが分かった。この重量に影響を及ぼす要因について、過去の知見を特性要因図として整理し、加工速度に着目することとなった。そこで加工速度と重量の関係を調べるため Cを作成した。 |
QC7つ道具の暗記 サンチェ監督引っ張れそう
新QC7つ道具の暗記 新連携 アロマでP
× | →○ | |
×ア | 管理図 | 散布図 |
×ウ | 昇順 | 降順 |
×エ | ヒストグラム | 管理図 |
QC 7 つ道具に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 管理図は、2 つの対になったデータをXY 軸上に表した図である。 ○イ 特性要因図は、原因と結果の関係を魚の骨のように表した図である。 ×ウ パレート図は、不適合の原因を発生件数の昇順に並べた図である。 ×エ ヒストグラムは、時系列データを折れ線グラフで表した図である。 |
× | →〇 | |
×ア | ヒストグラム | 折れ線図 |
×イ | 散布図 | パレート図 |
×ウ | 特性要因図 | 連関図 |
×オ | 連関図 | 特性要因図 |
QC 7 つ道具と新QC 7 つ道具に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 管理図は、時系列データを折れ線図で表した図である。 ×イ パレート図は、不具合を原因別に集計し、件数が多い順に並べた図である。 ×ウ 連関図は、原因と結果、目的と手段などが複雑に絡み合った問題の因果関係を表した図である。 〇エ パレート図は、項目別に層別して出現頻度の高い順に並べるとともに、累積和を表した図である。 ×オ 特性要因図は、原因と結果の関係を魚の骨のように表した図である。 |
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 |
ある工場では、自動設備を利用して飲料の瓶詰を行っているが、瓶に詰められた内容量のバラツキを抑制する目的で新設備を試作した。この工場では、仮説検定を行うことで、試作機の性能向上を確かめたいと考えている。 |
(設問 1 ) 現有設備を使用したときの内容量の標準偏差 σ0 が 1.1 ml であることから、新設備を使ったときの内容量の標準偏差を σとしたもとで、以下のように帰無仮説 H0 を設定した。対立仮説 H1 として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

ある作業の出現率をワークサンプリング法を使って推定したい。出現率を信頼度95 %、相対誤差a で推定するために必要なサンプル数n は次式で与えられる。ここで、p は予備調査により予想された作業の出現率である。 |

このサンプル数n を絶対誤差e を用いて求める下記の計算式について、空欄に入る最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

×ア 1-p ×イ p ×ウ p/(1-p) ○エp(1-P) |
ある工場では、製品Aの加工精度のバラツキを抑制する目的で新設備を導入した。バラツキが抑制できたかどうかを仮説検定により確認するために、新設備を用いて生産した製品10 個の加工精度を測定した。 このときに行う仮説検定の手順に関する記述として、最も適切なものはどれか。 ただし、従来の設備では、加工精度の分散が23.5 であった。 |
×ア 10 個のデータの分散が23.5 よりも小さいかどうかを調べる。 ×イ 検定統計量がF 分布に従うことを利用して検定を行う。 ×ウ 検定統計量は10 個のデータから計算される偏差平方和である。 ×エ 対立仮説、有意水準、データ数に基づいて、帰無仮説の棄却域を設定する。 〇オ 対立仮説をθ2 =23.5 と設定する。 |
以下の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 |
ある工作機械において、現行の加工条件よりさらに良い条件を探すため、2 水準系のL 8 直交配列表を用いた実験を計画することとなった。調べたい因子および交互作用は、以下のとおりである。 |
因 子:A、B、C、D 交互作用:A×B、A×C |
A | B | |
×ア | 1.833 以上となった | いえる |
×イ | 1.833 より小さくなった | いえない |
×ウ | 1.860 以上となった | いえる |
○エ | 1.860 より小さくなった | いえない |
×オ | 1.860 より小さくなった | いえる |
統計的検定に関する以下の文章の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、検定においては、下のt 表を使用すること。 |
ある製品特性の平均値は65.5 である。この特性について、技術部門で新しい生産条件を設定して実験し、9 個のサンプルを得た。その平均値は71.0、標準偏差は9.0 であった。生産条件の変更によって特性の平均値が上がったか否かを、有意水準5 %でt 検定したところ、検定統計量の値は【A】 。これより、生産条件の変更によって平均値は上がったと【B】。 |
![]() |
設備(4MのMachine)
ある工程を自動化するためには、設備の改良に1,000 万円を投資する必要がある。この自動化投資を6 年で回収するために必要な最小の原価低減額(万円/年)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。計算利率を8 %とし、必要ならば下表の換算係数を使うこと。 |

