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J事例Ⅲ

【まき戻し事例Ⅲ】誤答誘導の手口一覧 / うっかり攻めると一発D

初学優遇の前提で、出来が多少悪くても55点に下駄を履かされる事例Ⅲ。R4の中では一番イージーとされますが、うっかり攻めると一発退場Dになりかねない、危険なカーブだらけの事例です。

Q
超絶EBAが退場宣告されたのは、一般には、合格発表前に再現答案晒してわちゃわちゃしたのが主因とされる。だが「過剰なⅢ対策が嫌われた」との闇の噂も最近よく聞く。
A

事例Ⅲは一般的な受験者が苦手にする生産事例であり、うっかり難化させると、事例対策に特化したおベテが高得点を独占する結果に。そこであえて作問採点を毎年変え、さらに一発退場Dのトラップも用意していると考えられます。

①事例Ⅲ学習の過熱は避ける

事例Ⅲは受験生が一般的に不慣れな生産事例であることから、試験対策に特化したクソベテほど普通なら高得点になります。しかしそのような試験対策に偏った過剰な学習は、中立公明正大であるべき診断士には不適切です。そのため事例Ⅲではあえて高得点を与えないようにすることで、超絶系おベテを中心とした過剰なⅢ対策が不要であることを示し、4事例を通じてバランスの良い、ストレート型の学習行動を促しているのでしょう。

②Ⅲの知識解答には原則加点しない

事例Ⅲがごく素っ気ない答えを正解にしたり、知識解答をピタリ的中させてもあからさまに加点しなくなったことは、某超絶スクールが過剰なⅢ対策をネットでばらまいたことが原因と考えられます。この部分で高得点を狙っても、加点が期待できないため、無駄知識での解答レースが過熱することはなくなりました。この流れでいえば、事例Ⅲではクソ知識の詰込み勉強を避け、生産現場の問題発見と解決のごく基礎的なフレームワークを鍛えることが歓迎されるのでしょう。

③ベテがハマりやすい所に誤答トラップ

さらに用意周到なことに、これだけ警告しても蛙の面に小便なおベテが事例Ⅲに過度に焦点を当てることに備え、お勉強をしすぎると誤答誘導されるようなトラップが用意されます。これには、難しい問題や迷わせるような設問、情報を過剰に提示するなどが含まれ、採点係がその気になれば、昨年SNSの再現答案晒しが狙い撃たれた様に、狙いすましておベテを低得点や一発退場Dにすることが可能です。以上の点から、事例Ⅳ→Ⅱ→Ⅰの順に得意化することで、事例Ⅲでつい余計な知識を書いてしまう衝動を、押さえることが得策と考えられます。

【まき戻し事例Ⅲ】誤答誘導の手口一覧 / うっかり攻めると一発D

要するに、Ⅲで高得点を与えると、歴戦のおベテやベテ専スクールが有利になってしまう。そこで事例Ⅲで欲をかかず、極端にはふぞろい答案レベルまで落とす安全運転が吉な。

まき戻しR4事例Ⅲ
2022/11/20 うっかり攻めると容赦なくD?
2023/3/9 QCDより改善ECRS
2023/4/1 与件の国語はわざとヘタクソ
2023/4/17 ふぞと真逆の好感解説

スクールでもSNSでも、R4Ⅲは易問扱いされがち。しかし発動こそ避けられたものの、一発退場Dにつながる危険なカーブだらけの事例です。

事例Ⅲ=QCD!QCD!とはしゃぐのはD社ノウハウに毒された間抜け。それよりECRSで時短するのが吉な。

事例Ⅲ与件文を生成AIに読ませたら、突然ある何かを言い出した。ベテループを避けるには、必ず目を通しておきたい記事です。

周囲に好感共感される国語は低姿勢。タメ口口語調で周囲に迷惑がられるふぞの真逆を選びます。

当試験の作問採点係は、ベテからどう落とすかと今年もうずうず。事例Ⅲでは高得点を狙わない安全運転がマストで、マス目のギリギリを攻めるドリフトなど論外だと丸わかりです。

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