もう8年前、2015年の得点開示以降着実に進んだ採点基準の変化。あのキーワード加点一択のD社が9,000人の最後に渋々認めた今年が、新採点基準元年です。
まさか手書きでキーワード？ AI時代にウケ狙い？ AIに冷やかされるのを覚悟の上なら、ふぞろいキーワードの負け残りは妥当な戦略です。
採点基準はふぞキーワード一択のはずがなく、主催者側の専権事項。そして同じ合格者でも、最初に気づく⇔最後まで気づかないの差が明確に
| ○早く気付く人 | ？ 最後に気づく人 | |
|---|---|---|
| 第一印象の読みやすさ | 採点基準進化に敏く、文章の構成と流暢さに注力し、読み手に分かりやすい文章を書く。 | 環境変化に鈍感で、文章の読みやすさの重要性の認識に欠ける。キーワードを詰め込む並列列挙こそがノウハウと痛勘違い。 |
| クリティカルな理解力 | 採点基準は毎年変わる柔軟なものと捉えて深く理解し、論理的な主張を構築する。 | 採点基準は官僚的で硬直的なものと誰かに吹き込まれ、何かを鵜呑みにすることが多く論理的な主張の不足が見られる。 |
| 好感される情報発信 | キレイな国語で書く理解力と情報発信力を活かし、信頼性の高い情報発信を心がける。 | ビジネスと試験の両方を通じて変化に取り残され、試験対策は過去問に終わり過去問に終わると、イミフな寝言を繰り返す。 |
【80分で解く手順】採点変化をAI実証 / AI添削でキレイな構文
そこで日夜鍛錬を怠らない点なら、2週に一度の合格自慢で多忙なお受験サークル勢の遥か上。生成AIに加点される答案の書き方をお願いしました。
採点変化をAI実証① 第一印象の読みやすさ
そうですね。では63･52･54･62･63･61=平均59.2B評価のくせに、くだらない自慢ばかりを繰り広げるふぞ16の答案6枚を読み込み、第一印象を読みやすくしましょう。
| ふぞろい流並列列挙詰込み答案 | 生成AIを使って第一印象改善 |
| 顧客は①最高級品を扱う百貨店と日常品を扱うスーパー、②新たな販売先となった県内・隣接県のホテル等、③直営小売店とECの一般顧客。 競合は、近隣の広大な駐車場を持つ全国チェーンのスーパーとECを目論む食肉事業者。 自社は①評判の良い食材と仕入れ体制②高い対面販売力③高給加工品の自社工場と柔軟な顧客ニーズ対応。(150字) | 顧客は百貨店、スーパー、ホテル、卸売業者から一般消費者まで多岐に渡り、その多様性に応じた戦略が求められる。 競合は近隣の大型スーパーや大手食肉業者であり、競争が激化している中で差別化が求められる。 自社には高品質な食材と効率的な仕入や対面販売の実績、自社工場加工の強みがあり、この強みを活かす戦略を立てる。(150字) |
R4事例Ⅱ第2問～生成AIによるふぞ式答案脱却アドバイス3選
①統一感のある文章: キレイな文章を書くには、当日場当たりでなく事前に構文を用意します。
②競合との比較: 競合他社について詳しく書くことで、自社が差別化できる強みがより際立ちます。
③同じ150字でも、並列列挙でなく因果関係に並べることで読みやすくなる。
②根拠を取捨選択するクリティカルな理解力
ふぞろいの痛勘違いとは、キーワードが多いほど加点と見誤ったことです。以下のように同じ根拠で100字を書いたとき、左側に加点する採点者がいたら、翌年はクビかAIに代替されるでしょう。
| ふぞろい流並列列挙詰込み答案 | 生成AIを使って理解力をアピール |
| X県の食の魅力を伝えるコンセプトで、①山の幸、海の幸、最高級食肉加工品の詰め合わせ商品を開発。②地元業者との連携で観光地や道の駅で販売し、③観光客向けに商品を提供。以上により地域活性化に貢献する。(98字) | X県の食の魅力をコンセプトに、地元農業・漁業業者と連携して山の幸、海の幸、最高級食肉加工品を組み合わせた新商品を開発し、観光地や高速道路の土産物店で販売し、地域食材の魅力を訴求して地域活性化に貢献する。(100字) |
R4Ⅱ第2問～商品コンセプトと販路を示して助言
①根拠の具体性: 明確な根拠を見つけた時は、それが役立つ理由を追記します。例えば、どの観光地や道の駅で販売されるかなどの付随情報を入れていきます。
②因果関係の明示: 提案の内容と地域活性化への因果関係を明確に説明します。新商品の販売が地域経済にどのように影響を与え、地域の魅力をどのように高めるのかを示します。
③連携の詳細: 地元農業・漁業業者との連携について、具体的な協力内容や計画を提供します。どのようにして彼らの資源や知識を活用し、商品開発に貢献するかを明確に説明します。
③好感される情報発信力
合格ボーダー最底辺のふぞろい⇔誰にも好感される文章をスラスラ書く上位5%の埋まらない差は、普段のビジネスシーンでどんな国語を書くか。以下のBeforeｰAfterを参考にしてください。
| ふぞろい流並列列挙詰込み答案 | 生成AIを使って好感される情報発信 |
| B社は自社単独オンライン販売の失敗から、オンライン販売事業者と協業する。①家事簡便化を示す調査結果を参考に、献立考案、調理、盛付･配膳が重要。②協業相手は家庭向け献立のオンライン販売業者。③成功のためには、独自の高品質食材提供、顧客との双方向交流、料理レシピや献立提案の定期的な更新などを提案すべき。(150字) | B社は前回のオンライン販売失敗に学び、協業の道を模索するために消費者動向調査を参考にする。家事の簡便化を望む声が高いことから、家庭向け献立提案と調理済み食材を提供する専門業者と連携し、B社が高品質な食材供給、定期的な料理レシピの提供、顧客から得た要望の提供を続けることで、協業の長期的な成功を実現する。(150字) |
R4Ⅱ第4問～オンライン販売業者との長期的コラボ
①要点の絞り込み: 150字以内で必要な情報に絞り込み、冗長な記述を避けました。合理的かつ簡潔な言葉を使用しました。
②論理的な結びつき: 提案内容が根拠情報と論理的に結びつき、読み手に理解しやすくなりました。
③具体的な提案: 提案内容が具体的で、協業相手と提案の詳細が明確に示されました。
今日のまとめ
ふぞ基準の欠点～読みにくい並列列挙に加点？
①現代のビジネス文の巧拙は冗長なEメール⇔簡潔なチャットの差にあり、②ビジネスチャットは20字×3の因果が好まれ、③相手に不快感を与えるタメ口や体言止めは避ける。(100字)
つまり並列列挙のふぞ答案は、超絶やおベテを先に落とす上での許容に過ぎない。そこであえてキーワードを絞り、イマのビジネスに沿った国語で書くのがAI答案です。