R7→R8で試験合格者がガラリと入れ替わり、東大・一流企業・士業Wライセンスが当たり前の時代がやってきた。それが単なる「東大・一流企業」でなく、「中小企業のリアルを肌で知る東大出」と掴み、GW以降の試験対策を一変させます。

C経営

【経営ひっかけ全問ドリル】2次には出ない技術経営 33マーク

もしあなたが受験2年目以上かつレガシー系スクールに課金経験があるなら、「事例Ⅰ」で致命的な悪い癖がついている。それが「事例Ⅰ」は知識を書く試験ではなく、かつ「技術経営」が問われないこと。

「1次」頻出の技術経営は事例A社の前提や強み・弱みとして出ることはあっても、そこの出題要求はなく、覚えすぎた知識を2次答案にうっかり書くのはリスクしかない。そもそも事例A社が蔵元→農業法人→蕎麦→物流→木材加工と続く所で気づくはずですが、都合の悪い所は全て見て見ぬふりをするのがレガシー系スクール&ベテの欠点です。

①技術経営知識でヤマ張り?

レガシー予備校で超絶に覚えた技術経営知識を使って100字マス目を埋めても、設問要求に応えて与件の根拠を使わなければ「2次」での加点はありません。

設問の要求を正しく把握し、与件文に書かれている事実や構造的な制約を素直に読み取る姿勢を習慣づけてください。

②100字マス目に書いても加点なし

同時に課金で覚えた一般知識を一般論としてただ並べただけでは、それが対象企業の課題を解決する理由が示されておらず得点にはつながりません。

なぜその提案が必要であり、結果としてどう改善するのかという因果関係を論理的かつ具体的に記述してください。

③「事例Ⅰ」が加点するのは組織・人を動かす力

診断士の助言は、経営者や従業員が納得して自発的に行動を起こせる、血の通った現実的な内容であるべきです。

関わる人々全体の利益となる利他の視点を持ち、現場の状況を踏まえて周囲を巻き込んでいける、実現性の高い提案を求めます。

【経営ひっかけ全問ドリル】2次には出ない技術経営 33マーク

1次で学んだ技術経営知識は、診断士になってから製造業の経営支援で活きる。しかし「組織・人事」を扱う「事例Ⅰ」解答ではその知識を「封印する自制力」を問う、論点自体が壮大なひっかけになっています。

アーキテクチャ

R3第12問 アーキテクチャ(特性・設計) Bランク

×アはフリーミアム。無料のオンラインゲームにアツくなると、ガチャで大量課金されます。

ソフトウェアやコンテンツなどの情報財には、独自の特性があるとされる。その特性やそこから派生する状況として、どのようなことが想定できるか。最も適切なものを選べ。
×ア インターネットの普及によって情報財の流通コストは低下しているために、情報財をその一部でも無償で提供すると、広告収入以外で収入を獲得することは不可能になる(→○機会が増加する)
×イ 情報財では、幅広いユーザーが(→○特定のユーザーが長期間)利用するという特性から、スイッチングコストを生み出して顧客を囲い込む方策は、例外的な状況を除いて有効ではない(→○である
×ウ 情報財では、複製にかかるコストが相対的に低いという特性から、個々の顧客が持つ価値に応じて価格差別を行うことは困難(→○可能)である。
×エ 情報財において、ネットワーク外部性が大きい状況では、顧客数が増えるほど、その情報財の価値は顧客間で希釈化され(→○高まり)、個々の顧客が獲得する効用は低下(→○上昇)する。
○オ 制作・開発には多額のコストがかかるが、複製にかかるコストは低いという特性を持った情報財では、コモディティ化によって製品市場で激しい価格競争が生じると、複製にかかるコストの近傍まで製品価格が下落して、制作・開発にかかったコストが回収できなくなる可能性がある。
R5再試験第7問 アーキテクチャ(モジュール)

アーキテクチャ・イノベは、R4第9問クリステンセン「イノベーション・ジレンマ」の後に補足されました。部品のつなぎ方を変えるのがアーキテクチャ・イノベ、部品そのものを変えるのがモジュール・イノベです。

 イノベーションは企業の知識や競争の在り方に影響をもたらす。R. ヘンダーソンとK. クラークが提唱するイノベーションの類型に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア アーキテクチャ・イノベーション(→○モジュール・イノベーション)は、製品やシステムを構成するコンポーネントについての深い技術的知識を生み出す。
×イ インクリメンタル・イノベーション(→○ラディカル・イノベーション)は、当該分野で実績のある大企業の競争力を破壊し、新規参入企業の競争力を強化する。
○ウ 当該分野で実績のある企業が、特定のイノベーションをアーキテクチャ・イノベーションだと認識するには、ラディカル・イノベーションと比較して長い時間がかかる。
×エ ラディカル・イノベーションは、アーキテクチャの安定化(→○不安定化)をもたらし、新興企業の市場参入を困難に(→○加速)する。
×オ ラディカル・イノベーションは、既存のコンポーネントに関する知識や技術、経験が重要になる(→○無効にする)ため、アーキテクチャ・イノベーションと比較して、他社の模倣や追従が困難になる。
R6第10問 アーキテクチャ(モジュール) Aランク
製品アーキテクチャーとは、製品を構成する個々の部品や要素の間のつなぎ方や製品としてのまとめ方である。製品アーキテクチャーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア インテグラル(→○モジュラー)型のアーキテクチャーを持つ製品は、標準化が進んでいる。
×イ 擦り合わせによって創造される価値が差別化要因になる製品については、モジュラー(→○インテグラル)型のアーキテクチャーを持つことが多い。
○ウ 部品間の相互依存性が高いインテグラル型のアーキテクチャーを持つ製品の場合、部門横断的に調整することが不可欠になる。
×エ モジュラー型のアーキテクチャーを持つ製品では、部品調達業者は、部品のコスト低減ではなく、部品の差別化(→下線部あべこべ)をしなければならない。
R7第9問 アーキ(特性・設計) Aランク

