R1以降のド易化した「1次」は、「2次」の最新テキスト代わりに使うと吉に。そこで「正解を先に見てしまう」新たな発想に、業界全てがざわめきます。

合格体験記

【筆記合格体験記】初年度で事例60点近く取れる罠 / M.Oさん

初学ワンチャンで各事例60点そこそこ取れるのに、クジの結果が凶だった時は? その答は一旦試験を離れて、他資格で場数を踏み、夏場以降に戻ってくることです。

1. 診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)

定年を数年後に控え、メーカーの商品企画・マーケティングで築いてきた経験やキャリアを資格という形に残し、セカンドキャリアの可能性を拡げたいと思ったため。
2022年初回受験、一次合格・二次不合格。50代後半。

2. 学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

学習開始2022年3月
学習開始時知識商品企画やマーケティング実務に関連する知識
学習開始時保有資格ビジネスキャリア検定 経営戦略2級、英検準1級、TOEIC 870など
得意科目「経営」「情報」
不得意科目「経済」「中小」

1次科目別点数(2022年)

経済財務経営運営法務情報中小
68607475768069502

3. 学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次スタディング
2次(1年目)独学
2次(2年目)独学+Webのチーム学習(ミライスタイル)
○メリット×デメリット
1次スマホやアプリで繰り返し問題を解き、正答率が低い問題を優先して出題してくれるので、記憶に定着しやすい。また、1次試験の予想得点が表示されるので、モチベーションの維持が図りやすかった。特に感じなかった。
2次コストが低く、自分のペースで進めることができる。またチームで集まって、実際の試験と同じスケジュールでセルフ模試をすることで、緊張感が得られるし、答案作成後の振り返りで刺激や気付きを得られる。初年度は完全に独学だったため、自分のレベルを客観的に感じることができなかったこと。世の中に多くの解答テクニックやノウハウが存在するので、自分のやっている方法が正しいのかどうか不安になること。

4. 筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方

回数1次:1回、2次: 2回
学習時間学習時間: 1次 260時間 2次 1年目:300時間, 2年目:380時間
作り方(1次)平日の通勤時間や出張の移動時間にアプリで問題を解く。
作り方(1次・2次共通)仕事のあと毎日最低1時間、週末・休日は最低6時間/日。
自宅だと集中できない体質なので、週末はファーストフード店、レンタルスペースで勉強。

5. 筆記合格までの学習法(1次・2次)

「1次」

利用テキストスタディング一本。
戦術予想得点が480点以上になるまで繰り返し問題を解いた。
財務と経済の一部論点は、Webで解説ページを探し理解を深めた。

「2次」1年目

利用テキストふぞろい(10年分)
「まとめシート流ゼロから始める2次対策」
「TAC事例Ⅳの解き方」
「事例Ⅳ30日完成」
「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」
戦術①    まとめシート流の解法手順を身につける。
②    過去問を解き、ふぞろいで採点。漏れていた高配点観点とキーワードを確認。
③    7年分の過去問を3周解く。
④    得点が低かったり、得点に波がある事例を再度解く。
⑤    事例Ⅳは、3つの問題集の問題を毎日1問以上解く。
⑥    「TAC事例Ⅳの解き方」は何度も繰り返し解き、基礎を固める。

「2次」2年目

利用テキスト事例Ⅳのみ「事例 4 主要論点計算問題集」
「80点突破‼ 事例Ⅳ 攻略マスターガイド」を追加
戦術①    2月の初旬に、1年目の敗因分析を行い、設問解釈が弱く、問われていることに正しく答えられていなかったことに気づく。
②    合格者の再現答案を集め、自分の再現答案と比較し、違いを見つける。
③    2月~5月の4ヶ月間は、2次の勉強は行わず、簿記2級に挑み、事例Ⅳ・数字への耐性を高めることにした。
④    6月上旬に簿記2級合格後、2次の勉強を再開。
⑤    答案作成手順をもう一度見直し、プロセス・時間配分を固定した。また、蛍光ペン・多色ペンを使うことに決めた。
⑥    過去問は1年目にやりきって、飽きてきたので、初見事例を解くために「月刊企業診断」のバックナンバーを2年分購入し、初見対応力を強化。固めたプロセスを堅持して解く。
⑦    事例Ⅳは、TAC「事例Ⅳの解き方」「事例 4 主要論点計算問題集」「80点突破‼ 事例Ⅳ 攻略マスターガイド」を2周解く。

6. 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~

「2次」l・2年目に2次試験の勉強を再開した6月に、令和3年度の2次事例のマイベスト答案を作り、ある診断士に添削してもらったのですが、
①    ふろぞい採点では90点を超えるのに、その方の採点は60点未満で、
②    「主語や目的語、因果や前後関係が不明確で、文章として読みづらい」
という結果に衝撃を受けたのです。
・この指摘を踏まえ、「主語や目的語、因果が明確で読みやすい文章」を書くにはどうすればいいのか?を自分なりに考えました。このことを考えるにあたり、ネットを検索していたとき「きれいな文章を書く」ことを強調している一風変わったWebサイトにたどり着きました。
・そして、そこで出会った勉強仲間と相互採点をしたり、セルフ模試を解く中で、自分の答案作成フォームが完全に固まりました。これにより、初見の問題でもブレずに答案を書き切ることができるようになりました。実際、本番の2次試験の事例Ⅰや事例Ⅲのいくつかの設問は大外ししたと思われるのですが、自分なりの論理で書き切ったことが奏功したのだと思います。

7. 学習時・試験当日のエピソード

  • 2年目の勉強再開を4ヶ月も遅らせ、簿記2級を勉強するのは遠回りになるのでは?と不安を感じました。しかし、私は飽きっぽい性格なので、目先を変えた勉強をしたあと、2次に切り替えて集中したのは結果オーライでした。簿記2級を勉強することで、電卓を安定して高速に打つことができるようになったのも小さなメリットだったと思います。
  • 試験当日は、各科目の試験前と試験後に必ずトイレに行きました。つまり休憩時間に毎回2回トイレに行ったことになります。念のため、ということだけでなく、トイレに行くことで適度に体を動かすことになり、リラックス効果があったように思います。また試験終了後、セルフ模試の仲間と、試験会場近くのショッピングモールに行き、記憶が新鮮なうちに再現答案をつくりました。その後、クールダウンするために飲んだビールの旨さは格別でした。

8. これから合格を目指す方へのアドバイス

  • 私は幸運にも2年目で2次筆記合格できたのですが、正直に言うと、私がアドバイスできるようなことは思いつきません。ただ、私がやってよかったと思うことが5つあります。
    ①読みやすい答案を書くことにこだわった
    ②自分なりの答案作成フォームを固めきった
    ③他人に答案を読んでもらい、フィードバックを得た
    ④事例Ⅳは基本を繰り返した
    ⑤2年目に2次の勉強から一時的に離れた
  • このような私の体験が、少しでも誰かの参考になれば幸いです。


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