H事例Ⅰ

【ベストとリアルの差異分析】当日再現答案R1「Ⅰ」第2+4問

合否判明、今昔物語。

試験のこれまで

TAC1・2次ストレートで合格しました。

ほう、あのデタラメソッドに格安コストダウンな粗悪事例で合格?そりゃ「自分で考える」力の勝利だ。

試験のこれから

ふぞろいでも合格できました!

そりゃたまたま合格おめでとう。ふぞ+同友館を神と崇め、この先もコロコロたまたまな人生を送ってください。

そうだよ、のれんバトンの主張はありゃクソだ。そう気づくアンチ同友館勢が増えると、ふぞ信者の合格率は2割を切って、いよいよAASとドンビリ争いです。

ベストとリアルの差異分析【R1「Ⅰ」当日再現答案第2+4問】

ねぇ、仮にも合格者様を捕まえて、なぜクソ扱い?悪い物食べてお腹でも壊した?

そりゃのれんバトン=ゆとりのヘタレが、どこかでパクった受け売りを社内でぶっこく。 まともな企業の人事部ならまずそいつを左遷するだろ?

そうだぞ。診断士を取るのが目的化=合格ゴールで上がり。組織の指示にすら従わず、社業をおろそかに、ソーシャルゲームな。

最大の問題点は、寄らば大樹の同友館の「茹で蛙」っぷり。「危機感」「切迫感」を欠くと、生涯ステマにまっしぐらです

そう。もし「Ⅰ」作問係=岩崎尚人氏の立場なら、茹で蛙が傷を舐め合うのれんバトンを狙い撃ち。今日はそう想定し、R1の第2+4問、「組織行動」レイヤーのベスト&リアル答案を見て行きます。

R1第2問 組織行動~変化を拒む茹で蛙
A 社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にある A 社の企業風土とは、どのようなものであるか。100 字以内で答えよ。
R1第4問 組織行動+報酬~ウサギと亀のボーナス争い
新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていた A 社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で答えよ。

第2問が古参社員の茹で蛙、第4問でそこを抜け出すウサギと亀の脱出ゲーム。そうくだらなくして読むと楽しいぞ。

第2問:組織行動~変化を拒む茹で蛙

200%ベスト解答Aさん 42点(C←A)Bさん58点(B←A)
参入障壁に守られた保守的な風土である。縁戚関係のトップを中心にした家族的経営ゆえに、現状維持の企業風土である。
①膨大な数の部品を在庫するコスト意識の低さ、②全社的な計数管理が行われていない前近代的な経理体制適正化されていない在庫量・電子帳簿化と全社的な管理ができていない計数管理業績に見合わない人員体制が残る、具体的には、①古参の社員たちが新しい事業への取組をよしとせず、②収益を考えず償却済みの部品を在庫とし、
③新しい事業を簡単に受け入れない古参社員の存在、がある。客観的な目線に欠ける非効率な企業風土である。③営業所の業務が前近代的な経理体制で全社的な計数管理を行わない。
キーワード評価2
×古参社員
3
訊かれた事に答える
説得力(因果関係)
読みやすさ(文章が破綻していない)

与件表現を言い換えずに使うコピペなら、周囲とズレない。きゃっしい様の教えはすっかり定着な。

Cさん 70点(A←B)Dさん 61点(A←A)Eさん 52点(B←C)
A社は、一度取り組んだメンテナンス事業を引きずり部品が在庫になっている事や企業風土はA社は、
手書きの帳簿など前近代的な経理体制を引きずるなど、①保有期間を過ぎた部品を膨大に在庫し個別対応する方針②手書きの帳簿で処理し、全社的な計数管理が行われていない経理体制一度取り組んだメンテナンス事業を引きずり部品が在庫になっている事や手書きの帳簿など前近代的な経理体制を引きずるなど、
古き良き時代を捨てることができなく、資源を集中できない企業風土である。古参社員たちが新しい事業への取り組みを簡単に受け入れない組織風土、である。古き良き時代を捨てることができなく、資源を集中できない企業風土である。
333
訊かれた事 ○△ 風土は~が重複。
説得力 ○
読みやすさ ○

普通のビジネス文書は、「A社は○○な風土」と結論先出し。そうでなくコピペ→結論の順で、ハズレリスクを回避するのが、「まとめシート」流100字1文です。

第4問:組織行動+報酬~ウサギと亀のボーナス争い

200%ベスト解答Aさん 42点(C←A)Bさん58点(B←A)
要因は①コアテクノロジーと新規事業開発の体制強化を社員と共有してビジョンを明確化し、要因は①事業領域を明確化と社長主導での新規事業への全社的な目的意識の統一要因は、①古参社員の人数削減により企業風土が変化し
古参社員の減少で新しい事業への意欲向上と組織活性化が図られ、②新規事業拡大の成果に応じた賞与制度の導入、賞与に成果主義を取り入れることで従業員の士気が向上し、
成果に応じて賞与を支払う制度により士気が向上したため。③提案スキル向上の為のOJ Tの実施、により新規事業の拡大へのモラールを高めたから。③機器の製造、ソフトウェアの開発、燃費効率の改善と新規事業の基盤が固まり、従業員のモラールが向上したため
キーワード評価2 ×古参社員の減2 ×コアテクノロジー
訊かれた事
説得力
読みやすさ△ 士気+モラール向上が重複

「最大の」シバリがない第4問では、安心して箇条書き。30字×3センテンス構成で、「士気が向上」で締めれば、A社長が大喜びな。

Cさん 70点(A←B)Dさん 61点(A←A)Eさん 52点(B←C)
要因は、①高齢社員の人員削減により若返りが図れ組織が活性化した事、要因は①コアテクノロジーを明確化し、新規事業開発の体制強化とともに共有し①自社のコアテクノロジーを明確に位置付け、社員に共有したこと、
②農産物の乾燥技術という理念を従業員に共有化できた事、成果に応じて賞与を増加する施策をとり②新規事業開発の体制強化し開発に成功させたことなどから、
③コストカットした部分を成果に応じて賞与に反映し動機付けが図れた事、である。古参社員の減少によって新しい事業に取り組む意識が醸成され、新規事業の取り組みが活発化した。戦略が社員に浸透し、組織が戦略に従い始めたから。
キーワード評価 331
訊かれた事 ○
説得力 △ 期待効果なし△ 期待効果なし△ 根拠不足
読みやすさ ○

第4問の3大キーワード、①コアテク ②古参社員リストラ ③成果賞与は猫でも気づく。後は読みやすい因→果で書けるかの、国語のテストです。

今日のまとめ

さて、「働かないおじさん」「黒字リストラ」「茹で蛙」を読み当てた某試験委員は、のれんバトンの一掃に向けて、まっしぐら
折角試験に受からせてやったのに、同友館の大樹の陰で、茹で蛙のステマにまっしぐら?
こらこら、兎のスピードで走れとは言わないが、せめて亀なみの実直さ位は示しとけ。

そしてこのR1「事例Ⅰ」、第2⇔3問の順番を入れ変えるだけで、びっくり易問に。

第1問第3問第2問第4問第5問
1A環境分析1B事業構造2B組織行動2B組織行動
+3B報酬
2A組織構造
情報整理期待効果情報整理期待効果情報整理

第1+3問では全社戦略+事業構造、第2+4問が組織行動。そう順番を変えて解き直すと、楽勝事例な。

そして、のれんバトン=時流に取り残されたのろまな亀のブログでは、一生掛けても出題技術の進化に追いつけない。

そこでせめて、あの茹で蛙な同友館ステマはやめとけ。それだけで採点係の心証は、だいぶ変わると思うのです。

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