5択の1つが正解なら、他の4つはどこかが必ず誤り。そのとき自分の言葉で正しく直すと、知識×国語がWで上達して当確コア・コンピタンスになります。

特定の技術分野に集中し、その技術をベースとした製品を次々と開発・導入する戦略として「コア技術戦略」がある。コア技術戦略の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア コア技術戦略では、コア技術が陳腐化したり、競合企業に模倣されたりしても(→○時は)、コア技術の入れ替えは考えず(→○を考え)、既存のコア技術にこだわった(→○こだわらない)技術開発や製品開発を追求する。
×イ コア技術戦略では、コア技術の活用に注力し、既存市場でのシェア拡大(→○多くの市場への転用)を最優先の目標とする。
×ウ コア技術戦略では、コア技術を活用して顧客ニーズに合致した製品を開発することが望ましいが、開発の初期段階ではコア技術よりも(→○と)既存顧客の要求を優先する(→○をバランスさせる)
○エ コア技術戦略では、コア技術を基盤に、多様な製品を開発し、その学習成果をコア技術の強化や発展につなげる。
×オ コア技術戦略では、特定の技術に経営資源を集中させるため(→○つつ)、事業の多角化が難しく(→○を考え)、コア技術に依存するリスクを分散しにくい(→○させる)

ベスト誤答選択肢 R7第9問 アーキ(特性・設計) 誤答×ア
コア技術戦略では、コア技術が陳腐化したり、競合企業に模倣されたりしても(→○時は)、コア技術の入れ替えは考えず(→○を考え)、既存のコア技術にこだわった(→○こだわらない)技術開発や製品開発を追求する。

アーキテクチャに注目し、イノベを起こしてデファクトスタンダードを取るのが、ベンチャー経営の目指す姿。しかしコア技術へのこだわりがが破壊的イノベーションを見逃す温床となり、イノベーションのジレンマになることがある。

イノベーション

R4第9問 イノベーション Cランク

選択肢abcは全て正解。そのままテキスト替わりに覚えます。

C.M.クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』(The Innovator’s Dilemma)に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○a 破壊的技術が登場した初期段階においては、破壊的技術を利用した製品の性能の方が持続的技術を利用した製品の性能よりも低い。
○b 破壊的技術が登場した初期段階においては、破壊的技術を利用した製品市場の方が持続的技術が対象とする製品市場よりも小規模である。
○c 破壊的技術が登場した初期段階においては、破壊的技術を利用した製品の方が持続的技術を利用した製品よりも利益率が低い。
abc
○ア
×イ
×ウ
×エ
×オ
R5第6問 イノベーション Aランク

×ウエオの結論あべこべは、誤答パターンの中でも修正が一番簡単です。

企業の先行者優位性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 技術が特許によって保護される状況では、技術の模倣や売買が不可能である(→○にコストがかかる)ため、先行者となる企業の優位性が維持されやすい。
○イ 顧客側のスイッチングコストが高い状況では、先行者となる企業の優位性が維持されやすい。
×ウ 顧客の嗜し 好こうの変化や新しい顧客ニーズが次々に生まれる状況では、先行者となる企業の優位性が維持されやすい(→○されにくい)
×エ 先行者の投資に対して後発者が大きく「ただ乗り」できる状況では、先行者となる企業の優位性が維持されやすい(→○されにくい)
×オ 非連続的な技術革新が頻繁に起こる状況では、先行者となる企業の優位性が維持されやすい(→○されにくい)
R5第9問 イノベーション(応用) Bランク

テキスト外の新知識では、国語的におかしい選択肢からバツにします。×ウの出典はこちら

 企業におけるイノベーションには外部からの知識が欠かせない場合が多い。イノベーションのプロセスにおいて重要とされる吸収能力(absorptive capacity)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 多くの企業にとって、吸収能力を高めることが研究開発投資の最大の目的(→○有効な手段)である。
×イ 企業の吸収能力は、新しい知識やスキルを組織内部のメンバーに共有させる組織能力であり、組織内の個人が保有する既存の知識とは関係がない(→○する)
×ウ 企業の吸収能力は、個々の構成メンバーの吸収能力に大きく左右されるため、個人の吸収能力の総和と考えられる(→○総和ー重複分に近い)
○エ 吸収能力とは、既存知識によって新しい情報の価値に気付き、それを活用する能力である。
×オ 吸収能力は、研究開発部門に特有の(→○必要な)能力である。
R5再試験第8問 イノベーション(応用)