×ア 136 ×イ 167 ×ウ 190 ○エ 220 |
× | →○ | |
×a | 製品 | 設備 |
×c | (主語入れ替え)TPM | QC活動 |
TPM に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 |
×a 製品のライフサイクル全体を対象とし、災害ロス・不良ロス・故障ロス等あらゆるロスを未然に防止するしくみを構築する。 ○b 設備効率化を阻害している7 大ロスを時間的ロスの面から検討し、設備の使用率の度合いを表した指標が設備総合効率である。 ×c 経営トップから現場の作業員まで全員参加の重複小集団活動を行うことが特徴で、職制にとらわれない自主的なサークル活動である。 ○d ロスを発生させないために行う活動の1 つが計画保全活動で、設備が停止した場合の損失影響度を複数の角度から設備評価基準に基づいて評価し、最適保全方式を決める。 |

a | b | c | d | |
×ア | × | ○ | ||
×イ | × | × | ||
×ウ | × | ○ | ||
×エ | ○ | × | ||
○ア | ○ | ○ |

ある工程が規格に対して満足な状態かどうかを管理するために、この工程で生産される製品の品質特性の発生頻度を測定した。その結果、平均2.05、標準偏差0.05であった。この品質特性については、規格の中心が2.05、規格下限値が1.8、規格上限値が2.3 と決められている。この調査結果から分かることに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
ここで、工程能力指数は以下の式で求められるものとする。 工程能力指数= 規格の幅/(6 ×標準偏差) また、工程能力の評価基準として1.33 を用いるものとする。 |
×ア この工程の工程能力指数は1.33 を上回っているので規格値からはみ出す製品があり、十分な工程能力があるとはいえず、改善が必要である。 ○イ この工程の工程能力指数は1.33 を上回っているので十分な工程能力があり、工程は満足な状態で管理されている。 ×ウ この工程の工程能力指数は1.33 を下回っているので規格値からはみ出す製品があり、十分な工程能力があるとはいえず、改善が必要である。 ×エ この工程の工程能力指数は1.33 を下回っているので十分な工程能力があり、工程は満足な状態で管理されている。 |
最も高い | その次 | 3番目 | |
×ア | a | b | c |
×イ | b | a | c |
〇ウ | b | c | a |
×エ | c | a | b |
×オ | c | b | a |
ある設備について、1,000 時間の負荷時間内での設備データを収集したところ下表が得られた。 |
![]() |
以下の改善施策を、期待される設備総合効率の高い順に並べたものとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、負荷時間は同じで、その他の条件も変わらないものとする。 |
a 不適合の原因を検討して、不適合品率を20 %から15 %にする。 b 速度低下の原因を改善して、加工数量を6,720 個から7,680 個にする。 c 段取作業を改善して、停止時間を半減させ、稼働時間を800 時間から900 時間にする。 |
× | →〇 | |
a | 独立 | 連携 |
b | MTTR | MTBF(下線部あべこべ) |
TPM(Total Productive Maintenance)に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
×a 設備の高度化・複雑化に対応するために、生産部門と独立して保全部門を強化することが故障の未然防止につながる。 ×b 保全の技術・技能を高め、設備のMTBFをより長く、またMTTRをなるべく短くするような活動を進めることにより、故障ゼロ、不良ゼロを目指す。 〇c 設備総合効率は設備の実力を把握するための指標で、7 大ロスを数値化したものである。 〇d トップから第一線従業員に至るまで全員が参加し、重複小集団活動により実施する。 |
a | b | c | d | |
×ア | 正 | 正 | 正 | 誤 |
×イ | 正 | 正 | 誤 | 正 |
×ウ | 正 | 誤 | 正 | 正 |
×エ | 誤 | 正 | 誤 | 誤 |
〇オ | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
× | →○ | |
×ア | 事後保全 | 予防保全 |
×ウ | 2つ | 3つ (難) |
×エ | 1- | (削除) |
JIS で定義される設備故障とその保全活動に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 機能停止型故障を抑制するために、事後保全を実施した。 〇イ 寿命特性曲線上での設備の初期故障を抑制するために、保全予防を実施した。 ×ウ 設備故障の状態は、「設備が規定の機能を失う状態」と「設備が規定の性能を満たせなくなる状態」の 2 つに分類される。 ×エ 設備の信頼性を表す故障強度率は、1 - (故障停止時間の合計/負荷時間の合計) によって計算される。 |
故障
JIS Z8141-6108
設備が次のいずれかの状態になる変化。a)規定の機能を失う,b)規定の性能を満たせなくなる,c)設備による産出物や作用が規定の品質レベルに達しなくなる。
× | →○ | |
×ア | 偶発故障期 | 摩耗故障期 |
×ウ | 増加 減少 | 減少 増加 |
×エ | 初期故障期 | 摩耗故障期 |
生産保全の観点から見た保全活動の実施に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 偶発故障期にある設備の保全体制として、部品の寿命が来る前に部品を交換し、故障の未然防止を図る必要があるため、予知保全体制を確立することが重要である。 ○イ 初期故障期にある設備では、設計ミスや潜在的な欠陥による故障が発生する可能性が高く、調整・修復を目的とした予防保全を実施する。 ×ウ 設備の故障率は使用開始直後に徐々に増加し、ある期間が過ぎると一定となり、その後劣化の進行とともに故障率は減少する。 ×エ 定期保全とは、従来の故障記録などから周期を決めて周期ごとに行う保全方式で、初期故障期にある設備に対して実施される。 |
× | →○ | |
×a | 改良 | 修繕 |
×c | 短く | 長く |
保全体制と保全費に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 |
×a 故障が頻発しているような状況では費用の多くが故障の修復に使われるため、保全費のうちでは改良のための費用の比率が高い。 〇b 設備が安定稼働するようになると状態監視保全によって不具合の原因を事前に処置できるようになるため、事後保全費が下がる。 ×c 状態監視保全の結果の解析が進むと、時間計画保全の周期が短くなり、保全費全体は減少する。 〇d 設備保全活動に必要な費用で、設備の修理費、点検・検査にかかる保守費用、保全予備品の在庫費用等の総称が保全費である。 |
a | b | c | d | |
×ア | × | ○ | ||
×イ | × | × | ||
×ウ | × | ○ | ||
×エ | ○ | × | ||
○オ | ○ | ○ |

