マネジメントを学んでみよう
診断士受験の目的と一口にいっても、名刺に箔をつけることからMBA代わり、はたまたAIに代替される自分のキャリアへの危機感までいろいろあるものです。
- そこで一般には、日頃のビジネスシーンで見慣れた「マネジメント」から学習スタート。
- ところが日本語のマネジメントには、①箸の上げ下げへの上司の口出しから ②国をまたがる巨大な企業買収まで含まれ、正直よくわかりません。
ほう、この試験では、そんなイイコトをわかりやすく教われるのかっ。
はい。では【2020年合格目標】の方なら、来年10月の「2次」でフル活躍するレイヤー別の知識を楽しく学ぶため。【2019年〃】の方なら鍛え上げた知識をどう学んできたかの息抜きに。H28~R1までの「経営」過去問で聞かれた事をひとまとめにしました。
知識のⅠ対策【2019&2020 W目標】
- 我々が行動可能なのは現在であり、また未来のみである。
- 出典:地球の名言(ドラッカー)
1917年生まれのドイツ系ユダヤ人であるドラッカーは、ナチスの迫害を逃れて渡ったアメリカでGMなどの巨大企業を目の当たりにし、経営学やマネジメントの名著を残した。今なお通じるこれらの知見に賛同する人は多く、「未来学者」とも称される。2005年没。
ちょっとしんみりするけど、この後オッサン顔が続くから萌えキャラで代理だぜっ。
- 戦略論
- 経営と言えばドラッカー、競争といえばポーターですが、当試験の対策上はVRIO分析のバーニーが優勢です。ドヤっ。
- 組織論
- 組織論といえばマズローおじさんがまず浮かぶけど、社長の気持ちを代弁してくれるのはバーナードの組織の3要件です。
①共通の目的
②貢献意欲
③コミュニケーション
この3つが嫌いなA社長はいません。だから幸の日も毛深い猫には、ちゃんと学術的な裏付けがあるのです。
今日のまとめ
- 【2020年合格目標】の方でいえば、「1次」最初の科目「経営」を一通り終え、過去問や答練対策に忙しい頃でしょうか。
- でも「マネジメント」を基礎から理論で学んでおくと、職場に必ず一人や二人はいそうな勘違いマネジメントのオジサンを軽くあしらうことができちゃう。
もちろん、基礎から理論を学ぶためには、その理論を最終的に現場でどう応用して使うか。「2次」試験の問われ方を最初に知っておく1・2次並行学習が、これからの時代のマストなのです。
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