訊けば何でも答えるAIが、最初に淘汰するのはベテラン?ふぞろい? その答は、週2回(水・金)開催のzoomで決めていきます。思い立ったら参加・見学大歓迎です。

ただし試験合格を憧れにするのはやめましょう。合格が目的化した間抜けはあっち行けです。

D運営

【生産管理②】日程+調達計画38マーク / 出題領域指定方式 / ニチ子と重代

Q
視聴率をコツコツ積み上げながらも、東大阪のネジ工場ドラマはやはり地味。高スコアを出さない地味配点で、勉強してもしなくても猫60点とされる事例Ⅲの人気はひたすら低調?
A

こらこら、そんなお間抜けお受験サークル的な寝言をほざくから、猫の様に逆毛を立てて作問係がお怒りに。昨年Ⅳがボーナス点なら、今年はⅢに超高配点と読むのがスジです。

超絶知識一切不要? マシマシ与件時代のⅢは超イージー
「事例Ⅲ」を苦手化、59点以下になる理由のトップは「何を訊かれたか不明」であり、「1次」過去問を使って訊かれる知識を整理しておけば、目を瞑って60点に。隣のゆとりが油断する隙に70、80の超ボーナスの目もあります。

(予測)R5Ⅲでは、「よくわかってない答案」がCD評価へ
①よくわかってない=訊かれてもいない知識乱打のベテ、②支離滅裂なキーワード列挙のふぞが代表で、③ニチ子・重代→論点をくだらなく覚えた根拠コピペがA評価に。(100字)

「予測」とは控えめ表現で、おベテ=知識の整理整頓がデタラメで、文章に躾の欠片もない。当シリーズ独自の論点タテ解きで、ベテと一生サヨナラ可能な。

「運営」過去5年全噓つき4択を正解訂正済

※「事例Ⅲ」が苦手でも60点近くもらえたのは昨年までで、競争の質が上がるといよいよⅢでも点差をつけてくる。そこで「この設問はどの論点?」を浮かべるのに最適な順に、過去問5年分を並べ替えました。

日程計画

テキストで既習のはずなのに、似て非なる所が聞かれて苦手化しやすい日程計画。ここのサイト主に騙されたと思って、一度以下の順で解いてみます。

【覚え方】ジョブショップ・PERTは個別生産、フローショップは連続生産
H30第7問 ジョブショップ(個別生産) Bランク
1 台の工作機械で 2 種類の製品A、Bを加工している職場における基準日程計画について考える。計画作成上の前提条件は以下に示すとおりである。
<計画作成上の前提条件>
・製品Aのロットサイズは 40 個で、加工時間は 0.5 時間/個である。
・製品Bのロットサイズは 60 個で、加工時間は 1.0 時間/個である。
・ 1 期当たりの製造可能時間の上限は 60 時間である。
・ロット分割はできない。
・各製品の生産は 1 期しか前倒しができない。
この条件の下で、 1 期から 6 期までの予測需要量と 1 期目の期首在庫量から、生産能力を考慮しない場合の製品A、Bそれぞれの各期の生産量と必要生産時間を求めた。このときの期別の必要生産時間を下図に示す。
各製品の生産が 1 期前倒しできることを考慮して、実行可能となる基準日程計画を作成した。このときの 1 期から 6 期までの製品Bの必要生産時間として、最も適切なものはどれか。
図解でドン。○イ一択です。
R1第15問 ジョブショップ Bランク
生産所要hが稼働hを超えているので、〇ア外注します。また、計算しなくてもイウエは×です。
×→○
○ア一部作業の外注化を行う。
×イ次期の仕事を前倒しして行う。一部を翌期分納にできないか検討
×ウ終業時刻を早めて小集団活動を行う。小集団活動を延期して残業を検討
×エ特別な施策は必要ない。←欠品してそのまま失注リスク
ある工程における製品Aの1 個当たりの標準作業時間は0.3 時間で、適合品率は90 %である。この工程を担当する作業者は5 人で、1 人1 日当たりの実働時間は6時間、稼働率は90 %である。今期、残り10 日間に適合品を900 個生産しなければならないことが分かっている。
この場合にとるべき施策として、最も適切なものはどれか。
〇ア 一部作業の外注化を行う。
×イ 次期の仕事を前倒しして行う。
×ウ 終業時刻を早めて小集団活動を行う。
×エ 特別な施策は必要ない。
R3第11問 ジョブショップ Dランク
同じジョブショップですが、今度は棒グラフ(ガントチャート)で試行錯誤すると、最短で18hに。
2 機械ジョブショップにおいて、各ジョブの作業時間と作業順序が下表に与えられている。各ジョブのジョブ投入順序をLPT(最長作業時間)ルールで決定したとき、総所要時間の値として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〇ア 18
×イ 19
×ウ 20
×エ 21
×オ 22
H30第6問 PERT Cランク
×→○
×ア2本1本
×イ8日9日
×ウ作業F作業C
下表に示される作業A〜Fで構成されるプロジェクトについて、PERT を用いて日程管理をすることに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア このプロジェクトのアローダイアグラムを作成するためには、ダミーが1 本必要である。
×イ このプロジェクトの所要日数は9 日である。
×ウ このプロジェクトの所要日数を1 日縮めるためには、作業Cを1 日短縮すればよい。
○エ 作業Eを最も早く始められるのは6 日後である。
当問はPERT図が複雑で、本番中で正確に描くのは難。復習で描ければOK。
R2第11問 PERT Cランク

