もう何年昔になるか、ボク達のキーワード基準は開示スコアと高相関!そう絶叫したばかりに立腹した主催側に採点基準を毎年変えられ、衰退の一途を辿るふぞ基準。そうでなく、採点係が促す「キレイな国語」をスコア化してみる。
それは、×でっちあげ基準の採点結果を開示と比べるのでなく、○開示スコアを先に見て近づくように基準を調整。すると採点係の好みがわかるかもです。
100 字以内で述べよ。
事例の採点基準は9,000枚回収後に作問係が自分で決める。その好みを8項目で評価するとn=4でρ=0.93の強い正相関に。
※可読点(文のキレイ度)=水色で示すプラス評価数を100点満点に換算
・ここではふぞキーワード基準でなく、「読みやすい文=加点したい」の前提で比較する
・大注目は核ワード「顧客の細かいニーズに対応」を、コピペすること
・「理由は・・」の100字なら、箇条書き①②③の30字×3が最も読みやすい
・「制限時間内に」「分かっている感ある」整った文章を書くと高スコア?
・合2⇔合1の最大の違いは、「読みやすさ」と前提してみる
・落3が劣るのは、①②③が並列列挙になり因→果が抜ける
・キーワードより「書き方」「並べ方」が大事と仮定できそう
・D答案を、失点理由を洗い出すチャンスに
×1 核ワード「顧客の細かいニーズ」を落とす
×2 100字を50字×2文より、30字×3センテンスが良さそう
×3 理由を聞かれたらA→B、B→Cの因果で説得性UP
×4 わかってない感は、国語次第で改善できる
せたと考えられるか、100 字以内で述べよ。
第2問も期待効果タイプ。ここもズバリ、「後継者の育成」の期待効果を落とすとB評価以下確定な。
・第1問同様、核ワード(期待効果)「後継者として育成」がマスト
・100字→○○は、①②③と先に決めてしまうのが構文効果
・しつこいけどA→B、B→Cの因→果が説得力を上げるツボ
・合1は50字×2文で、①因→果、②因→果と書くタイプ
・落3は書き方お作法不足で、中身は違いがスコアが低い
・〃はA→B、B→Cの因→果に書き直すとスコアが伸びる?
・9,000枚ノルマの採点係は、面接官と同様ヨコ比較する
・D答案とは、物足りない×わかりにくい
・内容やキーワードより、書き方を隣に揃えることが近道
利点と欠点の2つを聞かれたら、必ず50字×2文をチョイス。字数バランスを考えシンメトリーにするのが、美人答案最大のコツです。
・「利点は」「欠点は」を各50字にする
・50字では①②の2要素が妥当
・①②を並列列挙でなく、因→果に見える様に書く
・57点Bは、言いたいことはわかるが不慣れとありあり
→利点で50字に満たず欠点に移ることで、バランスと見栄えが悪い
・38点D最大のミスは「他方で」。順接以外の接続詞は悪印象に
→キーワードより「読みやすさ」を優先する書き方=構文利用を
これまでは人事施策の乱打で済んだラス問助言で、「好かれる書き方」はどう変化? ここを掴むか見過ごすかが、ズバリ今年の当選率差な。
・核ワードは「新規需要の創出」「営業力強化」になる
・50字×2でなく、施策を優先し字数配分したのは吉凶どちら?
・解決策は施策①②+期待効果を書けばほぼ埋まる。
・「新規需要の創出」「営業力強化」を書けば隣と揃う
・57点Aは50字①②③×2文の構成は○だが、与件を使わない一般論の印象に
・38点Dなど低スコア答案の共通欠点は、冒頭の書き出し部分で字数をロス。「既存顧客からの紹介のみならず・・」を書いても加点はなし。
A評価GETには、自分の言いたいことを好き勝手に書くクセを改め、マス目のどこでも加点してもらえるデザイン感覚を。その強制おっと違った矯正ツールが構文な。
今日のまとめ
もう隠す必要はゼロ以下。昨年のS評価を貰える「キレイな国語」の書き方を詳しく知るには、YouTubeのまとめ様で一択だ。
そしてどれがブサイク、どう書きゃ美人?採点係の好みを数値化するラディカルなチャレンジは、「事例Ⅱ」「Ⅲ」へと続きます。