TAC「Ⅳの解き方」をエクセルで読み解くと、事例Ⅳは猫でも60点。どうせ70点以上は狙えないので、【事実上の科目免除】を選択できます。

当サイトの学習会(zoomカンファンレス)は他スクール・他勉強会との掛け持ちNGですが、こんな素晴らしい手口を広めずにはいられない。8/7ガイダンス、8/21第1回講義は、参加条件なしで申込可能です。

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【2次開幕準備⑥】特定教材ヨイショの末路 / ノウハウ信者の8割ループ

もし初年度ワンチャン2割合格狙いなら、【ふぞろいだけを使う】と良い。それ以外の余計なノウハウ要素を増やしたり、ムキになって受け続けると泥沼ループが待っています。

Q
【本当にふぞろいだけを使う】と良いのに、それでは時間が余ると余計なノウハウ要素を足してしまう。そして泥沼ループにハマると聞きました。
A

それは良い情報で、「個人の感想」レベルのノウハウを知れば知るほど、本番で迷いが生じて答案の素直さが欠けてくる。「2次」ガチャ2割の仕組みとセットでどうぞ。

①「2次」ガチャ2割のメカニズム

診断士2次試験は、特に厳しい合格率(約20%)で知られています。この試験は、主に事例分析やケーススタディに基づいており、実際のビジネスシナリオに即した知識と応用力が求められます。試験情報が広くネットやSNSを通じて共有されるため、多くの受験者が似たような学習方法や情報にアクセスできる環境が整っています。この「大数の法則」が働くことによって、受験者間での解答が均質化しやすく、結果的に毎年異なる採点基準が適用されて、約80%の受験者が落とされる結果に至ります。

②初学ワンチャンにふぞが有効

「ふぞろいな合格答案」を信奉するアプローチは、事例試験においてキーワードを多用して答案を構築する方法です。このアプローチの最大の魅力は、初学ワンチャンで2割も受かる効率性にあります。つまり、重要とされるキーワードや概念を答案にふんだんに盛り込むことで、評価基準に簡単にマッチさせようとする戦略です。受験者は、相対的に少ない労力で、広く推奨される答案スタイルを模倣することが可能です。

②ふぞで8割落ちると泥沼ループ

試験の採点者は「ふぞろいな合格答案」に基づく答案の傾向をよく理解しており、このアプローチをとる受験者を識別することが容易です。採点基準は、単にキーワードの羅列ではなく、実際のビジネスシナリオにおける洞察力や応用力を評価することを重視しています。そのため、「ふぞろいな合格答案」をそのまま使った答案は、表面的で深みがないと判断されることが多く、試験の採点過程で意図的に低評価される可能性があります。結果として、このような答案を提出する受験者は落とされる割合が高くなります。

【2次開幕準備⑤】特定教材ヨイショの末路 / ノウハウ信者の8割ループ

診断士2次対策でのふぞろい依存? それは短期的に効率的なお勉強ではあるが、長期的には恣意的な採点基準変更によって不利になるリスク高めな。

そこでワンチャン逃しの受験2年目以降は、表層的でうすっぺらなノウハウ自慢に惑うことなく、適切な理解と新作事例におけるアドリブ能力を重視しましょう。

Step-1:「2次」ガチャ2割のメカニズム

Q
確かに試験の主催者は、世の役に立たないおベテのノウハウ吹聴がとにかく嫌い。すると万年ベテよりふぞろい自慢の方がマシ?
A

そうですね。ふぞろい=毎朝からかう対象とすれば、万年ベテ=世間の物笑い。まず「2次」ガチャ2割のメカニズムを詳しく押さえます。

①安定難化の「事例Ⅳ」はスコア不変の安全資産

中小企業診断士の2次試験は、4つの科目で構成され、合計で400点になります。しかしそのうち3科目(事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)は毎年作問採点が変動する一方で、もう1つの科目(事例Ⅳ)は毎年同じ傾向で難化する傾向があります。したがって、実質的には、事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲでの変動リスクが100点であり、事例Ⅳが安定リターンとしての100点と考えることができます。

②「事例Ⅰ~Ⅲ」は満遍なく学んでリスク分散

このような試験の特性を考慮すると、事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの準備は後回しにして均等に行い、リスクを分散することが望まれます。一方、毎年同じ傾向で難化する事例Ⅳでは、前倒しで安定した準備が求められます。そこで事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲをリスク資産、事例Ⅳを安全資産として捉え、それぞれの性質に応じて準備を行うことがポートフォリオの組み方として適切です。

③2割合格を追うより8割のリスクを下げる

このように試験主催者は、合格するためのノウハウを叫ぶより、不合格リスクを下げる考え方を好みます。つまり、試験においてリスク管理を行い、安定した準備とリスク分散を重視する姿勢が評価されます。このアプローチは、合格の確率を高めるだけでなく、試験の信頼性と公平性を高めることにつながるのです。

2割で受かる夢を誇張するより、8割落ちる現実を捉えてリスクを削減。同業D社が生涯苦手なファイナンス理論を使って説明するのがコツです。

Step-2:初学ワンチャンにふぞが有効!