議論が盛んな技術経営論点では、イノベーション⇔補完的資産のように、より深く補完的な議論の出題に進むことがある。当問は一旦後回しでOKです。

D. ティースの主張する、イノベーションと補完的資産に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 当該のイノベーションの成果が他のイノベーションの成否に依存しない場合では、補完的資産は必要とされない(→○の必要性は下がる)
×イ 特殊性が低い補完的資産を活用するには、提携よりも所有を伴う統合(→下線部あべこべ)が望ましい手段となる。
×ウ 補完的資産とは、技術やノウハウといった、当該のイノベーションが直接に生み出す(→○を促す知的資産を指す。
×エ 補完的資産とは、自社の製品やサービスの価値を高めてくれる、他社である補完的生産者の有する資産のみを指す(→○を含む)
○オ 補完的資産の中には、イノベーションによって生み出された製品やサービスと互いに依存関係を持つ相互特殊資産が含まれる。
R6第9問 イノベーション Cランク
W.アバナシーとJ.アッターバックによって提唱された産業発展の段階とイノベーションのモデル(A-Uモデル)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア ある製品について、使用状況、仕様、評価基準が顧客の間で共有されるようになると、ドミナントデザインが定まってくる。
×イ 生産者の評価基準は、工程イノベーションが主流になると、コストから製品の新規性(→○下線部あべこべ)に移っていく。
×ウ 製品そのものや、それを背後で支える各種の要素技術の進歩をもたらす製品イノベーションは、ドミナントデザインが生じた後に(→○前に)より多く現れる。
×エ ドミナントデザインが出現すると、機械的組織よりも有機的組織(→○下線部あべこべ)が、その産業において増えていく。
×オ ドミナントデザインが出現すると、製品イノベーション(→○は減少し)工程イノベーションも活発化する。
R7第10問 イノベーション Dランク

これも正解○エが何を言っているか不明で選びにくい。誤答×アイウエのひっかけが上手なほど、暗記効果があります。

ユーザー・イノベーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 個人によるユーザー・イノベーションは、コミュニティを通じたユーザー・イノベーションよりも普及しやすい(→○しにくい)傾向にある。
×イ ユーザー・イノベーション(→○顧客中心の製品開発)とは、企業の開発者が主体となり、アンケートやインタビューを活用して、顧客のニーズを調査し、その結果を製品開発に反映するプロセスである。
×ウ ユーザー・イノベーションは、イノベーションのジレンマを引き起こし(→○を乗り越え)、既存企業が破壊的イノベーションに対応できなくなる(→○できる)原因となる。
○エ ユーザー・イノベーションは、ユーザーが持つニーズ情報の粘着性が高く、技術情報の粘着性が低い場合に起こりやすい。
×オ ユーザー・イノベーションは、リード・ユーザーと呼ばれる、特定の企業(→○製品)への忠誠度が高いユーザーによって引き起こされる傾向が強い。

ベスト誤答選択肢 R6第9問 誤答×イ
生産者の評価基準は、工程イノベーションが主流になると、コストから製品の新規性(→○下線部あべこべ)に移っていく。

ドミナントデザインが出現すると、消費者の選択は「新たな機能」から「標準機能の有無」に移る。この規格競争により一つの標準に収束するのがデファクトスタンダードであり、LINEやスマホが好例です。

デファクトスタンダード

R3第11問 デファクトスタンダード Bランク

「法務」なら定番Aランクですが、「経営」で不意を突くとBになります。

特許戦略に関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア 特許などの知的財産の権利化に当たっては、数多く出願し、権利化していけばよいのではなく、出願・登録のコストやその後の活用の可能性を踏まえ、選別して出願・権利化し、管理・維持していくことが必要である。
○イ 日本国内における2011 年度から2018 年度の特許権の利用状況を見ると、自社および他社によって利用されている特許権の割合は、およそ半数にとどまっている。
×ウ 日本の特許法は、同一の発明について2 つ以上の特許出願があったときに、先に発明(→○出願)をしたものに権利を付与する「先発明(→○先願)主義」を採用している。
○エ 発明を特許として出願すると、一定期間が経過した後に発明の内容が公開されてしまうので、あえて出願せずノウハウとして保持するという選択肢もある。
R4第12問 デファクトスタンダード Bランク

正解を知ってから×をつけると、×イエオを「適用」→ガイドラインに直せます。×アで悩みますが、○ウ一択です。

次の文章の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ISO(国際標準化機構)は、企業の社会的責任(CSR)に関する国際規格であるISO26000 を2010 年に発行した。ISO26000 は、【 】。
×ア ISO 独自の規格であり、日本産業規格(JIS)には対応する規格が存在しない(→○する)
×イ 環境マネジメントの規格であるISO14000 のように、マネジメント・システムに関する認証規格(→○とは異なり、ガイダンス規格(手引))である
○ウ 業種を問わず利用できるガイダンス規格である
×エ その特性から、売上高10 億米ドル以上の企業に限定して適用される ※適用するのではなく、誰でも使えるガイダンス規格(→○ウ)
×オ その特性から、株式会社に限って適用される
R5第10問 デファクトスタンダード Bランク
プラットフォームを用いた戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 1 つのプラットフォームには、同業者だけを(→○多くの異業者を)参加させる方が効果的かつ効率的である。
○イ 参加者がプラットフォームから得られる効用は、参加者が増加するにつれて指数関数的に増加する。
×ウ プラットフォームに参加する人が増えるほど、参加者がそのプラットフォームから得られる効用が増加することをフレーミング(→○ネットワーク)効果と呼ぶ。
×エ プラットフォームは社会にとっての価値を生み出すものなので、規制は必要とされない(→○出願)
×オ プラットフォームを用いたビジネスでは、サービスの受益者には課金されない(→○出願)

