1次Plan:学習計画

【春の入学祭り】学習時間記録の効果 / 目安は初学15h、2年目10h/週

「1次」400+「2次」150hで十分受かり、週当たりにすると初学で15h、2年目なら10h/週で足りる診断士受験。必ず8割落とし見かけ上難関試験にする工夫のお陰で、楽しめてコスパが良い資格と人気上昇です。

Q
いや、それは当たらず遠からず。要領の悪いベテが1,000~2,000hベテ勉した所で合格ボーダーすらほど遠く、むしろ「1次」400hで受かるスピード感があるから、「2次」150hで受かるのが実態。
A

日頃の学習タイムマネジメントが上手な方ほど、「2次」80分を上手にマネジメントし、初学ワンチャンでさっさと受かる。そこで学習時間の記録にどんな効果があるかを紹介します。

①進捗の把握②細切れの積み上げ③素早く取り掛かる④科目の偏り解消
概要:学習予定時間を設定し、実際の学習時間と比較することで、進捗状況を把握します。短い時間帯でも学習を行い、その積み重ねによって目標を達成します。気が重たい科目や難解な問題にもすぐに取り組むことで、学習効率を向上させます。科目ごとの学習時間を記録し、全科目に均等に時間を割り当て、学習の偏りを解消します。
効果:学習の遅れや進捗不足を早めに把握し、学習計画の修正や再調整を行うことで、効率的な学習プロセスを確立します。学習時間を効率的に活用し、短時間の反復学習によって暗記や基礎固めなどの学習効果を最大化します。目標や学習時間が明確になることで、プロクラスティネーション(先延ばし)を減少させ、時間の浪費を防ぎます。好きな科目ばかりに時間を費やすことなく、広範な知識やスキルの獲得を促進し、総合的な学習効果を向上させます。

【春の入学祭り】学習時間記録の効果 / 目安は初学15h、2年目10h/週

要するに学習予定を立て、時間を記録するのは企業の予算管理と同じ。順調なら加速、遅れたら挽回すれば良く、学習時短ブームに沸く診断士の受験に不可欠な。

Step-1 学習記録にStudy Plus

まずスタプラを入手し、時間の記録を開始。仲間と時間を競うのを嫌がるコミュ障は、このコミュ強資格に不向きです。

Step-2 「1次」目安は400時間+15h/週

Q
診断士=1,000hとは、常勤講師の通年稼働(50週)×非効率な教室講義(20h/週)を狙う大手スクールが作ったでっちあげ。その半分もあれば十分じゃね?
A

5分、10分、30分と寸暇を惜しまずキビキビ学ぶ上位5%と、ダラダラとノロマなふぞろい勉を同じ時間で比べるのは無意味。さらに、400hで「1次」合格実力到達後の学習は、すべてボーナスタイムです。

①週15hでキビキビ学習②計400hで「1次」合格実力③400h超では収穫逓増
概要:テキストでのインプットを最小限に抑え、過去問を最初に解いて、試験に出る知識から順にインプットします。過去問から解くと実際の出題傾向や重要なポイントが意識づけられ、学習が効率的に進みます。中小企業診断士「1次」試験は2日間にわたって7科目が行われますが、同じ問題が繰り返し出題される傾向があります。このコツを掴むと、試験委員が教えたい知識から優先的に頭に入ります。「1次」7科目の暗記知識には科目間の相補相乗効果があります。1つの科目を効率的に学習し合格実力を高めると、他の科目にもポジティブな影響を与えます。
効果:従来20h/週と同じ内容を15h/週で到達可能となり、キビキビとした学習を促進します。初期の段階でこのようにタイパ良く学習すると、試験の後半が有利になります。同一論点の反復出題に注目すると、試験に出る所から効率的に覚えることができる。また同時に、見たこともない初見問題を解く「2次」の対応を有利にします。合格実力到達後にさらに学習を進めると、科目間シナジーが働き学習効果が逓増します。「1次」でのこの状態も「2次」の対応を有利にします。

Step-3 「2次」150h超やっても無意味+10h/週

Q
ここ2年の当落結果から見て明らかに、「2次」学習時間/期間が短い方が有利な作問採点をしているはず。具体的にはどーなの?
A

最悪のマイナス材料が【100字の手書き】。ベテの詰め詰め・ふぞの並列列挙答案は猫が見ても一目で特定できる上、オジの手書きは加齢による文章の癖を悪化させます。

①「2次」与件は悪文②悪文を読むほどヘタクソ文③「2次」対策は最小時間に
概要:2次試験の与件文は意図的に複雑化されたり、根拠が多く書かれたり、非論理的な要素が含まれたりします。生成AIを利用することで、与件文のどこが悪文であるかを特定することができます。悪文である与件の読み込みに多大な時間を費やすおベテは、答案に書く文章がヘタクソ化するリスクを抱え、スコアを下げる危険性があります。時間内に解けない与件文に対し、パターンや決めつけでショートカットするのがおベテが誇るノウハウですが、この方法は答がズレて危険です。
効果:与件が悪文であると認識することで、受験者はその対策を立てやすくなります。そして必要以上に過去問に時間を費やすことなく、実務ビジネスに役立つスキルを先に鍛えるのが良いでしょう。過去問の答を覚えるベテ勉を避けることで、文章の品格が損なわれなくなります。ベテ勉がスコアを下げるリスクを知ることで、初心に戻った素直な答案を書けるでしょう。8割落ちる難関資格だからと勉強時間を増やすより、初見の事態を次々と冷静に捌くビジネス的な意思決定力を高める方が良く、「2次」対策再開はギリギリまで延ばすことが望まれます。

今日のまとめ

Q
「1次」は一早く合格実力に届いた上で、合格実力到達後の学習時間を増やすと収穫逓増へ。そして「2次」は答を覚えるほど狙って落とされ8割ショボンへ?
A

学校の宿題⇔大人の資格学習の違いに注目
例えばご子息の宿題なら量が大事であり、何時間かけても終わらせる。そうでなく80分で解けない事例に挑む「2次」ではタイパを重視し、小時間で高いアウトプットを出す効率学習を心掛ける。

そこで【春の入学祭り】では、スタプラを使った学習時間記録を提唱。具体的には「2次」150h勉強するつもりなら、「1次」はその3倍の400~450hを目安にするのが良いでしょう。

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