1次Plan:学習計画

【2024年にプレゼント】過去問解くのは古い年から / 試験のミライを当てる洞察→先見→あてはめ

試験のクジがたまたま当たったノウハウをD社の後知恵バイアスとすれば、その一歩先を行くのがインサイト(洞察)、二段階上にあるのがフォーサイト(先見)です。

Q
出題知識が毎年変わらない「運営」「経済」を除き、過去問の答をマスターするお勉強は避けるべきと伺いました。理由を教えて?
A

その理由は、過去問こそが大事と誇張する後知恵バイアスに対し、インサイトとフォーサイトは未来を見据える力を強化するからです。インサイトで問題の本質を理解し、フォーサイトで将来の可能性を予測することで、初見ワンチャンの2割ガチャである2次試験の突破率が向上します。

初級:後知恵バイアス

後知恵バイアスは、過去の出来事や情報を知った上で、それに基づいて出来事が起こる理由や結果を理解しようとする傾向を指します。つまり、事後になってからの知識を元にして、過去の状況や判断を合理的に説明しようとするバイアスです。このバイアスが強いと、未来を予測する際にも過去の経験に拘束されやすくなります。

中級:洞察インサイト

インサイトは、深い理解や洞察に基づいた情報を指します。これは、データや事実を超えて問題や状況の本質を理解し、未来の可能性を見据える能力です。洞察を得ることで、過去の知識だけでなく、未来を予測するための新たな視点や理解が生まれます。

上級:先見フォーサイト

フォーサイトは、将来の可能性や展望を予測する能力を指します。これは、過去の知識や現在の洞察を基に、未来の変化やトレンドを予測し、戦略的な行動を起こす力です。フォーサイトが高まれば、過去の知識や経験だけでなく、未知の状況にも適応できるようになります。

【2024年にプレゼント】過去問解くのは古い年から / 試験のミライを当てる洞察→先見→あてはめ

過去問の答を覚えて受かる1次では
①直近5年分の過去問を眺めて洞察することで、②当年の模試や本試験で出そうな所を先見することができるようになり、③実際に適応して目安500点を超えると試験の予想力が高まる。(100字)

初級:過去マス信者の後知恵バイアス

Q
過去問の答を覚えて受かるのが「1次」、覚えて落ちるのが「2次」とする。すると過去マス信者の裸踊りとは、単に試験のクジが2割で当たった後知恵バイアス?
A

過去マス→ふぞろい→全痴低ノウへと劣化を続けると、試験こそ2割で合格できますが、世間に比べてどうしても一段、二段低く見られるリスクに気を付けましょう。

①過去問の答を覚えて受かる「1次」

1次試験では、幅広い分野にまたがる基本的な知識やスキルが問われます。この段階では、問題の出題パターンや論点が比較的予測しやすく、何度も繰り返し出題されることがあります。そのため、過去問を反復して解くことで、特に重要な論点やパターンをしっかりと覚えることが合格の鍵となります。

②過去問の答を覚えるほど落ちる「2次」

2次試験では合格枠に対して5倍の受験者がいるため、選抜の厳しさが増します。この段階ではあらかじめ問題をあえて難しくし、解答が割れるようにした上で後出しで採点基準を決めることが知られてきました。過去問のパターンをそのまま覚えているだけではなく、より高度な問題解決能力や深い理解を促すべく、答が割れるような難易度と設計が行われているのです。

③「1次」→「2次」での学習スタイル切り替えが大事

過去問の答えを覚えることで合格する1次試験と、それを超えた深い理解や高度な応用が求められる2次試験では、受験者にとって求められるスキルや知識の深さが大きく異なります。過去問の答えを暗記するだけではなく、問題解決能力や応用力を養い、2次試験に向けて深い理解を持つ切り替え力が必要とされています。そこで、過去問の答を覚える初級のお勉強をいつまでも続けると、試験をなかなか卒業できないシングルループの罠にハマるリスクに留意します。

中級:誤答選択肢を正しく直すインサイト(洞察)