計算問題を得意にするコツは、古い年度から順に論点タテ解き。H28第10問→R2第11問は類題です。

下表は、あるプロジェクト業務を行う際の各作業の要件を示している。CPM(Critical Path Method)を適用して、最短プロジェクト遂行期間となる条件を達成したときの最小費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。
当問はPERT(日程)×コストダウンの2論点コンボ。やや難ですが当てたい問題です。
R3第10問 PERT Bランク
ジョブショップの設問を、PERTを使って解きます。
あるジョブは7 つの作業工程A~Gで構成されている。各作業工程の作業時間と作業工程間の先行関係が下表に示されるとき、このジョブの最短完了時間の値として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
R4第7問 PERT Bランク
表からPERTを描くと、A→F→Gがクリティカルパスと分かるA,F,Gのうち費用最小のAを1h時短するので正解〇イ20万円に。PERTの作問としては易しい方です。
下表は、あるプロジェクト業務を構成する各作業の要件を示している。CPM(Critical Path Method)を適用して、現状のプロジェクト完了までの最短時間を明らかにした上で、その最短時間を1 時間短くするために必要な最小費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。
×ア 10
〇イ 20
×ウ 30
×エ 40
×オ 50
H30第4問 フローショップ(連続生産) Cランク
×→○
×イ14h18h
×ウ納期遅れはなくなるCの納期が1日遅れる
×エ納期遅れはなくなるBの納期が1日遅れる
ある職場では 3 種類の製品A、B、Cを製造している。この職場の作業条件は以下に示すとおりである。
<作業条件>
・各製品は第 1 工程と第 2 工程で同じ順序で加工される。
・各工程では一度加工が始まったら、その製品が完成するまで同じ製品を加工する。
・工程間の運搬時間は 0 とする。
・各製品の各工程における作業時間と納期は下表に示される。
また、第 1 工程において製品をA、B、Cの順に投入した場合のガントチャートは下図のように示され、総所要時間は 18 時間となる。
この職場に製品がA、C、Bの順で到着した場合の、第 1 工程における投入順序決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア  3 つの製品を SPT 順に投入すると、総所要時間は 15 時間である。
×イ  3 つの製品を到着順に投入すると、総所要時間は 18時間である。
×ウ  3 つの製品を到着順に投すると、Cの納期が1日遅れる
×エ  3 つの製品を納期順に投入すると、Bの納期が1日遅れる
パズル問題なので、簿記同様に計算練習で覚えます。
R1第9問 フローショップ Aランク
2 工程のフローショップにおけるジョブの投入順序を考える。各ジョブ各工程の加工時間が下表のように与えられたとき、生産を開始して全てのジョブの加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア J1 → J2 → J3
×イ J1 → J3 → J2
×ウ J2 → J1 → J3
○エ J3 → J2 → J1
R4第8問 フローショップ Dランク
フローショップは総当たりで解くことが多くなるため、時間がないときは鉛筆コロコロで。
製品A~Dの2 つの工程の加工時間が下表のように与えられたとき、2 工程のフローショップにおける製品の投入順序を検討する。
生産を開始して全ての製品の加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序で投入した場合、メイクスパンに含まれる第1 工程と第2 工程の非稼働時間の合計値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 2
×イ 3
×ウ 4
〇エ 5
×オ 6
R2第12問 線形計画法 Dランク
当問はR4Ⅳ第2問(2)で問われた線形計画法(2条件セールスミックス)ですが、更に一ひねりした難問です。解き方として、複雑すぎる×エを後回しにしてアイウの改善(破線青・赤・緑)をするとマルA・B・Cの組み合わせでx、yを作ることができ、一番儲かるのがB→○イです。
ある工場では、3 台の機械を用いて2 種類の製品X、Yの生産が可能である。下表には、製品を1 単位生産するのに必要な各機械の工数と製品を1 単位生産して得られる単位利益、および現状で使用可能な各機械の工数が示されている。また、下図は、下表に示した各機械における使用可能工数の制約を図示したものである。
総利益が最も高くなる方策として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 機械Aの使用可能工数を現状から4 引き上げて6 とする。
○イ 機械Bの使用可能工数を現状から4 引き上げて12 とする。
×ウ 機械Cの使用可能工数を現状から4 引き上げて16 とする。
×エ 機械Bの使用可能工数を現状から2 引き上げて10、機械Cの使用可能工数を現状から2 引き上げて14 とする。