ベスト誤答選択肢 R5第10問 ×ウ
プラットフォームに参加する人が増えるほど、参加者がそのプラットフォームから得られる効用が増加することをフレーミング(→○ネットワーク)効果と呼ぶ。

「ネットワーク効果」こそがデファクト形成の原動力。次節ベンチャーでは、各社がこの効果を先に握って標準を制することを争います。

ベンチャー

R3第8問 エフェクチュエーション Bランク

「財務」意思決定会計、埋没コストからの出題です。

サラス・サラスバシー(S. D. Sarasvathy)は、経験豊富な起業家の経験より抽出された実践的なロジックから構成されるエフェクチュエーション(effectuation)という概念を生み出した。エフェクチュエーションは、「手段(means)」からスタートし、「これらの手段を使って、何ができるだろうか」と問いかけることから始める。その点で、「結果(effect)」からスタートし、「これを達成するためには、何をすればよいか」を問うコーゼーション(causation)と対比されるものである。
このエフェクチュエーションを構成する5 つの行動原則に関する記述として、最も不適切なものはどれか
×ア 許容可能な損失(affordable loss)の原則とは、創業後に事業を継続するかどうかを判断する際に、事前に設定した許容可能な損失の上限に達したという理由で、事業を途中でやめることを検討すること(→○やめることを検討すること)である。
○イ クレイジーキルト(crazy-quilt)の原則とは、起業活動に必要な自分以外との関係性をあらかじめ作成した設計図に基づいてつくるのではなく、起業後に自分を取り巻く関与者と交渉しながら関係性を構築していくことである。
○ウ 手中の鳥(bird in hand)の原則とは、もともと自分が持っているリソースを使って行うことである。具体的には自分が何者であるか、自分は誰を知っているか、そして自分は何を知っているのかを認識して、それらを活用することから始めることである。
○エ 飛行機の中のパイロット(pilot in the plane)の原則とは、予測できないことを避けようとするのではなく、予測できないことのうち自分自身でコントロール可能な側面に焦点を合わせ、自らの力と才覚を頼って生き残りを図ることである。
○オ レモネード(lemonade)の原則とは、予測できないことを前向きに捉え、不確実性を梃子 のように利用しようとすることである。
R4第8問 エフェクチュエーション Cランク

多少こじづけですが、選択肢ア~オはそれぞれ5つの行動原則に修正できます。

次の文章の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
エフェクチュエーションは、S.D.サラスバシーが経験豊富な起業家の行動から抽出した実践的なロジックである。
エフェクチュエーションは、【 】である。
×ア (許容可能な損失)成功と失敗の確率(→○許容可能な損失)が事前に分かっている場合に有効
×イ (クレイジーキルト)特定の事業機会における競合分析や市場分析を行う(→○競合も巻き込んでパートナーシップを作る)場合に有効
○ウ (飛行機の中のパイロット)どのような環境に注目し、どのような環境を無視すべきかが不明瞭な場合に有効
×エ (レモネード)目的からさかのぼって手段を考える(→○ピンチをチャンスに変えることができる場合に有効
×オ (手中の鳥)目的の選好順位(→○自分のリソースが)が明確な場合に有効
R5第8問 エフェクチュエーション Dランク

実質○エ一択ですが、×アイウオを一読して誤答箇所を特定する訓練をすると、2次国語力UPに直結します。

新事業や新市場の創出に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア E.リースの「リーン・スタートアップ」理論に基づけば、不確実性が非常に高い事業の場合、成功要因の把握は非常に難しいため、多額(→○最小限)の調査費を投入して潜在的な需要を把握し、時間をかけて綿密な計画を立てる(→○計画を改善する)必要がある。
×イ G. A.ムーアの「キャズム」理論に基づけば、イノベーター(→○アーリー・マジョリティ)とアーリー・アドプターはテクノロジーに対する姿勢は共通するが、実用性志向の程度が異なり、その相違によって新市場の拡大において越えることが最も難しい大きな溝(キャズム)が生み出されている。
×ウ S. D.サラスバシーの「エフェクチュエーション」理論に基づけば、熟達した起業家は、事前に市場を明確に定義して、セグメンテーションやターゲティング、ポジショニングを設定する(→○5つの行動原則に基づきまずやってみる)ことによって、不確実性の高い状況でも新事業を創出することができる。
○エ W.チャン・キムとR. A.モボルニュの「ブルーオーシャン戦略」に基づけば、顧客価値を高める差別化の要素を持つことと、コストを押し下げることを併せ持つことが、新市場の創出に重要である。
×オ 他社に先駆けてデファクト・スタンダードを獲得することは新事業における競争優位につながるため、デファクト(→○デジュール)・スタンダードの決定に重要な役割を果たすISOのような国際的な標準化機関との間で調整や協議を進める必要がある(→○特にない)
R6第13問 エフェクチュエーション Cランク
熟達した起業家にみられる意思決定の様式とされるエフェクチュエーションに即した行動に関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア (手中の鳥の説明)既存の製品を製造する時に使用していた温水に着眼し、その温水を利用してイチゴのハウス栽培を始めた。
○イ (許容可能な損失の説明)新規店舗を開設する際に、目標店舗数を設定するのではなく、許容できる損失額を重視して、段階的に店舗数を増やしていった。
○ウ (レモネードの原則の説明)大災害が起こったことによって大きな被害を受けたが、新聞報道などで被災地に注目が集まったことを利用して、自社製品の広告に力を入れた。
×エ (飛行機の中のパイロットの説明)他国で戦争が勃発し、エネルギー価格の変動が見込まれるため、過去20年分のデータを精査(→○来期の価格を予測して)して、来年度の利益目標を立てた。
○オ (クレイジーキルトの説明)発売した新製品に対してある顧客からクレームを受けたが、その顧客に製品改良のための活動に参加してもらい、製品の品質向上を図った。
R7第11問 リーン・スタートアップ Eランク

