(前)4,394×19%=842人
(予)4,548×26%=1,200人
(実)4,453×19%=830人
統計データ:合格者数/合格率推移を更新しました。
830名の皆様、この度の合格大変おめでとうございます。
試験合格とは与えられるものでなく、自分の力で勝ち取るもの。当サイト要望の1,200人に大きく届きませんが、今年合格したやり方830通り全てこそがマイベスト。ここで自信を持ち、診断士界への第一歩を踏み出す仕掛けなのでしょう。
不本意な結果の受け止め方、データの見方
さて本題はここから。
合格830人=勝者は事実です。
でも不合格=敗者とは限らない。
「事例Ⅳ」:取替投資は高難易度。診断士で問うのは無理ゲー。
この試験で100点満点を取ろうとすると、とんでもない学習量に。そんなフルカバー戦略(=経営資源の無駄遣い)は、中小企業の戦略じゃないですね。すると、
勝者ではない。でも勝負に負けた訳じゃない=今年は引き分け。
今年の実力のままで、来年合格するほど甘い試験?
そうか、勝負に負けた訳ではない。でも今のままでは来年勝てない。そう感じた時に役立つデータを作ってみました。
データ:受験番号200番別合格率
・このグラフは、受験番号200番別(申込順)の合格人数を示します。
・青線は200人あたりの実数、黄線は平均=100とした指数です。
①「2次」は、受験番号が若い順(入念に備え、早く申し込んだ方)の合格率が高い傾向があります。
②2015~2016は傾向が変化し、1~200番の若い方が増えました。これは「得点開示」による答案研究の効果が考えられます。
③2017年は、従来とは逆の相関(番号が遅いほど率が高い)が見られます。何が起きたのか、受験番号の付番順が変わったのか。これからの情報待ちです。
このグラフから、どんな議論が起きる?
仮説:入念に準備し、早めに申し込んだ方が、むしろ合格にしくい年だった?
もしそんなことが起きたとすれば。受験側が入念に準備し、良問といえる事例が4つ揃ったにもかかわらず、筆記合格者数が昨年を下回る現実。それは当サイトを含め、合格情報の安易な提供を戒める。出題側のそんな厳しい姿勢の表れかも知れません。
今回の「2次」は受験側に取り厳しい結果に。しかし、830名の方が見事当試験を突破したことは事実です。830名の皆様、改めてこの度は大変おめでとうございます。
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