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J事例Ⅲ

【2024入門編】もし事例が簡単だったらⅢ / 長すぎる設問文は与件の一部

ここのサイト主がスクール解説動画を一巡すると、イキって答を1つに決めつける間抜けスクールが意外に多い。すると近年の根拠マシマシ=【あえて複数解を促す作問変化】の目が出てきます。

Q
例えば、事例Ⅰ第4問をワンマン社長のリーダーシップ一択と決めつけるスクール勢に対し、「いやそれまずくね?」と接客リーダーを推すのが上位5%とAI。このとき採点上は、【両方とも正解】にするだろう。
A

それは全く新しい考えで、複数解の可能性=誤答誘導と決めつけるのがスクールで、複数解=【作問側もいろんな答えを知りたい】と見立てるのが上位5%。ここは私がその仮説の精度UPに力を貸しましょう。

①与件は年々根拠マシマシへ

与件文の根拠が年々マシマシ化する狙いは従来ふぞろい除けとされてきましたが、ここまで傾向が顕著になると、ビジネス環境変化が激しくなる中で単純なキーワードだけではなく、状況や環境に関連する複雑な概念や要因を考慮せよとの作問意図があると想定できます。そして実際に与件文が従来よりも年々詳細で複雑になり、それらの根拠を引用しないアイデア解答・知識解答には低いスコアを付けることまで分かっています。

②スクール決めつけ以外に複数の有望解が

そして特定の正解に絞ったスクール解答が確かにそれらしいとされた従来と異なり、VUCAな環境では事象が多面的であり、解決策も多岐にわたるため、一つの正解に収束しにくい現実に早く気が付くべきです。すると受験者はへなちょこスクールの決めつけ超絶解答に左右されることなく、独自の視点や経験を活かし、異なるアプローチや解釈を持つ答案を自信を持って提出できるようになります。

③変化でVUCAの時代は作問係もそこを知りたい

VUCAな環境では未知の要素が多く、一つの「正解」に限らず様々な視点からのアプローチが求められます。作問者は受験者がどのように問題にアプローチするかを理解すべく、複数解があり得る作問をすることでいわばアンケートや市場調査のように、受験者のビジネス環境における最新の認識や対応力を把握しようとしていることが考えられます。そしてもしこの仮説が当たっていれば、本試験の採点はより多様な解答に加点を始め、そして翌年の事例も再び複数解があり得る難問になる可能性が高まるのです。

さすがこれまで聞いたこともない珍説奇説を発表するには、生成AIに代筆させるに限る。さらにAIのキレイな文章を以てしても、あのくそろい勢では理解不ノウな内容になっていて草。

【2024入門編】もし事例が簡単だったらⅢ / 長すぎる設問文は与件の一部

AI仮説が確かならR6以降も事例は複数解に
①4事例総難化なR5事例の練りに練られた良問の狙いを知ると、②8,601枚の答案はふぞろいが謳う以上にふぞろいになり、③誰を落として誰を採用するかとR6事例はより一層難化する。(100字)

あの間抜けなふぞ勉・ベテ勉を何年やったところで、新作事例はそれを上回って難化するので始末に悪い。そこでAIを使って超難問R5Ⅲをくっだらなくしておこう。

第1問

本試験設問AIが作成した超易化版
Q:C社の生産面の強みを2つ40字以内で答えよ。Q:C社は高級ホテル向けに多品種少量の製品を提供しており、新たに中堅食品スーパーX社との提携による新規事業を進める計画です。C社経営者の視点から現状把握と新規事業展開における課題を指摘し、解決策を提案してください。
A:①経験豊富な経営者と管理者が料理人経験を持ち、②多品種少量の高級食品を供給できる。A:C社は高級ホテル向け製品の供給に成功し、新規提携に伴い生産拡大が課題。生産効率化や外部人材活用が必要。経験豊富な経営者のリーダーシップで、高品質な提供を迅速に実現し、X社提携を成功に導くべき。
AIに与えたキーワード10選:経験豊富な経営者,料理人経験,多品種少量,顧客専用レイアウト,パート従業員活用,人件費抑制,ホテル調理経験,パートリーダー指導,高級ホテル,高級感

第2問

本試験設問AIが作成した超易化版
Q:C社の製造部では、コロナ禍で受注量が減少した2020年以降の工場稼働の低下による出勤日数調整の影響で、高齢のパート従業員も退職し、最近の増加する受注量の対応に苦慮している。生産面でどのような対応策が必要なのか、100字以内で述べよQ:C社の製造部では、増加する受注量に対応するため、専用調理器具や加工機械化を導入し、作業標準化を進めています。そこで、この変化が生じた背景や進捗状況をもとに、C社が目指すべき生産計画の立案やレシピの整理について詳しく述べてください。
A:対応策は、①専用調理器具を導入して手作業の調理を自動または効率化し、②直接指導監督している作業方法をマニュアルで標準化し、③製造班をまたぐパートの多能工化を進めて週ごとの需要変動に沿った勤務体制を取る。(100字)A:コロナ禍での混乱や高齢パートの減少により、製造プロセスを見直しました。生産計画では、受注増に柔軟に対応できるよう、多能工化を進めています。また、レシピ整理では製品の特長を最大限に引き出すため、調理器具の最適活用も検討し、効率的で質の高い生産体制を確立しています。
AIに与えたキーワード10選:専用調理器具,マニュアル化,生産計画,レシピ整理,加工機械化,作業標準化,多能工化,受注増対応,販売先料理長,口頭指示削減

