【全問収録】1次カコ問が2次のミラモン:「事例Ⅰ」むけ「経営」要復習問題

「1次」のカコ問が、「2次」のミラモン

毎週日曜日11:15~11:45に放送中のミライモンスター(フジテレビ)に2019年4月からレギュラーとなったAKB48の矢作萌夏さん。 この番組は将来性のあるアスリートなどの卵を先取りで紹介する番組ですが、同じようにAKBの将来性を担うメンバーの抜擢となりました。
画像:あそびごころ
試験委員のオトウサンのハートを鷲掴み
画像:ENTAME next

ムフフ、朝からこんな艶っぽい画像を貼られたら、脳にピンクの靄がかかり、勉強が手につかないじゃないかっ。

いえ、いいんです。8/5(月)~8/12(月)にかけての1週間は、全国4,600名が10月の「2次」めがけて一斉にラストスパートを仕掛ける時期でした。そこで今週はお盆や家族旅行で骨休みをして、来週から一気に再スパートです。

夏休みにピタリ~誤答選択肢マルバツドリル
しかし旅先でも帰省先でも、朝の1~2h位はスッキリ目が冴え、つい勉強したくなることが。そんなあなたにピッタリなのが、「1次」知識を「事例Ⅰ~Ⅲ」に向けて組み替える、マルバツドリルです。

朝のスマホで目が覚めちゃった。そうだ、これを自分でやってみよう。

ムフフ。知識重視の時代に、サイコロコロコロ2割から確実5~8割に抜け駆けるには、こんな一期一会のチャンスも大事にします。では読む読まない、やるやらないはすべてあなた次第。マルバツドリルを前後編の2回でどうぞ。

1次カコ問が2次のミラモン:「事例Ⅰ」むけ「経営」要復習問題【全問収録】

競争戦略
H30「Ⅰ」で競争優位(差別化集中)が問われたとはいえ、競争戦略の出題シェアは年々低下に。ポーター教授が顔を真っ赤にしてプンプン。
R1第6問 5フォース 予想Bランク

5フォースのど真ん中、既存企業間での対抗について、テキストレベルのサービス問題。

「業界の構造分析」の枠組みに基づいて想定される、既存企業間での対抗度に関する予測として、最も適切なものはどれか。
×ア 業界の成長率が高いと、製品市場での競合が激化して、業界全体の潜在的な収益性は低くなる。
○イ 顧客側で生じるスイッチングコストが高い業界では、製品市場での競合が緩和されて、業界全体の潜在的な収益性は高くなる。
×ウ 固定費が高い業界では、製品市場での競合が緩和されて、業界全体の潜在的な収益性は高くなる。
×エ 事業戦略の方向性という点で、多様なバックグラウンドを有する企業が事業を展開する業界では、製品市場での競合が緩和されて、業界全体の潜在的な収益性は高くなる。
×オ 退出障壁が高いと、製品市場での競合が緩和されて、業界全体の潜在的な収益性は高くなる。

×アウエオは全て、緩和⇔激化、低い⇔高いの形容詞があべこべ。×エが悩ましいですが、○イがガチで正解に。

R1第7問 規模の経済+経験曲線 予想Bランク

規模の経済と経験効果は似てるけど、連続して起こす必要はないよ。過去問でインプットした方には超サービス問題です。

経験効果や規模の経済に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 経験効果に基づくコスト優位を享受するためには、競合企業を上回る市場シェアを継続的に獲得することが、有効な手段となり得る。
×イ 経験効果は、ある一時点での規模の大きさから生じるコスト優位として定義されることから、経験効果が生じる基本的なメカニズムは、規模の経済と同じである。
×ウ 生産工程を保有しないサービス業では、経験効果は競争優位の源泉にならない
×エ 中小企業では、企業規模が小さいことから、規模の経済に基づく競争優位を求めることはできない
×オ 同一企業が複数の事業を展開することから生じる「シナジー効果」は、規模の経済を構成する中心的な要素の1 つである。

×ウエは結論あべこべ。オは×規模の経済→○範囲の経済です。それと×イは違うと何度も。

成長戦略
ドメインやVRIOは鉄板で出題。中小企業の経営戦略は、「競争」よりも「成長」さ。バーニー先生のドヤ顔が浮かべば、「Ⅰ」解答の方向性は外しません。
R1第1問 ドメイン 予想Bランク

