序盤の2週間を終えた結果、事例Ⅰ~Ⅲでは猫も杓子も同じ言い分。そこでもう【事例Ⅳしか差がつかない】と気づいたあなたに、Ⅱ期最終受付のお知らせです。
ベテでもふぞでも結局60点前後になるⅣ。【Ⅳで差がつく】のは見かけ上のスコアより、正しい解き方を素早く決めるスピード感な。
【80分で解けない事例対策】実質Ⅳしか差がつかない / Ⅳの解き方Ⅱ期最終受付
AIの完勝で決まった事例Ⅰ~Ⅲは、AIに任せて解けば済む。そして【事例Ⅳしか差がつかない】と気づいた作問係は、こんな難題をふっかけます。
例題:「財務」R5第20問割引CFモデル×R4第17問サスティナブル成長率をコンボさせると、こんな凶悪出題に
R2~R4の凶悪な宇宙語NPV3兄弟に続き、R5に出るのは企業価値
そのとき、企業価値(DCF法)といわれてNPVと区別がつかない同友館&おベテ勢に取り、配当割引モデル×継続価値×定率成長モデル×サスティナブル成長率を問われたら、もう試験を一生受けたくなくなる大ダメージに。

突然難問を出すのでなく、直近5年「財務」出題を伏線にし、その組み合わせで難化させるⅣ。この感覚を掴むと、事例Ⅰ~Ⅲも得意化します。

スクール勢のⅣ対策がここまでショボくなったのは、そもそもⅣが苦手で落ちるベテが相手のビジネスだから。そこを見透かすⅣ作問に、もう悪い予感しかしません。
もはや通常の人類には解けない、極めて高度な応用問題が事例Ⅳで出題されています。こうした問題に対処するには、計算だけでなく理論の深い理解が不可欠です。チーム学習において、メンバー同士が計算過程や理論を説明し合うことで個々の理解を深め、どんな難解な設問でも会計の答えは必ず一つに決まると確認することで、事例Ⅳの沼にハマる事態を回避できます。
あの凶悪に難しすぎる事例Ⅳで解答を完全に導き出す必要はありませんが、その理論やアプローチの理解を問われていると考えましょう。そもそも通常の勉強では解けない設定なのに、理解が足りないまま答を覚える勉強をしてしまうと、翌年再び失点して事例Ⅳがトラウマ化することがあります。そこでチーム学習に注目しメンバー同士が互いの理解度を確認し合いながら解答を進めることで、自分の理解が足りないことに早く気が付き、弱点を補強することができます。
メンバー同士が計算過程を説明しあうことで、自分の理解度を客観的に評価する機会が生まれます。説明できない箇所は理解不足を示しており、その論点に重点的に取り組むことが求められます。これにより、個々のメンバーは自身の弱点を克服するために努力し、より堅固な理解を築くことができます。
その効果を一度実感すると、【残り10回全て参加】と正解が一つに決まります。具体的には以下3つの効果に注目ください。
自分の口で説明できない箇所は、理解が不足している可能性が高いです。このアプローチでは、自分自身の理解度を客観的に評価し、理解が不十分な部分に重点を置いて学習を進めることができます。自己評価を通じて、どの論点に対して深い理解を持ち、どの論点がまだ不透明なのかを把握することができます。
チーム学習においては、仲間の説明が正しい場合、そのままその知識を取り入れることができます。仲間との協力によって、誤りを回避し、正しい理解を共有することができます。これにより、部分点を確保するだけでなく、正確な情報交換を通じて効率的な学習が促進されます。
仲間の説明がどこで間違うかを見極めることで、トラップや誤解のある箇所を特定し、回避することができます。これによって、難問における落とし穴や誤解を未然に防ぐことができます。誤りから学び、共通の課題を克服するプロセスは、メンバー同士の学習をより深化させます。
今日のまとめ
生成AIが主役の時代はⅠ~Ⅲでは差がつかない
①では猫でも60点かつ70点超えの上値が重たいⅣでの差とは、②Ⅳの説明力が理解の差になり、③互いに説明しあうことで生まれたチームの絆が事例Ⅰ~ⅢAAAを可能にするため。(100字)
そして生成AI時代の事例Ⅰ~Ⅲは、理想の答が一つに決まってしまうおそろいへ。そしてⅣの答を揃えて先取りする【Ⅳの解き方Ⅱ期】は今回が最終受付です。