C経営

コストダウンばっかしてんじゃねーよ(戦略論):②述語(結論あべこべ)【全問収録】

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スピテキ「経営」は「事例Ⅰ」の最強テキスト。

それってつまり、①「戦略論」知識を学説の発展順(競争→成長→イノベーション)で線状に並べて覚えたら、②それを辿って知識がスルスル出てきて、③人事レイヤー→企業戦略レイヤーにシフトした出題傾向と合致し、④初学勢の合格率が経験者勢を上回るようになった。

元記事:「事例Ⅰ」のリーダー戦略

くそっ、何だかもっともらしくて反論できないぞっ。

いえ、1次過去問も「経営」スピテキともに、誰でも使えるオープンソースです。「1次」知識シフトの現状を酸っぱい葡萄にするから周回遅れで、初学勢の動きを見たら上からかぶせるようにイイトコを総取り。2年目上級生のリーダー戦略とはそっちです。

おや、変化の時代に上から目線の口調はいけません(汗)。
誤答選択肢のバツをマルに直すドリルをしたら、知識がスルスル出てきて「事例Ⅰ」は目を瞑ってスラスラ書けたよ。試験をそう進化させるため、お願い、力を貸してくださいなのです。

コストダウンばっかしてんじゃねーよ(戦略論):②述語(結論あべこべ)【全問収録】

【全問収録】シリーズ
では「戦略論」H28~30の全39マークを誤答パターン別に5つに分け、競争→成長→イノベの順で知識の線状インプットを進めます。

「経営」過去問タテ解き表

出題領域・スピテキ掲載ページ・正答率ランク・誤答選択肢パターンの一覧PDFです。過去問回転の他に、出題傾向の分析や予測にもどうぞ。

競争戦略
H30「Ⅰ」で差別化集中が問われたものの、1次で競争戦略の出題マーク数は多くない。ポーター教授のヤキモキする顔が浮かびます。
H30第6問 ポーター価値連鎖 Bランク

ポジショニング派(ポーター)もケイパビリティ派(バーニー、VRIO分析)でも、「大事な所は自社に取り込め」。

価値連鎖(バリューチェーン)のどれだけの活動を自社の中で行うかが、その企業の垂直統合度を決めると言われている。自社の中で行う活動の数が多いほど、垂直統合度が高く、その数が少ないほど垂直統合度が低いとした場合、ある部品メーカーA社が垂直統合度を高める理由として、最も適切なものはどれか。
×ア A社の部品を使って完成品を製造している企業は多数存在しているが、いずれの企業もA社の部品を仕入れることができないと、それぞれの完成品を製造できない
×イ A社の部品を作るために必要な原材料については、優良な販売先が多数存在しており、それらの企業から品質の良い原材料を低コストで仕入れることが容易であ
×ウ A社の部品を作るために必要な原材料を製造しているメーカーは、その原材料をA社以外に販売することはできない
〇エ A社の部品を作るために必要な原材料を製造しているメーカーが少数であり、環境変化により、A社はこれらの原材料の入手が困難となる。
×オ A社は、A社の部品を作るために必要な原材料を製造しているメーカーとの間で、将来起こりうるすべての事態を想定し、かつそれらの事態に対してA社が不利にならないようなすべての条件を網羅した契約を交わすことができる

「価値連鎖」「VRIO分析」は、学派が違うだけで同じ様なコトを言っています。×アウオはできる⇔できないが逆。イは×多数存在して容易→○少数しかなく困難に、なら正解。

画像:Bizhint
成長戦略
「戦略論」の出題マーク数は、ケイパビリティ派の圧勝だ。バーニー氏のドヤ顔が浮かべば、ニヤリと解けます。
H30年第3問 VRIO Aランク

誤答選択肢のヘンテコリンなオジサン語を読むと頭が痛くなる。ここは述語をあべこべに直すだけ。

企業の経営資源に基づく競争優位を考察する VRIO フレームワークにおける模倣困難性は、持続的競争優位を獲得するために必要な条件とされている。この模倣困難性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア A社が、模倣対象のB社が保有する経営資源やケイパビリティと、B社の競争優位の関係を理解しているか否かは、A社がB社の模倣を行う時のコストに影響を与える要因にならない
×イ C社が、新規事業に必要不可欠な経営資源を、その将来における最大価値を下回るコストで入手した場合、競合会社D社が、C社より相当に高いコストでも同様の経営資源を獲得できる限り、C社の経営資源に模倣困難性はない
〇ウ 最先端の機械Eを使いこなすために熟練技能者同士の協力関係が必要であり、かつ、熟練技能者同士の協力関係の構築に相当な時間とコストを必要とする場合、最先端の機械Eを所有しているだけでは、模倣困難性による持続的競争優位の源泉にはならない。
×エ 相当な時間を要して獲得したF社のノウハウやネットワークが、優れた製品を生み出すための重要な要素で希少性もあり、また競合会社が短期間で獲得するにはコスト上の不利が働くとしても、F社の模倣困難性を持つ経営資源にはなりえない