ドメインと来たら、企業⇔事業の入れ替えを最初に疑う。

多角化して複数の事業を営む企業の企業ドメインと事業ドメインの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 企業ドメインの決定は、個々の事業の定義を足し合わせるのではなく、外部の利害関係者との間のさまざまな相互作用の範囲を反映し、事業の定義を見直す契機となる。
×イ 企業ドメインの決定は、新規事業進出分野の中心となる顧客セグメント選択の判断に影響し、競争戦略策定の出発点として差別化の基本方針を提供する。
×ウ 事業ドメインの決定は、将来手がける事業をどう定義するかの決定であり、日常のオペレーションに直接関連し、全社戦略策定の第一歩として競争戦略に結び付ける役割を果たす。
×エ 事業ドメインの決定は、多角化の広がりの程度を決め、部門横断的な活動や製品・事業分野との関連性とともに、将来の企業のあるべき姿や経営理念を包含している存続領域を示す。
×オ 事業ドメインの決定は、特定市場での競争戦略に影響を受け、将来の事業領域の範囲をどう定義するかについて、企業が自らの相互作用の対象として選択した事業ポートフォリオの決定である。

×イエオは企業⇔事業の入れ替え。ウはやや悩みますが、将来事業を決定するなら×事業→○企業に直します。

R1第3問 経営戦略 予想Dランク ★テキスト外

診断士でアンゾフといえば、成長ベクトルのオジサン。でも他にも何か言っていた。

次の文中の空欄A~Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の
解答群から選べ。
アンゾフは、環境変化が激しく、企業が決定すべき選択肢の評価基準も与えられていない高度に不確実な状況を、A という概念で捉え、A の状況下において、企業が取り組むべき問題を確定させ、その問題解決の方向性を探求することを経営戦略論の固有の課題と示した。
その上で、企業が行っている意思決定を、B 的意思決定、C 的意思決定、そしてD 的意思決定に分類した。B 的意思決定は、現行の業務の収益性の最大化を目的とするもの、C 的意思決定は、最大の業績が生み出せるように企業の資源を組織化するもの、D 的意思決定は、将来どのような業種に進出すべきかなどに関するものである。
×アA:非対称情報B:業務C:組織D:戦略
×イA:非対称情報B:日常C:管理D:計画
×ウA:非対称情報B:日常C:組織D:長期
○エA:部分的無知B:業務C:管理D:戦略
×オA:部分的無知B:業務C:戦略D:長期

アンゾフの成長ベクトルを知らない人はいないが、「部分的無知」なんて知っている人もいない。盲点を突くドッキリ問題ですが、別に大したことは言っていません。この手の出題で慌てたら負け。

R1第2問 PPM 予想Cランク

PPMで聞かれるド定番のひっかけ。①用語の入れ替え ②軸の名前 ③キャッシュフローの増減。このどれかを疑えばバツが見つかる。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、自社の事業の成長率と相対的な市場シェアとを基準として事業を分類し、戦略事業単位が他の戦略事業単位と製品や市場について相互に関連した統合的な戦略を持つ。
×イ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、成長市場で市場シェアを維持するために必要な再投資を大きく上回るキャッシュフローをもたらし、資金の投入によって競争優位を維持する「花形」よりも、資金の流出を削減して競争優位を獲得できる「問題児」の選択が重要である。
×ウ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、「花形」は分野の将来性に大きな魅力があり、特定の事業に対する集中的な投資の主要な資金供給源としても重要であり、「負け犬」からの撤退を支える役割を果たす。
○エ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントは、事業間のマーケティングや技術に関するシナジーが考慮されていないが、外部技術の導入によって規模の経済を達成することで優位性を構築する事業にも適用できる。
×オ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントは、全社的な資源配分の論理の1 つとして位置づけられ、成長率の鈍化した業界の「花形」事業の大きな余剰資金と「負け犬」を売却して得た資金を「金のなる木」に集中的に投入して競争優位を維持する。

PPM出題は誤答3~4択のウソを見破るドリルにピッタリ。オは×花形→金のなる木→問題児の3つ巴で入れ替え。ウは×負け犬からの撤退→○問題児の選択に。イは少しやっかいですが、×成長市場で~の下線部を削除し、×資金の流出を削減→○資金の投入を検討、なら正解です。

