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H事例Ⅰ

【2023/3月号ⅠAI別解】第1回公開セルフ模試速報 / 景色良好!AI答案

試験にさっさと受かりたいけれど、国語が苦手・・? 国語が得意な方がさっさと受かるのは事実でも、ビジネス国語を得意にするのが今の試験の設置目的です。

Q
小~中学での苦手がたたり、ひたすら並列列挙に邁進し、国語の試験化を涙目否定するのが同友館おベテ。そこで身内の「企業診断」事例を逆手にとって、【読みやすいキレイな国語答案】の書き方をAI解説だ。
A

勝率2割のキーワード戦法の弱点は、その詰込み並列列挙癖により、受験が長期化するほどヘタクソ国語になること。そうでなくキレイな国語答案は、以下3つの要素で作ります。

As-Is→To-Be→To-Do:最初に知らなきゃいけないマストのフレームワーク

As-Is(現状)

As-Isは、現在の状況や状態を表します。この段階では、組織やプロジェクトの現在の状態を正確に理解し、課題や問題点を特定します。過去の実績やデータを分析し、現状を客観的に評価します。

To-Be(効果)

To-Beは、望ましい将来の状態や目標状態を表します。この段階では、As-IsからTo-Doを実行した結果、どのような変化や効果が期待されるかを定義します。理想的な状態や目標に関するビジョンを明確にし、成功基準を設定します。

To-Do(施策)

To-Doは、現状から目標状態に向けた具体的な行動や施策を示します。この段階では、問題の解決策や改善策を策定し、計画を立てます。具体的なタスク、スケジュール、責任者などが明確になります。

【2023/3月号ⅠAI別解】第1回公開セルフ模試速報 / 景色良好!AI答案

同友館おベテが一生知らないキレイな100字の書き方は、タネを明かせばド簡単。検討時⇔記述時で、最後の2つの順番を入れ替えるだけな。

並列列挙の同友館が一生知らないキレイな構文
①日常ビジネスや1次選択肢を得意化すれば因果関係=説得力UPとわかるのに、②その両方苦手なD社はひたすら並列列挙するので、③因果関係を作るコツを知ると楽々当選へ。(100字)

生成AI時代は正しい国語が一つに決まる
①80分で読みやすい答を書く国語の試験化が進むとき、②人類⇔元人類を問わず自分の国語にはそれなりの自負があるため、③生成AIの文章を正解としてベテの反論を封じて時短する。(100字)

試験の作問採点が毎年変わり、古臭いD社ノウハウにこだわるおベテを一匹混ぜると、チーム全員の邪魔になる。そこでみんなで協力し、生成AIモデル答案を最初に作ります。

そこで著作権法引用基準に従い、公開された著作物である「企業診断」2023年3月号事例ⅠでAI答案を作成し、因果を作る3要素で塗分けました。

現状 As-Is
施策 To-Do
期待 To-Be

Q
第1問 【全社戦略×情報整理】
現社長が事業承継した時点から現在まで、A社が採用してきた経営戦略について、120字以内で説明せよ。
A

スクール解答=作問者の意図は、成長戦略×競争戦略の2点で答えさせる。AI答案は競争戦略を漏らす一方、読みやすい点では劣りません。

スクール解答AI答案
成長戦略としては、吸収合併によるM&Aを中心とした外部成長戦略による関連多角化、競争戦略としては規模の経済による安値を強みとする全国チェーンに対して、地元密着や小回りが利くという自社の強みを生かし、顧客ニーズに応える差別化戦略を採用した。(117字)成長戦略として、外部成長戦略によるM&Aや規模の経済を活かした安値競争に対し、地元密着と差別化を強みとし、従業員と顧客に焦点を当てた戦略を採用し、経済的な成功と社会的貢献を両立させました。
Q
第2問 【全社戦略×期待効果】
M&Aの手法は、大きく合併系と子会社系に分かれる。子会社系の手法を使う企業も多い中で、A社はあえて吸収合併という手法で行っている。考えられる理由を、160字以内で答えよ。
A

