おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

★To-Be目指す答案

【15分でTo-Be完了】採点係が喜ぶキレイな国語

もし資格YouTuberを目指すなら〜目を瞑って100字を手書き

生き馬の目を抜くどころか生まれる前から潰しにかかるほど競争の激しい資格YouTubeの世界。もしそっち方面で輝きたければ、100字マス目を魔法の様に描いて中継するとウケますが、Wordから入る時代ではその異能力は特段要らない子に。

1⃣「1次」スコアは覚える指針、「2次」〃は答える指針

”皆さんはスマホゲームをやったことはありますか?
ヘルプ(説明書)をすべて読んでからゲームを始める方はかなり少数派でしょう。とりあえずゲームをやってみますよね。(中略)試験勉強も同じです。
出典:DIAMOND online 資格試験の勉強法
スコア開示を奇禍として、ベテ落としの牙を剥く主催側
余計な一言が多い間抜けはDにし、キーワード羅列お馬鹿は残念賞のBにし、キレイな国語をAにして、たまに気まぐれ80~90点も。その狙いは「答える指針」だ。(100字)

2⃣採点基準は一つではない

【事実】第2次筆記試験の採点に関する考察(独学合格ナビ P.120)
"1人ではなく、複数人で採点を行うと(中略)採点に微妙なバラつきが生じます。そのために、「キーワードや根拠による加点式の採点」を行っていると考えるのが妥当でしょう。"
【事実】ふぞろい信者の80分間プロセスは、主催側に筒抜け
ベテ落としを確立した次に、どうみてもふぞを狙い撃ちな「与件長文化」「根拠山盛り」「マス目短縮」。これは誰かが手口を採点係にリークしたに違いない。(100字)
3⃣事実→事実→推論ゲーム(採点係にはかなわない)
当落の差がつく助言問題は、事実→事実→推論の順で

例えば、(事実1)採点係は45名+α、(事実2)ふぞろい自慢が丸裸なら、傾斜配点や没問を駆使して採点をランダム化する。次にキーワードの羅列には加点せず、よみやすいキレイな国語に加点と推論できる。

【推論】ふゆかいな合格自慢を見掛けると、からかいたくなる作問心理
”男性は無意識のうちに、自分より弱いものをからかうことで優越感に浸りたいという男性心理をもっています。(中略)しかし、時として迷惑と感じることも。特にバカにする態度や悪口などは早めにやめさせることが肝心です。”
出典:Smartlog 女性をからかう男性心理
ベテを落とすコツを知ると、Dはない
国語読み書き下手糞+Ⅳ60点を取らないから虹落選なのに、②合格ばかり目的化し目先にすぐムキになる。③周囲の助言を聞かない挙句に毒電波とあっては、社会的失格の烙印に納得だ。(100字)
ふぞが2割も受かるのは、社会的影響力ゼロだから
①キーワードを並べりゃ受かる試験で、加えてⅣは猫でも60点に。②目先だけ考え情報絞れば迷わずに済むが、③その毒電波の説得力+社会的影響力はWでゼロ以下に。(100字)
事実と事実をぶつけると、次の仮説が立てられる
①第一種の過誤=決めつけベテを必ず落とすが、②第二種の過誤=見逃しふぞは2割でコロコロ。③だがあのタメ口ヘタレが必要以上の布教をすると、社会的な規制が入る。(100字)
4⃣ですます調でキレイな国語
ベテ・ふぞを避けて内定獲得へ

そしてベテ・ふぞが内定見送り、後回しされる原因を調べると良くも悪くも国語がヘタクソ。特に合格自慢が昂じたあのヘタレなタメ口・口語調は、主催側に喧嘩を売るのと同じ結果に。

ベテが毎年落ちる理由? 与件が読めてマス目に書くほど、よせば良いのに盛り盛り答案
ベテのヘタクソ国語で気づくのはとにかく要素が多すぎる。そこでベテを反面教師に書き方構文を上達するのが、一番正しい第一印象に。(100字)
ふぞ先輩の合格自慢=当選者の下位5割、全人類の下位2割
ふぞろいはブログから撤退しtwitterに特化する方が良い。ネットでそう囁かれるのは「1次」知識と文章力が弱すぎて、ヘタクソ自慢をするほどアンチが増えるから。(100字)
主催側が求めていない合格自慢。なぜ本誌・ブログでサカってしまう?
心理学上、マウント・盛(サカ)る行為は劣等心の裏返し。「1次」でコテンパンにされた恨みを晴らす気持ちはわかるが、採点係に喧嘩売るのは感心しない。(100字)
5⃣スクールでは教えてくれないキレイな国語
スクールに30万円お布施をしても、キレイな国語は学べない

その理由は、ベテスクールのヘタクソ講師=原則多年度ちゃんなので、そもそも国語がヘタクソだから。そこでキレイな国語の書き方は、スクール以外から持ち込みます。

当業界で文章指導できるスクールは少ない。その先駆者がMMC
MMCが他スクールより優れる点は「文章の可読性」にいち早く注目し、文章の金型化で時短+安定化を両立したこと。弱点は多面解答に執着して飽きられたこと。(100字)
狭い受験の世界でムキにならない。わかりやすい文章は時流のニーズ
"わかりやすい文章は誰にでも書けます。小説のような魅力的な文章に決まった型はありませんが、わかりやすい文章には型があります。この記事では、わかりやすい文章を書くための16のルールを、オリジナルの例文つきでご紹介します。"
出典:マケフリ
わかりやすい文章のマナーは世代不問で全国共通
それを100字×5問を書くコツにすると、①構文利用②書く要素数③因果で端的④決めつけ禁止の4つに。その仮説が本当か、もっと他にないかを探る程度は12週でも十分すぎる。(100字)
6⃣好感される答の盛り方
採点係は「合理的に考える」癖があり、「論理的」「客観的」「視野が広い」が好みのタイプ

