正しい答えを探すより、まず最初に走り出す。
「1次」ハイスコアを引っ提げ、「2次」直前講義に臨むと、
・「2次」筆記には、「正しい合格スタイル」など存在せず、
・実際合格したやり方昨年842通りすべてが正。
・合格ノウハウ探しより、自分の失敗の裏返しが解決策。
・・だからでしたね。つまり何の失敗も反省もなく、ホントに出合い頭で受かってしまう=勘違い合格すると後からやっかい。またそれ、正しい現状認識があってこそ。
当試験、なぜ毎年こんなに難易度ブレブレ?
その答えを「自分なりに」導いた方から順に「2次」合格、とするのが最新仮説。
H28合格者減により、H29は合格者数を増やさないと。
当試験では経験則上、前年「1次」合格者の6割が、今年の「1次」免除で「2次」を受験。すると、「2次」1,000人合格×倍率5倍=受験者5,000人を確保するため、「1次」を易化させるとする最有力説。というか経験則上、だれが見てもここが本音。
当仮説をわざわざ再掲するのは、これで「2次」競争相手が変わるから。
いや逆。800人~1,200人合格まで意図的な変動だよ。
診断士試験の特徴は、少子化+好景気で他資格が軒並み受験者数を減らす中、横ばいをキープする試験マーケティング+ブランディングの巧妙さ。
- ある年に合格人数を絞り込むと思えば、
- 翌年は合格枠を拡大し、思わせぶりな態度も忘れない。
今年の「2次」合格者数は、3年ぶりの1,200人へ。
そう期待した受験側が、「今年のチャンスをモノにする」と目の色を変えて競争激化。それ位は計算ずくなのが、マーケ上手な当試験。
いやいや、計算できるのは「リスク」。イマの経営課題は予測不能な「不確実性」
当試験、事前に誰も予想しないような、科目難易度を示してドヤ顔。
- 受験側の限界は、過去から変化を予想する「リスクヘッジ」。
- 従来見たこともない「不確実性」を当てるのは無理。
リスクは予想できるけど、不確実性は予想できないよ。
うむ、それはその通りなのだけど。そう教えたいなら、「経営」過去問で2~3マーク出題実績を作ってからにしてくれないかな・・。おっとこれでは単なる負け惜しみ。
今日のまとめ~「2次」合格1,200人の時代
- おや今年は「1次」合格者が増えそう。
- それなら「2次」合格1,200人の目は十分あるな。
この好機をそう捉え、走り出す気満々の方に、当サイトから1つお願い。
- 試験の出題側にとり、合格者数増とは、平均の質を下げるリスク。
- 自分が首尾よく合格し、翌年「後輩」への応援を始める前に、
- 出題側が翌年の合格者枠を増やしたくなる様な戦い方をする。
それはね。
1,200人合格が今年H29だけでなく、翌年H30もそうなる状態。
試験のミライを創るのはラクではない。だけど、何かワクワク。だって、今年の「2次」の戦いはまだ始まってすらいないから。