街にペンキを塗るなら、チームの方が面白かった? 今年の「Ⅳの解き方」は4人1組のチームプレイで始まります。 ※単独フリーモード参加も可です。

「Ⅳ」で70点は無謀だろう、でも60点なら猫でも取るだろう。そこで上手に説明して自信をつけ、その上手な説明を聞いてあらゆるムダ勉をカットする。6/5からの週イチ全8回のⅣ対策(完全無料)が、いよいよ受付開始です。

J事例Ⅲ

【当日再現答案R1「Ⅲ」第2+3問】ベストとリアルの差異分析

さっさと今年で受かりたいです。ベテの合格自慢は要らないから、受かり方をとっとと教えろ。

おぉ、よくぞ聞いてくれた。それは「事例Ⅲ」高得点など決して狙わず、レイヤーを使い、訊かれたコトに答えることだ。

超絶美人は無理ゲーだけど、
身近な癒し系なら射程距離。

画像:ニコニコニュースORIGINAL

45人が小部屋に缶詰で、5,600枚の答案を採点するオトウサンの身になれ。ふぞ+ベテの薄っぺらキーワード答案には、いい加減イラっとするだろ?

こらこら、アニキャラに何の理想を求めてやがる。いいから具体的に解説しやがれ。

ベストとリアルの差異分析【当日再現答案R1「Ⅲ」第2+3問】

そう。ネットの高得点答案を見ると、自分も書ける気がするが、木内先生が繰り出す初見問題はそう易しくない。そこで当日再現された、現実的な60点答案とは?

80分に間に合わせるには設問解釈を外さないことがいかに大事か、昨日の記事と比べてご覧ください。

R1第2問:1B事業構造~儲け話を受けるか切るか
自動車部品メーカー X 社からの機械加工の受託生産に応じる場合、C 社における生産面での効果とリスクを 100 字以内で述べよ。
R1第3問(設問1):2A生産方式~レイアウト+工数管理
X 社から求められている新規受託生産の実現に向けた C 社の対応について、以下の設問に答えよ。
(設問1)
C 社社長の新工場計画についての方針に基づいて、生産性を高める量産加工のための新工場の在り方について 120 字以内で述べよ。
R1第3問(設問2):3A生産現場~日程+調達計画
X 社と C 社間で外注かんばんを使った後工程引取方式の構築と運用を進めるために、これまで受注ロット生産体制であった C 社では生産管理上どのような検討が必要なのか、140 字以内で述べよ。

第2問:1B事業構造~儲け話を受けるか切るか

200%ベスト解答Aさん 70点(A←A)Bさん63点(A←A)
効果は、①生産量が2倍になることでの生産稼働率の向上効果、②X社生産ノウハウの獲得による生産品質の向上効果。効果は①加工量増加に伴う技能熟練、②設備生産性の向上、③機械加工の作業標準化の進展。効果は、①機械加工のノウハウや技能が蓄積し、②生産量増大により規模の経済を発揮できる。
リスクは、①X社の生産状況に対する依存リスク、②加工能力不足時の納期遅延リスク、である。リスクは①X社の今後の方針転換による在庫リスク、②加工能力不足が起こるリスク。リスクは、①汎用機械加工機を扱える人材不足による品質悪化や②生産量増大に対応する人材の不足による納期遅延
キーワード評価22
訊かれた事に答える
説得力(因→果)
読みやすさ

与件からキーワードを拾えても、因果+読みやすさを両立するのは難しい。高スコア答案の別格さが、丸わかりな。

Cさん54点(B←B)Dさん57点(B←A)Eさん60点(A←C)
生産面での効果は、①稼働率の向上によりコスト低減が図れること、②新たに量産技術の習得が可能になること、である。効果は①工作機器の増設で機械加工部門の生産量が倍増②X社からの納品予定情報の精緻化と通信回線による情報共有化である。効果は、①X社からの定期的な受注による収益の安定、②量産によるコストダウン、③X社からの管理方法の習得
リスクは、①機械加工工程の過負荷による工数不足、連続生産ができず納期が遅れること、である。リスクは①設計部門の負荷増大による計画遅延②投資コストの回収③人員不足で機器が余剰。リスクとして、①X社への依存が高くなること②X社の部品を限定とした設備投資③新運用による品質維持。
キーワード評価:212
訊かれた事に答える:○
説得力(因→果):△△リスクハズレ△リスクハズレ
読みやすさ:○△詰込み過ぎ△体言止めは読みづらい

レイヤーから想定読みをしないと、キーワードを拾うのはおろか、答えもズレズレ。部分点狙いで逃げたい、難問でした。

第3問(設問1):2A生産方式~レイアウト+工数管理

200%ベスト解答Aさん 70点(A←A)Bさん63点(A←A)
新工場の在り方は、①マシニングセンタ他の汎用機械導入による自動化①機械加工スキルの標準化・マニュアル化・新工場要員を含めた教育の徹底新工場で、①IE等により作業標準化を進め、加工品質を向上し、
IEでの作業見直しによる多能工化で一人当たり生産性を高めIEによる継続的な作業設計の見直し最適設備の選定、作業設計、工程レイアウト設計などの工程計画により一人当たり生産性を向上し、
作業標準化と従業員教育を進め、個人のスキルに依存しない作業品質を確保する。③汎用性を残した最適な新規設備の選定と製品別レイアウトの実施、作業方法の教育の実施により多能工化を図り、生産性を向上させる。
によりX社向け自動車部品以外の受注増を見据えた高い生産性を備えた体制。
キーワード評価34
訊かれた事に答える
説得力(因→果)
読みやすさ×