×イが誤答と指摘するのは至難。当てなくて良いので、○アウエオを正解知識として覚えると、翌年高い確率で出題されます。

E.リースが提唱したリーン・スタートアップに関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア リーン・スタートアップでは、アーリー・アダプターと呼ばれる流行に敏感かつ自ら情報収集をするような顧客層を巻き込むことが推奨される。
×イ リーン・スタートアップでは、戦略転換(ピボット)をする最適なタイミングを特定化する手法が提示され、それを使用することが推奨される(→○特に提示されることはなく、起業家自らが判断する)
○ウ リーン・スタートアップでは、想定された顧客が必要とする新規製品・サービスについて仮説を立て、それをもとにコストをかけずに作った実用最小限の製品・サービスを顧客に使ってもらい、顧客の反応を計測することが推奨される。
○エ リーン・スタートアップは、新規性が非常に高く、顧客が存在するのかどうかも分からないような製品・サービスに適しており、幅広い産業に応用できる。
○オ リーン・スタートアップは、トヨタ生産方式から影響を受けた考え方である。

ベスト誤答選択肢 R5第8問 ×ウ
S. D.サラスバシーの「エフェクチュエーション」理論に基づけば、熟達した起業家は、事前に市場を明確に定義して、セグメンテーションやターゲティング、ポジショニングを設定する(→○5つの行動原則に基づきまずやってみる)ことによって、不確実性の高い状況でも新事業を創出することができる。

ベンチャーの目標はその市場のキャズムを超えること。それには「用意周到で計画バッチリ」より「手持ち資源でまずやってみる」エフェクチュエーションが求められ、その先に海外展開が見えてきます。

海外進出

R4第11問 海外 Aランク

○エ一択ですが、初見の×アがやや難。×イウは国語で落とせます。

企業が海外に進出する際の形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 完全子会社を新設し、海外市場に進出する形態をブラウンフィールド(→○グリーンフィールド)と呼び、1980 年代に日本企業が海外に進出するとき、この方法が多用された。
×イ 企業が他の国の会社を買収することをクロスボーダー企業買収と呼び、海外進出形態の中で最も時間のかかる(→○迅速な)参入方法である。
×ウ 戦略的提携による海外進出とは、提携に参加するすべての企業が出資(→○合意)をした上で、進出国のパートナーと進出国で事業を行うことである。
○エ ライセンス契約で海外進出をする場合、契約が失効した後、ライセンシーがライセンサーの競合企業となるリスクがある。
R5第12問 海外 Aランク
×→○
×ア不可能可能
×ウ地域別事業部制製品別事業部制(下線部あべこべ)
×エ発展途上国先進国(下線部あべこべ)

国語の問題として、おかしな点をマルに直します。

企業活動のグローバルな展開が進んでいる。企業の国際化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア C.バートレットとS.ゴシャールによれば、トランスナショナル戦略を追求する多国籍企業の中核となる資産や能力は、主に企業の本国において存在しており、他の国や地域における開発は不可能(→○)である。
○イ C.バートレットとS.ゴシャールによれば、マルチナショナル企業はグローバル企業に比べて、個々の地域や市場への適応の度合いが高いため、国別の現地法人の自主性や独立性が高いという特徴を有する。
×ウ J.ストップフォードとL.ウェルズのモデルによれば、一般的な企業の国際化の進展経緯は、地域別事業部制から製品別事業部制(→○)へ移行した後、グローバル・マトリックス組織形成に向かう。
×エ R.バーノンは、米国の大企業の海外進出過程を分析し、製品ライフサイクルの進展に伴う発展途上国から先進国(→○)への生産拠点移転現象をモデル化した。
R5再試験第10問 海外