調達計画

さらに以下27マークは、需要予測・部品表・経済的発注量・発注方式・現品管理・小売店在庫管理の6論点。1論点あたり5年で4.5マーク出るから、古い年から解き直して教科書替代わりな。

H30第12問 需要予測 Bランク
ある見込生産型工場における需要予測において、従来と比較して、過去の実績需要量の中でも現在に近いものほど次月の需要量に大きく影響することが分かってきた。予測精度を向上させる試みに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
×a 移動平均法においては、対象範囲を3 カ月から5 カ月に変更する。
○b 移動平均法においては、対象範囲を5 カ月から3 カ月に変更する。
○c 指数平滑法においては、平滑化定数を0.3 から0.5 に変更する。
×d 指数平滑法においては、平滑化定数を0.5 から0.3 に変更する。
当問は計算問題風でも、単なる知識問題。解説はリンク先で。
abcd
×ア×
×イ××
○ウ
×エ×
R1第8問 需要予測 Bランク
×→○
×イ過去最近
×ウ短期長期
×エ長期短期
需要予測に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 過去の観測値から将来の需要量を予測するために移動平均法を利用した。
×イ 最近の観測値ほど重みを指数的に増加させるために指数平滑法を利用した。
×ウ 工場の新設に当たっての設備能力を決定するために長期予測を利用した。
×エ 次週の生産計画を立案するために短期予測を利用した。
×ウエの単純あべこべは、見破りやすいパターンです。
R2第9問 需要予測 Eランク
×→○
×ア回帰直線重回帰分析(難)
需要量の予測に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
×ア 季節変動を説明するモデルには重回帰分析を利用する方法がある。
〇イ 景気変動などのように周期が固定されない変動は循環変動と呼ばれる。
〇ウ 傾向変動を説明するモデルにはロジスティック曲線を利用する方法がある。
〇エ 産業連関モデルでは、最終部門に生じた需要の変動が生産部門に及ぼす波及効果が表現される。
○イウはマクロ経済知識。×ア○ウは暗記不要。
R2第35問 需要予測 Cランク
×→○
×ア移動平均法が適している様々な方法が試行されている(難)
×イ当期の実績値と前期の実績値を加重平均して前期より当期の実績に重みをつけて
×エ選ぶ除く(やや難)
×オ用いることができない有効になる
注目は選択肢×エの重回帰分析。H29第34問エと同じ知識を問い、大事な所は繰り返し出題するルールの好例です。
需要予測に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア これから発売する新商品の需要の予測を行う場合には、様々な方法が試行されている
×イ 指数平滑法を用いた需要予測は、前期より当期の実績に重みをつけて、次期の予測値を算出するものである。
○ウ 重回帰分析による需要予測では、適切な変数を選択すれば、需要に影響を与える各変数の影響を回帰係数として推定できる。
×エ 重回帰分析を行うに当たって説明変数を選定する際には、各説明変数の間に高い相関が認められるものを除く方が良い。
×オ 直前の需要の変化に対応した予測を行う場合には、指数平滑法を有効になる
R3第8問 需要予測 Bランク
×→○
×アしないする
×イ増加する
×エどは独立にを参考に
×アイは簡単。×エの指数平滑法の説明はやや難。
需要量の時系列データを用いる需要予測法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 移動平均法の予測精度は、個々の予測値の計算に用いるデータ数に依存する。
×イ 移動平均法では、期が進むにつれて個々の予測値の計算に用いるデータ数がするする。
○ウ 指数平滑法では、過去の需要量にさかのぼるにつれて重みが指数的に減少する。
×エ 指数平滑法では、過去の予測誤差を参考に将来の需要量が予測される。
H30第13問 部品表 Bランク
×→○
×ア独立に照合して
×イ
×ウ長く短く
どんどん覚える。
資材の発注に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア MRP では、発注量と発注時期を生産計画と照合して決定できる。
×イ 定期発注方式における発注量は、(発注間隔+調達期間)中の需要推定量-発注残-手持在庫量安全在庫量で求められる。
×ウ 発注間隔を短くすることにより、きめの細かい在庫管理ができ在庫量が減少する。
○エ 発注点は、調達期間中の払出量の大きさと不確実性を考慮して決定される。
R1第7問 部品表 Aランク
親1個あたり×→○
×ア 部品c121224
×イ 部品d483696
○ウ 部品e3264
×エ 部品f86016