R1第4問 VRIO 予想Bランク

コアコンといえば、「その企業の中核的な経営資源」。長文でウソをつかれると案外見破りにくいので、ここでしっかり練習を。

G.ハメルとC.K.プラハラードによるコア・コンピタンスに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア コア・コンピタンスは、企業内部で育成していくものであるため、コア・コンピタンスを構成するスキルや技術を使った製品やサービス間で競争が行われるものの、コア・コンピタンスの構成要素であるスキルや技術を獲得するプロセスで企業間の競争が起きることはない
○イ コア・コンピタンスは、企業の未来を切り拓くものであり、所有するスキルや技術が現在の製品やサービスの競争力を支えていることに加えて、そのスキルや技術は将来の新製品や新サービスの開発につながるようなものであることが必要である。
×ウ コア・コンピタンスは、顧客が認知する価値を高めるスキルや技術の集合体であるから、その価値をもたらす個々のスキルや技術を顧客も理解していることが必要である。
×エ コア・コンピタンスは、①他の競争優位の源泉となり得る生産設備や特許権のような会計用語上の「資産」ではないので、❷貸借対照表上に表れることはなく、③コア・コンピタンスの価値が減少することもない
×オ コア・コンピタンスは、①ユニークな競争能力であり、個々のスキルや技術を束ねたものであるから、❷束ねられたスキルや技術を独占的に所有していることに加えて、③競合会社の模倣を避けるために個々のスキルや技術も独占的に所有していることが必要である。

×エオは「長文の因果ズレ」パターンで、エ:価値が減少することが×ない→○ある、オスキルや技術の×独占的な所有→○排他的な利用で正解ですが、途中にヘンな文が入り「なんとあくマルかも?」と思わせる作りです。アは×ない→○ある、ウは○顧客の理解までは不要。

R1第5問 企業間連携 予想Aランク

経営環境の変化が速い時代では、経営資源の自社保有より、外注や提携で機敏に動け。

戦略的提携に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 戦略的提携では、大学や政府機関が参加することはないが、同一の業種で競争関係にある企業間よりも異業種の企業間での提携が多く、継続的な関係の構築が図られる。
×イ 戦略的提携は、共同開発や合弁事業設立のように、企業が独立性を維持して緩やかな結びつきを構築するが、資本参加や当該企業同士の組織的な統合を通じて経営資源の合体を図る。
×ウ 戦略的提携は、提携による協力で得られる恩恵を最大限享受できる組織的な統合を図り、業界内の新しいセグメントや新たな業界への低コストでの参入と経営資源の補完を主な目的とする。
×エ 戦略的提携は、当事者間での裏切りのリスクを内包するが、その回避のために、企業には互いの独立性を維持しつつも、階層関係を構築して関係の固定化を図ることが求められる。
マルオ 戦略的提携は、範囲の経済を利用できる内部開発によるコストよりも、共同開発のような提携によるコストが小さい場合、内部開発に代わって選択される。

×イウエは組織的に統合したり関係を固定化しちゃダメじゃん。アはすることは×ない→○ある、です。

イノベーション
「事例Ⅰ」で研究開発企業が出るとは限らないから、俺の出番は「Ⅲ」だろう。シュンペーター先生は何でもお見通しです。
R1第11問 イノベーション 予想Cランク

インテグラル→モジュラー型イノベへの進化は、来年「戦略論」でも必ず出るミラモンの代表選手。ただ業務用複合機→モジュラーと思い込んだので、当サイトは間違えました。

製品アーキテクチャは、製品を構成する個々の部品や要素の間のつなぎ方や製品としてのまとめ方であり、部品(要素)間の相互依存性の程度によって、インテグラル型とモジュラー型の2 つに分類される。
「a 乗用車」、「b 大型旅客機」、「c デスクトップパソコン」、「d 業務用複合機(コピー機)」の4 つの領域において、現在の市場で主に取引されている製品を想定した場合、それぞれインテグラル型、モジュラー型のいずれに該当するか。下記の解答群から、最も適切なものの組み合わせを選べ。
×アa:インテグラル型b:インテグラル型c:インテグラル型d:モジュラー型
○イa:インテグラル型b:インテグラル型c:モジュラー型d:インテグラル型
×ウa:モジュラー型b:インテグラル型c:モジュラー型d:モジュラー型
×エa:モジュラー型b:モジュラー型c:インテグラル型d:インテグラル型
×オa:モジュラー型b:モジュラー型c:モジュラー型d:インテグラル型

乗用車・大型旅客機→インテグラル、デスクトップパソコン→モジュラーはガチなので○イ一択になります。当サイトはコピー機→モジュラーと思い込んでドボンに。自分の実務イメージで判断すると失敗する好例です。

