まぁあれだ。試験の当落とはクジ。ボク達は合格者様! 受験生のみなさまより少しだけ先輩なののでちゅ! そう勘違いして傷を舐め合うと、今や9,000人が失笑な。
【R3筆記合格体験記】難関資格!と思うとOUT:ishidagawaさん
❶診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢
【理由】自己啓発。セカンドキャリア開拓。
【きっかけ】勤め先で業務責任者に昇進したこと。
【年齢】52歳。
❷学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
【学習開始時の保有資格】日商簿記2級。
【得意科目】企業経営理論。
【不得意科目】財務・会計、法務。
【「1次」科目別点数】
経済 | 財務 | 経営 | 運営 | 法務 | 情報 | 中小 | 合計 | |
2019 | 60 | 76 | 61 | 70 | - | |||
2020 | 76 | 60 | 72 | - |
❸学習スタイルとそのメリット・デメリット
【学習スタイル】独学
メリット:出費が少ないこと。自分のペースで学習できること。
デメリット:誰にも相談できないこと。学習のモチベーション維持が難しいこと。
❹2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
【2次筆記合格までの受験回数】3回(1次2回、2次2回)
【学習時間】約800時間
【学習時間の作り方】週11時間(平日1、休日3)×3年×0.5(学習は年に半年)
❺2次筆記合格までの学習法(1次・2次)
【1次】過去問を反復し解説を見ても分からないところをテキストで確認。
【2次】2020年 「ふぞろいな合格答案」「全知識全ノウ」シリーズによる独学
2021年 ふぞろい採点基準を採点するカンファ(200%)から参加。
ほか、「まとめシート流2次対策」、「速修2次テキスト」
❺-1 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~
- 「事例Ⅳ苦手意識のトラウマ」
令和2年度得点開示では合計220点、うち事例Ⅳは42点でした。特に「へんてこCVP」は題意すら把握できず頭が真っ白になりました。今回の事例Ⅳ「お魚さん問題」では令和2年の暗い記憶がよみがえりましたが、「きっと本当は難しくない問題だ」と自分に言い聞かせたところ落ち着いて対応できました。 - いま思い返してみると、独学ではなくネットで行われるカンファに参加し、繰り返し頭を柔らかくする練習をさせていただいたこと。それが合格への転機だったのかもしれません。
❻学習時・試験当日のエピソード
- 【学習時】
今回の2次試験準備終盤になって、モデルナ2回目接種の副反応と思われる体調不良に悩まされました。過去問の練習はできず、無理のない範囲で「速習テキスト」の抽象化ブロックシートを写経していました。 - 【試験当日】
体調不良が抜けず、試験当日も目の前のことを処理するのがやっとでした。試験翌日は体中が痛くてベッドから起き上がれませんでしたから、あらかじめ有給休暇をいただいておいて正解でした。しかし、もしかしたら体調不良のおかげで、緊張や余計な感情を持たずに対応できたのかもしれません。
❼これから合格を目指す方へのアドバイス
- 私の経験に基づく偏見にすぎませんが「独学のみ」は避けることをお勧めします。自分の理解が正しいか、誤った方向へ歩んでいないか、などを知るには他者から客観的な指摘をいただくことが欠かせません。様々な事情で時間やお金を掛けられないとしたら、それができる環境が整うまで待った方が良いでしょう。
- ネット上の試験サークルについては、どこに属するのが良いのかは分かりません。私の場合、目をつぶって飛び込んだここのカンファが(評論クソベテなサイト主を除き)素晴らしい方々の集まりだったので幸運でした。
- また、自分のニーズに合わせて試験を利用するという取り組みもお勧めしたいです。例えば、自己啓発だけが目的の方は1次合格をもってゴールとして良いように思います。その時点で十分な知識を得られているはずですから。
じゃん。ここで、↑で紹介された「ふぞろい採点基準を逆採点」の告知です。
そりゃ本物採点係も、①そのデキの良さに苦笑い。②そんな緻密な採点してたら正月休みも取れねえと、③採点基準をガラリと変える気持ちはわかるだろ?