もし「2次」が噂通りの国語の試験なら、「1次」誤答選択肢の嘘を糺して国語を鍛える。それが出来るのが人類で、そうでないのが同業D社が誇るノウハウ&キーワード自慢です。
生成AI比で「知識」「国語力」「事例Ⅳ」に大きく劣り、人類として誇れる点がゼロの同業D社。何より痛々しいのは、その小さく凝り固まったオツムでG格自慢をする度に、隣に誤文訂正される点です。
【2次は国語の試験説】主語・述語・目的語・修飾語・因果エラー / 人類vs.ふぞの国語対決
Step-1:文の違和感に気が付く国語力
国語の構造上、誤答選択肢を作るには主語・述語・目的語・修飾語・因果のどこかを変える。文を読んでおかしい点に気付き、自分の言葉で正しく直せば、「1次」「2次」を問わずスラスラ受かります。
「1次」誤答選択肢のパターンは、文法上5つに限られる。ふぞろい脳では一生理解できない程度の内緒です。
簡単な順 | ×誤答選択肢 | ×嘘つき箇所 | →最小字数で○に |
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③結論あべこべ | R5沖縄再試験「経営」第8問 誤答×イ 自社ブランドが消費者から見てユニークな価値を有するようにすることを、ブランドのポジショニングという。自社ブランドを競合ブランドから差別化することは、ブランドのポジショニングには含まれない。 | は含まれない | 含まれる |
②目的語入替 | R5沖縄再試験「経営」第25問 誤答×オ 製品を組み合わせて、比較的安く販売する方法を価格バンドリングと呼ぶが、この対象として組み合わせる製品は相互に代替財であることが望ましい(後略)。 | 代替材 | 補完財 |
④形容詞エラー | R5沖縄再試験「経営」第7問 誤答×エ ラディカル・イノベーションは、アーキテクチャの安定化をもたらし、新興企業の市場参入を困難にする。 | 安定化 困難に | 不安定化 加速 |
<ここからやや難> | |||
①主語入替 | R5沖縄再試験「経営」第32問 誤答×イ スマートフォンからアクセスして視聴できる映画などのデジタル財は、在庫困難性や取引の不可逆性、生産と消費の不可分性といった財の特徴を持ち合わせている。 | ~デジタル財 | サービス財 |
⑤長文の因果ズレ | R5沖縄再試験「経営」第13問 誤答×オ 目標を達成できるかどうかは実際に行動してみないとわからないため、結果を予測するよりも、まずは行動することで経験を積み重ねながら学習するように部下を促した。 | するよりも | した上で |
Step-2 論点順×正答率×誤答タイプでクロス分析
辞書より分厚い問題集で与えられた順序で3回解くのが精いっぱいなのが過去マス信者。そうでなくあの要らない10年分とムダな解説をカットするだけで、論点×正答率×誤答タイプと自由自在に分析できます。
最初に済ませておくのが、【論点順に並べ変え】。テキストの各論点からバランスよく年1~2マーク出るので、過去問をテキスト代わりに使えます。
Step-3 正答率A~Eで平均60点になる仕組みをチェック
過去問リストを自作しておくと、本番直前にいろんな角度で並び替えて知識がツナがる。5月からの解き直しで特に意識するのが正答率ランクです。
正答率AB⇔C⇔DEをバランスよく出すことで正答率6割弱を目安にスコアが正規分布する。またどの誤答パターンが難しいかも一目でわかります。
今日のまとめ
それは国語を操る人類と、キーワードとノウハウに夢中なお猿さんとの譲れぬ戦い。たかが試験のクジが当たった程度で同じ人類を名乗りたがるのは、ごく迷惑です。