ヘタクソ勉強時間をうっかり増やすベテほどループの沼にハマる診断士試験では、いつまでに・どれだけ学習するかは自分次第。そしてデパートやamazonより幅広いとされる当サイトの学習コンテンツは、GWにやってみたい所がよりどりみどりです。

1次Plan:学習計画

【2024最新】1次科目の対決バトル / 2次に役立つ3強3弱

「1次」7科目すべてを敵視するふぞろい勢と異なり、上位5%になると科目の違いが見えてくる。そこで科目同士を対決させ、3強3弱を決めました。

Q
クソ丸暗記の「中小」を除き1次は6科目あり、それぞれ獲得スキルが違う。そこでSランクカードをまずゲット、できればコンプがベストと聞きました。
A

それは素晴らしい地獄耳ですね。そこ1次対策=過去問の答の暗記と騙って譲らないD社と差別化すべく、3番勝負を用意しました。

デジタル(東)決まり手アナクロ(西)
主要科目勝負○企業経営理論押し出し運営管理
理論重視勝負○財務・会計寄り切り経済学
暗記科目勝負○経営情報システムはたきこみ経営法務
○経営 vs. 運営
デジタル(東)アナクロ(西)
企業経営理論運営管理
デジタル化の進展により、企業経営理論が注目を浴びている。
デジタルテクノロジーを活用した経営手法やビジネスモデルの理解が求められる。
リアルビジネスの現物を扱う運営管理は限定的な論点であるが、実践的な知識が要求される。
経営理論を実際の経営にどう応用するかが焦点となる。
勝負ポイント:デジタル(企業経営理論)が注目を浴び、デジタルテクノロジーを理解するスキルが重要である。この対決ではデジタルが優位と言える。
○財務 vs. 経済
デジタル(東)アナクロ(西)
財務・会計経済学・経済政策
デジタルで経営数値をとりまとめるため、簿記や会計理論の理解が不可欠。
数値をデジタルで処理し、経営判断に活かすスキルが求められる。
経済学は理論が重要視されつつも、診断士試験においては過去問の答えを暗記で解くことが可能。
一般的な経済理論に加え、実務的な経済知識も要求される。
勝負ポイント:デジタル(財務・会計)が基礎的な理論とデジタル技術の結びつきが強く、実践的なスキルが求められる。この対決ではデジタルが優位と言える。
○情報 vs. 法務
デジタル(東)アナクロ(西)
経営情報システム経営法務
新しい考え方や技術が続出するため、最新の用語やトレンドを暗記する必要がある。
技術の進化に追いつくために、常に最新情報を吸収するスキルが問われる。
本質的な基本の考え方を理解することが重要。
改正論点の暗記も欠かせないが、法律の基本的な原則を理解することで臨機応変な判断が可能。
勝負ポイント:デジタル(経営情報システム)が急速に進化する分野であり、最新情報を暗記するスキルが求められる。この対決ではデジタルが優位と言える。

【2024最新】1次科目の対決バトル / 2次に役立つ3強3弱

配点こそ同じ1科目100点でも、「運営」「経済」「法務」より「経営」「財務」「情報」に強い方が、何かと役立つ。では次にTAC5年⇔過去マス10年どちらで勝負するかの選択な。

主要科目勝負:経営 vs. 運営

Q
TAC5年⇔過去マス10年の使い分けを考えるとき、「企業経営理論」はTAC一択?
A

「2次」は過去問の答を覚えるほど落ちる試験です。もし「経営」で過去マスを選んでしまうと、生涯D社一色=ふぞろい&全痴低ノウの8割ループが確定します。

「2次」に役立つ経営→TAC5年

「事例Ⅰ」「事例Ⅱ」においては、戦略論、組織論、マーケティングの多角的な視点から、最新のビジネス状況やトレンドに即した解答が求めらます。そこで最新の情報や事例をカバーするTAC5年を選び、解く順番を様々に変える工夫をし、知識を網の目ネットワーク状に構築することが望まれます。

「事例Ⅲ」と直結しない運営→過去マス10年

「事例Ⅲ」において、既存の生産知識を求めない傾向が強まっています。もしこの傾向が続く場合、同じ論点が何度も繰り返し問われる「運営管理」では、予め論点順に並んだ過去問完全マスター10年で用語の暗記をするのが得策です。2次で出るから理解が必要と慌てることなく、一旦暗記科目と割り切ってしまえば、この先の進め方がぐっと楽になります。