「1次」部品表は、筆算で解ける簡単計算。そこでR1第7問(Aランク)⇔H28第9問(Dランク)の違いを調べます。

上図は、最終製品Aの部品構成表であり、( )内は親1 個に対して必要な部品の個数である。製品Aを2 個生産するとき、必要部品数量に関する記述として、最も適切なものを上記の解答群から選べ。
樹形図上で、落ち着いて計算。
R3第9問 部品表 Aランク
たまに難問やひっかけがある部品表としては、簡単な計算問題です。
最終製品Zの部品構成表が下図に与えられている。( )内の数は親1 個に対して必要な子部品の個数を示している。製品Zを10 個生産するのに必要な部品Aの数量の範囲として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 100 未満
×イ 100 以上200 未満
×ウ 200 以上800 未満
○エ 800 以上
R4第6問 部品表 Cランク
×→〇
×ア従属需要品目独立需要品目
×イタイムバケット調達リードタイム
×ウ独立需要品目従属需要品目
×エ購買部門が調達する資材と部品各部品を生産するのに必要な子部品の種類と数量
×アウは独立⇔従属需要があべこべなので上図参照。×エはJIS定義そのままですが、暗記不要です。
資材所要量計画に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 独立需要品目とは、資材調達先企業からの要望に従い、生産する時期と数量が決定される品目のことである。
×イ 調達リードタイムとは、外部企業からの資材の調達にかかる所要時間のことである。
×ウ 従属需要品目とは、営業部門とは無関係に、生産部門や資材調達部門が独自の需要予測に基づいて、生産する時期と必要量を決定する品目のことである。
×エ 部品構成表とは、各部品を生産するのに必要な子部品の種類と数量をリスト化した表のことである。
〇オ 部品展開とは、計画期間内に生産する最終製品の種類と数量が決まったとき、それらを生産するのに必要な構成部品の種類とその数量を求めることである。
H30第17問 経済的発注量 (1)(2)Bランク
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
ある製品についての毎期の需要が下表のように予測されている。製品の発注費が1 回当たり4,000 円、保管費が1 個1 期当たり20 円のもとで、発注費と保管費の総和である総費用を最小化する最適発注計画を考えたい。ただし、製品は、期首に発注し即時に納入される。従って、最適発注計画では、発注は期首在庫量が0 である期に限られ、発注量はその後の需要量の何期分かになる。また、保管費は、当期に納入された製品の中で、翌期以降に持ち越した量にだけ発生するものとする。
(設問1 )
発注計画を各期首に発注された製品量の組によって表すとき、発注計画(260,0,0)の総費用として、最も適切なものはどれか。
○ア 10,000 円
×イ 10,400 円
×ウ 11,600 円
×エ 12,000 円
表を描き、手計算します。
(設問2)
予測されている需要量のもとで最適発注を行ったときの総費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、下表は計算過程の一部を示したものである。
