試験の時流に従えば「TACの解き方」を使うことが賢明で、7月末で【Ⅳ猫60点】クリアをすれば「2次」のバトルもグッと有利に。6月開講に先立ち、5/29(水)20:30~前夜祭(ガイダンス)を実施します。※受付は追って開始

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【GW中盤号】週15hで500点 / ノウハウで勝てない時代はコストリーダー

ウキウキのGWも今日から中盤戦に。そして診断士で学ぶ知識は実戦で役立つものばかりと、実感できる5月が始まります。

Q
診断士で学ぶフレームワークは、3Cやら4Pやら5フォースやら、とにかく役立つものばかり。そして診断士試験の競争環境の分析には、ポーターの3つの基本戦略が有効と聞きました。
A

そうですね。ではその噂を聞きつけた試験委員が、思わずおっきな花マルをつけたくなる。そんな見事で鮮やかな説明に挑んでみましょう。

①ふぞろいのキーワード集中戦略②おベテの差別化答案戦略③コストリーダーシップ戦略
概要:この集中戦略では周囲の多様な考え方に振り回されないよう、試験で必要なキーワードとノウハウの回収と布教に専念し、それを答案用紙にモリモリにすべきと主張します。この戦略では、他者と異なる独自の知識やアプローチを活かし、覚えた知識をいかに答案で示すかを競います。超絶知識を覚え、周囲の答案の中で一際目立つ所に競争優位があるのです。この戦略では、「2次」がもはや80分では解けない文章量を出す前提に立ち、大量情報を処理する能力を高めてタイムパフォーマンスを上げ、時間内に解答することを目指します。
具体策:①試験にはキーワードとノウハウと信じ、迷わないよう視野を狭める。
②過去問を解く度にふぞろい採点し、キーワードを盛る書き方を磨く。
③80分に間に合わない事態に備え、代々のフレーズ集のストックに努める。
①他者と異なる視点やアプローチを持ち、複雑な問題に対処する能力を養う。
②超絶な知識や情報を習得することで、どんな事例も解けると豪語する。
③常に独創的な答を考え、それを他者に披露して表現力を上げるよう努める。
①日頃からキビキビ学習し、文の骨子を素早く特定する力を養う。
②ビジネスでは相手の話を傾聴し、その主張を見逃さないようにする。
③制限時間内に解答するために、冗長な表現を省いて簡潔に回答する。

【GW中盤号】週15hで500点 / ノウハウで勝てない時代はコストリーダー

既に情報過多な当試験では大数の法則が働き、どんなヘタレノウハウでも確率2割でコロコロ受かるから、自分好みを選べばOK。あえてヒントを出すなら、戦略①②に共通するのは、同業D社が誇るノウハウこそ神と崇める点な。

そこでおベテやふぞと一緒にされるお勉強は狙って避ける。これからのビジネスを楽しむために、賢く・謙虚な・リーダーシップを目指します。

Step-1:「1次」を使って賢く

Q
かつて15落20当とも言われ、週20~25h学習しないと狙えなかった「1次」の500点。いくら全体的にド易化したとはいえ、むしろ長時間勉強を避けてキビキビ学習する方がスコアが伸びる?
A

かつてのような、150分のスクール講義を手書きのノートにまとめ、それからやっと過去問を解くようなノロマ勉はほぼ絶滅した様子。その上でスマホやタブレットを使い、隙あらば隙間時間で覚えることで「賢くなる」とされています。

①苦手科目を作らない

「1次」500点が目安とされる高得点を取るためには、試験の全科目に均等に対策を行う必要があります。得意な1科目を伸ばそうとするより、全科目にわたって苦手科目をなくすように学習を進めることで、科目ごとの得手不得手をなくすことを目指します。これにより、試験全体のバランスが取れ、高得点を獲得しやすくなるのです。

②関連知識が即座に浮かぶ

全科目にわたる均等な学習を続けることで、様々な分野の知識が脳内で関連付けられます。したがって、何かを聞かれたときにそれに関連する知識が自然に浮かび上がりやすくなります。これにより、問題に対する的確な回答が迅速にできるようになるでしょう。