最近少ない知識乱打系出題に対し、スクール解答は50字×3要素、AI答案では与件の根拠→効果を列挙しています。

※与件根拠が少ない知識系設問では、AI答案はまだ難あり。また作成指示も120⇔160字をミスしています。

スクール解答AI答案
①合併系の長所である、経験や能力の異なる多様な従業員による創造性の発揮を、合併系の短所より重視した。②合併対象の規模が自社と比較して小さく、コンフリクトが発生しても対処可能であると考えた。③M&A対象企業は、ビジネス環境の変化に対応できない等、組織風土に問題があると推測され、子会社化ではその変革が困難であると考えたため。(159字)合併により多様な従業員の力を活かし、買収企業を吸収しました。管理効率化と経営改善に注力し、組織文化統一とモラール向上を促進。A社の指揮下で環境変化に柔軟に対応し、後継者不在を解消経営資源最大化と不採算事業への果敢な取り組みを実現しました。(120字)
Q
第3問 【人事施策×助言】
A社の離職者について、優秀な若手人材の定着率を改善するための方策を、その理由とあわせて120字以内で助言せよ。
A

第3問は「社内ベンチャー創設」が与件で強く示唆され、1次知識を使って具体策を助言する問題です。施策を列挙し因果で効果をまとめることで、大きく加点されるでしょう。

※キレイな国語答案では、詰めたり・上から目線の印象を与える体言止めは不可(←この時点で指示口調)。×提案でなく、○提案すると書くのが好印象です。

スクール解答AI答案
離職後、起業を目指す従業員を対象にした、社内ベンチャー制度を創設するよう助言する。理由は、優秀な従業員を自社に引き留めるとともに、積極的な社風の醸成、新規事業開発に関するノウハウの蓄積、環境変化に見合った新規事業開拓の可能性があるから。(118字)離職率低下のため、社内ベンチャー制度創設と権限委譲を提案優秀な人材定着と新規事業開発の促進、若手動機付けと成果主義導入、幹部候補の経験蓄積とモラール向上、キャリア発展の機会拡充を通じて中小企業の競争力向上を支援します。(110字)
Q
第4問 【組織行動×情報整理】
近年、社長自らがリーダーシップをとり、積極的に進めている各種プロジェクトチームによる社内の活性化であるが、残念ながら目立った成果が出ていないのが現状である。A社のプロジェクトチームが期待された成果が出せないことには、どのような理由が考えられるか、120字以内で答えよ。
A

そこそこ大企業であるほど、社内でプロジェクトを立ち上げる度に迷走してショボンするのは、あるある。身近な実感をどう120字にするかの国語の問題です。

※当問はラスト第4問であるが、理由を訊いているので、期待効果は不要。このような作成指示のミスを減らすことで、AI答案は急成長するでしょう。また体言止めは実質禁止です。

スクール解答AI答案
理由は、現在のプロジェクトチームの人選について選抜基準が明確ではなく、部門マネージャーが業務都合を優先して任命している。そのため、適正人材が選抜されていない、②年齢・性格や思考の傾向等の多様性が担保されていないことが考えられる。(114字)プロジェクトチームの人選基準を明確化し、自主的な参加を奨励明確な目的設定と経営層の理念普及、コミュニケーション強化、共通目標の設定が必要です。これにより、適正人材の選出と多様性を担保し、貢献意欲を高めましょう

今日のまとめ

Q
AIにモデル答案を作らせる。すると、ふぞろいの「スクール模範解答はボク達には無理!」「そこで並列列挙のキーワード!」の絶叫が明らかに誤りと指摘できるね?
A

スクール解答⇔生成AI案が近いと良問
①スクール事例も根拠&知識で作る納得版から単なる超絶までピンキリで、②与件根拠を適切に並べ替えるAI答案は納得しやすく、③一度直すと間違えないAIが事例の最強モデルになる。(100字)

本試験まで5週間もあるのに、キレイな因果で納得しやすいAI答案が、すでにスクール解答を超える勢い。生成AI元年の新作事例では、そりゃ生成AIを使い倒して勝つのが当然です。

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