K事例Ⅳ

【吉報?凶報?】R5第3問NPVは実質0点 / 部分点すら取れない理由10選

クソなふぞろいが、止せばよいのに「もがく!」「あがく!」とはしゃいだ結果。4年連続の宇宙語NPV出題は、一見解けそうで全く解けない、沼より深い泥沼問題と判明しました。

頼むから、くそろいはもうⅣへの言及一切禁止。部分点すら取れない理由10選
×R5Ⅳ第3問NPVは全員実質ほぼ0点
△部分点を取るなら(設問1-1)の税引後CIF3,320位
×計算過程欄が狭く、それ以外の部分点は期待薄
×ディシジョンツリーの複雑計算は全員苦手
×運転資本増減があり、しかも2パターン
×最終年の売却収入は逆TSで×0.7が必要
×(設問1)加重平均NPVは計算量が多くほぼ絶望
×(設問1)を終え(〃2)に行くと計算手戻りが発生
×(設問2)減価償却4年再計算の時点で戦意喪失に
×2年目投資は現価係数も1年ズレて計算が煩雑
×(設問1)(〃2)とも正答率5%未満で没問レベルに

仮に部分点があるとして、(設問1-1)減価償却費2,200と税引後CIF3,320で10点もらえる程度。それ以降は正答率5%未満の実質没問扱いで、そもそもCIFとCFの区別すら怪しいD友館では、解けば解くほど泥沼だったな。

【吉報?凶報?】R5第3問NPVは実質0点 / 部分点すら取れない理由10選

Ⅳはクールに部分点と一度伝えた以上、エクセル解説をする義務がある。その結果判明したのは、【エクセル使って40分で何とか当たる】第3問NPVの意地悪ぶりです。

8/26付 NPV部分点のクールな取り方
→クソ長い設問文の以下にマーカーして計算条件を読み取る
初期投資CIF資産売却損益その他

第3問(配点30点)
D社は、研究開発を行ってきた男性向けアンチエイジング製品の生産に関わる設備投資を行うか否かについて検討している。
以下の資料に基づいて各設問に答えよ。解答に当たっては、計算途中では端数処理は行わず、解答の最終段階で万円未満を四捨五入すること。また、計算結果がマイナスの場合は、△を数値の前に付けること。
〔資料〕
1.新製品の製造・販売に関するデータ
現在の男性向けアンチエイジング市場の状況から、新製品の販売価格は1万円であり、初年度年間販売量は、0.7の確率で10,000個、0.3の確率で5,000個の販売が予想される。また、同製品に対する需要は5年間を見込み、2年度から5年度の年間販売量は、初年度の実績販売量と同数とする。
単位当たり変動費は0.4万円であり、毎年度の現金支出を伴う年間固定費は2,200万円と予想される。減価償却費については、次の「2.設備投資に関するデータ」に基づいて計算する。
初年度年間販売量ごとの正味運転資本の残高は、次のように推移すると予測している。運転資本は、5年度末に全額回収するため、5年度末の残高は「なし」となっている。なお、初年度期首における正味運転資本はない。
2.設備投資に関するデータ
設備投資額は11,000万円であり、初年度期首に支出される。減価償却は、耐用年数5年で、残存価額をゼロとする定額法による。また、5年度末の処分価額は取得原価の10%である。
3.法人税等、キャッシュフロー、割引率に関するデータ
法人税等の税率は30%であり、D社は将来にわたって黒字を確保することが見込まれている。なお、初期投資以外のキャッシュフローは年度末に生じるものとする。
本プロジェクトでは、最低要求収益率は8%と想定し、これを割引率とする。利子率8%の複利現価係数と年金現価係数は次のとおりであり、割引計算にはこの係数を適用する。

(設問1) 枝問(1)~(3)に渡ってディシジョンツリー ※運転資本増減+資産売却収入で嫌がらせ

(設問1)
年間販売量が⑴10,000個の場合と、⑵5,000個の場合の正味現在価値を求めよ。
⑴については、計算過程も示すこと。そのうえで、⑶当該設備投資の正味現在価値の期待値を計算し、投資の可否について、カッコ内の「ある」か「ない」に○を付して答えよ。

エクセルで色分けするとわかるが、あの極限状態で在庫投資設備売却収入をタイムテーブルに書き入れ、PV割引計算をするのは常人では無理。頑張って当てても構いませんが、正答率5%未満=没問の可能性ありと判断し、ここで引き返すのが吉でしょう。

(設問2)

(設問2)
⑴初年度末に2年度以降の販売量が10,000個になるか5,000個になるかが明らかになると予想される。このとき、設備投資の実行タイミングを1年遅らせる場合の当該設備投資の正味現在価値はいくらか。計算過程を示して答えよ。1年遅らせる場合、初年度の固定費は回避可能である。また、2年度期首の正味運転資本の残高はゼロであり、その後は資料における残高と同様である。なお、1年遅らせる場合、設備の耐用年数は4年になるが、その残存価額および処分価額は変化しないものとする。
⑵上記⑴の計算結果により、当該設備投資を初年度期首に実行すべきか、2年度期首に実行すべきかについて、根拠となる数値を示しながら50字以内で説明せよ。
※計算の数字はとても解けないが、(枝問2)文章題は何か書けば部分点の可能性が少しあります。

冒頭に示した通り、部分点なら取れると思わせ、計算手戻りが度々起きる王道の嫌がらせ。ここのサイト主がエクセル使って40分かかるので、手計算ではどう見積もっても1時間、全痴低ノウ信者なら一生賭けても解けない難問でした。

今日のまとめ

文章の解説では意味不明なNPVも、エクセル計算式を辿ればなんとか解ける。ご興味ある方は以下からDLください。

「Ⅳ」過去問計算問題エクセル
「Ⅳ」過去問計算問題エクセル

2023/11/12更新
4年連続NPVの正答率Eランク嫌がらせ宇宙語問題(R2第2問、R3~5第3問)のエクセル解説を追加しました。
エクセルを使えば確かにこうなるのはわかるが、電卓80分で解ける訳がない。そう腹が据わると、Ⅳ過去問の解き方が変わります。

Q
1年遅れで掲載するD社全痴低ノウにヘタクソ解説させたら余計謎が深まるNPVも、計算条件別マーカー+エクセルなら確かに解ける。でもこれ電卓80分では絶対ムリじゃね?
A

そりゃ現役経理パーソンが、電卓使ってNPVを解く理由は一つもない。そしてTACの解き方+計算条件別マーカーを使って初めて、減価償却費CIFで10点取れればマシな超難問だと分かります。

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