動画の要旨 | 原文(ChatGPT) |
・NPVの設問文を読み解くのは、宇宙語より難しいと言われています。 ・ステーキ店、中古車買取といった出題業種を見ていくと、ある程度予測可能な気がしてきます。 ・それは成長過程の企業は不祥事を起こしやすいことであり、作問者が話題の業態でつい作問するため、後で不祥事が起きるのです。 ・特にR2以降ではNPV出題の難易度は高くなっており、もはや日本語として読むのも大変な状態です。 ・そこで設問文を読んでから考えるのではなく、予め計算に必要な条件を思い浮かべることが重要です。エクセルテンプレートを使うことで、計算が標準化され、再現性が高まる効果もあります。 | -The transcript discusses the difficulty level of NPV (Net Present Value) and its predictability in the context of space-level difficulty. -The speaker mentions that some questions in the NPV exam are predictable, such as the sudden inclusion of topics like steak restaurants and used car purchases. -There is a tendency for scandals to occur during growth events, and the speaker suggests that the professor may intentionally bring up controversial topics. -The difficulty of NPV questions has increased, especially from R2 onwards, where it becomes challenging to decipher the language used. -The use of Excel templates is recommended to solve NPV questions effectively, as it allows for standardized calculations and higher reproducibility. |
宇宙語並みに、何を言っているのすら不明なNPV設問。ところがこれを、R5NPV出題を予測するサインとの学説が飛び出します。
【Ⅳの解き方NPV】R2~R4超難問NPVから出題予測 / R5は取替投資&企業価値
そこで、答を覚えるほどⅣスコアが下がるベテと、60点取れる人類の差に注目します。その違いとは、あの宇宙語設問文の裏に、これからは取替投資が大事との意図があると気づくか否かです。
デジタル技術の急速な進歩により、旧来の設備やシステムが陳腐化し、最新の技術に置き換える必要が生じます。新しい技術は効率性や生産性の向上に貢献し、企業の競争力を高めることができます。このため、取替投資が必要とされるようになりました。
デジタル技術は急速に進歩しており、新たな技術やソリューションが短期間で登場することがあります。このような状況では、取替投資のタイミングや選択肢を判断することが難しくなります。最新の技術を導入するか、あるいは次の技術の登場を待つべきか、検討する必要がありますが、これには相応のリスクや判断の難しさが伴います。
デジタル化やソフト化により設備投資を取り巻くビジネス環境はますます不確実性を増し、将来の需要や市場条件を正確に予測することが困難になっています。そこで比較対象が限られる新規投資より、新旧比較がしやすい取替投資を出題することで、将来キャッシュフローの予測が重要であると学ぶことができます。
デジタル化の進展により、設備投資においては有形固定資産だけでなく、ソフトウェア(無形固定資産)の役割も増大しています。ソフトウェアは設備の制御や効率化に重要な役割を果たし、ビジネスプロセスの自動化やデータ解析などに活用されますが、その投資判断は新規投資というよりも取替投資として行うことが主です。
宇宙語の想定読みには、電卓パチパチ計算練習は無効です。そうでなくエクセルにすることで解き方が標準化され、再現性が高くなり、設問文から計算条件を想定読みすることができます。
2023/11/12更新
4年連続NPVの正答率Eランク嫌がらせ宇宙語問題(R2第2問、R3~5第3問)のエクセル解説を追加しました。
エクセルを使えば確かにこうなるのはわかるが、電卓80分で解ける訳がない。そう腹が据わると、Ⅳ過去問の解き方が変わります。
※取替投資は難関NPVの中でも最上級であり、万年おベテの固くなったオツムで理解できる出題はない。そこでおベテになる前に、①取替投資がなぜ難しいか ②差額CIFとは何か?を考えます。
簿記やNPVの世界では、そのテンプレを「タイムテーブル」と呼びます。そして取替投資に使う「差額原価収益」がR4第3問内外製で出題されており、R5NPVの出題は取替投資でガチでしょう。
R4第3問内外製=差額原価収益分析 →R5取替投資出題のサイン?
業務的意思決定 | 構造的意思決定 |
①特別注文(負けてくれたら買うよ?) ②内外製(負けておくので買わない?) ③追加加工(診断士では出題実績なし) | 取替投資 |
特別注文は、主に大口顧客からの特定仕様や値引要求に基づいて、どの価格や費用までなら受注してよいかを判断する論点です。特別注文では、既存の生産体制や設備を使用して特別な製品を製造するために必要な追加費用や効果を評価します。具体的には、特別注文に関連する直接材料費、直接人件費、製造経費、間接経費などを計算し、顧客への特別注文による収益や利益を評価します。
内外製は、企業が製品や部品の製造を自社内で行うか、外部の委託先に依頼するかを判断することを指します。内製は自社内での製造を意味し、外製は外部委託を意味します。内外製の判断では、内製と外製のそれぞれの費用や効果を比較します。内製の場合には、直接材料費、直接人件費、製造経費、間接経費などの内製コストを評価します。外製の場合には、外部委託費用や品質管理費用、納期管理費用などの外製コストを評価します。
追加加工は、既存製品に対して追加的な加工や改造を行うことを指します。通常の製造プロセスに加えて、顧客の要求に応じて追加の作業や手順を実施することがあります。追加加工では、既存の製品に対する追加的な加工費用や効果を評価します。具体的には、追加加工に関連する直接材料費、直接人件費、追加の製造経費などを計算し、追加加工による収益や利益を評価します。
今日のまとめ
ベテの点は下げるけど、低ノウ本でも60点?
①同一論点反復出題でも、ベテは絶対受からせない
②ベテノウハウ除け宇宙語をタイムテーブルで整理
③R4内外製で問われた差額原価収益の再出題が濃厚
そこで「TACの解き方」を先に終えてからⅣ過去問を一気に解き進む。すると前年出題がヒントになり、R5事例Ⅳでは取替投資+企業価値がド本命。つまりタイムテーブルがマストとわかります。