ヘタクソ勉強時間をうっかり増やすベテほどループの沼にハマる診断士試験では、いつまでに・どれだけ学習するかは自分次第。そしてデパートやamazonより幅広いとされる当サイトの学習コンテンツは、GWにやってみたい所がよりどりみどりです。

C経営

【2024最新】過去問をマスターすると受かる1次 / 落ちる2次

12/3に発売されたばかりのTAC「経営」過去問を入手済のあなたはお目が高い。1次対策は過去問からスタートが一番と、上位5%組が力説します。

1次がこうド易化する前は、2次より1次対策の方が難関だった。その時代の名残の【上位5%の1次対策】はこちらに収録済です。

Q
「2次」で知識の応用を問われる「経営」に限れば、過去問の答をマスターしてしまうあの過去問集の利用は禁止。こりゃまたえらくわかりやすいね?
A

倍率5倍の2次突破の源になる「経営」知識に限れば、どう解いてどう覚えるかを外注せず、希少なコアコンピタンスとして内製するのがマスト。診断士なら200%当たり前の常識を12月に発動します。

Step-1 過去問を3回解いて答を覚える

最低3回解くことによって、問題文や答えのパターンを繰り返し目にすることで、情報が長期記憶に定着しやすくなります。また、同じ問題に何度も取り組むことで、異なる視点からの理解が深まります。この反復学習により、知識の定着度が向上し、問題に対する自信も養われます。

Step-2 誤答選択肢を自分の言葉で正解に直す

誤答選択肢を理解し、それを正解の視点から自分の言葉で説明することで、その知識が抽象的なものではなく、具体的な概念として脳に定着しやすくなります。このプロセスは知識の理解度を向上させるだけでなく、日常的な表現力も養うことにつながります。

Step-3 1問あたり4知識×5年分で2次出題をカバー

一つの問題に対して、解答を覚えるだけでなく、誤答選択肢を理解し、それを自分の言葉で表現することで、1問から複数の知識を得ることができます。この積み重ねによって、過去5年分の過去問を通じて多岐にわたる知識を網羅し、それを組み合わせて応用力を養うことができます。また、同じテーマが異なる問題文や文脈で出題されることも考慮され、より広範で深い理解を構築することが期待されます。

【2024最新】過去問をマスターすると受かる1次 / 落ちる2次

そして過去問をマスターすると「1次」は楽々受かるとき、過去問とあえて違う所を出して意地悪する「2次」。ここさえ気づくと、あのベテふぞループと一生無縁な。

過去問の答えを覚えて受かる「1次」

Q
ヒトの記憶のメカニズムは例えベテふぞでも同一なので、受験技術の発展につれ解きやすくなる。その成果が、過去問の答をまず覚えてしまう学習だ。
A

診断士1次7科目は知識量こそ膨大ですが、過去問から入って間違えた所を覚え直すと、最もスムーズに合格知識が備わります。

①長期反復による暗記定着

診断士1次試験は、基本的な知識や用語を覚えることが主要な要素となります。このような暗記に適した学習では、長期反復学習が効果的です。定期的に同じ情報を復習することで、情報が長期記憶に定着しやすくなり、試験での正確な記憶を強化します。

②7科目知識間の相乗効果

診断士1次試験は複数の科目から構成されていますが、これらの科目には共通する基本的な概念や用語が存在します。一つの科目で覚えた知識が他の科目とも関連しているため、一度覚えた知識が芋づる式につながりやすいです。これにより、広範な知識を比較的短期間で獲得しやすくなります。

③答を覚えて収穫逓増

4択マークの試験では、正解を選ぶより誤答選択肢を落とすことで正答率が向上する特徴があります。また、芋づる式の知識が相乗効果を生むため、過去問を繰り返し解くことで、正確な知識の定着だけでなく、問題解決力も向上します。このためやりこむほどスコアが伸び、自分が努力した以上のスコアを獲得する収穫逓増が発生します。

過去問で覚えた答を書くと落ちる2次

Q
1次対策=長期反復による記憶定着と知ると納得。「2次」作問採点が猫の目より毎年変わるのは、年1回の国家試験に長年滞留し、誤った答を覚えたベテを排除するため?
A

