同業D社にひたすら噛みつく珍サイトが、何の風の吹き回しか、1次1日目4科目については過去マス利用に軍配を上げる。これは裏にきっと何かがあります。
それは鋭い推察で、以下の表の通り特に「運営」「経済」は過去マスの3回転で普通に受かる。そこでうっかり手抜きをすると、「2次」であのショボンの目に遭います。
東(TAC5年) | 西(過去マス10年) | |
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○順番を変えて何度も解き直す | 企業経営理論 | ×答を覚える勉強は2次にマイナス |
△上級者は年度順で論点を浮かべる | 財務・会計 | △初心者は抵抗感の少ない論点順で |
×深い知識を問わないⅢは過去マス有利 | 運営管理 | ○論点順で基本用語を素早く覚える |
×不人気科目は易化させる傾向に | 経済学・経済政策 | ○論点順でグラフ中心に答を覚える |
「2次」で使いこなす必要がある「経営」知識では、過去問の答を覚えるお勉強が逆効果となることに注目します。そして2次「事例Ⅰ」「Ⅱ」において過去問のパターンを覚える勉強に偏ると、翌年はわざと作問採点を変えて、そのパターンが誤答にされる傾向が強まっています。適切な学習法としては直近5年分のTAC過去問を利用し、順番を様々に入れ替えて解くことが望ましいです。これにより、特定のパターンに誘導されることなく、問題に柔軟に対応できる力を養うことができるのです。
初心者と上級者で学習方法が異なる財務会計においては、初心者は抵抗感の少ない論点順の過去マスを使用することが効果的です。一方で、上級者は年度別のTAC過去問を使用し、設問から論点や計算条件を思い浮かべる練習が望ましいです。初心者は基礎的な理解を深めるために論点順で進む一方で、上級者はより実践的な問題に慣れ、総合的なスキルを向上させる意識を持ちましょう。
事例Ⅲに関連する運営管理では、深い知識が求められなくなったため、年度別のTAC過去問で時間をかけるよりも、論点順の過去マス10年を使用し、まず答を覚えてしまう学習法が良いです。これにより、重要なポイントを効率的に把握し、解答を素早く導くことができるのです。
経済学は学問としての人気が低下しており今後も難化することは想定しづらいため、出題パターンに沿って答を覚える方がコスパが良くなります。この科目でも論点順の過去マスを使用し、基本的論点の解き方を覚えてしまうなど、無理に理解を追いかけるより過去問で点を取れるようになる学習が効果的です。
【2024最新】1日目4科目の過去問選び / 過去マス有利の2勝1敗1分
つまり12月TAC「経営」の存在を知らないばかりに、過去マスこそ全知全能なる痛勘違いなお莫迦が爆誕。その末路があの8割ループであるのは、知っての通りな。
「運営」「経済」は過去マス10年でさっさと済ませて問題ないが、他5科目での過去マス勉は劣勢が続き、2割ガチャの「2次」で致命傷になることも。
1次1日目4科目を上位5%で通過するには、以下リンクを参考ください。
2023/12/6 (経営)過去問をマスターすると受かる1次 / 落ちる2次
2023/12/8 (財務)初心者は論点順の過去マス有利
2023/12/14 (運営)過去マス10年をまず3回転
2023/12/16 「経済」が易しいと言われる理由
2023/12/12 1次科目の対決バトル / 2次に役立つ3強3弱
2023/12/9 試験が促す付加価値学習 / 1次知識×国語×2次のファブレス化
学習開始の第一印象である「経営」で、過去マスさえ避ければ信者化の恐れはゼロに。ごく簡単なNGルールです。
信頼のTACブランドに比べ、同業D社は誤植や誤りが度々発生。会計パーソンがアマチュア編集のD社を信頼しない理由はそこです。
噂のR5「事例Ⅲ」は過去問パターンが一切通用しない超難問に。ここはTACより、過去マス3回転でド基礎をまず覚えてしまう方が有効です。
本来あるべき経済学にくらべ、診断士「1次」は大幅に手加減されている。ここでムキになってもスコアに違いは起きねぇな。
年度別のTAC5年⇔論点順過去マス10年では、その科目ごとの一長一短がある。ところがあのオツムの弱さと視野の狭さにつけこみ、過去マスを7冊買い揃えさせる。それが同業D社の情弱ビジネスです。