海外進出の3類型、輸出→ライセンシング→海外直接投資(自社進出)に関する、国語のクイズです。

 企業の国際化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 企業のスキルやノウハウが企業文化などに明文化できない形で埋め込まれている場合、輸出、ライセンシング、海外直接投資の有効性は等しくなる(→○変化する)
○イ 製品やサービスの原価に占める輸送コストが高い場合、輸出に対して海外直接投資が相対的に優位である。
×ウ 貿易障壁を課せられる懸念が存在する場合、海外直接投資は抑制される(→○加速する)
×エ ライセンシング契約書では適切に保護できないような貴重なノウハウが競争優位の源泉である製品やサービスを取り扱う事業の場合、ライセンシング(→○海外直接投資)が有効な戦略となる。
R6第11問 海外 Cランク
ある企業では、国際化に際して、「自社の事業特性を考え、標準化を最小限に抑えながら、現地適応を最重要視する」という方針を立てた。この方針と合致する、I-Rフレームワークに基づいた経営スタイルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 意思決定の権限や経営資源は海外子会社に分散され、親会社は子会社と緩やかにつながる。
×イ 親会社が海外子会社を公式的に管理・統制(→○することを避け)、子会社間の調整を行うが、日常業務の意思決定の権限や経営資源の多くは海外子会社に分散される。
×ウ 各海外子会社が密接に(→○ゆるやかに)つながるネットワークとなり、各地での学習成果を企業全体で活用する。
×エ 現地化と標準化の両立を図ることの負荷を下げる(→○を優先する)ために、現地企業との戦略的提携体制を整える。
×オ 重要な意思決定や経営資源は本国や親会社に集中し、集権的に海外子会社を統制する(→○することを避ける)
R7第12問 海外 Dランク

戦略論より組織論によくある、「そんなの知りません」問題。国語のアドリブで解けるので、暗記不要かつ後回し。

J.ダニングの折衷理論(OLIパラダイム)は、「所有優位性(O優位性)」、「立地優位性(L優位性)」、「内部化優位性(I優位性)」の3 つの条件から、企業による海外直接投資や輸出、ライセンシングなどの海外進出について説明する理論である。この理論に基づく企業の海外進出に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 所有優位性と立地優位性と内部化優位性の全てがある場合、海外直接投資による海外進出が最も望ましい。
×イ 所有優位性はあるが立地優位性と内部化優位性はない場合、輸出(→○ライセンシング)による海外進出が最も望ましい。
×ウ 内部化優位性はあるが所有優位性(→下線部あべこべ)と立地優位性はない場合、自社の製品や技術の海外企業へのライセンシング契約による海外進出が最も望ましい。
×エ 立地優位性と内部化優位性はあるが所有優位性(→下線部あべこべ)はない場合、輸出による海外進出が最も望ましい。
×オ 立地優位性(→○所有優位性)はあらゆる形態の海外進出において重要であり、この優位性がない場合は海外市場で他企業に勝つことは難しく、海外進出を行わないことが最も望ましい。
形態O:所有優位性(Brand/Tech)L:立地優位性(現地コスト/資源)I:内部化優位性(技術流出防止/統制)
○ア 海外直接投資 (FDI)○ あり○ あり○ あり
エ:輸出○ あり× なし○ あり
イウ:ライセンシング○ あり× なし× なし
オ:国内にとどまる× なし
R7第29問 海外 (1)D (2)Aランク

第29問はマーケとして出題されますが、過去問では「戦略論→海外」として扱う。(設問1)は国語の問題で暗記不要。

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 食品メーカーA社は、これまで国内市場でさまざまな食品を製造・販売してきたが、今後の経営計画として①国外への輸出、その他の方法による海外進出を視野に入れている。このため、同社では②グローバル・マーケティングについて、検討を開始した。
(設問1 )
 文中の下線部①に関連して、以下の図は、国内マーケティングを行っている企業が、グローバル・マーケティングを展開するに至るまでの一般的な発展段階を示している。図中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ABC
×ア国際マーケティング多国籍マーケティング輸出(間接・直接)
×イ国際マーケティング輸出(間接・直接)多国籍マーケティング
×ウ多国籍マーケティング輸出(間接・直接)国際マーケティング
○エ輸出(間接・直接)国際マーケティング多国籍マーケティング
×オ輸出(間接・直接)多国籍マーケティング国際マーケティン

誤答×アウオは下線部があべこべ。入れ替えるとそのまま正解知識になり、これも過去問集解説不要でスピードUPを。

(設問2 )
 文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 海外の国や地域に進出して間もない時期は、参入モードとして完全所有子会社による現地生産を採用することが必要であるが、現地でのビジネスが軌道に乗るにつれて、次第に直接・間接輸出(→下線部あべこべ)に転換していく。
×イ 極めて重要な経営資源である知識には、形式知と暗黙知がある。前者はマニュアルとして明文化したり図示したりすることにより国際移転が可能であるが、後者については移転できない(→○が難しい)
×ウ 参入モードの1 つであるフランチャイズでは、母国の本社がフランチャイジーとして研究開発・マーケティング・生産を行い、進出先のフランチャイザー(→下線部あべこべ)は販売とサービスを担当する場合が多い。
○エ 製品やサービスを進出先の国や地域に合わせる適応化戦略は、標準化戦略より自社にとって高コストであるが、進出先における最終顧客の満足度は高い場合が多い。
×オ 輸出マーケティングでは、当初は自社の製品やサービスを直接海外に輸出していた企業が、取扱量が増えるに従いリスク回避などの目的で商社などの輸出代行業を介して間接輸出(→下線部あべこべ)を行うようになる。

ベスト誤答選択肢 R7第29問(設問2) ×ウ
参入モードの1 つであるフランチャイズでは、母国の本社がフランチャイジーとして研究開発・マーケティング・生産を行い、進出先のフランチャイザー(→下線部あべこべ)は販売とサービスを担当する場合が多い。

