DLセンター 「2次」
「事例Ⅰ~Ⅲ」対策
- 与件のキーワードを拾いまくってマス目にコピペで合格答案!
- もちろんその通りですが、①わかりやすいキレイな日本語への加点が強まると、②マス目に全ては入らないので、③キーワードを「拾う」より「絞る」センスが大事になったり。

そこで最近の注目が、①設問解釈時に解答フレームを先に用意し ②問われたレイヤーと使用知識を想定し ③与件で探してフレームにはめ込む「まとめシート」流です。

画像:GLOBIS知見録
- これ以上余計な説明は要りませんっ。
- TAC講師に教わった「設問解釈」と、TBCに無断で借用した「(レイヤー化済)抽象化ブロックシート」を無料のコンボでどうぞ。


H24~最新R2まで9年分の「事例Ⅰ~Ⅲ」の全設問、出題の趣旨、レイヤー、要求能力、対応する「1次」知識、期待得点を一覧にした表です。①誰でも試す「設問解釈」をエクセルデータ化すると、②自分なりの属性をつけることができ、③これまでやこれからの出題傾向を自分なりに分析・予測できます。

書かれたことが「全く」出なくなった全知識をリプレースするのが、TBC「抽象化ブロックシート」。番号が飛ぶあの使いにくさを、TACスピテキ準拠のレイヤーにプロットすることで解消した、チャート型の知識の「もくじ」をどうぞ。
出題側の狙いをもっと早く広められないか、カウント数を付けてみました。ぜひ口コミをいただき、1,000を超えると試験の質が変わってくると思います。
「事例Ⅳ」対策
エクセルはDL無料、改変自由です。解説記事はカテゴリ「事例Ⅳ」からどうぞ。

「Ⅳ」計算問題では、過去問と同じ出題はない。でもどう解くかは気になるし、市販過去問集のヘタクソ解説では余計にわからない。そこでH24~最新R2の全計算問題をエクセル化し、どこがどう「つながって」いるかを明らかにしました。

診断士受験ギョーカイでまず知られていない、「CF計算書とは2期BS+PLから作る」こと。そこで第1問経営分析(前期比パターン)を使い、CF計算書を自動作成するツールを用意しました。
※中小企業庁「会計ツール集」を一部改良。
出題領域表
第1問 経営分析 | 第2問 CVP | 第3問 NPV | 第4問 ポエム | |
CVP分析 他意思決定 | NPV 企業価値 | |||
①赤字の回避 | ②ちょっと儲ける | ③もっと儲ける | ④口車に乗らない | |
H18 | 【1】30点 【2】20点 +CF計算書 | 【3】20点 セグメント損益 | 【4】15点 ※NPV計算済 | 【5】15点 POSシステム |
H19 | 【1】25点 | 【2】25点 | 【3】25点 +正味CF | 【4】25点 ネット販売 |
H20 | 【1】30点 | 【2】25点 【3】25点 +正味CF | 【4】20点 優先株式 | |
H21 | 【1】40点 | 【3】20点 | 【2】20点 ROE 【4】20点 通貨オプション | |
H22 | 【1】40点 | 【2】25点 | 【3】20点 +正味CS | 【4】15点 余剰資金運用 |
H23 | 【1】35点 +CF計算書 | 【2】15点 特別注文 【3】25点 セグメント損益 | 【4】25点 +正味CF | |
H24 ☆良問 | 【1】40点 +予想PL | 【2】30点 | 【1】 +正味CF 【3】30点 企業価値 FCF/WACC | |
H25 悪問 | 【1】25点 | 【2】45点 +CF計算書 +資金繰り 少人数私募債 | 【3】30点 品質原価計算 | |
H26 並み | 【1】24点 | 【3】30点 プロダクトミックス | 【2】30点 +正味CF | 【4】16点 デリバティブ |
H27 並み | 【1】28点 | 【2】34点 +予想PL | 【3】26点 +正味CF | 【4】12点 取引関係 |
H28 並み | 【1】25点 【2】(1)※ CF計算書 | 【4】25点 +予想PL | 【3】15点 セグメント損益 | 【2】(2)35点※ +正味CF |
H29 難問 | 【1】25点 | 【2】18点 +予想PL 直接原価計算 | 【3】29点 +正味CF ※取替=差額CF | 【2】28点 連結会計 |
H30 難問 | 【1】24点 | 【3】30点 +予想PL、記述問題 | 【2】31点 企業価値 | 【4】15点 業務委託 |
R1 並み | 【1】25点 | 【2】25点 +セグメント損益 | 【3】30点 +正味CF ※捨て問感度分析 | 【4】20点 連結&IT投資ポエム |
スッキリわかる簿記1級エクセル

診断士総出で「重要!」「難しい!」と勘違いするCF計算書は、簿記1級では単なる足し算・引き算で一瞬で解いてしまう。診断士にありがちな自己流を避け、CF計算書の正しい作り方が身に付きます。

CVPの前提には原価計算の知識があり、応用すると事業部の業績評価もできる。診断士にありがちな自己流CVPを避け、理論を強化したい方にはマストと言える良書です。

イケカコと同じ範囲をCVPとNPVに分けたらこうなった。計算問題に多少の簿記知識が要るのはイケカコと同じですが、解説とテキストの分かりやすさは別格です。
イケカコエクセル

約20年前(2001年出版) の本と思えないほど、的確で簡潔なテキスト部分には高い評価が。その反面、ヤル気も愛想もない不正確な解答解説をうっかり信じると、「Ⅳ」対策を一年たっぷり楽しめます。