×ア   7,400 円
×イ   8,000 円
○ウ   9,200 円
×エ 10,000 円
(設問1)で3期分をまとめ買いしたら10,000円だったので、2回に分割すれば○ウ9,200円に下がるだろう(そして発注費2回分=8,000円なので×アイはないだろう)。試験上はその程度で済ませます。
R1第10問 経済的発注量 Bランク
経済的発注量Q を表す数式として、最も適切なものはどれか。ただし、d を1期当たりの推定所要量、c を1 回当たりの発注費、h を1 個1 期当たりの保管費とする。
正解:エ テキスト掲載の理論通りです。
R2第10問 経済的発注量 Bランク
トレードオフ(二律背反)な最小費用を計算させる経済的発注量(EOQ)は、イケカコ馬鹿が泣いて喜ぶH25「Ⅳ」(悪問)で応用出題済。「生産」ではその変形がちょくちょく出ます。
下表に示す7 日間の需要量(個)に対する生産計画を考える。製品を生産する日には、生産に先立ち段取りが必要で、1 回当たり段取り費3,000 円が発生する。また、生産した製品は当日以降の需要に充当することが可能であり、当日の場合は在庫保管費は発生しないが、翌日以降に繰り越す場合は、繰越在庫量に比例して、1 個1 日当たり10 円の在庫保管費が発生する。
生産計画の案0 は1 日目に7 日間の総需要量900 個を生産する計画で、総費用(段取り費と在庫保管費の合計)は31,300 円になる。
案1 ~ 4 は総需要量900 個を複数回に分けて生産する計画である。これらの中で総費用を最小にする案として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
R2第13問 発注方式 Aランク
×→○
×イ定期的定量的
×ウ21
×エ発注点方式定期発注方式
発注方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〇ア あらかじめ定めた一定量を発注する方式は定量発注方式と呼ばれる。
×イ 定量的に発注する方式は適用が容易であり、ABC 分析におけるC品目でよく用いられる。
×ウ 毎回の発注量を1 ロット(ビン)ずつに固定する発注方式はダブルビン方式と呼ばれる。
×エ 毎月第1 月曜日に発注するなど発注する時点が固定される発注方式は定期発注方式と呼ばれる。
テキスト知識。
R3第12問 発注方式 Cランク
×→○
×ア2倍1倍
×イ調達期間中の平均的な払い出し量〃 +安全在庫
×エ定期定量
細かく直して、暗記代わりに。
発注方式における発注点あるいは発注量の決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア ダブルビン方式における発注量として、発注点の1倍を用いた。
×イ 定量発注方式における発注点として、調達期間中の平均的な払い出し量+安全在庫を用いた。
○ウ 定量発注方式における発注量として、経済発注量を用いた。
×エ 定量発注方式における発注量として、(発注間隔+調達期間)中の需要量の推定値に安全在庫を加えた量を用いた。
R4第10問 発注方式 Aランク
×→〇
×イ累積入荷数量
累積出荷数量
発注コスト
在庫コスト
×ウダブルビン定期発注
×エ前後
納入日