アイエの×ならない、ない、なりえない→○なる、ある、なるに。これでスッと頭に入ります。

H30年第2問 VRIO Bランク

情報的経営資源と来たら、VRIO分析のテキスト知識を思い浮かべる。

経営資源の1 つとして区別される情報的経営資源に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 企業活動における仕事の手順や顧客の特徴のように、日常の業務活動を通じた経験的な効果として蓄積される経営資源は、情報的経営資源には含まれない
○イ 企業活動における詳細なマニュアルや設計図は、熟練やノウハウなどの情報的経営資源と比較して模倣困難性は高くない。
×ウ 企業にとって模倣困難性の低い情報的経営資源が競争にとって重要ならば、特許や商標のような手段で法的に模倣のコストを高める必要性は高くない
×エ 企業の特定の事業分野における活動で蓄積された情報的経営資源は、その事業に補完的な事業分野でしか利用できない

アイエの、×含まれない、高くない、でしか利用できない→○含まれる、高い、以外にも利利用できる。これでVRIOの使い道が4つ増えます。

H28年第3問 企業間連携 Bランク

誤答選択肢は言ってることが全部あべこべ。M&Aとアライアンスの違いを知識でどうぞ。

近年、自社の経営資源を活用して成長を図る内部成長とともに、外部企業の経営資源を使用する権利を獲得するライセンシングや、外部企業の持つ経営資源を取得して成長を目指していく買収が活発になっている。これらの戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 相手企業のコア・コンピタンスとなっている技術を自社に吸収し、自社の技術水準を上げていくためには、買収よりも独占的ライセンシングを活用する方が適している。
〇イ 既存の事業が衰退期に入っている場合、当該業界における市場支配力を高めるには、既存の経営資源を活用するための投資を増強していく内部成長よりも、競合企業を買収する方が適している。
×ウ 国内で高価格な製品を製造・販売している企業が、新興国で新たに低価格製品を販売して短期間のうちに軌道に乗せるためには、現地の同業企業を買収するよりも、独自に販売ルートを開拓していく内部成長の方が適している。
×エ 製品メーカーが、稀少性の高い原材料メーカーとの取引を安定化し、取引費用の削減をしていくためには、買収によって自社に取り込むよりも、ライセンシングによって関係を構築する方が適している。

×アウエは全部結論があべこべっ。

画像:経営を学ぶ
H29年第4問 企業間連携 Cランク ※二重否定

二重否定のわかりにくさを見破れ。裏切りを(×)抑制することが (×)できない=裏切りが起きる。わかりやすくそう書いてくれっ。

日本企業は戦略的にM&Aを活用するようになっているが、M&Aよりも戦略的提携を選択する企業も多い。M&Aには、契約成立前の準備段階と交渉段階、成立後の統合段階でのさまざまな留意点がある。
日本企業のM&Aと戦略的提携に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア M&Aの準備段階では、当事者の持つ研究開発、生産、販売などの重複部分や競合関係の明確化が重要であり、統合段階でデューデリジェンス(due diligence)を開始して機能統合していく。
×イ 異業種のM&Aには、基本的には、規模の経済と取引交渉力の増大というメリットがあり、業績不振の立て直しはできないが、自社の必要としない資源までも獲得してしまう恐れはない
×ウ 企業の独立性を維持できる戦略的提携は、パートナーが提携関係を裏切る可能性を最小化しつつ、提携による協力から得られる恩恵を最大限享受することが主な目的であり、企業の評判に悪影響が起こる可能性は、戦略的提携における裏切りのインセンティブを抑制できない
○エ 戦略的提携の目的が経済的な価値と希少性の追求にあっても、持続的な競争優位をもたらすとは限らないが、提携による業界内の新しいセグメントへの低コストでの参入は企業間の強みを補完する試みとなりうる。
×オ 同業種のM&Aには、基本的には、範囲の経済と習熟効果の実現というメリットがあり、組織文化の調整のコストは必要であるが、統合のコストはかからない

