【これからの事例Ⅰ】AI普及・解答技術・選抜目的の3軸で事例の進化+将来予測
2025/11/7
分析軸 第1期:フレームワーク期 第2期:因果期 第3期:実装・自走期 ①AI時代の変化 考えられるか(事前知識) 助言せよ(フリー助言) 具体的に述べよ(根拠で助言) ②解答技術の進化 幸の日も毛深い猫 100字1文3節因果 解像度の高い具体施策 ③選抜目的の変化 知識の教育 問題解決型人材 自走型人材 事例ⅠはⅣのように1つの答に定まらず、組織・人事という曖昧な領域を扱うためその答は毎年進化し、4事例中最も難易度が高く評価基準も変動しやすい。 受験者には特に事例Ⅰにおいて、過去問依存のパターン化や決め ...
【2026年目標始動】前年の反省:進化した事例がスタートライン
2025/11/6
これまでの過去問重視から、現場で役立つ実務的なケーススタディに焦点を当て、実践的な問題解決力を重視する方向に試験がシフトしています。 マス目に詰めたキーワードの数だけで加点するのではなく、制約を守らずに解答を広げすぎると減点対象となり、設問で指示された範囲で深く掘り下げることが求められます。 AIの回答では誤りが生じることがあり、それに依存することなく訂正できる能力を問うため、実務者としての判断力を強化し、AIの誤りを見抜ける力を重視しています。 診断士「2次筆記」は約3年ごとに出題傾向が変化しますが、当 ...
【R7事例総括⑥】同じ過去問ばかり解いても勝てない~ふぞろい勉の特徴と避け方10選
2025/11/5
診断士試験対策で同じ過去問ばかり解いている主人公。知識は増えるものの、応用力や思考力といった「真のスキル」が伸び悩んでいる。マンネリ感が彼を襲い、このままでは合格への道が遠のく焦りに包まれる。 試験本番を迎えるにあたり、同友館が放つ大量のノウハウと応援ごっこがネットを覆いつくす。その圧倒的な物量に、ただ個別に対応するだけでは時間も労力も尽きてしまう。 まさに「ノウハウとパターンが合格者の多数派!」になりかねない状況に、どうする主人公? チームは、同友館の誇る大量のノウハウが過去問や既存の知識を「パクってカ ...
【史上最高傑作R7事例Ⅰ】診断士なら全員使えるMVV~事例は解くより学ぶもの
2025/11/4
R7Ⅰは難易度が高く、80分で満点を狙うのは困難ながら史上最高傑作と賞賛を受ける。 特に経営戦略、組織構造、人材マネジメントからマーケ施策までが複雑に絡み合い、抽象度の高い設問が多いことが特徴です。 従来のように第1問から順に解くと、第1~2問のマーケ設問が後半の組織人事施策と結びつきにくい。 さらに第4問に至っては過去問パターンに全くない初見問題のうえ150字30点の高配点になり、時間切れになりがちです。 ここは視点を変えて、組織や人材に関する第3問・第4問の骨子を先に作り、組織・人事の構造的な課題に関 ...
【R7事例総括⑤】減点法の可能性:あれを書けば良かった!→これを書いてしまった・・
2025/11/3
知識を問うだけの問題では、長年の経験を持つベテランや、事前に情報を集めた者が有利となる。真の思考力を見るために、既存の知識が役に立たない、未公開の「特殊ギミック」を持つボスをあえて議題に設定し、過去の経験則を排除する試みが加速する。 知識答案排除を進めると、特定キーワードやパターンを盛り込むことで、中身がないのに高得点を得ようとするふぞ答案の横行が目に余る。そこで、解答のボリュームやキーワード数ではなく、状況への「即応性」と「緊急性」を示す突発的なイベント(ワームの異常発生)を投入し、キーワードを詰め込む ...
【R7事例総括④】採点基準はキーワード加点から、制約条件違反の減点法へ
2025/11/2
「第一採点基準はキーワード加点。」の通り、初期の採点では、答案に含まれる適切なキーワードに加点されています。これはAIによる自動検出が得意とする分野で、与件文をどれだけ読めているかを評価しています。 「何このスクール解答…ないない、さすがにこれはない。」試験委員がついそう漏らす通り、高得点狙いの奇をてらった解答や、定型的な知識の羅列は不快感を与えます。 この段階で、この試験では単なる知識量よりも、与件根拠の取捨選択とその論理的な活用が問われ始めます。 「重大な制約条件違反は一発退場Dで警告も…」のセリフが ...
2025/11/1
来年試験の初期対策で重要なのは、どこに学習資源を集中するかの見極めです。 R7で事例Ⅰ難関とⅣ易化の流れが広く知られ、残る事例ⅡとⅢのどちらが合否を分けるかに注目が集まっています。 事例Ⅳ(財務・会計)が「最低限の計算能力」を問う標準的な出題に留まり、合格者・不合格者間での点差が広がらないという予測が確定。 とにかく計算ミスを避ける検算の重要性が正しく認識される。 事例Ⅰ(組織・人事)が、単なる知識ではなく本質的な思考力・応用力を問う「良問」として機能し、合格者層を明確に選別する役割を果たすと認識された。 ...
【R7事例総括②】試験委員側のダナドコ~R7事例ⅡⅢが来期のヒントに
2025/10/31
前年の答えを覚えて受かる!という考えは、形式知に縛られ、問いの本質を見失わせます。過去の解答例の適用ばかりを練習すると出題意図の変化に対応できず、かえって焦りを生むでしょう。 用語が同じで使い道が別?過去問で覚えた用語でも、文脈が異なれば求められる「使い方」は別物です。過去の正解に固執すると、顧客(出題者)が今回求めている本質的な答えを見極められず、手詰まりになります。 施術を一歩進めて心のケアとは、知識の詰め込みでなく、顧客(出題)の状況を深く理解し、マッサージのように寄り添うアプローチです。過去の形式 ...
【R7事例総括①】事例別3大トラップ~事前に気づくか、気づかず通過
2025/10/30
おベテとふぞニ共通するのは、なけなしのオツムで過去問から学んだパターンをそのまま当てはめようとすること。 しかし今年の新作事例も、その決めつけ癖を逆手に取る設計。“覚えたワードを置けば点が入る”時代は終わっていた。 「企業理念の再定義」とは、過去問の暗記こそが全てのベテふぞではとても解けない超難問。 Mission・Vision・Valueの3ステップを頭に置かないと答が乱れ、“出題者は意図的に過去問の延長線を断ち切る”ことを示す良問に。 事例Ⅲ与件に「在庫を持てない」と明記されているのに、つい“マスカス ...
【速度も精度もネット圧勝:Ⅳ速報】下駄履かせて加点するのが例年、ミスを探して減点するのがR7
2025/10/29
第1問と第4問の攻略が今回も容易であったことに満足しています。手応えは上々で、高得点を確信。自信に満ちた表情が、今回のダンジョンは手加減されていると感じたプレイヤーの心理を表しています。 本来難解なNPV計算問題で点を取れたことで、どのプレイヤーも合格への期待が膨らむ。しかし相対評価で誰もが当てる問題では点差がつかない秘伝のループの発動にリーチがかかる。 簿記の準備に応じて点差がつくように設計された第2問CVP分析を、苦戦しつつも攻略し終える。難問を乗り越えた充足感で、高スコア獲得への期待が高まります。 ...
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