①Ⅳ作問の簿記シフトが当面続くと簿記2級有利とはいえ、②手を動かして仕訳を覚えて電卓を打つ簿記に対し、③エクセルで試行錯誤するファイナンスから入ると全く違う視点でⅣを解ける。(100字)
念願の試験合格のため、一度思い込んだら電卓パチパチ試練の道を? そうでなく、主催側のⅣ作問はあったり前にエクセル使用です。

直近5年全41マーク一挙掲載 ~第4問企業価値+ポエム対策
※Ⅳの第4問は計算問題なら企業価値、ポエムならファイナンスか企業会計原則になる。そこで企業価値から入るとWACCが必要で、そのために資本構成(MM理論)やリスクリターンと、ファイナンス知識が芋づる式にツナがります。
1⃣企業財務論
WACC(企業価値+伝説の超良問)

以下のデータからA社の加重平均資本コストを計算した場合、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
有利子負債額:4億円 株式時価総額:8億円 負債利子率:4% 法人税率:40% A社のベータ(β)値:1.5 安全利子率:3% 市場ポートフォリオの期待収益率:8%。 |
×ア 5.8% ×イ 6.7% ○ウ 7.8% ×エ 8.3% |

以下の資料に基づき計算した加重平均資本コストとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、負債は社債のみで構成され、その時価は簿価と等しいものとする。 |
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×ア 6.16 % ×イ 7.68 % ○ウ 8.32 % ×エ 8.80 % |
(設問1) | A | B |
○ア | 加重平均資本コスト | DCF |
×イ | 加重平均資本コスト | IRR |
×ウ | 自己資本コスト | DCF |
×エ | 自己資本コスト | IRR |
(設問2) | C | D | E |
×ア | ファンダメンタル | EPS | BPS |
×イ | ファンダメンタル | PER | PER |
×ウ | マルチプル | EPS | BPS |
○エ | マルチプル | PER | PER |
企業価値評価に関する以下の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 |
企業価値評価の代表的な方法には、将来のフリー・キャッシュフローを【A】で割り引いた現在価値(事業価値)をベースに企業価値を算出する方法である 【 B】 法や、会計利益を割り引いた現在価値をベースとして算出する収益還元法がある。 これらとは異なるアプローチとして、類似の企業の評価尺度を利用して評価対象企業を相対的に評価する方法がある。利用される評価尺度は 【 C】 と総称され、例としては株価と1 株当たり純利益の相対的な比率を示す 【 D】 や、株価と1 株当たり純資産の相対的な比率を示す【 E】 がある。 |
(設問1 ) 文中の空欄AとBに入る語句および略語の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。 |
(設問2 ) 文中の空欄C~Eに入る語句および略語の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。 |

D社の次期(第2 期)末の予想配当は1 株44 円である。その後、次々期(第3 期)末まで1 年間の配当成長率は10 %、それ以降の配当成長率は2 %で一定とする。なお、自己資本コストは10 %である。 当期(第1 期)末の理論株価として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 540 円 ○イ 590 円 ×ウ 645 円 ×エ 649 円 |