そして一番好感されるコツが、与件の事実をコピペするとき、「どの知識を使ったか」を行間に書いておくこと。

究極の採点仮説:知識に加点、文に美点で50:50へ
採点係がこれから配点するなら、×キーワードの数などより、①正しい知識を選んだか(レイヤー) ②与件の事実→切り口→言い回しを考慮した読みやすい文章か、の2点へ。(100字)
答案の採点業務はかなりの激務(独学合格ナビ P.120)

私自身も講師としてたくさんの2次筆記対策演習の採点を行ってきましたが、(中略)1人ではとてもこなせません。
採点者はギリギリのスケジュールで採点作業を行っており、事例文の根拠やキーワードをしっかりと抽出し、確度の高い根拠から冷静に丁寧にわかりやすくまとめることが大切になります。

ほらっち先生の文章は、ご本人の性格そのもの=実直で読みやすい。では、どんな知識を当てはめてきたかのウラを取ります。

独学合格が可能な理由(独学合格ナビP.2)

(独学で合格できる)背景には、近年における劇的な学習環境変化があります。ひと昔前は「高い受講料を支払って受験予備校」「市販書籍をベースに人知れず独学に励む」という選択が主でした。(中略)現在は、さまざまな学習コンテンツを無料で活用することができます。

→使われた知識:フリーミアム、「経済」H29第22問

コラム:ゲーム感覚で捉える(独学合格ナビP.39)

(1次対策では)週○時間勉強すると決めて、仕事や生活を合わせてみる。非常に多忙な方であっても、試行錯誤を繰り返していく中ですこしずつ日常のムダを省き、おおむね週15~20時間程度の学習を確保されています。
(中略)「自分の将来のための学習に充てている感覚が心地よい」。ムダな時間探しゲーム的な感覚で、試行錯誤をしてみましょう。

→使われた知識:ゲーミフィケーション(テキスト外) マクレガーY理論

1人でやるよりも、2人でやる(独学合格ナビP.40)

ダイエットや筋トレなども同様かも知れませんが、1人で地道に取り組むよりも、2人以上で、お互いに励ましあい、刺激しあいながら取り組む方が継続できたりしますよね。

→使われた知識:ペアプログラミング

7⃣キーワードの数を減らして好スコア
好感されるもう一つのコツが、マス目にキーワードを詰め込みすぎない

ここはふぞろい→8割落ちる→反面教師にした資格YouTuber勢が口を揃える。当サイトよりもそちらでどうぞ。

ノウハウ普及で全員2割にまっしぐら。では誘導館勢はなぜくじ引き否定
そりゃ誘導感の旗の下、ゆとりにパクらせマイ認知的不協和を解消するのが自称ノウハウ勢。その盛(サカ)りっぷりを反面教師に今年は確実AAAAへ。(100字)
試験の流れを非連続ラディカル、真逆に変えたYouTube勢
ほらっち先生にまとめ様が、①支持を集める共通点は(商売っ気の少ない)誠実さ。②そのわかりやすさに支持を広める工夫が加わると、③その情報発信力はより強力に。(100字)
合格自慢のブログを避け、YouTube=あるべきTo-Beと仮定する
すると盛(サカ)る⇔デキるの対比が浮き彫りに。YouTubeで支持されるのは全て右側の「デキる」であり、左の「サカる」は猫も踏まない。ここが今年の雌雄を決めるgame changeに。(100字)
8⃣短いは正義(100→60字)
当サイトが今年注力するのが、短いは正義

毎年変わる事例の答を覚えるから誤答に誘導されてショボン。そうでなく60字に推敲して「論理的」「客観的」に20字×3=60字にすると、作問係が問いたい題意がわかる。そこからどう+40字するかで評価がA⇔Bどちらになるかが決まる。

スマホは1行20字強。×3行で60字が伝わるベスト
その利点は簡潔さ+読みやすさであり、主観や冗長を除いた客観文章で全員が揃う。そこで60→100字に増やしたマス目に何をカキコするかで、採点係の印象とスコアが決まる。(100字)
短く伝える国語力UPには、字数を数えて常に推敲を。そしてまず「手書きを止める」
良書「短いは正義」では、短文を書いて伝えるコツを一冊に満載。猫でも気づくその第一歩が、Wordで長めに書いて削って収める推敲力に。

今日のまとめ

【15分で完了】シリーズでは、ここまで半年以上の学習成果を棒読みボイスの私が読み上げ↓。バラッバラのパーツが因→果で一つにツナがります。

Q
キレイな国語を書くには、推敲に推敲を重ねるのがベスト。そして100字手書きの異能力戦では、最初はWordで入って採点係好みのキレイな国語を身に着ける?
A

おぅ、9,000枚ノルマに忙しい採点係の気持ちを察すると、採点基準=目指す答案To-Beは以下の3つでガチな。

  1. 訊かれたことに答えているか
  2. 与件の根拠を使えているか
  3. わかりやすくキレイで読み易いか

競争As-Is→目標To-Beときたら、明日の残りは作戦To-Do。テンプレ通りの順に書く=読み手が期待する通りに書くことが、読み易さUPの一つのコツです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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