【財務】過去問タテ解き #2経営分析

連戦連勝でなくても、100戦0敗。

当試験で最速スト合格を目指す場合、「合格に必要なものは受験校カリキュラムに織り込み済」。ということは、クラス100人中40人が「1次」受験前リタイア、次の30人が「1次」敗退するのは、どこかで負けが込んでいる。そして当試験、

勝つに越したことはないが、負けなければ合格。

具体的には、試験勉強を1年続けると、様々な局面で意思決定の2択に直面。主に何の意思決定かといえば、初学スト生の最大の制約条件=「時間の使い方」。どんな2択があるかを例示。

合格意思決定の2択

仕事のピークで激務が続く。
A:今日急ぎのものから片付け、講義だけは受けに行こう。
B:あれもこれもやらなきゃ。講義は休んでWeb復習でいいや。 ←喝。
隙間時間が30分できた。
A:細切れ時間は暗記学習に最適。
B:試験ブログでも見て、合格した気分に浸ろう。 ←喝。
週末は答練だけど準備がイマイチ。
A:重要頻出ABランク問題に集中し、取れるところだけ取ろう。
B:準備不足だから答練はパス。後で自習すればいいや。 ←喝。
今宵は会社のお付き合い。あれ2次会に誘われた。
A:今日の勉強は諦め、明朝挽回しよう。飲み物チョイスはウーロン茶。
B:ヒャッハー!普段のストレス解消に今宵は飲み明かすぜ! ←喝。

社会人、ビジネスパーソンの「学び」とは、義務教育でなく自ら進んでやるもの。その意思決定(経営資源の配分)の2択に直面した時、

正解を選ぶというより、間違っている方を落とすセンス

が合否に直結することは後日実感。ところが、自分に甘く・他人に優しい方々が傷を舐めあい、受験校大教室の後方から漏れ聞こえてくるのが、不合格センス=言い訳・遠吠え・負け惜しみ。
※それ「他人に優しい」でなく、「他人の足を引っ張る」の方が表現として正確。

なお企業診断実務手順では意思決定する前に現状分析。そこで今日のタテ解きは#2経営分析。

早解き効果~ミス出し

解くスピードを上げ、意図的にミスを出してつぶすのが「早解きドリル」。

筆者が早解きで間違えたのは、H25第5問(2) Bランク、H26第10問 Cランク。

H25第5問

次に示す財務諸表に基づいて、以下の設問に答えよ(単位:千円)。

(設問2) Bランク
安全性の動向に関する説明として最も適切なものはどれか。
○ア 流動比率:悪化  固定長期適合率:悪化  負債比率:改善
×イ 流動比率:悪化  固定長期適合率:改善  負債比率:改善
×ウ 流動比率:改善  固定長期適合率:悪化  負債比率:改善
×エ 流動比率:改善  固定長期適合率:改善  負債比率:悪化

当問は、①流動比率 ②固定長期適合率 ③負債比率を問う。だが①流動比率=悪化の時点で選択肢アイに絞れるから、③負債比率は計算せず、②固定長期適合率だけ計算。

固定長期適合率=固定資産/(固定負債+自己資本)。

X1年=83.33、X2年=86.67%なので悪化=選択肢アが正解。

筆者は何思ったか、固定長期適合率の数値UP=「改善」と思い、選択肢イを選んで不正解。ただ一度やらかしたミスは、今後一生忘れない。

H26第10問 Cランク

特定の資産を費用化することによる財務比率への影響に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。なお、純利益は自己資本よりも小さいものとする。
×a 他の条件を一定とすると、自己資本純利益率は不変である。
○b 他の条件を一定とすると、総資本純利益率は下落する。
○c 他の条件を一定とすると、負債比率は上昇する。
×d 他の条件を一定とすると、流動比率は上昇する。×ア aとb
×イ aとc
○ウ bとc
×エ bとd
×オ cとd

 

筆者は「特定資産の費用化=何かいいイメージ」と思い込んでおり、dを選んでOUT。同じ問題はもう出ないが、残高試算表(T/B)の役割を知る良問なので、要復習。

今日のタテ解き

経営分析はなぜ毎年問われるか。以下4コマ漫画で確認。

経営分析は、企業診断の第一歩。ここ間違えたら診断にならないから、1次も2次も経営分析は当り前に満点取る。そのために当り前の指標を当り前に使う。「当り前の指標」とはわずか13個

S論点

【2016年合格目標】【会計・財務】スピテキ斜め読み#2
・総資本、自己資本
・総資本経常率、総資本事業利益率(ROE)、自己資本利益率(ROE)
・売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率
・総資本回転率、棚卸資産回転率/期間、有形固定資産回転率
・流動比率、当座比率、自己資本比率、負債比率
・営業CFの分析

経営分析→H23第9問(B)(B)、H24第10問(D)(A)、H25第5問(A)(B)、H26第9問(C)、第10問(C)、H27第11問(A)(B)

H27第11問

次の貸借対照表と損益計算書について、下記の設問に答えよ。

(設問1)Aランク 総資産回転率として最も適切なものはどれか。

[解答群]
ア 0.68 回 イ 0.87 回 ウ 1.25 回 ○エ 1.47 回

(設問2)Bランク
インタレスト・カバレッジ・レシオとして最も適切なものはどれか。[解答群]
ア 13.3 % イ 20.2 % ○ウ 13.3 倍 エ 20.2 倍

易化したH27は経営分析も難易度AB。(設問2)インタレスト・カバレッジ・レシオがやや変化球だが、所詮はテキスト知識。難化予想されるH28は「これ以上簡単な問題が出ることはない」と覚悟すればOK。

今日のまとめ

経営分析は超簡単。「1次」過去問をタテ解きでボーっと眺めると、必ずBS、PLが1つずつ出てくる(計算問題の場合。理論問題は除く)。

  1. PLだけで作る→収益性
  2. PLとBSを組み合わせて作る→効率性
  3. BSだけで作る→安全性

経営分析は超簡単。2次「事例Ⅳ」で使う指標は13個限定。さらに慣れてくると

  1. 収益性→経常利益率
  2. 効率性→(流動)棚卸資産回転率 、または(固定)有形固定資産回転率
  3. 安全性→(資産側)流動比率、または(負債+自己資本側)負債/自己資本比率

をデフォルトとし、本文の示唆または数値が予想と違う時は別指標にチェンジ。

経営分析は超簡単。正確には、決して簡単でないものを試験で毎年出し続けると、出題⇔受験側が鎬を削って洗練。すると診断士試験に携わる者全員が、経営分析指標の3分類13指標で共通認識。認識が揃った者同士で話す分には、ミスコミュニケーションなく会話がスムーズ。

そうか、認識揃ってない奴が混じるから、話が小難しくなっているのか。

なんて感想は別として、まとめ。

  • 「1次」対策とは、時間の使い方の2択で勝負。負けない方を選び続ければ勝ち。
  • 経営分析は「事例Ⅳ」=財務診断実務手順の最初。ここでコケないため毎年出題。
  • 理屈は後からついてくる。過去問・スピ問のベタ問AB問題で、まず解き方を覚える。
  • 経営分析は超簡単。正確には簡単でないことを簡単にやって見せてこその診断士。

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