K事例Ⅳ

【R5Ⅳ予想第4問】企業価値+継続価値+サスティナブル成長率 / 出たら銀河級の超難問

超絶スクールやおベテがヤマを賭けてもカスリもさせず、仮に当てると配点を変える作問係。その隣で確実に当たるミライとは、【サスティナブル成長率は今後5年以内のⅣで必ず出題】です。

Q
Ⅳの3年連続宇宙語NPVはベテを排除し、同時に苦手意識を植え付ける狙い。そして1次「財務」新作出題の役割は、①今後5年以内のⅣ作問の伏線 ②これからの企業会計のミライを教える2点だ。
A

これから仕事で輝くためには、合格ボーダーギリギリ未満の寝言は相手にすんな。そこで以下の例題をぶつけてからかって遊ぼうぜ。

【R5Ⅳ予想第4問】企業価値+継続価値+サスティナブル成長率 / 出たら銀河級の超難問

筆算限定の1次「財務」では、会計⇔ファイナンスを問わず、複数論点を1問でカバーする超良問がたまに出る。D社の間抜けなヘタクソ解説本などより、最新最強のⅣテキストにふさわしいのは当たり前です。

R5予想第4問企業価値~出たら銀河級の超難問に

企業価値=FCF/WACCまでなら猫でもわかる。そこに継続価値だけでも難問なのに、【成長率gを○○で求めよ】が出たら全員OUT?

R4第17問 配当割引モデル(サスティナブル成長率) Cランク
画像:ザイマニ
サスティナブル成長率の定義や使い方は後回しでOK。設問文を読み取り、エクセルに入れると一発で式を覚えます。※TAC解説によると、サスティナブル成長率=配当割引モデルの成長率g
以下の資料に基づき計算したサステナブル成長率(内部留保のみを事業に投資した場合の純資産の成長率)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア  2 %
×イ  3 %
×ウ  8 %
〇エ 12 %
R5第21問 配当割引モデル(サスティナブル成長率) Cランク
×→○
×アリスクフリー・レートに一致するゼロになる
×イ配当性向内部留保率
×ウ事業環境内部留保率(下線部あべこべ)
サステナブル成長率は2年連続出題で、正解○エを読むとその通り。すると今年の事例Ⅳは企業価値(定率成長モデル)の再出題濃厚と予測できます。
サステナブル成長率に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、ROEおよび配当性向は毎期一定とする。
×ア 企業が毎期の純利益の全額を配当する場合、サステナブル成長率はリスクフリー・レートに一致する
×イ サステナブル成長率は、ROEに配当性向を乗じることで求められる。
×ウ サステナブル成長率は、事業環境に左右されるが、内部留保率には左右されない。
○エ サステナブル成長率は、配当割引モデルにおける配当成長率として用いることができる。
R3第21問 配当割引モデル(継続価値) Dランク ★Ⅳにマストの1問★

当問は配当割引モデル(理論株価)の出題ですが、配当→FCFに変えると企業価値を計算できる。Ⅳ対策にマストの1問です。
D社の次期(第2 期)末の予想配当は1 株44 円である。その後、次々期(第3 期)末まで1 年間の配当成長率は10 %、それ以降の配当成長率は2 %で一定とする。なお、自己資本コストは10 %である。
当期(第1 期)末の理論株価として、最も適切なものはどれか。
×ア 540 円
○イ 590 円
×ウ 645 円
×エ 649 円
R5第20問 配当割引モデル(継続価値) Bランク
R4第18問 割引超過利益モデル(企業価値) Dランク
×→〇
×ア高く低く
診断士が使う企業価値といえば配当割引モデル。そこに追加の新知識です。
企業価値評価における割引超過利益モデルに関する記述として、最も不適切なものはどれか
ア クリーン・サープラス関係が成り立つ場合、配当性向が高いほど株式価値は低くなる。
〇イ クリーン・サープラス関係が成り立つ場合、配当割引モデルから割引超過利益モデルを導出することができる。
〇ウ 将来の配当がゼロの場合でも株式価値を求めることができる。
〇エ 毎期の予想利益が、自己資本に自己資本コストを乗じた額を上回るならば、株式価値は当期自己資本簿価を上回る。

R5予想第1問:経営分析に生産性指標を再出題

当試験で二度出る問題は三度出る。しつこく問われる労働生産性は、今年の第1問で必ず出ます。

H30第10問 労働生産性 Bランク
以下の資料は、20X1 年の実績と 20X2 年の予算の抜粋である。20X2 年における財務比率の変化に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 付加価値率は上昇する。
×イ 労働生産性は低下する。
○ウ 労働装備率は上昇する。
×エ 労働分配率は低下する。
付加価値=経済学のGDPを思い出せば暗記不要。イウエは、労働生産性、労働装備率は「従業員数が分母」とだけ覚えておけば当たります。
R5第12問 労働生産性 (1)Aランク (2)Cランク
(設問2)×→○
×アイF社当社
×アウ設備生産性労働装備率
当社とその競合会社であるF社に関する以下の資料に基づき、下記の設問に答えよ。ただし、金額の単位は万円とする。
(設問1)
当社の付加価値率として、最も適切なものはどれか。
×ア 20%
○イ 25%
×ウ 65%
×エ 75%
(設問2)
当社とF社の生産性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 労働生産性はF社が上回っているが、その要因は設備生産性が当社のそれを上回っていることにある。
×イ 労働生産性はF社が上回っているが、その要因は労働装備率が当社のそれを上回っていることにある。
×ウ 労働生産性は当社が上回っているが、その要因は設備生産性が当社のそれを上回っていることにある。
○エ 労働生産性は当社が上回っているが、その要因は労働装備率が当社のそれを上回っていることにある。
設備生産性はF社が上回っているが、少人数でテキパキ仕事をこなす当社の方が労働生産性が高い。雇用を生み出すことより生産性を求めるようになった原因は、もちろん少子高齢化です。

(;'∀')大穴(;'∀') 計算問題が1問減り文章題ポエムが2問

「Ⅳ」第2問→CVP,第3問→NPVと決めつける間抜けはベテ認定。ベテは理論が苦手なので、計算問題を減らして文章題ポエムを2問にする手があります。

今日のまとめ

Q
診断士2次=ヤマ当て厳禁なのは、そんなフロックで受かったところで、登録後の競争におちこぼれるため。それよりも、今後5年に必ず出る論点を先取りするのが、ウチのスタイル?
A

R5Ⅳ第1問は生産性で、第4問は企業価値
①受験常識を覆したR4第1問は再出題で定着させるのがセオリーで、②DT→取替投資→在庫投資NPVに続いて企業価値が濃厚で、③すると文章題ポエムが2問になってもおかしくない。

過去問重視!しか言えないおバカは結局お莫迦。もしビジネスで勝ちたければ、隣がまだ気づかない内にさっさと手掛ける一択です。

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