Aさん、Bさんの2人は合格者。だがキーワードは拾えても、高スコア答案に比べ、因→果のつなぎはダメダメな。

Cさん54点(B←B)Dさん57点(B←A)Eさん60点(A←C)
新工場の在り方は、①現在は離れている熱処理工程と機械加工工程を近づけ、連続生産が可能なレイアウトにすること、新工場の在り方は①作業が標準化・マニュアル化され、ベテランの作業者による教育で作業者のスキルに頼らない加工品質が維持され新工場は複数台機能別レイアウトからセル生産方式にし、X社以外の部品にも対応可能にする。
②将来の増産も考慮した設備の導入をすること、②SLP・5Sによりレイアウトが最適化され、作業の流れも標準化することで作業効率が向上している、状態となることである。機械のレイアウトは熱処理加工との連携と工程を考慮する。
作業者の技能の標準化と効率化を進めること、等により量産体制を構築することである。作業標準を作成し、多能工化を目指し生産性を高める
キーワード評価:123
訊かれた事に答える:○
説得力(因→果):△×
読みやすさ:△

レイヤー=レイアウト+工数計画と気づくのが最初のマスト。さもないと、根拠行ズレ&知識解答まっしぐらです。

第3問(設問2):3A生産現場~日程+調達計画

200%ベスト解答Aさん 70点(A←A)Bさん63点(A←A)
必要な検討は、①機械加工部と熱処理部の生産計画の統合X社向け専用の機械加工工程と熱処理工程を合わせた全体生産計画を立案し統制の強化を図る。必要な検討は、①機械加工部と熱処理部が一体となって生産計画を策定し、部門間の連携を強め、
②X社からの確定受注情報に合わせた計画策定スパンの短縮、具体的には、納品予定内示に応じた大日程計画を立て、月次の計画見直しと3日の確定納品情報に合った短サイクルの計画を立案する。②月ごとの日程計画だけでなく、日ごとの日程計画を策定し、外注かんばんのデータを即時に共有、修正する体制を整え、
③受注量に合わせた生産ロットサイズ縮小、それに合わせた計画的な材料の現品管理や進捗管理の徹底を図ることである。材料商社と交渉し、材料の即時納入を行う、もしくは在庫を持ち管理する。
④日程計画に合わせた材料発注サイクルの短縮
⑤余力管理による工程間の負荷の調整。
これらにより、生産リードタイムの短縮を図る。
キーワード評価32
訊かれた事に答える
説得力(因→果)
読みやすさ

ネット高得点答案に目が慣れてくると、試験直後は良いと思えたベスト答案も、キーワード羅列でダメダメな。

Cさん54点(B←B)Dさん57点(B←A)Eさん60点(A←C)
検討すべきことは、①熱処理工程と機械加工工程で別々に立案していた生産計画を統一すること、必要な検討はX社―C社間で全社的な計画を立案し統制を行うことである。生産管理上検討することは、X社からの納品予定内示の活用である。
②材料の発注は日程計画確定都度発注していたものをX社の納品予定の内示データに合わせて、納期指定して発注すること、具体的には①各工程を平準化し納品予定から生産計画を作成し、納期に合わせた出荷を行う。
③生産統制を強化し、各工程の余力管理、進捗管理、現品管理を徹底すること、である。②提示される大中小の納品日程を基準とした計画をもとに各工程を同期化し※時間切れ59字
③適切な進捗・現品管理を行うことで、納期を順守することである。
キーワード評価:210
訊かれた事に答える:○
説得力(因→果):△××
読みやすさ:△

最早キーワードを拾う時間すらなくなると、一般知識解答に。これなら、ふぞ流キーワードにも勝ち目があるかも。

ベストとリアルの差異分析【当日再現答案R1「Ⅲ」第2+3問

そう。70点超え高スコア答案を見慣れると、60点前後のボーダー答案の書き方はまるでダメ
すると「Ⅲ」60点の取り方が、2通り浮かぶ。
案①完答は無理と割り切り、キーワードで盛る
案②超絶美人は諦め、癒し系のほっこり答案

しかし初見の難問を平気でぶつける木内先生に、表面的で薄っぺらいノウハウは通用しない。おっそろしい出題予想を最後にどうぞ。

R1第2~3問は、事業構造→レイアウト+工数→日程+調達計画と順に流れてまだ解きやすい。これを「事例Ⅰ」っぽく出題順を入れ替えられると、5,600人全員お手上げに。

ふはっ、R29の超意欲的出題を思わせる出題順入れ替え。こんな出題されたら、のれんバトンは全員涙目な。

そう。たまたま組の試験サークル・ベテの合格自慢で、つい自分も受かる気になるのはほどほどに。ベストでない方のリアル答案は、出題側の想定よりまだまだずっと下。あの薄っぺらいノウハウをパクって受かるほど、「事例Ⅲ」は甘くないのです。

■■ここからテンプレ■■

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