鉄壁のベテ除けを誇るウチの試験は、年々凶悪な方向に難化中。そして初学のあなたが80分で解けない原因は、ノウハウが足りないのでなく、余計な手順を含むため。
凶悪に難しい事例で、結論やパターンの決めつけで近道するのが同友館。そうでなく不要な低ノウを削り、当日その場の国語アドリブで解くのが上位5%です。
上位5%が削らずに最後まで残す3つの手順 ★同友館パクリ厳禁★
誰もが頷く内容なのに、これ以上手順を増やすと80分には間に合わない。
80分以内に適切な答案を作るべく時短を図る際は、最初に与件文ではなく設問文を読み、訊かれたことに適切に答えるための要点を見極めます。ここでは解答要求を情報整理・期待効果・助言の3つ、設問レイヤーを全社・事業・機能戦略の3段階に分類します。これにより、その設問で何が問われているのかを明確に理解し、後続の解答作業に備えます。
80分で解けない事例では、根拠を集めてから解答を考えるのでなく、どのような解答を書くかを先に決めることで、文章破綻と時間切れ防止を両立させます。この構文は、設問解釈で決めた解答要求3×設問レイヤー3=9通りから、一意に選ぶことができます。キーワードの数こそ正義の同友館が一生パクれない方のノウハウとして、80分への時短を可能にする構文集を大いに利用しましょう。
解答根拠を選ぶ際に、最短時間で最も適切な情報を見つけるために想定読みを行います。これは、問題文や選択肢をスムーズにスキャンし、必要な情報を迅速に把握する力を指します。想定読みを通じて、正確な解答根拠を効率的に見つけるには、設問別マーカーも併用します。
【上位5%の事例の解き方】設問解釈→構文→想定読み / D社ノウハウ不採用なら80分でAAA
この業界で、なぜD社の低ノウばかりが悪目立ち? そりゃ要らないノウハウを山ほど抱えて右往左往する多数派マジョリティと、役立たずの低ノウを削ってシンプルにするイノベ組の差な。

もちろんです。では3段階に分けて説明しましょう。
最初に、問題文の解答要求を情報整理・期待効果・助言の3つに分類します。情報整理は相談相手の社長の知っている内容をまとめ、期待効果は社長のやりたいことを具体化し、助言では社長がまだ知らないことを書きます。問題文の中からこれらの要素を特定することで、解答の方向性が明確になります。
次に、問題文が訊ねている知識領域を全社戦略・事業戦略・機能戦略の3つのレイヤーに分類します。これによって、問題文がどの視点から情報を求めているのかを理解し、解答の着眼点が明確になります。
解答要求の3つの要素と解答レイヤーの3つの視点を組み合わせて、合計で9つのパターンが得られます。これらの9つのパターンから、後述する構文を選択して解答を構築します。各要素とレイヤーの組み合わせに対して適切な構文を選ぶことで、最も効果的な解答の構築が可能となります。
キーワードの数さえ盛ればヨシな狂信的ふぞ信者の真逆で、普通の人類なら文章の型を先に決めます。構文★Syntaxはさらに数歩先を行き、過去11年分109題をリスト化しました。
解答要求とレイヤーに基づいて、どのような文章を書くかを先に決めることで、解答構成を考える時間を削減できます。具体的な方針が定まっているため、書くべき内容に集中しやすくなります。
解答要求とレイヤーに基づいて予め決められた構文を使うことで、解答が他の受験者と一致しやすくなります。これによって、評価者や読者が解答内容を理解しやすくなり、全体の読みやすさが向上します。
事前に決められた構文を使用することで、文章の因果関係が正しい形で自然に表現できます。ふぞろい答案のようなわかっていない並列列挙や文章破綻になるリスクを低減し、読み手にとって理解しやすい解答を構築できます。
まとめシートの近年の答案は情弱ヘタレに尻尾を振り、根拠の詰めすぎで全く参考になりません。しかし、想定読みを業界初で明文化した功績は見逃せません。
与件文の1読目では、与えられたテキストや情報を通して、それらしい根拠を見つけます。この際、根拠となる可能性のある情報を黄色でマークして示します。この段階では設問との関連性を重視せず、とりあえず根拠候補を特定します。
2読目では、各設問に焦点を当てます。設問ごとに、どの情報がその設問に関連しているかを確認し、該当する情報を設問ごとに色分けしてマークします。このステップにより、特定の設問に必要な情報を素早く特定できます。
最後の3読目では、まだ使っていない根拠や情報を設問と照らし合わせて考えます。使い残した根拠がどの設問に適しているかを検討し、適切な根拠を追加してマークします。この段階で、最も適切な根拠を選び、解答に組み込む準備を整えます。
今日のまとめ
D社ノウハウ不採用なら80分でAAA
①上記の3要素はいずれも出典が明確でD社の影響ゼロであり、②これ以上余計なノウハウを増やすから80分に間に合わなくなり、③最小限に絞って当日は国語でアドリブするのが上位の5%。(100字)
不要手順を削って時短と気づく上位5%に対し、毎年改訂して低ノウハウをひたすら増やすのがD社。その差の理由は、自分の頭で考えず答ばかり知りたがる間抜けが出版D社を愛顧するため。