以下の資料に基づき計算したサステナブル成長率(内部留保のみを事業に投資した場合の純資産の成長率)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
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×ア 2 % ×イ 3 % ×ウ 8 % 〇エ 12 % |
× | →〇 | |
×ア | 高く | 低く |
企業価値評価における割引超過利益モデルに関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
ア クリーン・サープラス関係が成り立つ場合、配当性向が高いほど株式価値は低くなる。 〇イ クリーン・サープラス関係が成り立つ場合、配当割引モデルから割引超過利益モデルを導出することができる。 〇ウ 将来の配当がゼロの場合でも株式価値を求めることができる。 〇エ 毎期の予想利益が、自己資本に自己資本コストを乗じた額を上回るならば、株式価値は当期自己資本簿価を上回る。 |
資金調達
× | →〇 | |
×ア | 間接金融 | 直接金融 |
×イ | 売上高 | 企業価値 |
×ウ | されない | される |
資金調達に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 企業が証券会社や証券市場を介して、投資家に株式や債券を購入してもらうことで資金を集める仕組みを間接金融と呼ぶ。 ×イ 資金調達における目的は、売上高の極大化である。 ×ウ 資産の証券化は、資金調達手段として分類されない。 ○エ 利益の内部留保や減価償却による資金調達を内部金融と呼ぶ。 |
× | →○ | |
×ア | 直接金融に分類 | 資金調達の効果はない |
×ウ | 間接 | 直接 |
×エ | 負債に計上されるので間接金融 | 負債・純資産の区分にかかわらず直接金融 |
資金調達の形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 株式分割は直接金融に分類される。 ○イ 減価償却は内部金融に分類される。 ×ウ 増資により発行した株式を、銀行が取得した場合は間接金融となる。 ×エ 転換社債は、株式に転換されるまでは負債に計上されるので間接金融である。 |
× | →○ | |
×ア | 純資産が減少する 下落 | 1株当たり純利益が増加 上昇 |
×イ | しなければならない | する定めはない |
×ウ | 自己資本 | 株式の取得価額 |
株主還元に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 自社株買いを行うと当該企業の純資産が減少するため、売買手数料をゼロとすれば株価は下落する。 ×イ 自社株買いを行った場合、取得した株式は一定期間のうちに消却しなければならない。 ×ウ 配当額を自己資本で除した比率を配当利回りという。 ○エ 有利な投資機会がない場合には、余裕資金を配当などで株主に還元することが合理的である。 |
× | →○ | |
×ア | 1 株当たり配当金額を一定にする政策 | 配当性向を一定にする政策 |
×エ | 配当性向を一定にする政策 | 1 株当たり配当金額を一定にする政策 |
×ウ | 変わらない | y=ax-bの関係になる |
配当政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、他の条件は一 定とする。 |
×ア 1 株当たり配当金額を一定にする政策では、当期の利益額にかかわらず配当性向は変わらない。 ○イ 自己資本配当率(配当額÷期首自己資本)を一定にする政策では、当期の利益額にかかわらず1 株当たり配当金額は変わらない。 ×ウ 当期の利益額のうち投資に必要な支出分を留保し、残余を配当する政策では、当期の利益額にかかわらず配当性向は変わらない。 ×エ 配当性向を一定にする政策では、当期の利益額にかかわらず自己資本配当率(配当額÷期首自己資本)は変わらない。 |

以下の損益計算書について、下記の設問に答えよ。 |

なお、当期の総資産は1,500百万円(=有利子負債1,000百万円+株主資本500百万円)とする。また、当社ではROAを営業利益÷総資産と定義している。 |
(設問1) 営業利益は経営環境によって変動する。したがって、投下資本を一定とした場合、それに応じてROAも変動する。ROAが15%に上昇した場合、ROEは何%になるか。最も適切なものを選べ。 |
×ア 17% ○イ 21% ×ウ 35% ×エ 39% |
(設問2) ROAの変動に対してROEの変動を大きくさせる要因として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 安全余裕率 ×イ 売上高営業利益率 ○ウ 負債比率 ×エ 流動比率 |



アは×WACC→○1/PER (PERの逆数)、ウは×PER→○PBR、エは分数の意味を聞いているだけで、×小さく→○大きくです。
× | →○ | |
×イ | 売上高 | 収益 |
×ウ | 優れた ある | 劣った ない |
×エ | 非上場会社 | 上場会社 |
非上場会社の株式評価の方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 時価純資産方式では、対象会社が事業を継続することを前提とする場合、再調達時価を用いるべきである。 ×イ 収益還元方式は、将来獲得すると期待される売上高を割り引いた現在価値に基づき、株式評価を行う方法である。 ×ウ 簿価純資産方式は、客観性に優れた株式評価方式のため他の方式よりも優先して適用されるべきである。 ×エ 類似業種比準方式とは、対象会社に類似する非上場会社の過去の買収事例をベースに株式評価を行う方法である。 |
最適資本構成(MM理論)
A社は、5,000 万円の資金を必要とする新規事業を始めようとしている。この投資により毎期300 万円の営業利益を確実に得ることができ、この営業利益はフリーキャッシュフローに等しいものとする。今、5,000 万円の資金を調達するために、次の2 つの相互排他的資金調達案が提案されている。 MM 理論が成り立つものとして、下記の設問に答えよ。 |
(第1案)5,000 万円すべて株式発行により資金調達する。 (第2案 )2,500 万円は株式発行により、残額は借り入れにより資金調達する。 なお、利子率は5 %である。 |
(設問1 ) 第2案の自己資本利益率として、最も適切なものはどれか。ただし、法人税は存在しないものとする。 |
×ア 6 % ○イ 7 % ×ウ 8 % ×エ 12 % |
(設問2 ) 法人税が存在する場合、(第2 案)の企業価値は(第1 案)のそれと比べていくら差があるか、最も適切なものを選べ。ただし、法人税率は30 %とする。 |
×ア (第2 案)と(第1 案)の企業価値は同じ。 ×イ (第2 案)の方が(第1 案)より125 万円低い。 ×ウ (第2 案)の方が(第1 案)より125 万円高い。 ○エ (第2 案)の方が(第1 案)より750 万円高い。 |
× | →〇 | |
×ア | 小さくなる | 変わらない |
×イ | 左右される | 左右されない |
×ウ | 与える | 与えない |
モジリアーニとミラーの理論(MM 理論)に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、投資家は資本市場において裁定取引を円滑に行うことができ、負債にはリスクがなく、法人税は存在しないと仮定する。 |
×ア PER(株価収益率)は、無借金の方が負債で資金調達するよりも小さくなる。 ×イ 企業の最適資本構成は存在し、それによって企業価値も左右される。 ×ウ 企業の市場価値は、当該企業の期待収益率でキャッシュフローを資本化することによって得られ、資本構成に影響を与える。 ○エ 投資のための切捨率は、資金調達方法にかかわりなく、一意に決定される。 |
× | →○ | |
×ア | 生じない 低下 | 一般に割高 上昇 |
×ウ | 影響を受けない | (信用リスクにより)上昇する |
×エ | する | しない |
モジリアーニとミラーの理論(MM 理論)に基づく資本構成に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 自己資本による資金調達はコストが生じないので、負債比率が低下するほど企業価値は増加する。 ○イ 倒産リスクの高低は、最適資本構成に影響する。 ×ウ 負債比率が非常に高くなると、自己資本コストは上昇するが、負債コストは影響を受けない。 ×エ 法人税が存在する場合、負債比率の水準は企業価値に影響しない。 |
2⃣証券投資論
個別証券リスク・リターン
図 | ① | ② | |
×ア | A | システマティック・リスク | 非システマティック・リスク |
×イ | A | 非システマティック・リスク | システマティック・リスク |
×ウ | B | システマティック・リスク | 非システマティック・リスク |
○エ | B | 非システマティック・リスク | システマティック・リスク |
分散投資によるポートフォリオのリスク減少の様子を示した以下の図と、図中の①と②に当てはまる用語の組み合わせのうち、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

