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K事例Ⅳ

【2次対策】事例Ⅳ 弱者の戦略 (セルフ続編)

「Ⅳ」は60点で上出来じゃね?

70点の壁は高いけど、60点なら誰でも取れるのが最近の「Ⅳ」。こんな良記事にオヤ?と目を止めるだけでも、試験の見方がガラリと変わります。

「Ⅳ」対策は、スクールよりもサークル優位
①弱者がやるべきこと
経営分析は最初の15分で満点を
②経営分析はヨコ計算
同業他社比較は、経営指標の計算前にBS/PL項目の指数を出してアタリをつける
③電卓使用回数を極力減らす
電卓を叩く回数が増えるほどミスを量産

当試験の「Ⅳ」対策が見当外れでパッとしない。それは簡単なコトをわざと難しく教えてマネタイズする自己流スクールの超絶理論が原因で、弱者には弱者の勝ち方があります。

弱者の戦略は、スクールの収益源にならないからねっ。
そこで折角の良記事だから、サークル側のコラボで勝手に続きを書いちゃえ。すると更にわかりやすく、具体的に。 当サイトなりの5つの工夫をどうぞ。

【2次対策】事例Ⅳ 弱者の戦略 (セルフ続編)

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①「Ⅳ」のスコアはふたこぶラクダ

事例のスコアは本来正規分布に。ところが「70点を取らせたくないⅣ」でも、会計や数字のプロはそこを越えてくるので、60点前後⇔70点超えの二つのコブが。そこで70点を取るヤマッ気を捨てると、「Ⅳ」対策は急にラクになります。
画像:DIAMOND Online

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②「Ⅳ」の確実60点~プラモ組み立て説

Q:「Ⅳ」60点には、あの超ムズなCVPやNPV、はたまた連結や税効果など「簿記2級新論点」まで必要?
答えはNOで、①経営分析で満点(25点前後)→②記述の1次知識かポエム→③CVP・NPVの[設問1]の順で解けば60点です。
この考え方はプラモデルと同じで、①土台の足から作り出す。 ④CVP・NPV[設問2~3]の超ムズ問題の解き方をいくら覚えても、同じ問題は試験に出ません。
画像:ニコニコ静画

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③イケカコ(藁)伝説を蹴っ飛ばせ

イケカコ解いて合格するのは自由でも、解説が不親切なあんな悪書をオススメするのは感心しません。
イケカコ伝説のモトはH25「Ⅳ」第3問「品質原価計算」の出題ミス(イケカコでたまたま知ってると当たる)ですが、そこを反省した出題側が、イケカコ収録済の計算問題を出す筈なんてなくね?

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④60点のツボ:計算難度を上げるダミー条件

それなりの会計資格を持つ「会計や数字のプロ」が、問題を解く際にニヤリとするのがダミー条件です。
これは出題側が計算難度を上げる手口で、 ○理論を知って計算条件を探すとストンと解けますが、×計算条件から電卓パチパチ試行錯誤をすると超難問のドボンに。
元記事:経営分析×分数【Ⅳ第1問対策】

きゃっしい様ならわかりやすい
財務・会計の問題では、このように問題の条件の中に問題を解くために実際は必要ないダミーの値が与えられている場合があります。
使わない値があると間違っていないか不安になるかと思いますが、財務・会計にはダミーの条件が混じっている場合もある、と知っておくと不安になりにくいのではと思います。

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⑤弱者はラスト2週で計算練習

弱者タイプの合格体験記を探すと、「ラスト2級は計算練習グルグル」の共通点が見つかります。これはホントに効果があって、(たとえ理論がお留守でも)計算問題をタテ解き反復すると、①計算速度UP+ミス出しの効果で、②普段なら解けない合否を決める問題を、③頭で考えずに手が勝手に動いて当ててくれます。
ここは工夫でなく努力でOK。強者には不要ですが、弱者タイプはこの計算グルグルを避けると、60点が厳しくなります。

今日のまとめ

経営分析は、経営指標の計算前にBS/PL項目を指数で比べてアタリを付けると、5分短縮して満点を取れる。
ところが既に独自の指導メソッドがあるため、そのイノベーションに一歩乗り遅れるのがスクールの弱点です。

逆にネットの世界では、提案された工夫の中から使えるトコだけ選んで残します。そこを上手に使うと、 「Ⅳ」は 理論の理解にムキになるより、直前2週間の計算練習の努力で60点に届く設定になっています。

そうか、会計のプロを目指す試験ではないからだねっ。

では連休明けの明日は10/5(土)全国公開セルフ模試の詳細、9/25~27は【今更聞けない設問解釈】④~⑥で、事例の基本を一気に底固めです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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