品目や数量
×オ発注点発注日
発注方式における発注点あるいは発注量の決定に関する記述として、最も適切な
ものはどれか。
〇ア 安全在庫は欠品を起こさないために決めるものであるが、保有在庫は安全在庫として決めた量を下回ることがある。
×イ 経済的発注量は、発注コストと在庫コストに基づいて決まる。
×ウ 定期発注方式の発注量は、納入リードタイムを考慮して、その都度、決める。
×エ 内示とは、発注品目や数量を提示することである。
×オ 発注日とは、発注をする時点を示し、通常、日付のことである。
H30第14問 現品管理 Cランク
×→○
○ア統制(現品管理)
○イ統制(現品管理)
○ウ統制(現品管理)
×エ調達計画
1問だけ見ると意味不明で後回しに。H29第11問とセットで解くと納得です。
JIS で定義される現品管理の活動として、最も不適切なものはどれか
○ア 受け入れ外注品の品質と数量の把握
○イ 仕掛品の適正な保管位置や保管方法の設定
○ウ 製品の適正な運搬荷姿や運搬方法の検討
×エ 利用資材の発注方式の見直し
R2第2問 現品管理 Cランク
ある工場では、下図に示すように、 3 つの配送センターを経由して 6 つの店舗に製品を配送している。工場、配送センター、店舗の上の数値は、それぞれの拠点にある現時点の在庫量を示し、矢印の上の数値は現時点における配送中の製品量を示している。
配送センターBの現時点におけるエシェロン在庫量として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア  45
×イ  75
〇ウ 170
×エ 265
×オ 390
エシュロン在庫といっても難しくなく、自社(工場)から見た川下にある全在庫量のことです。
R3第13問 現品管理 Eランク
※物流上の物品管理の紹介リンクです
×→○
c運搬生産
d発注方式在庫把握方式
やや難で、現品管理=どこに・何が・どれ位あるか?c・dを少し直しておきます。
現品管理の活動に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○a 原材料の品質を保持するため、置き場の環境改善を徹底した。
○b 仕掛品量の適正かつ迅速な把握のため、RFID を導入した。
×c 仕掛在庫を減らすため、生産ロットサイズを小さくした。
×d 在庫量の適正化を図るため、在庫把握方式の変更を検討した。
abcd
○ア
×イ
×ウ
×エ
×オ
R4第12問 現品管理 Bランク
×ア 顧客へのサービス率は聞き慣れませんが、欠品率の逆を指します。
×→〇
×ア1ー返品率1ー欠品率
×イ標準在庫量
使用実績量
使用実績量
平均在庫量
×エ期間平均期間
×オ発注残発注の繰越量
×オでは、発注残の定義を示すのは当たり前すぎるので、選択肢の記述に合う主語を探してみました。
在庫管理に関する用語の記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 顧客へのサービス率は、( 1 -欠品率)によって求められる。
×イ 在庫回転率とは、使用実績量平均在庫量で除したものである。
〇ウ 在庫引当とは、注文に対して在庫残高から注文量を割り当てて引き落とすことである。
×エ 棚卸資産回転期間とは、棚卸を行った時点で保有している製品を在庫している平均期間のことである。
×オ 発注の繰越量とは、発注の平準化のために、次の期に発注するために残している予定発注量のことである。
R3第14問 現品管理(流動数分析) Dランク
×→○
×a累積量経過時間
×b経過時間 累積量
×a・bの下線部2つがあべこべ。
流動数分析に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×a 流動数図表では、横軸は経過時間である。
×b 流動数図表では、縦軸は累積量である。
○c 累積流入量は常に累積流出量以上である。
○d 流動数分析は見込生産と受注生産のいずれでも使える。
abcd
×ア
×イ
×ウ
○エ
×オ
R4第14問 現品管理(流動数分析) Bランク
×→〇
×ア倉庫に補充倉庫から出荷
×ウ倉庫に補充された量倉庫における在庫量
×エ倉庫から出荷された量倉庫における在庫量
×オ水平垂直
図を読むだけの基礎知識ですが、よく問われます。
ある倉庫では、ある製品の入出庫管理が先入先出法で行われている。その製品の在庫状況を把握するために行った流動数分析の結果を下図に示す。この図から読み取ることができる記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア Aが示す区間の値は、時点aにおける在庫量が倉庫から出荷されるまでの期間である。
〇イ Aが示す区間の値は、時点aに入庫した製品の倉庫における滞留期間である。
×ウ Bが示す区間の値は、時点bにおいて製品が倉庫における在庫量である。
×エ Bが示す区間の値は、時点bにおける製品が倉庫における在庫量である。
×オ インプット累積線とアウトプット累積線における垂直方向の間隔が広いほど、倉庫内の在庫が多い。
H30第31問 小売店在庫管理 Bランク
×→○
×アあらかじめ決められた一定の値欠品許容率で定めた値(難)
×イ引き下げ引き上げ
×エ長く短く
×オ平均在庫サイクル在庫
在庫・発注は「Ⅲ」で出るので、面倒でも覚えます。