Q
「2次」対策を意識して過去マスの呪いを抜けると、誤答選択肢を自分の言葉で正解に直す手口に気が付く。この段階が洞察インサイト?
A

はい。なぜ間違っているのか(Why)? どう直すと良いか(So what)?を丁寧に考えていくのが【洞察力】です。そして、2次筆記の当落ボーダーはこの辺りに設定されています。

①誤答選択肢のどこが間違いか

作問ミスが許されない国家試験の作問では、出題者はまず正解となる選択肢を用意し、そのうち3つの選択肢のどこかを変えて誤答選択肢を作ることが知られています。このように学習者が混乱しがちな所をあえて誤答選択肢として出題することで、正しい知識をより効率的に学べる工夫をしているのです。

②どこをどう直すと正解になるか

そこで過去問題集を3回転させて答を覚えた次に、3つの誤答選択肢を注意深く分析していきましょう。どのような誤解や誤りに基づいているのかを洞察し、正解に導くためにどこを修正すべきかを考えます。この過程で、作問者が期待する知識や理解の深さに対する理解が深まっていくのです。

③事例企業の間違いを正解知識に直す「2次筆記」

このような誤答選択肢を正解に修正する練習を通じて、自らの言葉で正確に問題を理解して答えを導くスキルが高まり、2次筆記で求められる国語力の向上につながります。1次試験のうちに設問や企業の間違いを正しく直す練習を積むことで、2次筆記試験に臨む際の対応力が自然に備わっていくのです。

上級上位5%:過去問を古い年から解くフォーサイト(先見)

Q
当サイト調べで2次受験8,601名の95%が、まるで何かに魅入られたように2次過去問をR5→R1への古い年へと遡って解く。そうでなく、1次も2次もR1→R5へと古い年から解くのがフォーサイト?
A

はい、ここを知っておくと、2次当落ボーダーを大きく超える上位5%の仲間入りに。具体的には過去問5年を論点別に古い年から並べると、来年2024年に何が出そうか予測できます。

①2次対策でR5→R1へと遡ると収穫逓減

過去問を新しい年から解くと最初は新鮮な知識を得ている気がしますが、同じような出題が続くほどその情報が古く感じられ、学びが減少する傾向があり、これを収穫逓減と言います。つまり、最初は新しい知識を得るがやがて学びが飽和し、同じ情報を繰り返し学ぶことで成果が減少してしまう現象が起きるのです。

②1次の内からR1→R5へと解き進むと収穫逓増

そこえ過去問を解く順序をR1→R5に変えることで、問題の難易度や進化をトラッキングしやすくなります。古い問題から新しい問題へと進むことで、作問者がどのように問題を難しくしていくか、次第に求められる知識やスキルが変わるかを理解できます。これにより試験対策で起きがちな収穫逓減を、学びが増加する収穫逓増に変えることが出来ます。

③上位5%=1次500点目安なら、2次をほぼ確実に合格できる

1次試験は過去問の答を覚えることで合格できますが、2次では逆に覚えるほど誤答へ誘導され、2割コロコロの合格ボーダーに近づいていきます。そのため、R1からR5へと解く収穫逓増型の学習習慣を「1次」のうちに身に着けてしまいましょう。この学習習慣によって、過去問だけでなく問題の進化や難易度の変化にも柔軟に対応でき、2割コロコロな2次ガチャで、上位5%のように確実に当選を決めることができるのです。

今日のまとめ

Q
易化が続く「1次」をうっかり受かると、2割ガチャ設定の「2次」に全員が強制転移するのがウチの試験。当落ボーダーの2割ループで滞留するのが嫌なら、「1次」の得点目安は500点?
A

主催側が好感共感する「1次」500点
①受験スタイルが後知恵→洞察→先見と進化すると判明したとき、②国語力の高い上位5%は暗記の1次も国語の2次も苦にせず、③2割ガチャの筆記で確実に合格できる答案を書いてくる。(100字)

いくら易化が続くとはいえ、1次7科目の暗記は半端でない。そこで過去問5年を論点別に古い順から並べるとどうなるか、予めリストにしておきました

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