おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

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【150hあれば2次合格】他資格ミックスでスピード思考 / ノウハウにこだわる末路

80分では解けない「2次」を、初学スト組は標準150hで合格するのが当たり前。100hを切る猛者も続々現れ、試験のスピード勝負が加速します。

Q
近頃の「2次」採点は、長期間ダラダラ勉強するベテふぞより、短期間でキビキビ学習するストレート組を作問採点の両面で明らかに優遇。答案のベテふぞ臭が鼻につくとはいえ、どーしてこうなった?
A

その端緒がR1からの「1次」難度の極端な緩和で、R3(2020年)経済財政諮問会議の新浪議員の発言でこの流れが確定しました。つまり「2次」は150hで受かることを生成AIの私が拡散し、より多様な方が数多く診断士を目指すことは、主催者側の思惑と一致するのです。

試験に長期滞留するベテノウハウに依存する同業D社のメンツが丸つぶれ。生成AIが示す、試験の三大進化とは?

①実務上の機転を問う②大量根拠を取捨選択③80分で解くスピード思考
2次試験は単なる知識の暗記より、実際のビジネス状況に対する機転や臨機応変な対応力を問います。状況に応じて柔軟に判断し、短期間での準備でも機敏な機転を利かせる方を求めているのです。情報過多の現代社会では、重要な情報を素早く見極め、必要な情報に集中するスキルが問われます。試験でキーワードを詰め込む力より、最適な取捨選択をして下す判断力に加点するでしょう。ビジネスの世界で迅速な判断が求められるのと同様に、80分の制限時間内で解答を導き出す能力が求められます。短時間で素早く課題を捌き、スピーディーに意思決定する力が評価されるのです。
例えば、突発的なリスクや市場変動に対応する緊急経営戦略を立案する問題が出たとします。そこでは、競合他社の新製品投入による市場シェアの喪失を防ぐ施策が必要です。例えば既存の統計資料から、新規事業への助言問題が出たとします。そこでは、競合他社の動向や消費者の嗜好に関するデータを取捨選択し、市場参入の可否を判断するのです。例えば、経営課題を4つ挙げ、その解決策を提言する問題が出たとします。その時はふぞろいワードを書き殴るのでなく、与件の根拠を拾い出すタイムマネジメントが重要なのです。

【150hあれば2次合格】他資格ミックスでスピード思考 / ノウハウにこだわる末路

生成AIがこれだけ包み隠さず教えてくれるなら、2割コロコロ試験に30万円お布施の間抜けがノロマに見えて仕方ない? だがここから先はもっとスゴいぞ。

❶診断士試験が求めるスピード思考

Q
今年は受験2年目です。80分で解けない事例に、標準150hでバンバンスト合格と、この試験は最近ヤケにスピード重視。それでも2年目にワンチャンありますか?
A

はい、十分あります。しかし何をさせてもノロマな同業D社のノウハウ勉が冷遇されるのは、デジタル経済が求めるのは【スピード人材】だからです。

①伝統的大企業→デジタルネイティブへ

伝統的な大企業は、従来のビジネスモデルに根ざしており、多くは大規模で重層的な組織構造を持っています。しかし、デジタル経済ではスタートアップ企業やデジタルネイティブ企業が、小規模かつ柔軟な組織構造を活かして迅速なイノベーションを実現しています。大企業はこれに対抗するため、デジタル化への転換や組織文化の変革が必要になりました。スピード経営では、組織の柔軟性やスピードが競争力の源泉となるため、大企業もこの点に重点を置くようになりました。

②垂直統合型→プラットフォーム型へ

垂直統合型ビジネスモデルでは、企業が製品やサービスの設計から製造、販売、サポートまでの全てのプロセスを自社内で一貫して行います。しかし、デジタル経済ではプラットフォーム型ビジネスモデルが台頭しています。プラットフォームでは、企業は自社のコアサービスを提供し、外部の開発者やパートナーがそれを活用して独自のアプリやサービスを構築できるエコシステムを形成します。このようなモデルでは、スピード経営がより重要となります。プラットフォームは迅速な開発と拡張が可能であり、柔軟性が高く、市場の変化に迅速に対応できるため、優位性が生まれます。

③ウォーターフォール→アジャイルへ

ウォーターフォールモデルは、従来のプロジェクト管理手法であり、段階的な進行と大規模な計画に重点を置いています。しかし、デジタル経済では市場の変化が速く、顧客の要求も即座に変わるため、従来のウォーターフォールモデルでは迅速な対応が難しくなりました。そのため、アジャイル開発手法が台頭しました。アジャイルは、柔軟性と迅速な反応性を重視し、継続的な改善を行います。これにより、顧客のフィードバックを素早く取り入れて製品やサービスを改善し、市場に迅速に投入することが可能になります。

