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【技術経営MOT5選】戦略論 / 当たる論点当てる論点

われらが試験委員46名が期待するのは、試験対策のちんまい箱庭ノウハウよりも、思い切った一歩を踏み込むイノベーション。そこを実感するのが今日紹介する、戦略論の当たる当てる論点5選です。

Q
わが国大企業の円安による爆益&ケタ外れの賃上げを支えたのが、積極的な海外投資がもたらす第一次所得収支。その上でamazonやzoomなど海外発のデジタル技術が国内シェアを高め、貿易赤字が拡大することへの警戒心が露骨すぎて草(「経済」R5第2問)。
A

そこで海外技術に顔を張られたら、日本初のイノベーションで2倍3倍にして殴り返せ。「戦略論」における「技術経営」シーズの重視が倍速モードで進むでしょう。

①デジタル時代のMOT②国際競争力の強化③次世代のイノベーション
技術経営のスタートは、手持ち技術をビジネスに繋げるシーズ発想です。企業はこれまで自社技術をどう商業化し、競争力を持たせるかを考えてきましたが、これからのデジタル社会では、消費者主導のニーズ発想とシーズの橋渡し役としての技術経営の重要性が高まります。グローバル市場での競争が激化する中、企業は国際的な技術動向を迅速に把握し、自社の技術戦略に反映させることが求められます。シーズ発想とニーズ発想の橋渡しを行う技術経営は、技術の国際的な管理と競争力強化において重要な役割を担っています。現代の市場では、企業は新しい技術や製品を迅速に開発し、市場に投入する能力が求められています。技術経営は、技術の管理や革新プロセスの最適化を通じて、シーズ発想とニーズ発想の橋渡しを行い、企業が競争優位を維持し、持続的な成長を実現するための重要な手段です。
技術経営においても消費者ニーズを迅速にキャッチし、それを自社の技術開発に反映させるすばしっこさが期待されます。技術経営知識を持つ人材の需要がさらに増加し、教育機関や研修プログラムの充実が進むでしょう。企業全体の生産性とイノベーション力の向上により、持続的な成長を支える基盤が強化されるのです。企業はグローバルな技術トレンドと市場ニーズを素早く組み合わせ、それに基づく製品開発や技術導入により、国際市場での競争力向上期待されます。これが日本企業の成長に寄与し、国際的な技術連携や協働の機会が増加するでしょう。技術経営の知識とスキルを持つ人材への投資が、企業の国際競争力をさらに向上させるのです。企業は、消費者ニーズの素早い把握と、イノベーションサイクルの短縮により、新製品を迅速に市場投入できるようになるでしょう。こうして日本発の技術革新が国内外で高く評価され、日本企業の国際競争力が向上することが期待されます。そのうえでも、診断士「事例Ⅰ」が技術経営の普及に果たす役割が今後ますます注目されます。

【技術経営MOT5選】戦略論 / 当たる論点当てる論点

「事例Ⅰ」がまさかの蕎麦屋のマーケ&ピープルマネジメントを問い、ベテを悲嘆に暮れさせたのが昨年R5。すると次は技術経営MOTのシーズに全振りし、ふぞろいのヘタクソノウハウを蹴っ散らすと見るのが筋な。

Step-1:戦略論で「当たる」論点5選

Q
「戦略論」の過去問直近5年分を眺めると、明らかに同じ論点だけを、同じような過去問で繰り返し問う。すなわち同業D社の過去問お皿回しバカでも当たるのが特徴?
A

そうですね、過去問の答を覚えて当たる「1次」⇔覚えると落とす「2次」の違いを分かっていない。それがお皿回しバカが馬鹿と呼ばれる原因ですが、それでも「当たる」のが以下の5選です。

【生成AIによる例文】
B社は「健康志向の30代女性向けヘルシー食品」という事業ドメインを設定し、この事業はPPMにおける「問題児」であるものの、VRIO分析の結果その独自製造技術は価値があり・希少・模倣困難で、組織的に活用できると判断します。5フォース分析で新規参入や代替品の脅威を確認したうえで、ポーター基本戦略の「差別化」を採用し、高品質な原材料とユニークなパッケージで競争力を高めることを決定します。そこで、コトラーの競争地位別戦略での「チャレンジャー」として市場リーダーに対抗する積極的な広告キャンペーンを展開しました。