R1第8問デファクトスタンダード (1)予想C (2)予想A

限界費用の水準まで価格が低下→事業としては赤字でも固定費を回収するために作り続ける。「事例Ⅳ」の出題もありそうな、「経済学」の知識です。

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
コンピュータのソフトウェアやコンテンツなどのデジタル化された情報財は、製品開発費などの固定費が占める比率がA く、製品1 単位を追加的に生産するためにかかる費用がB い傾向があるという特性を有している。
こうした情報財の特性は、製品市場での競争状況や、その状況に基づく競争戦略に影響を与える。特に重要なのは、複数の企業が同様の情報財を供給して、コモディティ化が生じる場合、たとえ当該市場が成長段階にあったとしても、企業間での競争が激化して、最終的にはC の水準まで価格が低下してしまう点にある。
そのために、デジタル化された情報財では、その特性を勘案した競争戦略によって、コストリーダーシップや製品差別化を実現することで、コモディティ化に伴う熾烈な価格競争を回避すべきだとされる。例えば、パソコンのオペレーティング・システム(OS)の場合、支配的な地位を確立した企業は、ユーザー数の多さが当該製品の便益の増大につながるD などを背景として、持続的な競争優位を獲得してきた。
(設問1 )
文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
×アA:高B:低C:機会費用
○イA:高B:低C:限界費用
×ウA:高B:低C:固定費
×エA:低B:高C:機会費用
×オA:低B:高C:限界費用
(設問2 )
文中の空欄Dに入る語句として、最も適切なものはどれか。
×ア オープン・イノベーション
×イ デジュール標準
○ウ ネットワーク外部性
×エ リバース・イノベーション
×オ リバース・エンジニアリング

正解○ウ一択で。×アイエオも過去問で一度は出ている用語なので、不明な時はスピテキに戻ってぐりッとマークを。

R1第12問 ベンチャー 予想Cランク ★新傾向

リーン・スタートアップなんて知らね? でも多分イマドキのイイコトを言ってそう。

画像:電通報
S.G.ブランクが構築した「顧客開発」モデルは、顧客ニーズの把握が不十分、かつ顧客の特定化が困難な場合に、仮説の検証を素早く繰り返すことによって、学習を通して、新しいビジネスの成功率を高めようとするモデルであり、それを発展させたものが、E.リースによって提唱された「リーン・スタートアップ」モデルである。
「リーン・スタートアップ」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア リーン・スタートアップでは、戦略を検証する実験によって、その実験段階の製品やサービスが失敗に終わった場合、ビジョンを実現するためには、それまでの開発コストが無駄になっても、戦略の方向転換(ピボット)が必要であるとしている。
×イ リーン・スタートアップでは、不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出すスタートアップのプロセスを、戦略を検証する実験の連続と捉えており、その実験回数をあらかじめ制限しておくことが、成功の鍵と捉えている。
×ウ リーン・スタートアップは、①顧客ニーズにかかる「仮説」を立てること、②顧客ニーズを満たすアイデアを「製品化」すること、③製品化したものを消費者に「提供」すること、④新たな顧客を次々に「開拓」することの4 つのプロセスを直線的に進めていくものである。
×エ リーン・スタートアップは、新規事業の製品やサービス、対象となる顧客、販売方法などが詳細に記述されたビジネス・プランを構築し、そのビジネス・プランに従って新規事業を進めていくプロセスである。

テキスト外ですが、語感でアウの2択には絞れそう。イは×あらかじめ制限しておく→○高速に回転させる、エは×詳細に記述された→○まず簡易に作ったで正解に。ウは③④をまとめて→○顧客にプロトタイプを提供しフィードバックを得る3つのプロセス。なんだか他にも応用できそう。

R1第10問 ベンチャー 予想Bランク

今時社内ベンチャー?な気はするけど、これでもサービス問題1マーク。

社内ベンチャーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 社内ベンチャーは、新規事業に関する「学習装置」としての機能は果たせないが、新規事業の推進と運営に必要な情報的資源を獲得して蓄積し、新規事業に挑戦する心理的エネルギーを生み出す。
×イ 社内ベンチャーは、新規事業の推進と運営について、本業や既存事業からの適切な支援を得て、本業や既存事業の思考様式の枠組みの中で事業を推進するための組織である。
×ウ 社内ベンチャーは、小さな独立企業のような運営を目的とするが、社内の他部門の支援を得るために自律性よりも社内の意思決定プロセスとの整合性を重視する。
×エ 社内ベンチャーは、プロジェクトチームやタスクフォースとして編成されることは少ないが、その運営ではハンズオフ型のベンチャーキャピタルに比べ、親企業の関与の程度は低い
○ オ 社内ベンチャーは、本業や既存事業の思考様式にとらわれない発想を生み出し、本業や既存事業と異なった事業への進出や根本的に異質な製品開発を目的として設置されることが多い。