第3問

本試験設問AIが作成した超易化版
Q:C社では、最近の材料価格高騰の影響が大きく、付加価値が高い製品を販売しているものの、収益性の低下が生じている。どのような対応策が必要なのか、120字以内で述べよ。Q:C社の製造部では、生産計画の週次立案と材料調達の適正在庫確保が収益性向上に寄与することがわかっています。具体的な食材や調味料の発注プロセスや、在庫管理における標準化策について説明してください。
A:C社は、①受託生産品では地元食材の使用量や作業手順は指示されるため原材料調達と管理に注目し、②経験値による発注を改め入出庫記録をつけて在庫量を管理し、③食材発注頻度を月間から週次に変更し発注ロットを小さくして廃棄を減らし収益性を高める。(120字)A:週次生産計画の策定では、販売先料理長の要望を踏まえ、食材や調味料の発注を行います。収益性向上のため、在庫管理は入出庫記録を基に適正在庫を維持。材料調達は信頼性の高い食品商社を通じて行い、効率的な発注手法を確立。これにより、廃棄ロスの削減と適正な在庫維持が実現され、収益性向上に寄与することができる。
AIに与えたキーワード12選:生産計画,食材,調味料,在庫管理,入出庫記録,収益性,材料調達,発注,週次,標準化,廃棄ロス,適正在庫

第4問

本試験設問AIが作成した超易化版
Q:C社社長は受注量が低迷した数年前から、既存の販売先との関係を一層密接にするとともに、他のホテルや旅館への販路拡大を図るため、自社企画製品の製造販売を実現したいと思っていた。また、食品スーパーX社との新規事業でも総菜の商品企画が必要となっている。創業から受託品の製造に特化してきたC社は、どのように製品の企画開発を進めるべきなのか、120字以内で述べよ。Q:C社の製品開発部では、外部人材を迎え、X社と提携して季節感と高級感を兼ね備えた新しい料理商品を企画開発しています。この取り組みが製造や料理人の視点からどのように収集され、顧客のニーズに適応されているかについて120字以内で述べてください。
A:C社は、①受託製品における食材・使用量・作業手順のノウハウを蓄積して標準化し、②口頭で指示されたメモ程度のレシピの活用と整理を進め、③客先の厨房と同様の設備を持つ加工室に販売先料理長を招き、④調理場作業のニーズに応じた自主企画製品を開発する。(120字)A:製品開発部では、外部人材と連携し、季節感と高級感を重視した料理商品を企画開発する。料理人の視点からのアイデアやX社との情報共有を通じて、顧客のニーズを収集し、季節の変化や旬の食材を取り入れ、高品質な惣菜を製造することで、市場での差別化が図られ、顧客からの支持を得ることができる。
AIに与えたキーワード12選:製品開発部,外部人材,ニーズ,企画開発,X社,顧客,季節感,高級感,製造,料理人,惣菜,収集

第5問

本試験設問AIが作成した超易化版
Q:食品スーパーX社と共同で行っている総菜製品の新規事業について、C社社長は現在の生産能力では対応が難しいと考えており、工場敷地内に工場を増築し、専用生産設備を導入し、新規採用者を中心とした生産体制の構築を目指そうとしている。このC社社長の構想について、その妥当性とその理由、またその際の留意点をどのように助言するか、140字以内で述べよ。Q:C社は新規採用者として外部人材を製品開発に導入し、生産体制と設備投資を見直して高級感ある商品を生み出しています。これが競争戦略やマーケティング面で妥当である理由と、経済的な視点からの留意点について150字以内で述べてください。
A:構想は妥当である。理由は、①高級感ある和洋食の総菜はX社既存総菜との差別化が可能で、②X社総菜コーナーの売上や客単価向上に寄与するためであり、③新規事業の設備投資を回収すべく外部人材の製品開発実務や管理の経験を生かし、④客単価の低くなる店舗への拡大に留意して実現するよう助言する。(140字)A:新たな外部人材の採用により、C社は製品開発と生産体制を強化し、競争戦略において高級感ある商品を提供しています。これは市場で差別化を図り、需要を喚起する有効な手段です。同時に、設備投資の実現性を考慮して生産能力の最適化を図り、売上向上に繋げています。ただし、外部人材の選定や生産計画の柔軟性を管理する必要があり、経済的な妥当性を確保するためには継続的な調整と市場ニーズの的確な把握が不可欠です。
AIに与えたキーワード15選:妥当性,理由,新規採用者,製品開発,生産体制,設備投資,外部人材,需要,X社,生産能力,売上,実現,管理,留意点,高級感

今日のまとめ

Q
それにしても8,601名全員に対し、難しすぎたR5の事例Ⅲ。さらに与件文の一部が引っ越してきたようなクッソ長い設問文で、これまた何かの嫌がらせ?
A

クッソ長すぎる設問文は敵か味方か?
①長すぎる設問文は受験者の読解力を試す一種のダミー根拠であり、②その一部を根拠に使い解答のヒントにもできるが、③与件の根拠でマス目が埋まれば原則読み飛ばして支障ない。(100字)

もしあなたの読解力が上位5%なら、設問文は長いほど味方になる。理由は、①長すぎる設問文は与件の一部であり、②根拠の一部に使えるが、③読み飛ばしても解答できるため。(80字)

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