以下の図は、横軸にリスク、縦軸にリターンを取ったリスク・リターン平面上に、資産Aから資産Dのそれぞれのリスクとリターンをプロットしたものである。 このとき、図中にある無差別曲線を有する投資家が、保有する際に最も望ましいと考えられる資産として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

○ア A ×イ B ×ウ C ×エ D |

市場の効率性に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
○ア ウィーク型仮説とは、現在の株価は、過去の株価、取引高などを織り込んでいる結果、過去のデータから、将来の株価の変動を予測することは不可能であるとする仮説である。 ○イ 効率的市場仮説とは、情報が即座に価格に織り込まれることを通じて、市場では効率的な価格形成が達成されているとする仮説である。 ○ウ 資本市場における取引上の効率性とは、手数料、税金、制度、法律などの面で取引を円滑に実施するための取引システム全般が機能しているかどうかを意味する。 ×エ セミストロング型仮説とは、市場の効率性は限定的であるので、ファンダメンタル分析を使って超過収益獲得の機会が存在することを示す仮説である。 |
ある企業において、業績が良くなると判断される新情報が市場に流れた場合(t = 0)、投資家が合理的に行動するならば、この企業の株式の超過収益率をグラフにしたものとして、最も適切なものはどれか。 |
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2証券リスク・リターン(相関係数)

診断士がファイナンスを学ぶとき、必ず目にするのがこの図。この考え方・使い方を、毎年1マークずつちょこちょこ訊いてきます。

・Aへの投資比率をxと置く
・10x+20(1-x)=16 ※単位:%
・-10x=-4
・x=0.4
資産A、Bの収益率の期待値(リターン)と標準偏差(リスク)および相関係数が以下の表のように与えられているとき、資産A、Bを組み込んだポートフォリオの収益率が 16 %になるためには、資産Aへの投資比率を何%にしたらよいか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

×ア 20 % ×イ 30 % ○ウ 40 % ×エ 50 % |
※標準偏差、相関係数はダミー条件であり、計算に使いません。 |
A | B | C | D | |
×ア | 相関係数 | -1 | 大きく | ゼロ |
○イ | 相関係数 | +1 | 小さく | -1 |
×ウ | ベータ値 | ゼロ | 大きく | +1 |
×エ | ベータ値 | +1 | 小さく | -1 |
次の文章は、X、Yの2 資産から構成されるポートフォリオのリターンとリスクの変化について、説明したものである。空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
以下の図は、X、Yの2 資産から構成されるポートフォリオについて、投資比率をさまざまに変化させた場合のポートフォリオのリターンとリスクが描く軌跡を、2資産間の【A】 が異なる4 つの値について求めたものである。 X、Yの【A】 が【B】 のとき、ポートフォリオのリターンとリスクの軌跡は①に示されるように直線となる。【A】 が【C】 なるにつれて、②、③のようにポートフォリオのリスクをより小さくすることが可能となる。 【A】 が【D】 のとき、ポートフォリオのリスクをゼロにすることが可能となり、④のような軌跡を描く。 |