ベンチャーの重要経営判断は起業家が自ら行う。その意思決定を誰が・どう監督するかという問いが次節ガバナンスの核心で、「経営者の裁量」「外部からの牽制」のバランスを考えます。

ガバナンス

同族経営

R3第9問 スリーサークルモデル Aランク

スリーサークルモデルは、毎年連続出題。いい加減覚えます。

次の文章を読んで、問題に答えよ。
株式会社Xの前社長Aは長男Bに代表取締役社長の座を譲り、企業経営から完全に引退した。しかし、Aは株式全体の55 %を引退後も所有しており、Bは株式を所有していない。株式会社Xではない会社に勤務しているAの次男Cが20 %、Aの三男で常勤の専務取締役であるDが10 %、Aの配偶者で専業主婦のEが15 %の株式を有している。
Bが社長に就任した後、数年間は経営が順調であったが、最近は業績が急に悪化して経営の立て直しが求められるようになり、家族が集まり会議が開催された。A、B、C、D、Eそれぞれが、スリーサークルモデルのどこに位置しているかを下図で確認した上で、それぞれの立場に最もふさわしい発言をしているものを下記の解答群から選べ。
×ア Aの発言: 大株主として、Bの親として、また日々の経営を任されたものとして今後は行動していかなければならない。
×イ Bの発言: 信頼できる右腕がいなかったことも失敗の大きな要因の1 つなので、代表取締役の権限で、現在別の会社で働いている友人のF君を新たに専務取締役に決定する。
○ウ Cの発言: 私は、日常の経営に携わっているわけではない。株主への配当がしっかりできるように経営してほしい。
×エ Dの発言: 私は、日々の経営には関心も責任もない。今までと同様に、今後もBの経営を株主としてしっかり監視する。
×オ Eの発言: 次の株主総会でBが代表取締役社長に選ばれるかどうか心配であるが、私はBの母親というだけであって、株主総会で何もできない。
R4第7問 同族4Cモデル Eランク

この「4Cモデル」は細かい文献の引用なので、現時点では暗記不要。×イはスリーサークルモデルの説明ですが、×アウエは直し方不明とします。

ファミリービジネスの4 C モデルは、Continuity(継続性)、Community(同族集団)、Connection(良き隣人であること)、Command(自由な行動と環境適応)という4 つを重要な要素とするものである。4 C モデルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 4Cモデルは、4 つの要素の中で自社の特徴を最も発揮できる要素を発見し、それを強化(→○バランスよく維持)するためのものである。
×イ 4Cモデル(→○スリーサークルモデル)は、家族、企業の所有者、経営者など複数の属性を持つ構成員から成り立つファミリービジネスの複雑な利害関係を解決するためのものである。
×ウ 4Cモデルは、競争優位の確立とファミリー固有のビジョンや目標を両立(→○リーサークルモデルの説明)させるためのものである。
×エ 4Cモデルは、所有と経営を分離する過程で(→○ことなく)、ファミリービジネスの長所を維持するためのものである。
○オ 4Cモデルは、それぞれの要素にプラスの側面とマイナスの側面があることを認めたものである。
画像:一橋ビジネスレビュー 2015秋号
R5再試験第6問 同族4Cモデル

同族経営のスリー・サークル・モデルは「2次」に出るほど頻出なので、より深い出題に。このPDFを使うと全て解けます。

ファミリービジネスを分析するときに使われるフレームワークに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 4C モデルでは、高い永続性をもつファミリービジネスから抽出した4 つの特性として、Continuity(持続性)、Community(コミュニティ)、Commitment (コミットメント)(→○Connection(良き隣人))、Command(コマンド)が挙げられている。
×イ スリー・サークル・モデルでは、ファミリービジネスの関係者の既存の利害関係を変わらない(→○調整する)ものとして長期的な戦略を立てることが推奨される。
×ウ スリー・サークル・モデルでは、ファミリービジネスの創業者であるが所有も経営もしていない者は、ファミリービジネスの一員とはみなされない(→○みなされる)
×エ スリー・ディメンション・モデルでは、ファミリー軸、ビジネス軸、オーナーシップ軸の3 次元から、ファミリービジネスの現在の状況(→○時間による変化)を分析することが目的とされている。
○オ パラレル・プランニング・プロセス・モデル(PPP モデル)では、ファミリービジネスは非経済的な側面と経済的な側面を両立するような経営をしなければならないと主張されている。

ガバナンス・CSR

R3第13問 ガバナンス(社会責任CSR) Aランク

CSRの説明は、リンク先を参照。

企業の社会的責任(CSR)は重要な戦略課題である。CSR に関する記述として、最も不適切なものはどれか
×ア CSR で重要なのは、利益を獲得するプロセスにかかわりなく(→○従業員や消費者、投資者、環境などへの配慮から社会貢献までの幅広い内容に対して適切な意思決定を行う)、ステークホルダー間で利益を公平に分配することである。
〇イ CSR とは、企業は社会に与える影響について責任を持ち、社会の持続的発展のために貢献すべきとする考え方と、それに基づいて実践される諸活動のことを指す。
〇ウ CSR を遂行するためには、企業は株主に対する責任のみならず、従業員、取引先、消費者、地域住民、行政、社会全体といった様々なステークホルダーに対する責任を自発的に果たさなければならない。
〇エ ISO26000 は、企業のみならず、あらゆるタイプの組織の社会的責任に関する国際規格である。
〇オ 不祥事が生じないよう、企業がコンプライアンスを日ごろから徹底することは、CSR の一環である。
R5第13問 ガバナンス(社会責任CSR) Cランク