どんな無理難題を与えても、冷や汗一つかかず例え話を作ってくれる生成AI。この例文一つ覚えれば、今年の「事例Ⅰ」がどんな変化球でも、少なくともファウルにできます。

ドメイン企業がどの市場でどの顧客に対してどのような価値を提供するかを定義する領域を指し、企業・事業の2つがある。
PPM企業の製品や事業を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」に分類し、資源配分を最適化するためのツール。
VRIO企業のリソースや能力の競争優位性を評価するフレームワークであり、「価値がある(V)」「希少である(R)」「模倣困難である(I)」「組織として活用できる(O)」の頭文字による。
5フォース業界の競争環境を「既存の競争」「新規参入の脅威」「代替品の脅威」「供給業者の交渉力」「顧客の交渉力」の5つの要因から分析するフレームワーク。
ポーター基本戦略企業が競争優位を築くための「コストリーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」の3つの基本戦略。
(次点)コトラー競争地位別戦略企業の市場での地位に基づく戦略。「リーダー」「チャレンジャー」「フォロワー」「ニッチャー」の4つに分類し、それぞれに適した戦略を提示する。

Step-2:狙って「当てる」MOT論点5選

Q
診断士「2次」とは、直近5年以内の「1次」出題済知識だけを使って答える試験。すると上記ドメイン以下の5論点+1だけでは点差がつかず、それ以外の知識も問われる筈だ。
A

そうですね。そこで誰も知らないような猫騙しの超絶知識にムキになるおベテを隔離(差別化)するために、以下の「技術経営」知識5選に注目して当てます。

【生成AIによる例文】
ベンチャーA社は独自のスマートホームデバイスのアーキテクチャに注目し、イノベーションを起こしました。その技術は市場で急速に普及し、デファクトスタンダードを獲得します。A社は成長を加速するために企業間連携に注目し、大手テクノロジー企業とのアライアンスを結ぶ他、同業他社へのM&Aを通じて新技術を取り込みました。

ベンチャー新しいビジネスや技術の開発を目指す小規模な企業やプロジェクトを指し、しばしばリスクを取りながらイノベーションを追求します。
アーキテクチャシステムや製品の設計や構造を指す用語で、機能や部品の配置、相互関係、インターフェースなどを含みます。
イノベーション新しいアイデアや技術、製品、サービス、プロセスの開発や導入を指し、従来のやり方や商品に比べて革新的で、価値を創造することを目指します。
デファクトスタンダード実質的な標準や普及している標準を指し、市場で広く受け入れられている規格やプラクティスを指します。
企業間連携企業同士が提携して相互のリソースや技術を活用し、市場や競争力の拡大を図るため、合併や買収(M&A)、あるいは戦略的な協力関係を築くことを指します。

Step-3:その他論点

Q
同じ論点を繰り返し出題することで猫でも「当たる」のがドメイン、PPMなどの分析フレームワークであり、毎年違う所や難しめにして点差を付けるのが技術経営論点。キレイにそう二極化した時、残りの論点を出すのは何のため?
A

それを簡単に言えば、「大事ではないが」「出題する必要がある」。そこで同業D社の過去問一つ覚えでなく、常日頃からビジネスで幅広く意識することで、不意の「事例Ⅰ」出題に備えます。

【生成AIが作った例文】
同族経営であるA社が海外進出をするにあたり、まず国内でのESGとCSRに注力しました。

海外進出中小企業が海外市場に参入することで、新たな成長機会や市場拡大が可能になる。
ESG、CSRESGは環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の略で、企業の持続可能性や社会的責任、統治体制に関する指標です。CSRは企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)を意味し、環境や社会への配慮や地域社会への貢献などを含みます。
同族経営家族によって所有され、経営される企業形態。経営方針や意思決定に家族の価値観や関係性が反映される特徴がある。

今日のまとめ

Q
すると診断士試験受験とは、これまでの自分の経験や学習に充てる余力時間の「シーズ」を、試験委員が考える正しい知識を中小企業に広める「ニーズ」にぶつけ、国家資格のお墨付きをもらう手続き。であればノウハウ偏重でも単なるキーワードのコピペでもなく、両者をバランスさせた「橋渡し役」であるべき。
A

こらこら、そんな試験委員が泣いて喜ぶようなことをネットに流したら、それこそ小躍りしてR6は最高級に難しくした新作事例をプレゼントしてくれる。そうやって新作事例のトレンドを先読みするのも、わが国が誇る「技術経営」のひとつです。

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