ヘタクソ勉強時間をうっかり増やすベテほどループの沼にハマる診断士試験では、いつまでに・どれだけ学習するかは自分次第。そしてデパートやamazonより幅広いとされる当サイトの学習コンテンツは、GWにやってみたい所がよりどりみどりです。

J事例Ⅲ

【Ⅲの新作チート】改善施策はデカップリングで半製品

デカ長、大変です。隣の後付けノウハウをパクらされたら80分には間に合わない。当署に被害届が続出ですっ。

おぅ、今日は警察ごっこか。すると罪状を詐欺・窃盗どちらにするかが悩み所な。

80分では解けない「Ⅲ」をどう書くか?

①解決策の一つがECRSのR=順番を変えることで、②通常はあるべき姿(To-Be)→施策(To-Do)の順で作る助言を、③To-Doの具体策の列挙で点を稼いで結論からは決めつけない

なぜそんなチートが許される? それは×結論決めつけで与件を読まないノロマが殖えると、〇施策を事前に用意し与件に時間を割く方が好まれるため。

短納期至上のC社において、納期遅延(殴り書き)は厳禁
①事例Ⅲは猫でも55~65点と高を括るのは厳禁で、②実際の当落判定と開示スコアが同じ保証はなく、③少なくとも殴り書きを避け現実的な改善施策の列挙はマスト。(100字)
ふぞがQCDで決めつける真逆〜ECRS別に施策を用意
①QCD結論決めつけは外すと目も当てられないが、②150字助言の施策をその場で考えていては間に合わず、③助言問題に限り自分なりの軸で施策候補を半製品で準備しておく。(100字)

結論決めつけふぞ吉との違いがデカップリング・ポイント見込で受注生産できると時短に成功な。

C社長が嫌う「決めつけ」〜決めつけ自慢が反面教師
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【秋の新作チート記念】前年のスクール各社はどんなチートを?

Q
第2問(配点30点)
バッグメーカーからの受託生産品の製造工程について、効率化を進める上で必要な(a)課題2つを20字以内で挙げ、それぞれの(b)対応策を80字以内で助言せよ。
A

なぜ施策は4色に塗り分け可能? それは改善策とは、必ずその4原則(ECRS)のどれかに属するためです。

【塗分け基準】
E:無くす
C:一緒に
R:順序変更
S:簡単に

200%モデルKECTBC
(a1)生産計画を見直して受注小ロット化に対応。(20字)生産計画の精緻化による適切な在庫管理生産柔軟な生産計画で作り過ぎのムダを減らす。
(b1)①生産計画を月1回から週次に変更し、②受注量より多いロットサイズの生産を止めて過剰な製品在庫を避け、③納期が長い資材の在庫保有量を増やして生産計画に余力を持つ。(80字)生産計画専任者を置き、製品在庫管理・受注内容変更等を一元管理する。オンライン化で工程リーダーが最新情報を共有できる体制を構築の上、計画のサイクルを週次に短縮する。計画を短サイクル化し、受注量に合わせた柔軟なロット数量で生産を行うと共に特急品への対応力を強化する。②長納期の資材は安全在庫を保有し欠品による計画変更を防ぐ。
(a2)縫製工程の負荷を見直して生産を平準化する。(20字)裁断工程以外の製造工程の自動化・標準化若手を育成して不良を作るムダを削減する
(b2)①熟練職人の職務設計を見直し、②自社ブランド品の生産・修理・仕上げ工程への作業割り当てを減らすことで、③縫製以外の工程の稼働率向上と生産リードタイムの短縮を図る。(80字)繰り返し受注される受託生産品に関して①負担が大きく時間を要する縫製過程において可能な部分を機械化する②仕上げ工程では作業標準化と若手職人への作業移管を進める。①熟練職人と若手をペアにして作業を割り当ててOJTを行う。②担当作業だけでなくローテーションで若手の習熟度を幅広く高め、出来栄えのばらつきを抑えつつ多能工化する。
Q
第3問(配点20点)
C社社長は、自社ブランド製品の開発強化を検討している。この計画を実現するための製品企画面と生産面の課題を120字以内で述べよ。
A

120字なら60×2で①②③の3つは要素を入れたい。加点箇所がECRS(カイゼン施策)だけでない所にも注目な。

200%モデルKECTBC
製品企画面の課題は、①小売店や自社サイト経由で顧客ニーズを掴み、②永く愛着を持って使える、③将来の直営店向け新製品の企画経験を積む。生産面の課題は、①商品企画部と連携し、②生産管理担当者を育成して受注予測精度を高め、③欠品や過剰在庫を防ぐ。(120字)製品企画面では、専門の営業部門を新設し、現在のオンライン販売情報に加え顧客ニーズをリサーチし効果的な開発につなげる事が、生産面では、①属人的な需要予測を改善し過剰在庫や欠品の解消②自社ブランド製品の品質を支えている熟練工の技術の承継である。製品企画面では、小売店頭に出向き顧客ニーズを積極的に把握し、企画・開発コンセプトに沿って企画する。生産面では、若手に部分縫製を担当させ熟練職人の負荷を下げ、サンプル生産の余力を生み出す。修理作業から得た改良情報を製品デザイン部門と共有する。
Q
第4問(配点30点)
C社社長は、直営店事業を展開する上で、自社ブランド製品を熟練職人の手作りで高級感を出すか、それとも若手職人も含めた分業化と標準化を進めて自社ブランド製品のアイテム数を増やすか、悩んでいる。
C社の経営資源を有効に活用し、最大の効果を得るためには、どちらを選び、どのように対応するべきか、中小企業診断士として140字以内で助言せよ。
A

熟練!標準化!とマイ答案の正しさばかり主張する間抜けはウンコ。どちらでも60点には十分で、絞り込んだKEC多面的なTBCのどちらの答案にするかは気分次第です。

200%モデル答案KECTBC
熟練職人の手作りで高級感を出すよう助言する。対策は、①自社ブランド製品の高級感と企画から完成品までの一貫生産力を活用し、②作業割り当て時に熟練度以外も考慮して若手のOJTを進め、③熟練職人によるOff-JTを併用して多能工化を図り、④将来の直営店に修理工房を併設し従業員顧客双方の満足感を高める。(140字)-熟練職人の手作りで高級感を出す直営店事業にすべきである。①天然素材のなめし革の高級品を末永く使ってもらうコンセプトを修理で補強する、②直営店で収集した、顧客ニーズを製品開発に活用し、製品価値向上を図る。③需要予測精度の向上と、若手育成による生産能力の増強で、販売数量の増加に対応する。
分業化と標準化を進めてアイテム数を増やすよう助言する。対策は、①自社ブランド製品の高級感と企画から完成品までの一貫生産力を活用し、②作業割り当て時に熟練度以外も考慮したOJTで若手に権限委譲し、③手作りの高級感を出す工程を標準化して、④将来の直営店の品揃えを満たすアイテム数を確保する。(140字)分業化と標準化をすすめ自社ブランドのアイテム数を増やすことを選択する。対応策は①縫製工程と仕上げ工程の分業化を図り、熟練工の負担を減らす②各工程で動作研究を行い可能な部分について標準化を行う。その上で③各工程で熟練工より若手職人育成のためのOJTを計画的に実施し技術の継承を図る。

今日のまとめ

Q
スクール解答が使う根拠をECRS別にマーカーし、すぐ使える様にストックしておく? そんなチートを聞くのは初めてだ。
A

そう、個別注文に応える与件のマストがデカップリング・ポイント。今年注文きそうなマグロやイカは、予め半製品でストック。そして注文を次々と捌きます。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

-J事例Ⅲ

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