「2次」筆記では、30→40→50→60代と加齢するにつれ、華麗に合格率が急落するベテ落としが有名です。なおベテだから落とすのか、ベテが受け続けるから合格率が下がるのかは、未だに謎です。

①長期ベテ化による誤り定着

国家試験の受験が長期化したベテラン受験者は、その余計な経験を積み重ねて特定の傾向やパターンに凝り固まっていく傾向があります。これが進行すると、試験内容や問題の解釈が一般的な方向性から逸脱しがちとされます。そのため、年1回実施の国家試験ではあえて出題傾向を変えて予測を難しくし、過去問対策に偏重した誤った勉強を続けないよう、警告を発しているのです。

②ビジネスとかけ離れたノウハウ横行

試験合格の目的化が進行すると、合格するためのテクニックやノウハウが声高に叫ばれ、それが試験対策の中心と勘違いされることがしばしば起きます。しかしこれが過度に進むと、本来の知識やスキルとはかけ離れた受験テクニックが広まり、受験者が正当な評価を受けることが難しくなります。そのため、試験官は出題を変えることで、本質的な理解や実践力を鍛えるよう促しているのです。

③答を覚えると収穫逓減

過去問の答を覚えることに特化した勉強では、一定の知識の獲得があるものの、応用力や柔軟な思考力が十分に育まれない可能性があります。年1回の実施である国家試験に長年滞留すると、長期反復の記憶効果がマイナスに働き、より幅広い視野や深い理解への意識が損なわれることがあります。出題傾向の変更は、このような望ましくない受験者の存在に対応し、単なる答えの暗記ではなく、本質的な理解と学習能力を測るための仕掛けとなっているのです。

2次で使う知識は「企業経営理論」一択に

Q
本来は1次7科目を幅広く学び、うち「経営」「運営」「財務」が2次に関連。でも過去マス利用禁止を「経営」限定とした狙いは?
A

「財務」はどうしても得手不得手があり、近年の「事例Ⅲ」は明らかに生産知識を問わなくなった。試験をさっさと合格する狙いに限れば、別に過去マス利用でも特に支障はありません。

①事例Ⅱマーケが主役の時代

近年、消費者の選択肢が増え、情報の入手が容易になったことから、企業は顧客のニーズを的確に捉え、競争力を維持するためにマーケティングが極めて重要となりました。企業経営理論では、戦略論やマーケティングの知識が特に強調され、これが2次試験突破において「企業経営理論」が特に最重要とされる理由になっています。

②生産管理知識を問わないⅢ

近年の経済環境では、製造業よりもサービス業や情報産業などのソフト産業の重要性が増しています。そのため、診断士試験では製造業の生産に関する専門的な知識より、ソフト産業における組織論や戦略論へとさらにシフトしていくでしょう。また近年の初学優遇の流れからも、受験が長期化したベテのような専門性の高い生産知識への深入りは避けるべきでしょう。

③2年目以降のⅣは簿記2級必須に

事例 Ⅳの難易度が嫌がらせの様に上がり、高得点を取りにくくなった一方で、簿記2級の基本知識を押さえることで安定的に得点できることがわかっています。この傾向から、事例Ⅳ対策においても計算偏重から、難しい数字の取り扱いをわかりやすく説明できる能力へのシフトが促されると考えられ、たとえ経理部員でも「企業経営理論」の知識が求められるようになっていくのです。

【2024最新】過去問をマスターすると受かる1次 / 落ちる2次

Q
過去問の答をマスターして受かる「1次」と異なり、「2次」を見据えると答の暗記は逆効果になるから、普通に考えても【過去問を完全にマスター】するお勉強などあってはならない。でもそれにしては、【企業経営理論限定】とやけに控えめ?
A

その理由は試験制度全体が、受験長期化を避け短期合格を促す仕組みになっているため。1次各科目には以下のようにそれぞれ獲得スキルがありますが、忙しいあなたなら「経営」以外は過去マス利用でも、試験の当落自体に大差はありません。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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