R6が「Ⅳ」だけ超ボーナスで、「Ⅰ~Ⅲ」の点差をつけない団子レースに。つまり「これまでの全てのノウハウ」が一旦無効化、白紙にされた前提で、今年の「2次」開幕を迎えます。

①今年の試験もノウハウ無双?
過去の解答フレームやパターンを信じて疑わないキ○ト。従来の受験テクニックに自信満々の模様。
②えっ、想定外の低スコア…!?
覚えたキーワードやフレーズでは高得点が取れず、想定と大きくズレた点数に動揺。従来のノウハウが通用しない現実に直面。
③訊かれたことに答えてる?
試験の本質に気づいたア○ナが「出題意図に沿って答える」ことが最重要と言う。
④主人公だけいい思いしてんじゃねーよ! 最後に役立つチーム力
R6では個人の暗記スキルより、題意を捉え構造的に答える“問題解決力”が重視され、「その場で考えた人たち」を合格させた。
同友館が再現答案×キーワード×ノウハウを流布した思惑通り、答案9,000枚が多数派同質化し、「事例Ⅰ~Ⅲ」ではまったく点差がつかなくなった。
そこで今年試験委員が「どう揺さぶりを掛けるか」をAIで捉え、そこをスタートラインにするのが今年の解き方です。
昨年の合格情報が1年でこれだけ無効にされる国家試験も珍しい。以下4点のうち、①③は今年業界初登場の最新です。

― 暗記から状況対応力へ ―
過去問や模範解答の表現を覚える学習ではなく、与件文と設問の関係をその場で的確に解釈し、柔軟に対応する力が評価される。
「思考停止の再現」ではなく、「その場での読み替え・捉え直し」が合否を分ける。
― 設問を構造で読み解く ―
設問文は「何について(レイヤー)」と「どのように答えるか(解答要求)」の2軸で構成される。
この構造を明示的に分解して捉えることが、設問の本質理解と的確な答案構成に直結する。
― 設問を超えて事例を統合的に捉える ―
設問単体で対応するのではなく、事例企業が直面する経営課題全体を把握し、その視座から各設問を再構成する。
これにより、各解答に戦略的一貫性と多面的な論点の接続性が生まれ、答案の深みが増す。
― 書きながら考えない。構文で表現を自動化する ―
「考えてから書く」ためには、論理構造の骨格を構文として保持し、内容をそこに当てはめる手順になる。
これにより思考は思考、記述は記述として明確に分離され、答案の再現性・正確性が大きく高まる。
これまで見たこともないクエストに挑む時、せめて地図は持っておきたい。過去13年分の設問リストと、新旧の知識マップをどうぞ。
受験技術が発達し、大数の法則が働いて必ず8割落ちる試験では、答案を書く構文も年々進化する。最新R6試験を反映した構文集を用意しました。
近年の与件根拠マシマシ化以前は、ある程度事前知識のストックが必要でした。TACベースのレイヤーにTBCブロックシート知識をプロットしたチャートです。
事例Ⅰ~Ⅳで使う知識の論点チャートに、対応する直近「1次」過去問の設問No.をプロットしました。PPTをDLして、自在に作り変えてお使いください。
AI時代は新たな事例対策が次々飛び出す。以下にジャンル別の最新5本を表示するので、時々チェックを。
試験の競争As-Is
目指す答案To-Be
チームで学習To-Do