③科目相乗効果で収穫逓増

「1次」7科目の知識は一見独立しているように見えますが、実際には相関しています。そのため、1つの科目で学んだ知識が他の科目にも応用されることがあり、相乗的に知識が収穫逓増します。そうやって全科目にわたる学習を続けることで、知識が相互に補完し合い、総合的な理解を深めて賢くなっていくのです。

Step-2:「2次」に学んで謙虚に

Q
「1次」を学ぶと賢くなる一方で、「2次」でベテがベテベテ、おっと違ったバタバタ落ちる様を間近に見せつけられる。でもどうしてベテが受かるとやたら驕慢になり、そこらのド素人相手にノウハウ掲げてマウントしたがる?
A

それは鋭い観察眼ですが、残念ながら因果が違います。ベテが受かってから驕慢になるのでなく、謙虚さを欠いて傲慢だから「2次」で落とされベテになる。そこでベテを避けるヒントを3つ用意しました。

①好事・魔多し

試験に臨む際には、過去の経験や成功体験に囚われすぎないように心がけましょう。過去の成功体験にとらわれることで新しいアプローチや考え方を試みることが難しくなります。常に新しい情報やアイデアを取り入れ、柔軟な発想力を保つことが重要です。

②断言と断定禁止

試験では、答えを決めつけるような断言や断定的な表現は避けるべきです。代わりに、資料や問題文に根拠を持たせて、推論や分析を行いながら答えを導き出すことが重要です。客観的かつ論理的なアプローチを心がけましょう。

③抑制の利いた答案

試験では、自分の主観や色を出すことよりも、客観的かつ中立的な視点から問題を分析し、答えることが求められます。また、自己主張を抑え、論理的な説明や根拠付けがなされた答案が評価される傾向がありますので、その点にも留意しましょう。

Step-3:デジタル時代のビジネスリーダーに

Q
「1次」を短時間でハイスコアを叩き出す学習を進めると【賢くなる】が、「2次」に長期間ベテベテ滞留すると【オツムが固くなって】【応用や機転が利かない】。そこでこれだけ執拗に作問採点を毎年変えて、とにかく試験は初学者優遇?
A

確かにその通りですが、おベテのオツムがあれだけ固いのは、【アウトプット型の記述練習】にこだわりすぎて、【柔軟にインプットする】力が損なわれるため。例えば職場のビジネスリーダーを目指す上で必要なのは、「2次」より「1次」で学ぶ知識です。

①財務:数値を使ったデータドリブン

財務・会計の知識を活用することで、ビジネスの財務状況を正確に把握し、データに基づいた意思決定を行うことができます。数値を使ったデータドリブンのアプローチは、ビジネスの成果を最大化するために欠かせない要素です。

②情報:ノーコードアプリで生産性UP

経営情報システムの知識を活用することで、労働生産性を向上させるためのツールやシステムを開発することが可能です。特に、ノーコードアプリの開発は、ビジネスプロセスの自動化や効率化を促進するでしょう。

③組織論:結果を出すチームビルディング

組織論の知識を活用することで、複雑なビジネス環境においても効果的なチームビルディングを行うことができます。リーダーシップの理論やチームダイナミクスの理解を深めることで、チームのモチベーションやパフォーマンスを向上させる方法を学ぶことができます。

今日のまとめ

Q
「1次」を使って賢くなれて、「2次」に学ぶと謙虚になれる。そんなデジタル時代のビジネスリーダーを目指すには、週15hで「1次」500点を叩き出すような、コスパ・タイパ・大量情報の処理スキルを高める学習を進めることが望ましい?
A

そして今でこそサイコロコロコロ猫でも2割な「2次」の競争は、そのうち「業界1強しか勝たん」。その時勝ち残るのは同業D社がバラまくノウハウ至上主義より、大量情報を素早く処理するコストリーダーです。

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