1次終了後5日間で、情報収集ステージ終了！お盆休みにじっくりR4過去問を解くために、生成AIにベスト100点答案を作ってもらいました。
生成AIによる100点答案の作り方
①ふぞ16掲載再現答案6名分をWord打ち
②生成AIに｢きれいに書き直して｣と依頼
③これでキーワードをカバーし、多少直して100点答案に
Q
R5事例Ⅰ第1問 (20点)
A社が株式会社化(法人化)する以前において、同社の強みと弱みを100字以内で分析せよ。
A社が株式会社化(法人化)する以前において、同社の強みと弱みを100字以内で分析せよ。
A
| ふぞろい流100点 | 生成AIによる100点 |
|---|---|
| 【欠点】詰めすぎ、読点を省略しすぎ、並列列挙 | ○同じ内容なのに自然で読みやすい |
| 強みは①農業経験豊富な従業員の連携による高品質な野菜の栽培②認証を受けた有機野菜の販売力③共同開発いた特産品の認知度。弱みは①従業員の定着率悪く②役割分担あいまいで③繁閑への対応力低く④教育体制が弱い点。(100字) | 強みは、特産品として広く認知される苺の他に、経験豊富な従業員による連携、有機認証を含む幅広い品ぞろえにある。弱みは、役割分担の不備や従業員の定着率の低さ、受給調整の難しさ、品質と出荷の不安定さにある。(100字) |
Q
第2問(配点20点)
A社が新規就農者を獲得し定着させるために必要な施策について、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A社が新規就農者を獲得し定着させるために必要な施策について、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A
| ふぞろい流100点 | 生成AIによる100点 |
|---|---|
| ふぞ流では珍しく、漢字で詰め込まない読みやすい答案 | ○環境重視→人材獲得のつながりが明確で、いかにも生成AIらしい意識高い系答案に。 |
| 施策は①農業体験を通してA社のコンセプトを伝え、②作業の標準化やOJT教育で働きやすい環境を整え、③地域の農業関係者との交流で溶け込みやすくすることで、士気を向上させ、新規就農者を獲得し定着させる。(98字) | A社は、①環境重視をコンセプトに掲げて環境問題に関心を持つ人材を惹きつけ、②地元農家と交流して地域との結びつきを強める。③さらに提案制度により従業員意欲を高め、役割分担を明確にして定着率向上を目指す。(100字) |
Q
第3問(配点20点)
A社は大手中食業者とどのような取引関係を築いていくべきか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A社は大手中食業者とどのような取引関係を築いていくべきか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A
| ふぞろい流100点 | 生成AIによる100点 |
|---|---|
| 【悪文】読点｢、｣の省略で読みづらい上、突如｢以上により○○｣でまとめる、絶対に書いてはいけない悪文 | ○元は人類だったふぞろいより、生成AIの方が人類にふさわしい文を書く。 |
| 顧客ニーズの共有、共同開発に取り組み関係を強化する。あわせて直営店事業で収取したニーズや食品加工技術を活用し新製品を開発し新規取引先を開拓する。以上により、徐々に依存度を下げ、経営リスクの分散を図る。(100字) | A社は、自社の強みを生かした互恵対等関係を目指すべき。①直営店の声や提案から商品開発を進め、②高付加価値の惣菜提案と自社ブランド開発で依存度を軽減し、③品質向上と情報提供で大手中食業者との協業を図る。(100字) |
Q
第4問（配点40点）
A社の今後の戦略展開にあたって、以下の設問に答えよ。
(設問1)
A社は今後の事業展開にあたり、どのような組織構造を構築すべきか、中小企業診断士として50字以内で助言せよ。
A社の今後の戦略展開にあたって、以下の設問に答えよ。
(設問1)
A社は今後の事業展開にあたり、どのような組織構造を構築すべきか、中小企業診断士として50字以内で助言せよ。
A
| ふぞろい流100点 | 生成AIによる100点 |
|---|---|
| 【欠点】一見もっともらしいが、機能別組織→新分野挑戦の因果が飛躍し、100字であればバツ答案。 | ○当問で機能別を選ぶことは難しいが、もし書くならこうの納得答案。 |
| 従業員の役割明確化と専門性向上を図るため機能別組織を採用。新分野への挑戦を可能とする組織構造とする。 | 直営店や食品加工部門を支える機能別組織を採用し、機能の専門性向上を通じて各部門の運営をスムーズにする。(50字) |
Q
(設問2)
現経営者は、今後5年程度の期間で、後継者を中心とした組織体制にすることを検討している。その際、どのように権限移譲や人員配置を行っていくべきか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
現経営者は、今後5年程度の期間で、後継者を中心とした組織体制にすることを検討している。その際、どのように権限移譲や人員配置を行っていくべきか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A
| ふぞろい流100点 | 生成AIによる100点 |
|---|---|
| 【欠点】100字を因果関係のない3センテンスぶつ切りする、いかにもなふぞろい流。 | ○同じ詰込みなら、AIの方が上手に書ける好例 |
| 後継者を直営店と農業を統括するポジションに配置し、経営スキル向上を図る。直営店は従業員に権限移譲し、新商品開発を促進する体制を構築する。現経営陣は後継者や従業員を補佐し、円滑な事業承継のサポートを行う。(100字) | 現経営者は後継者の能力と意識を考慮し、長期計画で権限委譲する。自らは相談役として後継者を補佐し、部門への権限移譲と適切な人材配置を進め、部門間連携と繁閑対応力強化による好業績実現を通じて組織活性化を図る。(100字) |
今日のまとめ
Q
年24匹の元人類が9ヵ月ウンウン唸って書いた自称100点よりも、生成AIが5秒で作る答案。まさかそっちの方が人類らしい文章に？
A
100字マス目の記述式答案においては、①キーワードの数を数える純正ふぞろい流ノウハウより、②A→B、B→Cの因果で書く方が採点係が読みやすく、③その結果与件からコピペした根拠に対して素直に加点されやすい。(100字)
後方予測で作られる生成AIの文章は、誰が読んでも納得しやすい文になる。今年の不合格リスクを下げるなら、並列列挙を避けて因果で書く一択です。