普通に考えてこうなる↑。また「いなかった」「決定的な」の断定表現は原則誤答です。

企業の社会的責任に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア A.キャロルの社会的責任ピラミッドのフレームワークでは、社会貢献責任をピラミッドの土台に、経済的責任(→下線部あべこべ)を最上部を形成するものと位置づけた。
○イ M.フリードマンによると、企業の社会的責任とは株主利益の最大化であるが、彼の企業の社会的責任論は、法律や社会規範を遵守した上での競争を行うというルールを前提としたものである。
×ウ P.ドラッカーによると、20世紀初頭までの経営者に企業経営における社会的責任を意識した者はいなかった(→○少なかった)ので、企業の社会的責任は現代の経営者の持つべき新しい課題であるとした。
×エ 企業の社会的責任に関し、R.フリーマンは、企業とステークホルダーは利害を巡って決定的な(→○時に)対立関係にあることを指摘し、両者の相互依存的関係を危険視する主張を展開した。
R5再試験第9問 ガバナンス(社会貢献)

時々出題される、事前暗記不要の常識クイズ。ESGとかSDGsとぶっこいておけばOKです。

企業の社会貢献活動に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 企業市民とは、経済的・法的責任よりも社会への奉仕を上位として優先させるよう(→○企業も社会の一員であることを)強調する企業の役割を表したものである。
×イ 企業の社会貢献活動には、現物や施設開放による寄付は含まれない(→○も含まれる)
×ウ 文化・芸術分野への社会貢献活動はフィランソロピー(→○メセナ)と呼ばれる。
×エ ボランティア活動とは個人の自発性に基づいて行われるものであるため、企業が従業員のボランティア活動を促進する取り組みを行うことはできない(→○も有効である)
○オ マッチング・ギフトとは、従業員からの寄付金に企業側が一定比率の額を上乗せすることを通して、従業員と企業の善意を組み合わせる社会貢献活動の形態を指す。
R6第12問 社会責任CSR Cランク
企業の社会的責任やESG投資に関する記述として、最も不適切なものはどれか
×ア 「インパクト投資」とは、測定可能かつポジティブなインパクトを社会および環境に生み出す企業に、経済的リターンを求めず(→○求めつつ)投資することである。
○イ 「統合報告書」には、企業の売上高や資産などのような従来の財務諸表で記載されている内容に加えて、温室効果ガスの排出量、有給休暇の取得率、経営者報酬の決め方などが記載される。
○ウ CSVとは、経済的価値を創造しながら、社会課題に対応することで社会的価値も同時に創造するアプローチである。
○エ 環境・社会問題への取り組みが十分でないと思われる企業の株式や債券を売却することによって、投資家が企業に圧力をかけることを「ダイベストメント」と呼ぶ。
○オ 環境に対して適切な対応をしているように見せて、実態は二酸化炭素を多く排出しているような企業を「グリーンウォッシュ」と呼ぶ。
R7第13問 社会責任CSR Aランク

○ウで一択。次に×アイエのどこがおかしいかを考え、ネットやAIで正しく直して正しい理解を深めます。

日本のコーポレートガバナンス・コードは、2015 年から東京証券取引所の上場企業を対象に適用されている。このコーポレートガバナンス・コードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア コーポレートガバナンス・コードは、企業価値よりも(→の他に)社会価値を優先(→○意識)し、社会の持続可能性(→○中長期での企業価値向上)を実現していくことを企業に求めている。
×イ コーポレートガバナンス・コードは、上場企業投資家(→○下線部あべこべ)としてのあるべき姿を示し遵守させるガイドラインのことである。
○ウ コーポレートガバナンス・コードは、上場企業が備える企業の規律の在り方に関するガイドラインであり、法的拘束力はない。
×エ コーポレートガバナンス・コードは、ステークホルダーの中で投資家の利益(→○多様なステークホルダーとの協働)を最優先することを企業に求めている。

ベスト誤答選択肢 R7第13問 ×エ
コーポレートガバナンス・コードは、ステークホルダーの中で投資家の利益(→○多様なステークホルダーとの協働)を最優先することを企業に求めている。

中小企業の同族経営では「社長=オーナー=親族」が意思決定を独占しやすい。そこで「誰のための経営か」を問うガバナンスとスリーサークルモデルが、「事例Ⅰ」で問われることがある。

今日のまとめ

Q
ベテ専スクールにうっかり課金すると、「事例Ⅰ」演習が技術経営企業だらけの知識加点で、その対策のズレズレっぷりにうんざりすることが多々ある。そして生成AIを使い、Ⅰ出題企業A社が蔵元→農業法人→蕎麦→物流→木材加工と、ベテ専知識と真逆に進むことが実証されて好き。
A

受験が2年、3年と長期化すると、うっかり猛勉強がベテ化のサイン。知識で差を付けたい多年度ニーズ⇔そこを課金源とするベテ専スクールの需給が一致した技術経営知識とは、ベテを狙って落とす壮大なダミー論点と判明しました。

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