J事例Ⅲ ★To-Be目指す答案

【容赦なくD?】Ⅲ第2問:120字なのに根拠は2つ

「2次」の作問採点が毎年変わり、過去問の答を覚える勉強=OUTと全員気が付く。そこで初学⇔経験者を問わず、2023年「1次」を受ける予定の方は、 答を覚えない方の過去問集を7冊セット1万円強で入手しましょう。
■■テンプレここまで■■


※周囲と比べてもしやイケてる?軽快なBGMに乗せて、その手応えをお確かめください。

4事例総難化に加え恐ろしいのが一発D

①4人の採点係の一人が「こいつベテ?」「書き過ぎ?」と疑うと一発Dで、②過勉強や自慢の戒めとされてきたが、③R4「Ⅲ」第2問は明白な誤答誘導でやろうと思えば全員Dに。(100字)

第2問(設計)の根拠は2つ、第3問(生産管理)は根拠多数
①120字なら根拠3つが受験側の常識で、②与件の根拠を第2~3問に均等に割り当てる答案が大多数だが、③第2問=設計なので第3問の根拠を使うと制約違反。(100字)

9,110人が落胆。「Ⅲ」第2問のスクール解答は根拠2つでピタリと揃う

〜コラム:キレイな国語を見慣れるとブサイクの粗が良くわかる~
KECの書き方は2課題→2対応策の、構文としてアリのパターン。TAC・TBCの様に「納期短縮」を課題にすると対応策と対応しづらく、国語としてややおかしい。スクール解答はそれで良いけど、当サイトの構文ではTAC・TBCの書き方は採用しません。

【KEC】当サイト評価A
※2課題、2対応策
【TAC】当サイト評価B
※CAD未使用
※冗長
※また、で並列列挙
【TBC】当サイト評価A
※課題1つ、対応3つ
課題は、①仕様確認の迅速化や発注元からの設計変更等の削減設計業務の混乱防止である。対応策は、①3次元CADを導入し仕様確認等を迅速明確に行うことで設計変更等を減少させる②現在、兼任している金型設計と板金加工製品設計について分離し専業化する。(120字)金型製作期間の短縮が課題となる。対応策は、発注元に、概要ではなく詳細なデザイン図の提示を求め、仕様確認の早期化や仕様変更等への対応を迅速に行う。また、金型設計の状況を考慮して個別受注製品の設計を担当させる体制を整え、設計業務の混乱を回避する。(120字)課題は、設計課の負荷低減と営業課の発注元との仕様確認の短期化で、金型製作期間を短縮する。対応策は、①設計課の役割分担を明確化する、②OJT等で若手を養成し担当者の兼務を減らす、③3次元CAD導入で発注元と製品の立体イメージを共有し齟齬を減らす。(120字)
誤答トラップのミソは100字でなく120字な点。KEC⇔当サイトの答案が瓜二つな所に注目します。

当サイトの当日答案23枚中、この2要素的中は1人だけ=正答率5%。ところがスクール解答を見て作るふぞ提出答案では、ピタリ正解者だらけに。

そうだよ。再現性の低い願望モリモリふぞ答案=「こんなの書けねーよ」ばかり読み漁るからoverestimate=試験を小難しく考える。実際の答案は誤答だらけで、以下のミスが少なければ十分Aです。

第1問 20点 課題抽出:販売&生産面

難度C:平均11、最高17、最低3、標準偏差3.6
※課題を書かせると答がバラケます。

モデル答案
販売面の課題は、観光需要減に対応し、自社の強みで成長市場での高価格化を図ること。生産面では、短納期要請と小ロット化に対応しつつ、金型工程での若手養成を進めること。

【販売面】
既存需要減、新規売上増・高価格化
3点×3=9点
【生産面】
短納期対応・小ロット対応・若手育成
3点×3=9点

失点3要因
△第1問は最後に答えて、残った根拠を
△第2問の設計課題はここに入れない

第2問 20点 生産方式(設計)

難度D:平均11、最高17、最低3、標準偏差3.6
※一定の点差が開くほか、詰め過ぎベテ認定は一発Dへ。

モデル答案
課題は、①仕様や設計の確認や変更による設計期間長期化と、②繰返と個別受注で異なる設計業務の混乱の2つを避けること。対応策は、①3次元CAD活用で確認や変更を効率化し、②金型と板金加工の設計作業を分離して、設計開始から完成までの期間を短縮する。(100字)