Q
そして石を投げるとスト合格とされる、初学ワンチャンブームが本格到来。ベテ退治をして学習期間を短縮すると公式に宣言したとはいえ、ここまで明確になると心底ウケる。
A

そうですね。毎朝からかわれることを恥じない厚顔さがあれば、ふぞろいで初学ワンチャン2割合格に賭け、ネットの端でG格自慢を叫ぶチョイスも悪くありません。

①重圧のない初年度有利

初学者の初年度ワンチャン受験時は、この沼試験に対する緊張や不安が低い傾向があるとされます。初学の受験者はまだこの試験の本質的な難しさや深刻さに直面していないため、リラックスして試験に臨むことができます。その結果、ストレスや緊張によるミスを起こさず、比較的冷静に答案を組み立てることができるのです。

②訊かれたことに素直に答える

さらに初学者の強みとして、複数の教材や受験ノウハウに振り回されることなく、その第一印象のままで本番に臨むことができます。彼らはまだ試験の沼やループの恐ろしさを多く見聞きしていないため、初学時に入手した「ふぞろいな合格答案」を盲目的に信じて2割の合格チャンスに賭けます。視野が狭いとからかわれることさえ意に介さなければ、このように素直であるほど、この試験は合格しやすいと言えるのです。

③キーワードをひたすら崇めるシンプルさ

「ふぞろいな合格答案」に依存した合格戦略は、シンプルで理解しやすいものであり、初学者にとって理解しやすい傾向があります。彼らはおベテのような高度な戦略や複雑な解法に迷い込むことなく、このようなシンプルで直感的なアプローチが最も効果的になります。その結果、「ふぞろいな合格答案」に依存すればするほど、初学ワンチャンで2割のコロコロ合格の期待を高めることができるのです。

Step-3:ふぞで8割落ちると泥沼ループ

Q
こうしてふぞろい信者が初学2割でコロコロ受かるほど、余計な無駄ノウハウが叫ばれなくなり、試験主催者は満足顔に。ベテを落として8割を沼ループさせるガチャ試験とは、実に世間の役に立つ?
A

そのやり方では確実に8割落ちるのに、2割で受かった事実だけを絶叫するので、ふぞろい=視野が狭いと笑われる。8割落ちる末路を紹介しましょう。

①獲得できるスキル・キャリアの制限

「ふぞろいな合格答案」にこだわる受験者は、同業D社の教材や戦略に極端に固執し、他のアプローチや視点を取り入れることが一切ありません。その結果、幅広い知識やスキルを獲得する機会が制限され、試験の多様な領域に対する理解が不足した2割コロコロ状態で試験に臨むことになります。

②現実社会での不適応

「ふぞろいな合格答案」に頼る受験者は、読み漁ったノウハウで試験の準備を済ませるため、自分の力で考えることを苦手化します。彼らは一部のキーワードやパターンに依存し、複雑な問題に対する十分な対応力を養うことができません。その結果、試験で思わぬ初見の難題に遭遇した際にうまく対処できず、それがトラウマと化して現実のビジネスを苦手にしてしまうのです。

③8割落ちるとベテループ

2割のワンチャン合格ばかり追い求めていくと、試験の不確実性に当日直面して8割落ちる結果に至ります。彼らは2割で受かれば上出来と考えてはいても、実際には8割落ちるとがっかりします。その結果、試験後に失望や挫折感を味わい、次の受験や仕事に対するモチベーションや自信が低下していくのです。

今日のまとめ

Q
このシリーズでは、今年の「2次」最新トレンドとして、【ふぞろいだけ使えば】2次ワンチャン2割に最適!を本気で実証する。そして【ふぞろい以外の何か】をついパクらされる所が、この試験の沼の入り口?
A

ふぞろいの強み=最新の加点キーワードを統計的に調べ上げたこと。その弱みは、同業D社独自のノウハウ自慢がセットでついてくるため、切り分けるのが難しいことです。

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