「1次」で暗記のウェイトはどれ位?
A:62.6% ※当サイト調べ
「1次」はマークシート型知識試験。そして「暗記する」「答えを覚えておく」とどれ位点が取れるか、当サイトらしくざっと割り切ると6割強が「暗記」(科目別のウェイトは以下1⃣に示す)。つまり、
- ポケテキ用語暗記
- 過去問を3回解いて答えを覚える
- もし本試験がテキスト持ち込み可
この3つが揃えば暗記だけで420点取れるのが「1次」。
実際は、テキストのあのボリューム全てを覚えたら脳がパンク。そこで出る順から覚え、後はパズル・国語読解・計算問題の現場対応で420点クリアを目指す。
でもね。暗記から逃げたら、勝負にならない。
そこで今日は、改めて腹を括り、どこの何を暗記するかを決める。
診断士「1次」の本質は、多様な出題を通じた教育効果。
では改めて、科目別に暗記⇔暗記以外のウェイトを見ていく。
※データ:過去問5年分を筆者の主観で解いたとき、暗記に依存する比率
「1次」7科目は、その内容もさながら、暗記⇔暗記以外の出題構成が異なる。そのため点の取り方を少しずつ工夫して変える方が、努力の結果が点につながる。
各科目の違いは、科目本来の性質に加え、「7科目併せて、受け手の力をあれこれ鍛えてえあげよう」と出題側の中で腕を競った結果と考えられる。そこで「1次」7科目を同時進行し、学習曲線・範囲の経済・収穫逓増=インターリーブ効果で、努力・実力以上にテストの点が跳ねるのは、ご存じの通り。
逆に少々苦戦しても、「情報」~「中小」の暗記科目は直前の追い込みが利く(※難化年には注意)。自分に応じた戦略次第で、どの立ち位置からでも一発逆転を狙えることが、当試験に独特の矜持。
もう一つの本質は、暗記以外への対応。今日はサラリと。
暗記以外の得点要素とは、クイズ・パズル・計算力・素養(センス)など。当試験では、「広い意味での国語能力」(語彙+その利用法)と捉えると通じやすい。
診断士「1次」のスト合格には、8月本試験でなく、7月「1次公開模試」を本番「として」受けることが鉄板。それはこの1か月前行動に、以下3つのメリットがあるから。
- 大事なことは早く覚える。反復学習で長期記憶化。
- 7月模試を目指し、テストに出る知識を詰め込む。
- 詰め込み知識を残り1ヵ月で整理し、使いやすく。この知識が「2次」を勝つ武器。
まず60点を取るか。いや「2次」で使う知識を鍛えるか。
正解はないのですけど。あり得る順番としては、①テストで高い点を取る→②「2次」で使う知識がそこに含まれる。それが従来型。今後どうするかは人それぞれ。
そして「1次」には、「2次」で使わず・頻度も低い出題が含まれる。そこは先送りして直前丸暗記でOK。そう割り切り、「2次」で使わない知識はむしろ忘れておくほど、「2次」本番の回答精度がUP。
今日のまとめ
「1次」とは、泣く子も黙る暗記試験。ところが昨年の様に、2日目3科目の暗記系が総難化、「財務」「経済」易化でボーナス得点。その位平気でやらかすのが当試験。
そこで、「ボクは得意な暗記科目で稼ぐ!」「いやワタシは理解科目で・・」など勝手に決めず、7科目それぞれ、どこなら暗記で解けるか過去問使ってにらめっこ。
おや、「情報」「法務」で鍛えた暗記力を転用すると、「経営」や「運営」程度の暗記はスラスラ。そこに気づけばしめたもの、7月でスコアがグングン伸びます。
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