小売店舗における在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 安全在庫を算出するときに用いる安全係数は、欠品許容率で定めた値であり、意図的に決める値ではない。
×イ 欠品を少なくする方法は、フェイス数の増加や安全在庫の引き上げである。
○ウ サイクル在庫は、発注1 回当たりの発注量を多くし発注頻度を引き下げると増加する。
×エ 定量発注方式を採用しているときに過剰在庫を抑制する方法は、納品リードタイムをできるだけ短くすることである。
×オ 適正な在庫量を表す理論在庫は、サイクル在庫と安全在庫の合計で算出する。
R1第33問 小売店在庫管理 Cランク
×→○
×イ需要予測量需要予測量+安全在庫量
×ウ低く高く
×エ1日0日
×オ常に一定(引当量を無視すれば)常に一定
最寄品を主に取り扱う小売店舗における在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 定期発注方式を採用した場合、安全在庫を計算する際に考慮する需要変動の期間は、調達期間と発注間隔の合計期間である。
×イ 定期発注方式を採用した場合、需要予測量+安全在庫量から有効在庫を差し引いた値が発注量になる。
×ウ 定量発注方式を採用した場合、調達期間が長いほど発注点を高く設定した方が、欠品は発生しにくい。
×エ 定量発注方式を採用した場合の安全在庫は、調達期間が0日であれば、常に0になる。
×オ 発注点を下回ったときの有効在庫と補充点との差の数量を発注するように運用すれば、補充直後の在庫量は(引当量を無視すれば)常に一定になる。
同じ論点が問われる「生産」は、形容詞でどうボケてくるかに注目。
R2第34問 小売店在庫管理 Aランク
×→○
×ア2倍必要変わらない
×イ減少増加
×エ安全在庫に一致安全在庫+サイクル在庫
×オ短く長く
一通り覚えたら、テキストに戻って体系化します。
最寄品を主に取り扱う小売店舗における在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア ある商品の最大在庫量を2 倍にした場合、販売量を一定とすると、安全在庫量も変わらない
×イ 前日の販売量を発注量として毎日発注する商品の販売量が減少した場合、当該商品の在庫量は増加する。
〇ウ 定期発注方式を採用した場合、販売量を一定とすると、1 回当たりの発注量は発注間隔を短くするほど少なくなる。
×エ 定量発注方式を採用した場合、適正な在庫量を表す理論在庫は安全在庫+サイクル在庫に一致する。
×オ 定量発注方式を採用した場合、販売量の減少が続くときに発注点を変更しなければ、発注間隔は長くなる。
R3第32問 小売店在庫管理 Dランク
×→〇
×イ半分2倍
×ウ少なく多く
×エ定量定期
×オ販売量の増減にかかわらず一定になる残る有効在庫の量に応じて変動する
×オが意地悪選択肢に。×イもやや難ですがこちらは落とせるので、アオの2択でOK。
最寄品を主に取り扱う小売店舗における在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〇ア  1 回当たりの発注量が一定の場合、サイクル在庫は一定になる。
×イ 欠品を防止するために設定する安全在庫量は、需要量の標準偏差が 2 倍になると2倍になる。
×ウ 定期発注方式を採用した場合、販売量を一定とすると、 1 回当たりの発注量は発注から納品までの調達期間が長くなるほど多くなる。
×エ 定期発注方式を採用した場合、発注量の決定には発注間隔があらかじめ決定されている必要がある。
×オ 発注点と補充点を設定して発注する方式を採用した場合、 1 回当たりの発注量は残る有効在庫の量に応じて変動する。
R4第31問 小売店在庫管理 Cランク
ABC
×ア定期発注方式調達期間手持在庫量
×イ定期発注方式調達期間と発注間隔の合計期間手持在庫量
〇ウ定期発注方式調達期間と発注間隔の合計期間有効在庫量
×エ定量発注方式調達期間有効在庫量
×オ定量発注方式調達期間と発注間隔の合計期間手持在庫量
有効在庫⇔手持在庫の違いは上図に示します。
小売店舗における在庫管理に関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ある商品について、当該店舗の発注担当者は在庫量を毎日確認し、需要予測に基づいて必要と見込まれる数量を毎日発注している。ここで行われている発注方法を一般的に【A】 という。
適正在庫を維持するためには、発注量を決めるための需要予測量を計算する期間を【B】にする必要がある。また、毎日計算する発注量は、需要予測量と安全在庫の合計数量から発注時の【C】 を減算して求める必要がある。

今日のまとめ

Q
ねぇ、この38マークを騙されてホントに解いたけど、これらの知識がそのままⅢで問われることはない。ではなぜ高得点系ストは、Ⅲを苦にせず楽々解くの?
A

ベテ有利は意地でも避けたいイマのⅢでは、マス目に使う根拠は与件に書いてある。そこで「運営」5年分を論点別に集めて解くと、「事例で何が訊かれたか」を浮かべやすいため。

さらに過去問5年の法則をフル発動。各論点年1マークずつキレイに出るから、10年分やるより思い出しやすいだろ?

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