動画の要旨 | 原文(ChatGPT) |
・過去マスの使用は利点と欠点の両方があります。 ・ChatGPTを使い、過去マスのメリデメに関する都市伝説を解き明かします。 ・今年に入り、過去マスのステマや布教活動は大幅に減少しました。 ・減少した理由の一つはステマの自粛ですが、他にも過去問の答を覚えると1次は受かるが、2次で落ちやすいと知られたことがあります。 ・過去マスでお勉強するデメリットは、暗記科目には通用しないことと、答の暗記に依存するお勉強は知識の理解や体系化の点で不利なことです。 | -The use of past exam questionshas both advantages and disadvantages. -GPT (ChatGPT) can quickly solve mysterious puzzles related to past exam questions. -Recently, there has been a decrease in the discussions and enthusiasm surrounding past exam questions. -One reason for the decline in interest is that passing the exam is more difficult than mastering the content. -The disadvantages of using past exam questions include their ineffectiveness in certain subjects and the tendency to rely on memorization rather than understanding the knowledge systematically. |
そういえば最近、過去マス信者の大はしゃぎを見かけない? であればその本当の理由は、過去マス信者は2次合格しにくいためです。
中小企業診断士試験では、トップ層の意見より、ノウハウと称して大はしゃぎするたまたま合格組の間抜けが悪目立ちします。これはキャズム理論で説明できる他、2次は一度受けないと合格者様のピンキリがわからない、レモン市場であるためです。
中小企業診断士試験などの国家試験では、合格者数が総得点の上位からボーダーラインに向けて減少するのではなく、正規分布に従って上位からボーダーライン層にかけて人数が増えていく傾向があります。つまり、得点が高いほど合格者の数は減少し、得点がボーダーラインに近づくほど合格者の数が増えるということです。
合格者の中には、努力や正しい学習方法を選んだ人もいれば、努力を欠いた方法や効果の低い学習スタイルで合格した人も存在します。しかし、成功体験や自慢話が広く共有される中で、他の受験生にはどの方法が本当に効果的なのかがわからなくなってしまいます。情報の非対称性によって、効果的な学習方法が見えにくくなり、望ましくない学習スタイルが注目を浴びることになります。
レモン市場の例えになぞらえると、合格者がみな同じように見える情報の非対称性によって、劣悪な合格ノウハウや効果の低い学習方法が市場に出回る可能性があります。受験生は本来効果的な学習方法を選ぶべきですが、情報の非対称性によって、信頼性の低い情報や劣悪な学習ツールが広まることがあります。これにより、効果的な学習が妨げられ、受験生の学習成果が低下する可能性があります。
【過去マスの功罪】デメリット編 / 7月以降はタンスの奥へ
うっかり合格ノウハウ自慢などすると、あいつはレモンと苦笑されるうえ、作問を変えらえ翌年ショボン。この資格は受かることより、受かって使いこなす方が難関です。
過去マスのメリット | 〃デメリット(作問変えて是正勧告) |
---|---|
過去問でインプット | 法務・情報・中小で無効 |
論点順が効果的 | 所与の順しか解けない |
独学で格安コスパ | 対策されてシェア低下 |
その反面、「法務」「情報」「中小」の暗記3兄弟では、過去マス勉は無効です。つまり過去問と違う所を出題する暗記科目では、前半3科目と学習の進め方を変えます。
暗記が重要な科目では、過去問の答えを覚えることで合格できる可能性があります。しかし、試験主催側は合格者に単純な暗記能力を求めるのではなく、問題解決や応用力を評価したいと考えています。そのため、過去問と同じ答えを出題することは意図的に避けられています。試験は受験者が自身の知識と理解を活かして問題に取り組む能力を測るものであり、単なる答えの暗記ではなく応用力が求められます。
インターネットの普及により、情報へのアクセスが容易になりました。試験主催側は、受験者が情報を体系的に検索し、必要な知識を的確に見つける能力を持つことを重視しています。過去問の答えを覚えるだけでは、現実の問題解決には対応できません。情報を正しく収集し、適切に活用する能力が求められます。
過去問は試験の傾向や出題形式を理解するために役立ちますが、過去問だけに依存すると未出題の重要な知識や論点を見逃す可能性があります。試験主催側は、受験者が幅広い知識を習得し、応用力を持つことを期待しています。過去問を解いた後は、テキストや参考書に戻り、未出題の重要な知識や論点を学習することが重要です。これによって、より幅広い視点で問題に取り組むことができます。
過去マス信者は試験合格だけを人生唯一の誇りとし、応用や機転がまるでダメ。その原因は、同じ順番でしか解けないカチコチ頭+あのヘタクソ解説です。
過去問学習の初期段階では同じ論点を同時に解くことが有効なため、過去マスを与えられた順序で解くことが効果的です。しかし、試験では複数の論点が絡み合った問題や題意を理解し、総合的な解答を求めることが求められます。同じ順番で解くことにより、他の論点との関連や題意の把握がおろそかになり、問題の本質を見逃す可能性があります。
過去マスには解説が付いていますが、その選択肢が誤答であることをくどくど1頁でわかりにくく説明するため、頭の高速回転を妨げ、頭が悪くなっていきます。解説が不明瞭であったり、必要な情報や補足が欠けている場合、受験者は問題の理解に時間を費やし、時間をかけて一問解いたり覚えたりするため、過去マス勉強を脱して次のステップに進みづらくなります。
過去マスでは、特定の選択肢や答えを覚えることが重視されがちです。この結果、問題の本質や理解よりも、答えの覚え方に偏りが生じることがあります。試験では、単に答えを覚えていても応用力や実践力が求められるため、そのような学習方法では受験者は十分な成果を上げることが難しくなります。
過去マス信者のお勉強ノウハウは、しばしばネット上で大はしゃぎされて隣が苦笑。そして試験主催側が狙い撃ち=低ノウは2次に受かりにくいとわかると、猫も使わなくなります。
受験者が過去問の答えを暗記して対策することを防ぐため、試験主催者は過去の問題の答えをそのまま再利用しない方針を取ります。これにより、過去問だけに頼る学習方法では対応しきれない試験内容に受験者が対応できるようになります。
受験者が特定の出題形式やパターンに慣れることを避けるため、試験主催者は毎年出題形式を変えることがあり、試しに過去問を古い年から解くと気が付きます。そこで、柔軟な思考力や応用力を身に付ける意識を持ちましょう。
受験者が適切な選択肢を選ぶために文章を正確に読み解く能力を要求するため、試験主催者は選択肢の文章を意図的に長くしたり、複雑にしたりすることがあります。ここを意識し、文章理解能力や解釈力を高めることで、そのまま2次試験に合格しやすくなります。
スクール通学を不要にした過去マスD社が、驕り昂りステマをさせた結果、試験主催側に嫌がられてシェア急低下。 その事実は10月の2次試験で、より明らかになります。
今日のまとめ
【教訓】特定教材のうっかりステマは逆効果
(事実)前半3科目に比べ、暗記科目は過去マス無効
(事実)過去マスを7月まで使うと2次合格しにくい
(推論)使うと合格しにくく、過去マスの噂も減少
ふぞ答案といえば、ヘタクソキーワードの並列列挙で有名。そこで7月以降は文章の因果関係を苦手にしないよう、業界一のヘタクソ解説=過去マスをタンスの奥にしまいます。