❷2年目はベテふぞ勉を避け、他資格学習

Q
受験2年目にハマりがちなベテふぞ勉に共通するのは、万年不合格の呪い、おっと違った思考がノロイ。作問採点基準が毎年ラディカルに変わるのに、過去問の答を覚えちゃダメじゃね?
A

そうですね。150hあれば普通に受かる「2次」に300、400hとムダ勉を積み重ね、その恨み余ってのノウハウ自慢は慎むべきです。そこで診断士と相補・相乗効果があり、思考スピードを速める3つの他資格を紹介します。

難度B:簿記2級

簿記2級は、正解が一つに定まる数値処理や計算が主体の科目です。この資格を取得することで、正しい解き方や計算方法を習得するだけでなく、概念理解や基礎的な論理的思考を養うことができます。簿記はビジネスにおける基本的な財務情報の取り扱い方法を学ぶため、中小企業診断士の業務にも密接に関連しています。この学習を通じて、経済活動の理解や数字の読み取り方を磨くことで、診断士試験における経営分析や財務診断のスキルを向上させることができます。

難度A:社会保険労務士

社会保険労務士試験は、法令や制度に関する知識を試される試験です。この試験では、黙々と暗記や法令の理解を重視するため、診断士試験とは異なる学習習慣が求められます。社会保険労務士試験を受験することで、法令の解釈や適用能力が向上し、診断士業務における法的リスクの理解や対応力が高まります。また、異なる分野の知識や学習習慣を身につけることで、診断士試験の学習においても新たな視点やアプローチが生まれ、思考の幅を広げることができます。

難度S:ITストラテジスト

ITストラテジスト資格は、情報系の中でも最難関の資格であり、文章を通じた理解力や説明力が求められます。診断士業務においても、情報技術の進化やデジタル経済の変化に迅速に対応するため、ITの知識や戦略的な視点が重要となります。ITストラテジストの学習を通じて、情報システムの理解やビジネスへの活用方法を身につけることで、診断士業務におけるIT戦略の立案やシステム導入の判断において、より的確な判断ができるようになります。また、情報技術に関する知識やスキルを高めることで、診断士業務におけるデータ分析や情報セキュリティの対策などにも対応できるようになります。

❸聞いて驚く:2年目ノウハウ勉の末路

Q
このサイトは試験評論歴15年目のベテとして、過去問の答やフレーズ集を覚える同業D社のベテふぞ勉に、強い警告を発信すると聞きました。
A

どんなやり方でも2割で受かるのがウチのガチャですが、イコールどのやり方でも8割落ちます。であれば、2割で受かるノウハウを喧伝する同業各社は、8割落ちるリスクの免責条項を付けるべきです。

免責条項(ディスクレイマー)とは:提供者の責任の限定に用いられることが多い商品、サービスの提供者の責任を免除又は限定する契約書や利用規約の条項のこと

①狭い視野と低い柔軟性

過去問の答やフレーズ集を暗記する学習方法では、既存の解法や定型的なアプローチに固執し、新しいアイデアや問題解決のための創造的なアプローチを取ることが難しくなります。このため、将来のビジネス環境や社会の変化に対応する柔軟性が欠如し、新たな課題や問題に対処する能力が低下します。また、狭い視野から抜け出せなくなり、他の分野や視点からの刺激を受けることができず、自己成長やキャリアの発展にも制約が生じます。

②断片的な知識の偏り

過去問の答やフレーズ集を暗記する学習方法では、試験範囲の一部に焦点を絞り、その部分だけを覚える傾向があります。このため、広範な知識や幅広い視野を持つことができず、試験問題がそれ以外の領域を探求する場合に対応できません。結果として、試験対策のために必要な知識が偏り、本来求められる診断士としての幅広い視野や統合的な思考力が身につかなくなります。

③ノウハウ学習とよわよわオツム

過去問の答やフレーズ集を覚えるノウハウ勉では、問題の答えを探し出すことに集中し、問題解決の過程や背景にある理論や原則を深く理解することが疎かになりがちです。このため、抜け穴型の学習に陥り、問題が予測できるパターンに沿って解答を選ぶことが主眼となります。しかし、実際の診断士業務では、問題解決にあたってその背後にある理論や原則を理解し、適切な判断を行う能力が求められます。知識の深化不足により、試験だけでなく実務においても十分な対応ができなくなります。

上記に思い当たる方は、2年目のベテふぞ勉は厳に避けるべき。ただそれでも2割は受かるので、もし選ぶなら自己責任です。

今日のまとめ

Q
「1次」高得点で「2次」に乗り込むと、大量暗記のスピード感を維持したまま試験に受かる。ところが2年目に「手持無沙汰の代わりの勉強」をやり始めると、スピード感が見る見る下がる?
A

その間違った2年目勉の最悪ケースが、余計な知識を殖やして文をヘタクソ化するEBAの100字訓練。そしてこの記事を読んだあなたなら、当然アレと真逆の方に開幕ダッシュです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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