初期導入された設備AとBを240 時間利用したときの稼働および故障修復について、下図のような調査結果が得られた。この2 台の設備に関する記述a~cの正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
![]() |
○a MTBF(平均故障間隔)は設備Bのほうが長い。 ×b MTTR(平均修復時間)は設備Bのほうが長い。 ○c アベイラビリティ(可用率)は設備Bのほうが高い。 |
a | b | c | |
×ア | 正 | 正 | 誤 |
○イ | 正 | 誤 | 正 |
×ウ | 正 | 誤 | 誤 |
×エ | 誤 | 正 | 正 |
×オ | 誤 | 正 | 誤 |
× | →〇 | |
×ア | 予防保全 | 事後保全 |
×イ | 事後保全 | 改良保全 |
×エ | 改良保全 | 予防保全 |
生産保全の観点から見た保全活動に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア あらかじめ代替機を用意し、故障してから修理した方がコストがかからない場合は、事後保全を選択する。 ×イ 過去に発生した故障が再発しないように改善を加える活動は、改良保全である。 〇ウ 設備の劣化傾向について設備診断技術などを用いて管理することによって、保全の時期や修理方法などを決める予防保全の方法を状態監視保全という。 ×エ 掃除、給油、増し締めなどの活動は、設備の劣化を防ぐために実施される予防保全である。 |
環境(PQCDSMEのE)
× | →○ | |
×b | 資本金規模 | 業種 |
a | b | c | |
○ア | 正 | 誤 | 正 |
×イ | 正 | 誤 | 誤 |
×ウ | 誤 | 正 | 正 |
×エ | 誤 | 正 | 誤 |
×オ | 誤 | 誤 | 正 |
食品リサイクル法、およびその基本方針(平成27 年策定)に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
〇a 主務大臣は、再生利用等が基準に照らして著しく不十分であると認めるときは、食品廃棄物等多量発生事業者に対し、勧告、公表、および命令を行うことができる。 ×b 食品リサイクル法の基本方針では、再生利用等を実施すべき量に関する目標を、資本金規模別に定めている。 〇c 食品リサイクル法の基本方針では、食品廃棄物等の再生利用よりも発生抑制を優先的な取り組みとして位置付けている。 |
× | →○ | |
×ア | ボトムアップ | トップダウン |
×ウ | 環境会計 | グリーン購入法 |
×エ | 国 | 企業や団体 |
環境保全に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア ISO14001 の基本的な構造は、環境マネジメントを継続的に改善していくためのPDCA サイクルで、トップが定めた方針に基づいた現場における取り組みを重視し、ボトムアップ型のマネジメントを想定している。 〇イ エコアクション21 とは、環境マネジメントシステム、環境パフォーマンス評価および環境報告を1 つに統合したもので、中小事業者でも環境配慮に対する取り組みが展開でき、その結果を「環境活動レポート」として取りまとめて公表できるようにするための仕組みである。 ×ウ 環境会計とは、物品等の調達に当たって価格や品質などとともに環境という視点を加えて、環境負荷の低減に努めている事業者から購入する活動を促進するため、各製品の環境負荷に対する影響を可能な限り定量的に測定し公表する仕組みである。 ×エ 環境マネジメントシステムとは、環境保全に関する取り組みを進めるに当たり、国が定めた環境に関する方針や目標の達成のために、工場や事業所内に構築された組織の計画・体制・プロセスのことである。 |