E社株とF社株の2 銘柄を用いてポートフォリオを作ることを考えている。それぞれのリターンの平均が、E社株10 %、F社株18 %のとき、ポートフォリオの期待収益率を16 %にするにはE社株の投資比率を何%にするべきか。最も適切なものを選べ。 |
×ア 16 % ○イ 25 % ×ウ 35 % ×エ 75 % |

よく見かける2証券ポートフォリオの標準偏差(リスク=横軸)を求める式はこちら。筆算では歯が立たないので(相関係数=ゼロで簡略化)、簡単に計算して答を合わせておけばOK。翌年はもっとわかりやすい作問になります。
C社では、以下の証券Yと証券Zに等額ずつ分散投資するポートフォリオで運用することを検討している。証券Yと証券Zの収益率の相関係数がゼロのとき、ポートフォリオの収益率の標準偏差として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
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ただし、√15≒3.9、√30≒5.5、√125≒11.2、√250≒15.8 である。 |
×ア 3.9 % ×イ 5.5 % ○ウ 11.2 % ×エ 15.8 % |
ポートフォリオ理論

以下の図は、すべての投資家が共通して直面する危険資産のみから構成される危険資産ポートフォリオの集合を示したものである。この図を用いた説明となる以下の文章の空欄①と②に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ |

危険資産のみから構成されるポートフォリオの集合のうち、リスク・リターンの面から望ましい組み合わせのみを選んだ曲線 AC を ① と呼ぶ。安全資産と曲線 AC 上の任意の点Dで新しいポートフォリオを作ることにした。 このとき、新たなポートフォリオのリスク・リターンの組み合わせは安全資産と点Dを結ぶ直線で示される。安全資産と曲線 AC 上の任意の点で作られる最も望ましいリスク・リターンの組み合わせを ② と呼ぶ。 |
① | ② | |
×ア | 投資機会集合 | 資本市場線 |
×イ | 投資機会集合 | 証券市場線 |
○ウ | 有効フロンティア | 資本市場線 |
×エ | 有効フロンティア | 証券市場線 |
※よく見るこの図は、3~Ⅳ証券のポートフォリオ(効率的フロンティア)です。
× | →〇 | |
×イ | 曲線 | 直線 |
×ウ | 証券市場線 | 資本市場線 |
×エ | 投資機会集合 | 効率的ポートフォリオ |
ポートフォリオに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 安全資産とはリスクのない資産であると定義される。 ×イ 安全資産と有効フロンティア上の任意の点で新しいポートフォリオを作ることにした。このとき、新たなポートフォリオのリスクとリターンの組み合わせは曲線となる。 ×ウ 安全資産と有効フロンティア上の任意の点で作られる最も望ましいリスク・リターンの組み合わせを証券市場線という。 ×エ 危険資産のみから構成されるポートフォリオの集合のうち、リスク・リターンの面から望ましい組み合わせのみを選んだ曲線を投資機会集合という。 |
A | B | C | D | |
×ア | 資本市場線 | 効率的ポートフォリオ | 市場ポートフォリオ | 証券市場線 |
○イ | 資本市場線 | 市場ポートフォリオ | 効率的ポートフォリオ | 証券市場線 |
×ウ | 証券市場線 | 効率的ポートフォリオ | 市場ポートフォリオ | 資本市場線 |
×エ | 証券市場線 | 市場ポートフォリオ | 効率的ポートフォリオ | 資本市場線 |
以下の文章は、資本資産評価モデル(CAPM)について説明したものである。文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
【A】 は、安全証券と【B 】との組み合わせによる【C】の期待値と標準偏差との関係を、【B 】との関連において明らかにするものである。しかしながら、【A】 の対象は【C】 に限定されるから、それ以外のポートフォリオや証券について、その期待収益率とリスクとの関係を【A】から知ることはできない。それを明らかにするのが【D】 であり、資本資産評価モデル(CAPM)にほかならない。 |
× | →〇 | |
×ア | 安全資産より期待収益率の高い | 同一リスクで低リターンの部分を除いた |
×ウ | 最小 | 最も妥当 |
×エ | 与える | 与えない |
証券投資論に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、投資家はリスク回避的であり、安全資産への投資が可能であるものとする。 |
×ア 効率的フロンティアは、安全資産より期待収益率の高いポートフォリオすべての集合である。 〇イ 最適なリスク・ポートフォリオは、投資家のリスク回避度とは無関係に決まる。 ×ウ 市場ポートフォリオの有するリスクは、すべてのポートフォリオの中で最小である。 ×エ 投資家のリスク回避度は、効率的フロンティアに影響を与える。 |
× | →○ | |
×ア | ABCD | BCD |
×イ | しない | する |
×ウ | する | しない |
以下の図は、すべてのリスク資産と安全資産により実行可能な投資機会を表している。投資家のポートフォリオ選択に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
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×ア 安全資産が存在しない場合、効率的フロンティアは曲線ABCD である。 ×イ 安全資産が存在しない場合、投資家のリスク回避度にかかわらず、リスク資産の最適なポートフォリオは点Cになる。 ×ウ 安全資産が存在する場合、投資家のリスク回避度が高いほど、リスク資産の最適なポートフォリオは曲線BCD 上の点D寄りに位置する。 ○エ 安全資産が存在する場合で、かつ資金の借り入れができないならば、効率的フロンティアはFCD を結んだ線となる。 |
証券投資論に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、投資家はリスク回避的であり、安全資産への投資が可能であるものとする。 |
×ア 効率的フロンティアは、安全資産より期待収益率の高いポートフォリオすべての集合である。 ○イ 最適なリスク・ポートフォリオは、投資家のリスク回避度とは無関係に決まる。 ×ウ 市場ポートフォリオの有するリスクは、すべてのポートフォリオの中で最小である。 ×エ 投資家のリスク回避度は、効率的フロンティアに影響を与える。 |
デリバティブ
× | →○ | |
×エ | 本質的価値 | 時間的価値 |
オプションに関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
○ア オプションの価格は、オプションを行使した際の価値、すなわち本質的価値と時間的価値から成り立っている。 ○イ オプションの時間的価値はアット・ザ・マネーのとき、最大となる。 ○ウ コールオプションにおいて、原資産価格が行使価格を上回っている状態を、イン・ザ・マネーと呼ぶ。 ×エ 本質的価値がゼロであっても、時間的価値が正であれば、オプションを行使する価値がある。 |
× | →○ | |
×ア | 8,000円 | 500円 |
×ウ | 売り 買い 2種類 | 売買 売買 4種類 |
×エ | オプション | 先物 |
オプションに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 「10,000 円で買う権利」を 500 円で売ったとする。この原資産の価格が 8,000円になって買い手が権利を放棄すれば、売り手は 8,000 円の利益となる。 ○イ 「オプションの買い」は、権利を行使しないことができるため、損失が生じる場合、その損失は最初に支払った購入代金(プレミアム)に限定される。 ×ウ オプションにはプットとコールの 2 種類あるので、オプション売買のポジションもプットの売りとコールの買いの 2 種類ある。 ×エ オプションの代表的なものに先物がある。 |

× | →〇 | |
×ア | 高い | 低い |
×イ | 短い | 長い |
×エ | 下回って 損失 | 超えて 利益 |
オプションに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 他の条件を一定とすれば、権利行使価格が高いほどコール・オプションの価値は高くなる。 ×イ 他の条件を一定とすれば、行使までの期間が短いほどコール・オプションの価値は高くなる。 〇ウ プット・オプションを購入した場合、権利行使価格を大きく超えて原資産価格が上昇しても、損失の額はプレミアムに限定される。 ×エ プット・オプションを売却した場合、権利行使価格を大きく下回って原資産価格が下落しても、損失の額はプレミアムに限定される。 |
× | →○ | |
×ア | ない | ある |
×イ | ある | ない |
×エ | ことはない | こともある |
先物取引および先渡取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 先物価格と現物価格の差は、満期日までの長さとは関連がない。 ×イ 先物取引では取引金額を上回る額の証拠金を差し入れる必要がある。 ○ウ 先物取引における建玉は、清算値段により日々値洗いされる。 ×エ 先渡取引は、先物取引と異なり、ヘッジ目的に用いられることはない。 |
今日のまとめ

特にリスク概念&分散によるリスク低減すら知らないおベテはあっち行け。コロコロ2割のクジ化が加速し、2回落ちたらタダの人。つまり試験上では1勝2敗の負け越し確定です。
※当サイト注※
試験を上回るスピードで時流が変化するデジタル時代は、古臭い知識やノウハウを抱え込むほど負けが混む。デキるスト系が動画で積極発信する中では、おベテは全部まとめて要らない子です。