×アイウエは下線部があべこべっ。

R1第9問 イノベーション 予想Bランク

キャズムは定番中のド定番。「2次」の知識競争に出遅れないためには、当てなきゃいけないマストの知識です。

新製品や新サービスを受け入れる市場が一様ではなく、いくつかの異なったグループによって構成されているとする考え方に、市場をマニア・マーケットと大衆マーケットとに分けて市場の顧客層の質的な違いに着目するキャズム(Chasm:市場の断層)の理論がある。
キャズムの理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア キャズムの理論では、大衆マーケットにおける新製品や新サービスの急成長は、目利きの層(アーリー・アドプター)と流行を後追いする層(レイト・マジョリティー)に対し、並行的に受け入れられる必要がある。
○イ キャズムの理論では、大衆マーケットを構成する流行に敏感な層(アーリー・マジョリティー)にいかに受け入れられ、その需要を喚起するかが課題となる。
×ウ キャズムの理論では、大衆マーケットを構成する流行を後追いする層(レイト・マジョリティー)には受け入れられても、無関心の層(ラガード)に受け入れられるかどうかが問題となる
×エ キャズムの理論では、まずマニア・マーケットを構成する新しいモノ好きの層(イノベーター)と無関心の層(ラガード)とに受け入れられることが必要である。
×オ キャズムの理論では、マニア・マーケットを構成する新しいモノ好きの層(イノベーター)に受け入れられ、いかに目利きの層(アーリー・アドプター)の反応を推測するかが問題となる。

キャズム理論は、要はマニア受けだけではビジネスにならず、アーリー/レイトマジョリティへの普及がカギと言っています。ここは丁寧にバツをマルに直すと、アは×並行的に→○順番に、ウは問題と×なる→○ならな、エは○アーリー/レイトマジョリティの受入が必要、オは×イノベーター・アーリーアダプター→○アーリーアダプター・アーリーマジョリティと後ろに1つズラします。

組織構造論
例年よりマシとはいえ、当てさせる気のないクソ問ばかり。「Ⅰ」対策には、最初から受験校テキストを使う方がマルです。
R1第18問 組織の3要素(貢献意欲) 予想Cランク ★テキスト外

個人の性格と、職務満足や成果はそりゃ関係があるだろー。その代表のひとつがビッグファイブ(特性論)。自分で簡易テストもできるぜっ。

画像:自分コンパス
パーソナリティについてのモデルの1 つに「ビッグファイブ」がある。ビッグファイブによると、個人のパーソナリティの多様性は、次の5 つの特性の強度によって説明される。
⑴ 外向性(extroversion:社交的、話好きなど)
⑵ 神経症傾向(neuroticism:心配性、傷つきやすいなど)
⑶ 開放性(openness:想像力が豊か、好奇心が強いなど)
⑷ 調和性(agreeableness:協力的、温和など)
⑸ 誠実性(conscientiousness:計画的、責任感が強いなど)
ビッグファイブに関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ビッグファイブを構成する5 つのパーソナリティ特性は、職務満足や職務の成果に影響する。A 以外の4 つの特性は、職務満足と有意な関係がある。例えば、「神経症傾向」が強い人ほど、職務満足が低くなる傾向にある。一方、全ての職務の成果と正の相関を持つのは、B である。管理職や営業職のように、良好な対人関係の構築や維持が重要な職務においては、C が高い人ほど職務の成果が高くなる。
×アA:外向性B:開放性C:外向性
×イA:外向性B:開放性C:調和性
×ウA:外向性B:誠実性C:調和性
×エA:開放性B:開放性C:調和性
○オA:開放性B:誠実性C:外向性

ビッグファイブを試験に置き直すと、開放性以外の4つは「2次」スコアに好影響します(真面目さ・外向性・協調性・精神安定性)。開放性(=想像力が豊か)はプラスにもなりますが、やり過ぎるとバツです(汗)。

R1第19問 環境不確実性 予想Eランク

組織構造論の最後、「環境不確実性」は例年クソ問の指定席。今年はだいぶマシだけど、4択全てを○には選びづらく、やはり正答率がEのクソ問?

