初学で確実合格するなら、出版D社が苦手な「Ⅳ」を強化する。TAC「Ⅳの解き方」を初夏に解き、1次「財務」対策を兼ねるのが、今年とびっきりの最新です。
2次試験は収穫逓減に変わる直前が一番合格しやすいため、1回でたまたま受かった人たちが、2次勉強時間をもっと増やせとの主張は誤りです。私が作る、以下のキレイな文章を参考にしてください。
診断士試験は1次・2次ともに異なる試験形式が求められます。1次試験では、多くの知識や用語を暗記する必要があり、科目間の共通点を活かして収穫逓増します。一方、2次試験では文章力やコミュニケーション力が求められる一方で、どの答案も似てくるため、勉強時間を増やしてもその収穫は逓減します。
1次合格前は暗記専念で収穫逓増を狙うことが重要です。1次試験は暗記量が多く、解答速度も求められます。そのため、受験生は暗記に必要な時間を確保し、効率的に勉強することが求められます。そのため、1次合格までは暗記対策を中心に取り組むことが大切です。
1次合格後は国語力を鍛えることで、文章力やコミュニケーション力を向上させることが重要です。2次試験では、診断士として必要なコミュニケーションスキルが求められます。そのため、2次試験に向けて、語彙力や表現力を高めるために、長文読解や作文などの国語対策を中心に勉強することが必要です。また、模擬面接などの実践的な訓練も効果的です。
【初学者:いきなり「Ⅳの解き方」】確実合格にはD社の真逆 / 隣の逆で最速時短 / Ⅳ第1~3問のコツ
同友館ステマに唆されると、試験は確実に8割落ちる。そこでD社が苦手な「Ⅳの解き方」で、おっきくリードな。
R4Ⅳ第1問経営分析 ~ 生産性指標は今年も出題
診断士試験で労働生産性が出題されたことは、経済状況や社会情勢に即した試験の問題設定といえます。診断士を目指す以上、過去からの思い込みや決めつけでなく、時流のニーズに柔軟に応える必要があります。
少子高齢化による労働力人口の減少が進む中で、生産性を向上させることが必要とされています。労働時間あたりの生産性を高めることで、労働力不足による生産減少を防ぎ、企業の競争力を維持することができます。
生産性が向上すると、同じ労働時間でより多くの製品やサービスを生産することができるため、企業の利益が増え、従業員の賃金水準が向上することが期待されます。
診断士は、企業の業績を総合的に分析することができる専門家です。労働生産性の向上に向けた施策を提言することで、企業の成長や発展に貢献することができます。診断士の存在は、企業の意思決定や投資判断に不可欠な要素となっています。
第2問~セールスミックス&内外製
R4Ⅳは第2問でセールスミックス、第3問で内外製を問い、CVPを出題しなかったことが特徴です。これには、受験指導の定番である方程式を使わせない意向があると考えられます。
CVP(Cost-Volume-Profit)分析は、製品の販売数量や販売価格、原価などを考慮して、利益を最大化するための最適な販売戦略を立てるための方法です。しかし、CVP分析では方程式を使って解く受験指導が一般化し、教育効果が低くなってきました。そのため、内外製他の問題を出すことで方程式を使わせず、その理論である限界利益(直接原価計算)の学習を促していると考えられます。
方程式を使わずにCVP分析や内外製の問題を解く上では、直接原価計算PLが有効です。直接原価計算PLは、製品の販売数量や販売価格、原価などを考慮して、利益を最大化する最適戦略を立てることができます。また、直接原価計算PLは、方程式に比べて幅広く応用が利くため、簿記2級の学習を促していると考えられます。
簿記は、企業の経営活動における資金の流れを記録し、経営判断の基礎となる情報を提供するための仕組みです。簿記の体系にそって数字で意思決定することが重要である理由は、簿記によって得られる情報が正確かつ客観的であるためです。数字で意思決定することによって、感覚的な判断や個人的な意見によるリスクを減らすことができます。
第3問NPV⇔第4問企業価値
覚えたはず、わかっているはずの問題が解けないことは、苦手意識につながります。与えられた問題集や解説を鵜呑みにして計算するだけでなく、以下の様な表を作って整理したり、自分の言葉で説明することが効果的です。
NVPの投資意思決定 | DCF法による企業価値 | |
評価対象 | 単一の投資案件 | 企業全体の価値 |
評価指標 | NPV | 企業価値 |
将来CF | 税引前CIF | FCF |
視点 | 企業の内部 | 企業外部の投資家 |
割引率 | 投資のリスクに基づく割引率 | 資本コストに基づく割引率 |
応用論点 | 取替投資 | 配当割引モデル |
- 将来のキャッシュフローを現在価値に還元する点で共通している。
- 投資案件や企業価値の評価において、将来のCFと割引率を用いて現在価値を計算する点で共通している。
- どちらも、正しいキャッシュフローの予測や適切な割引率の設定が重要である。
- 投資案件ごとに独立した決定を行うため、単一の投資案件の評価に使用される。
- 投資案件のCFの予測が不確実な場合、シナリオ分析などの手法を用いてリスク評価を行い、投資判断を行うことができる。
- 投資判断において、割引率は投資のリスクに基づいて決定される。
- 企業全体の価値を評価することができる。
- 将来のFCFを予測するために、過去の財務データや業界動向などの情報を利用する。
- 割引率は、企業の資本コストを考慮して決定される。企業のリスクプレミアムを加味して割引率を設定するため、投資案件ごとに異なる割引率が設定されることがある。
今日のまとめ

出版D社の全痴低ノウを何回解いても、その手口は主催者側に筒抜け。あんなヘタクソ解説に頼ることなく、自分の言葉でコツを説明してみる。それがいっちばんの事例Ⅳ対策です。