× | →○ | |
×イ | 消費者の手に渡るまで | 消費者の手に渡ってから、廃棄・再利用まで |
循環型社会形成のための事業者が取り組む施策に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
○ア 循環型サプライチェーンによって3 R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進することは、新たな製品や部品・素材を加工するためのエネルギーの削減とCO2 削減に寄与すると期待されている。 ×イ 循環型社会形成推進基本法により、自ら生産する製品等について販売後、消費者の手に渡るまで一定の責任を負う「拡大生産者責任」の一般原則が確立された。 ○ ウ 製造段階では、使用済みの製品を回収して新しい製品の生産に活用する循環型生産システムの構築が要請されている。 ○エ 調達段階における企業の取り組みとして、環境負荷が少ない製品を優先的に購入するグリーン調達の推進が推奨されている。 ○オ 販売・流通段階では環境負荷の少ない輸配送システムの整備や販売方法の見直しに加えて、顧客を巻き込んだ販売・流通システムの構築も必要とされている。 |
× | →〇 | |
b | 環境会計 | 環境経営レポート |
c | 酸素 | 水素 |
環境問題に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
〇a サーキュラー・エコノミー(循環経済)への移行を推進するためには、あらゆる主体におけるプラスチック資源循環等の取組( 3 R+Renewable)を促進し、資源循環の高度化に向けた環境整備を進めることが重要である。 ×b エコアクション21 は、中堅・中小事業者に配慮した、取り組みやすい継続的改善のためのPDCA サイクルを示しており、環境経営レポートを公表することを義務付けている。 ×c 水素は、発電・産業・運輸など、幅広く活用されるカーボンニュートラルのキーテクノロジーと位置付けられている。 |
a | b | c | |
×ア | 正 | 正 | 誤 |
×イ | 正 | 誤 | 正 |
〇ウ | 正 | 誤 | 誤 |
×エ | 誤 | 正 | 正 |
×オ | 誤 | 誤 | 正 |
生産技術/ VA・VE
× | →○ | |
×ア | (主語入れ替え) | 旋盤 |
×イ | (主語入れ替え) | トランスファイン(暗記不要) |
×ウ | (主語入れ替え) | 産業用ロボット(暗記不要) |
マシニングセンタに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 工作物を回転させ、主としてバイトなどの静止工具を使用して、外丸削り、中ぐり、突切り、正面削り、ねじ切りなどの切削加工を行う工作機械。 ×イ 異なる機能をもつ数台から数十台の工作機械を等間隔、かつ、直線状に配置し、それらを搬送装置で結合した工作機械群。 ×ウ 自動制御によるマニピュレーション機能または移動機能をもち、各種の作業をプログラムによって実行できる、産業に使用される機械。 〇エ 主として回転工具を使用し、フライス削り、中ぐり、穴あけおよびねじ立てを含む複数の切削加工ができ、かつ、加工プログラムに従って工具を自動交換できる数値制御工作機械。 |
×ア→旋盤
工作物を回転させ,主としてバイトなどの静止工具を使用して,外丸削り,中ぐり,突切り,正面削り,ねじ切りなどの切削加工を行う工作機械。
JIS B0105 : 2012
×イ→トランスファライン
異なる機能をもつ数台から数十台の工作機械を等間隔,かつ,直線状に配置し,それらを搬送装置で結合した工作機械群であり,材料又は部品を全工程の入口に投入すると一方向,かつ,連続的に加工が行われる大量生産向きの生産システム。
JIS B3000 : 2010
×ウ→産業用ロボット
自動制御によるマニピュレーション機能又は移動機能をもち、各種の作業をプログラムによって実行できる、産業に使用される機械。
JIS B 0134 : 1998
× | →○ | |
×ア | 超音波加工 | ウォータージェット切断 |
×イ | 電子ビーム加工 | レーザ加工 |
×エ | レーザ加工 | 電子ビーム加工 |