現代の企業は、規模の大小にかかわりなく、さまざまなステイクホルダーの社会的ネットワークの中に埋め込まれている。企業は利害の異なるこうしたステイクホルダーから正当性を獲得するために、ステイクホルダーと協調戦略を採る場合がある。
以下のa~dの行動について、こうした協調戦略に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○a 企業とステイクホルダーとの間の資源交換をめぐって協定を締結すること。
○b ステイクホルダーの代表を、企業の一員として政策決定機関に参加させること。
○c 組織間の共通目標を達成するために、複数の組織が資源やリスクを共有しながら、共同事業を行うこと。
○d 特定の目標を達成するために、複数の組織間で、公式の調整機関を設置すること。
○アa:正b:正c:正d:正
×イa:正b:正c:正d:誤
×ウa:誤b:正c:誤 d:誤
×エa:誤b:誤c:正d:正
×オa:誤b:誤 c:誤 d:正
R1第13問 組織設計 予想Cランク ★新傾向

「情報の多義性」をくだらなくすると、「同じコトを書いたのに、相手により受け止め方」が違うこと。試験上ではおもに世代による言葉の差が原因だったりするので、語彙を磨くことが解決策に。

情報処理モデルに従って組織構造をデザインする際には、情報処理の必要性が不確実性(uncertainty)の除去に関わるものなのか、多義性(equivocality)の除去に関わるものなのかによって、必要となるコミュニケーションメディアのリッチネスや調整メカニズムが異なる。
情報処理の必要性とコミュニケーションメディアのリッチネス、調整メカニズムに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 新たなアイデアを生み出すために部門間調整を行う際、多義性の除去が必要になるときには、コミュニケーションの冗長性を排除し、効率的な調整メカニズムを確保する必要がある。
×イ 環境の新しい意味や価値の変化を知るには、多義性よりも不確実性の除去が重要なので、アンケート調査のような手法が有効である。
○ウ 環境の質的な変化は、組織部門間での多義性の除去の必要性を増加させるので、部門間でのフェイス・ツー・フェイスコミュニケーションなどのリッチなコミュニケーションメディアを利用した調整メカニズムが必要になる。
×エ コミュニケーションメディアをリッチなものにするためには、迅速なフィードバック、明確に定義された言語による報告書、複数のチャネルの確保が必要である。
×オ 不確実性は情報量の不足を意味するので、リッチなコミュニケーションメディアを活用する必要性があり、より多くの情報を収集・処理するために職能別専門化を追求した組織構造を設計することが望ましい。

多義性を良く知らなくても、なんとなく正解○ウは選べそう。×アイエオは下線部が怪しいと睨みますが、正しい知識はTAC過去問集の発売を待ちます。

組織行動論
新傾向の第20問紙上コンサルは恐らく捨て問。ここは古びたテキストより、チーム理論など実務の最新動向に注意を払います。
R1第16問 目標設定理論 予想Cランク ★テキスト外

動機付け理論は、おおまかに過程理論=ブルーカラー向け、内発的動機づけ=ホワイトカラー向けで整理します。当問はどちらかいえば内発的動機づけ(職務特性モデル)に近い内容ですが、深く考えるほどこんがらがるので、ここは割り切って。

画像:LEARN TERN
E.ロックやG.レイサムらにより体系化された目標設定理論において指摘されている、組織メンバーの努力や成果を引き出す目標の特徴として、最も適切なものはどれか。
×ア 目標と報酬(昇給や昇進など)の間の関係が明示されていること。
×イ 目標の達成困難度が顕著に高いこと。
○ウ 目標の達成度合いについてのフィードバックが得られること。
×エ 目標の内容が組織運営上合理的であること。
×オ 目標の内容が抽象的であること。

当問は深く考えると混乱するので、イウの2択に絞って鉛筆コロコロすればOKです。

R1第15問 コンフリクト 予想Bランク

コンフリクトとは、仲間内や組織内がなんとなくギクシャクすること。もちろんここに注目して改善すると、最近流行りのチーム理論につながります。

コンフリクトは、意思決定の標準メカニズムの機能不全を意味する。組織における部門間コンフリクトの原因、それへの対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 組織内のスラックが豊富に存在すると、部門間の目標の独立性が減少し、部門間コンフリクトが発生しやすくなる。
○イ 組織内の部門間コンフリクトは、共同意思決定の必要性が高ければ高いほど、また予算など限られた資源への依存度が大きければ大きいほど、発生する可能性が高まる。
×ウ 命令の一元性が確保されていると、部門間の目標や知覚の分化が進むため、部門間コンフリクトが起きる可能性は低下する。
×エ 目標が共有されている部門間でコンフリクトが生じた場合、その基準を満たす解決策を探索するために、政治的工作やバーゲニングが使用される可能性が高くなる。