12月TAC⇔2月過去マスの差が、1年以上の差に

TAC5年⇔過去マス10年のどちらを選ぶかの違い、つまり12月⇔2月学習開始のわずか2か月の差が、数年以上の合格年度の差になる点に注目しましょう。来年でさっさと勝負を決めたい場合は、TAC5年を使い12月からペースを上げます。一方で、どうせ2割のワンチャンを狙い続ける覚悟なら、慌てずに過去マスと一蓮托生になるチョイスもあるのです。

理論重視勝負:財務 vs. 経済

Q
「財務」「経済」の2科目に共通するのは、理論を重視し、過去問を論点順に解く方が良いこと。その分会計上級者が、TAC5年を選ぶ利点は図り知れない。
A

「2次」と無関係、かつ初見知識もまず出ない「経済学」では、過去マス10年を選ぶ方が効率的です。

「経済学」→事実上過去マス一択

経済学は毎年の出題論点に大きな変化がなく、安定した出題パターンが見られることがあります。この場合、過去問完全マスター10年を使用して解き方や答えを覚えることで、試験において安定した実力を発揮しやすくなります。論点を順にこなすことで基礎固めが進み、安心して進められるでしょう。

「財務・会計」初心者→過去マス+Ⅳのワンチャン60点

同様に財務・会計も大きな出題傾向の変化や初見知識の唐突な出題がないため、過去マス10年を用い、解き方や答えのパターンを覚える勉強法は有効です。特に会計初心者にとっては、この方法が大きな抵抗感なくスタートでき、基本的な理論の理解を深める手助けになるのです。

「財務・会計」既修者→TAC5年+論点想起力でⅣ優位に

一方で簿記履修者の多くがTAC5年を選ぶのは、誤植や誤りがまずないTACブランドへの信頼感に加え、1次「財務」で手こずる心配がなく、設問から論点や計算条件を迅速に浮かべる効果を狙うためです。これにより、複雑な問題に迅速に対応でき、特に高度な「事例Ⅳ」出題への対応力が高まります。既に基礎がある場合、実践的な演習が求められる段階でTAC5年を選ぶことで、合格への確実性を高めることができるのです。

暗記科目勝負:情報 vs. 法務

Q
ここは一転、新作知識が毎年飛び出す「情報」、過去問と同じ答がまずない「法務」と、過去マスを選ぶ利点が全くない。
A

特に「経営法務」は、過去マスが発売されるずっと前から、過去問と同じ問題は出さないことで有名です。もしこの2科目で過去マスを選んでしまうと、めでたく信者に認定されます。

「情報」→TAC5年+テキスト重視

経営情報システムは年に25マークしか出題できないため、過去問を解く量を増やしても必要な知識を完全にカバーすることが難しいです。さらに6年以上前の知識が再出題される可能性はほぼゼロと考えられるため、過去マスで10年分の答を覚える勉強法の利点は限りなくゼロに近いと言えます。

「法務」→ 〃

経営法務は特に過去問の答を覚える勉強法を厳しく警戒し、出題知識や形式を毎年変化させる傾向があるため、「経営法務が苦手!」とわざわざ誇張する合格者様は、過去マスユーザーである疑いが高そうです。そこで、経営法務を苦手とする場合は、過去問の答を覚えてしまうような勉強法を避け、今一度、他の学習法がないかの視野を広げてみましょう。

効果絶大:過去問→テキストの該当箇所を探す【辞書引き学習】

実は「経営法務」対策では、その出題知識を過去問集の解説に頼らず、テキストに戻って自力で探す「辞書引き学習」は効果的であることがわかっています。この学習法では、問題解決に必要な知識を定着させつつ、出題傾向や形式にも慣れることができます。解説を使わずに自分で考えることで、より実践的なスキルを身につけることができるのです。

今日のまとめ

Q
AIがずいぶん長く丁寧に解説してくれるけど、要は、「企業経営理論」に限ればTAC一択?
A

12月TAC過去問入手特典~「経営」はTAC5年一択
①「事例Ⅰ」「Ⅱ」頻出の経営知識を過去マスに依存すると8割ループにハマるため、②TAC5年⇔過去マス10年の違いを意識し、③「運営」「経済」はむしろ論点順の過去マス一択で。(100字)

これだけ明確な差があるのに、過去マス一択を声高に叫ぶ間抜けは、かなりの眉唾。そしてこの記事をイイトコ取りすると、8割ショボンを回避できます。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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