【課題】
設計期間短縮4点、設計業務の混乱防止3点
【対応策】
3次元CAD活用4点、金型・板金加工の設計分離3点
【期待効果】
設計作業の短縮3点、それ以外0点
※第2、5問は正解を絞ってスコアを下げてくると考えられ、上記2つの「設計」課題以外を書いても加点なし。

失点3要因
△設計の時短(CAD活用)・混乱回避(分業)以外は加点なし
△第3問で使う根拠(生産計画・統制)へは一切加点なし
△ほぼ全員が不正解、一部のデキた君には大幅加点も

第3問 20点 生産計画(ニチコ)

難度C:平均12、最高16、最低8、標準偏差2.0
※結果的に日程・調達・工数の3領域をバランスよく使うと加点。

モデル答案
C社は、①プレス加工機ごとの担当制を改めて相互応援の複数名体制により段取作業を時短し、②基準日程の加工数量を1日分より小さくし、③生産計画と納品を月次から週次に変更して社内製品在庫を削減し、小ロット化が進む繰返受注の発注方法変化に対応する。(120字)

【日程計画】
月次から週次化3点、全行程の生産計画2点
【調達計画】
ロットサイズ変更2点、仕掛・製品在庫削減3点
【工数計画】
多能工化2点、相互応援1点、段取の時短2点
【期待効果】
小ロット生産に対応2点、その他1点

失点3要因
○日程・調達・工数計画の面からバランス良く記述
○ほぼ全員が丁寧に根拠を使うので、大差がつかない

第4問 20点 情報システム

難度B(差が付かない):平均13、最高15、最低11、標準偏差1.2

×天から降りたアイデア解答(反面教師として残す)
C社は、仕様や設計の確認や変更が多い金型設計のデジタル化を優先する。①ベテラン技能者と若手を組んで金型組立・仕上工程を任せ、②習熟した技能を若手に承継させて養成し、③同時に情報の交換と共有を紙ベースからデジタルに移行させる社内活動を進める。(120字)

【データ】
紙の廃止2点、データベース化3点
【リアルタイム一元化ネット共有】
リアルタイム・一元化・ネット共有各3点×3=9点
【期待効果】
社内効果に言及(例:若手育成)3点、その他1点

失点3要因
○正解がDRINKなら、ほぼ全員安定得点で差が付かない
△DRINK以外の特定正解がある場合、口述試験で公表へ

第5問 全社課題解決&新規事業

難度D(ミスると減点):平均13、最高18、最低2点、標準偏差3.4

モデル答案
X社との新規取引は、①海外生産品仕入価格の高騰により取引が長期的に持続し、②成長するアウトドア商品での高価格を実現し、③C社の課題である短納期要請、小ロット化、若手養成への対応力を高める可能性を持つ。(120字)

【期待効果①】
アウトドア商品、高価格、成長性各2、4点まで【期待効果②】
保有技術の活用2点、技術力向上2点
【期待効果①×②】
短納期小ロット対応力、X社以外の市場開拓、若手育成、戦略・プロセス見直し各2点・・Max4点
【受け答え(可能性=期待効果)】
第1問の課題を解決→販売面4点、生産面4点、デメリットやリスクを書いた場合はこの8点を全て0点

失点3要因
△「可能性」の答え方はほぼ全滅で文章が破綻
△100字はそこそこ埋まるので、空欄は減点に
△第1問の課題解決がベスト。欠点指摘は減点に
※正解狙いを避け、根拠コピペで決め付けを避ければ十分なA答案に
※第1問で挙げた全社課題をこの第5問で解決する。そこで複数スクールが指摘する通り、第5問を先に解いてから第1問課題を書くとピタリとハマるS答案に。

今日のまとめ

Q
第2問「設計課題」に仕掛けられた、課題を詰めて3つ書くんじゃねーよ!のベテ用トラップ。スベると危険は良くぞ言ったね。
A

実際の120字はほぼ全員が課題に3根拠入れるので、それだけで一発退場Dはない。だがこれに肝を冷やして虚心坦懐反省し、合格自慢は二度とするなよ。

■■ここからテンプレ■■

-J事例Ⅲ, ★To-Be目指す答案

PAGE TOP