コンフリクトとは、要するに仲間割れ。その理由を知っておけば、チーム理論を活かして成果を出しやすく。アは×しやすく→しにくく、ウは×分化→統合、エは×共有されている→○されていないのあべこべです。

R1第17問 リーダーシップ 予想Bランク

リーダーシップの研究は盛んで、その気になると覚えることは沢山。

状況に即したリーダーシップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア F.フィードラーの研究によると、組織が未成熟で管理体制が厳しい場合と、組織が成熟しており管理体制が緩やかな場合においては、人間関係志向型のリーダーシップ行動が集団の業績を高める。
×イ SL(Situational Leadership)理論によると、フォロワーの成熟度が高く、自律的な行動が可能な状態では、リーダーの参加型リーダーシップにより、フォロワーの行動が自然と集団目標に沿うようになる。
○ウ パス・ゴール理論によると、「困難な目標を設定し、部下に全力を尽くすよう求める」という達成志向型のリーダーシップは、タスクが構造化されていないときに、努力すれば高業績につながるというフォロワーの期待を高める。
×エ リーダー・メンバー交換理論によると、リーダーとフォロワーの関係は、①他人的関係、②知人的関係、③成熟した関係、という順序で深まっていく。関係の深まりに応じて、敬意や信頼に根ざしたものになり、取引的・公式的な相互作用が失われていく

アは×人間関係志向→○仕事中心型、イは×参加型→委任型、エは×失われていく→さらに高まるでマルですが、「2次」対策上での暗記は不要です。だって「Ⅰ」は経営戦略や組織設計がテーマで、現場のリーダーシップレベルの話は後回しだから。

R1第20問(1) 組織文化・学習・変革 (1)予想D (2)予想E ★ミニ事例

当問はミニ事例。当問をどう捉えるか、今後どうなるかは大手スクールの検証に委ね、今日はパスします。

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
メーカーA社では、経営陣が「次世代の主力製品」と鳴り物入りで導入した製品Xについて、累積損失が膨らんだため、市場から撤退する決定がなされた。実は5 年ほど前から、製品Xには深刻な問題があると気づいていた現場管理者が数人いた。生産上のトラブルが続き、そのコストを価格に転嫁すれば競争力を失うことに気づいていたのである。しかしこの情報が、経営陣に伝わるには時間がかかりすぎた。その原因を探求すると、以下のような状況であったことが分かった。
生産現場の管理者たちは、改善運動で成功してきた実績と有能感を持っていた。当初は、改善運動で問題が処理できると考えていたが、マーケティング面の問題がより深刻であることが分かった。そこで彼らは、製品Xのプロジェクトマネジャー(以下、「ミドル」という)に問題の深刻さを伝える報告書を作成した。A社では、こうした報告書には改善提案を付けることが当然視されていたため、時間をかけて詳細なデータを付けた。
しかしこの精緻な報告書は、製品Xの導入決定の際に、トップ主導で行った生産やマーケティングの調査を根底から覆すような内容を含んでいた。そこでミドルは、まず現場管理者たちに、その報告書に記載されたデータが正しいのか詳しく調べるよう指示した。報告書が正しそうだと分かると今度は、経営陣に悲観的な情報を小出しに流し始めた。経営陣からはいつも「説明資料が長すぎる」と叱られていたので、資料のデータを大幅に割愛し、問題の深刻さをオブラートに包み、現場では事態を十分掌握しているように表現していた。そのため経営陣は製品Xについて、引き続き「次世代の主力製品」と熱い期待を語り続け、必要な財務的資源も保証していったのである。
現場の管理者たちは問題点を指摘したにもかかわらず、経営陣は製品Xへの期待を語り、ミドルからは再検討の要請がなされたため混乱した。そのうち彼らは、製品Xに悲観的な資料を作ることを控え、責任はミドルにあると考えるようになった。やがて、納得したわけではなかったが、あまり気に留めることもなくなった。
(設問1 )
あなたがコンサルタントとしてA社の問題を分析するとしたら、A社の組織メンバーが持つ行動モデルに当てはまるものはどれか。最も適切なものを選べ。
×ア 自分たちの考え方を頻繁に検証する。
×イ 情報の妥当性を重視する。
×ウ 積極的にリスクを取ろうとする。
×エ 全社的な観点から自己の責任を果たそうとする。
○オ 問題の論理的な部分を重視し、感情的な部分は排除しようとする。
(設問2 )
あなたがコンサルタントとしてA社の組織を変革する際に、その方針や手段として、最も適切なものはどれか。
○ア Off-JT のワークショップやセミナーを活用し、真実を明らかにしたからといって不利な立場に立たされることはない、という態度を経営者が率先して組織メンバーに身に付けさせる。
×イ 与えられた目標について利得の可能性を最大化し、損失の可能性を最小化するよう、組織のメンバーを動機づける。
×ウ 管理職には自らの役割を明確にさせ、それを強化するために、他者に指示を出したり、他者を傷つけることのないよう、伝える情報の範囲を自身でコントロールするよう訓練する。
×エ 組織のメンバーは個人の責任と業績に応じて適切に報酬を得ることができる、という理念を定着させる。
×オ 組織の和を重視し、組織メンバーや既存の制度を脅かすような言動は慎むよう訓練する。
R1第14問 組織文化・学習・変革 予想Aランク