イオの×ない→○あるは瞬殺で。×アの準備段階⇔統合段階入れ替えも大丈夫。でも×ウの下線部はいったい何? わかりやすい国語にすれば「○評判へ悪影響の可能性が、裏切りを防ぐ」で正解に。手間がかかるなっ。

H26第19問 産業クラスター Bランク

産業集積→産業クラスターに高度化

特定の国や地域において産業の地理的集中がおき、他の地域に対する比較優位性が生じることがある。近年、ポーターらの提唱する産業クラスター論では、従来の産業集積論とは異なる意義が求められている。産業クラスター論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〇ア 科学技術インフラや先進的な顧客ニーズなど、特定のロケーションに埋め込まれた知識が、比較優位性の基盤になる。
×イ (産業クラスターとは)産業が地域的に集中する要因として、土地や天然資源などの生産要素を重視する。
×ウ (産業クラスターとは) 産業の集積を通じて流通費用の最小化を目指す。
エ 仲間内での競争を避け、協調的なネットワークの必要性を明示する。

エは×競争を避け→〇競争もしつつ。×イウはクラスターでなく、古い方の「産業集積」の説明です。

イノベーション
イノベーションの父といえば俺様。1912年にここまで見通した先見性に文句がある奴はかかってこいっ。by シュンペーター
H29第10問 イノベーション Bランク

プロジェクト管理は、「情報」とのクロスオーバー問題。

企業では、新製品開発や新規事業などのプロジェクトが円滑に進むように、さまざまな方法を用いて進捗管理を行っている。そのような進捗管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 技術開発と市場開拓が並行して事業化が進行すれば、技術開発面の課題を早期に発見して、その解消活動が販売における課題解決に結びつくので、基礎研究成果を応用研究につなぐ際のダーウィンの海と呼ばれる課題の克服に有効である。
×イ 技術や市場が新規の製品の開発に取り組む場合、現場で培った経験や知識の活用が開発時間やコストを節約するキーポイントになる。
〇ウ 新製品の事業化では、顧客や市場の評価を早期に把握して、その結果を開発活動にフィードバックして、場合によっては開発段階が後戻りすることを許容する方が新製品の迅速な立ち上げに有利に働く。
×エ プロジェクトのある段階から次の段階への移行ごとにチェックポイントを設けるステージゲート管理では、移行可否の判断基準の設定や移行可否の権限が各段階に与えられないため、管理が甘くなって見込みの低いプロジェクトを温存することになりやすい
×オ プロジェクトの複数の段階の活動を同時に並行して行うと、開発の早い段階からプロジェクト内で情報交換が進むが、情報の複雑性も高くなるので、開発期間が延びたり、開発コストが余計にかかりやすくなる

「アジャイル開発」知識で〇ウ一択なので、アイエに×を付けるのが勝負です。×エオは結論あべこべ。アは×ダーウィンの海→〇デビルリバーの「③目的語ひっかけ」、イは×現場で培った経験や知識はむしろ邪魔じゃね?結論あべこべパターンです。

今日のまとめ

スピテキ「経営」は「事例Ⅰ」の最強テキスト

近年のスト生躍進の理由の一つが、「Ⅰ」出題レイヤーの上方シフトとスピテキ「経営」の編集姿勢が一致したこと。つまり秘伝のタレ編集で未だに「組織・人事」重視な全知識を使う経験者勢と、そこで差がついたことです。

ブログの一発優勢、ふぞろい劣勢の流れと同じだねっ。

いえいえ、スピテキをべた褒めするのは、他科目をこきおろす辛口があってこそ。スピテキは「経営」「財務」が抜群に良い分、「運営」「法務」がクソです。

スピテキ「運営」はなぜクソか。
細切れ改訂でコンテンツは良いが、知識の並び順・目次がデタラメ。「事例Ⅲ」の生産管理⇔業務の切り分けに完全非対応。
スピテキ「法務」はなぜクソか。
これも細切れ改訂でコンテンツは良いが、プロの領域である「民法」にムキになってもダメじゃん。「財務」の簿記と同様で、あれは巻末におまけで収録する論点です。

スピテキ「経営」「財務」が「2次」対策のベストを兼ねるのに、「運営」「法務」はなぜクソか。ここは受験者総出で文句を言っておきましょう。

コストダウンばっか重視で、テキスト改訂をサボってんじゃねーよ。

ボタンを押して今日もイタダキ↓。
試験の進化は待ったなしです。

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