加工技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 超音波加工は、液体を加圧して微小穴から噴射し、工作物に衝突させることによって工作物を微小破砕させて、主として切断を行う加工法である。 ×イ 電子ビーム加工は、波長や位相がよくそろった光を、レンズとミラーで微小スポットに集束させ、このときに得られる高いエネルギー密度を利用して工作物の切断、溶接などを行う加工法である。 ○ウ プラズマ加工は、気体を極めて高温にさせ、気体原子を陽イオンと自由電子に解離しイオン化させ、この状態を利用して切断、穴あけ、溶接などを行う加工法である。 ×エ レーザ加工は、電子を高電圧によって加速し工作物に衝突させ、発生する熱エネルギーを利用して工作物を溶融させて除去する加工法である。 |
A | B | C | |
×ア | 融体加工 | 射出成型 | 研削加工 |
〇イ | 融体加工 | 粉体加工 | 積層造形 |
×ウ | 溶接加工 | 射出成型 | 積層造形 |
×エ | 溶接加工 | 粉体加工 | 研削加工 |
立体造形に係る技術に関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
立体造形に係る技術は、金属、セラミックス、プラスチック、ガラス、ゴム等 さまざまな材料を所要の強度や性質、経済性等を担保しつつ、例えば、高いエネルギー効率を実現するための複雑な翼形状や歯車形状等を高精度に作り出したり、高度化する医療機器等の用途に応じた任意の形状を高精度に作り出したりする技術全般を指す。 これには、鋳型空間に溶融金属を流し込み凝固させることで形状を得る【A】 技術や、金属粉末やセラミックス粉末の集合体を融点よりも低い温度で加熱し固化させることで目的物を得る【B】 技術、三次元データを用いて任意の形状を金型等の専用工具を使わずに直接製造できる【C】 技術も含まれる。 |
A | B | C | |
×ア | 品質特性 | 要求品質 | 形状寸法 |
×イ | 品質特性 | 要求品質 | 充電性 |
〇ウ | 要求品質 | 品質特性 | 形状寸法 |
×エ | 要求品質 | 品質特性 | 質量 |
×オ | 要求品質 | 品質特性 | 充電性 |
品質表に関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
下表は、スマートフォンについて作成した品質表である。この表において表側aは 【A】 、表頭bは 【B】 を表す。それらの対応関係は、◎と○で示される。 新製品を開発する状況において、 【A】 に重要度を付けて 【B】 に変換する場合、◎を 5 点、○を 3 点とすると、最も重要な 【B】 は 【C】 となる。 |
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× | →〇 | |
×a | 出荷までの | 利用・廃棄までの |
×c | 生産設計 | 工程設計 |
×d | エンジニアリング・アプローチ | コンカレント・エンジニアリング |
製品設計に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
×a あらゆる業界で環境配慮型製品へのシフトが進み、製品設計・開発において、材料調達から利用・廃棄までのライフサイクル全体にわたって環境負荷を抑えることは企業の責任である。 〇b 機能設計では、製品の性能を実現するために必要な機能と、その機能を実現させる具体的な構造が決定される。 ×c 工程設計では、製品設計において決定された製品品質、生産量、納期を考慮した工程表や工程図が作成され、作業方法および生産設備が決定する。 ×d 製品寿命の短期化に対応するために、製品設計と生産設計を並行して行う手法であるコンカレント・エンジニアリングを活用する。 |
a | b | c | d | |
×ア | 正 | 正 | 正 | 誤 |
×イ | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
△ウ | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
×エ | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
×オ | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
正解 | 誤 | 正 | 誤 | 誤 |
今日のまとめ

今日の論点は、もし出て当たるリターン<<<余計な知識をつい書いてショボンのリスク。そこでどうしても気になる知識だけ当日思い出せるようにメモする手法? それがファイナルペーパーです。