診断士がスト合格だらけになったのは、得点開示により試験情報の格差がなくなると、題意を正しく捉える方から順に合格するから。つまり試験の出題側が期待するのは、○革新的な高次学習であり、×誰かに教わる低次学習では周回遅れだぜっ。

組織学習は、一般に低次学習と高次学習に分けて考えることができる。組織学習に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア D.マグレガーのいうY理論に基づく管理手法を採用すると、低次学習が促進されるため、組織の業績は悪化する可能性が高まる。
×イ 新たに組織に参加した組織メンバーは、組織の周縁にいるために、社会化のプロセスを通じて積極的に高次学習をさせる必要がある。
×ウ 高次学習とは組織の上位階層で行われている学習であり、低次学習とは組織の下位階層で行われている学習である。
○エ 組織の行動とそれが環境に与える効果の因果関係が分かりにくい場合、迷信的学習といわれる低次学習が起こりやすい。
×オ 低次学習とは組織の成果にとって悪い影響を与える学習であり、高次学習とはより高い成果をあげるために不可欠であるため、組織メンバーに高次学習を意識させることが重要である。

伝統的な国語スクールのあの低合格率は、既存の受験ニーズに引っ張られ、低次学習を続けたせい? なんだか物騒ですが、先にバツをマルに直します。アは×低次学習で悪化→○高次学習で改善、イは組織学習と一旦無関係、ウは言ってることがデタラメ、エは×悪い影響を与える→○現状の改善にとどまる、です。

人的資源管理、労働関連法規は復習不要
R1第21問 能力開発 予想Cランク
R1第22問 労働基準法 予想Cランク
R1第23問 労働基準法 予想Cランク
R1第25問 労働基準法 予想Cランク
R1第24問 労働基準法 予想Bランク

今日のまとめ

うはっ、お前の余計な記事に目を通したら。「1次」カコ問は今年のミラモンに使える新作知識だらけじゃないかっ。

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そう、ビッグファイブはそのまま合格可能性の判定に使えます。

【開放性】
新しいもの、美しいもの、知的なものにどんどん触れて見たいという性向のこと。「真面目さ」と明確に関係し、高い人ほど知性が高く、学歴が高くなる傾向に。
【真面目さ 】
仕事の成果との関係が最も強い特性。仕事の種類に関わらず、様々な職業にプラスの影響を与えることが分かっています。目標に向かって折れずに努力することが出来る性格を持っていれば大抵のことでは成果が出そうです。 出典:自分コンパス
【外向性・協調性・精神安定性 】
割愛するけど、「2次」合格に一番欠かせないのは相手と折り合って手を組むコミュ力だぜっ。

リアル世界のビジネスが進化すると、「1次」出題が進化する。すると「2次」で問える知識が増えて、漸進的に試験の難度がUPします。ところが「2次」対策は漸進どころか毎年ラディカルイノベーション。今週のお盆を除くと、一息ついた瞬間に周回遅れで多年度まっしぐらです。

でもそこで慌てません。脳を休ませる時間だって必要です。そこ最後にもう一つ、ムフフな画像でピンクの靄をかけ、勉強を邪魔してやるぜっ。

ムフフな画像:今日はもう勉強しないと決めた方はこちら

このけしからん「わがままボディ」で世の男性の心を鷲掴みっ。
画像:あそびごころ

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試験の進化は待ったなしです。

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