Q
イケカコの沼にハマってドングリコロコロ多年度ループのあなたのために。あんなクソ問題集解いてんじゃねーよ。これは随分威勢がいいね?
A
おぅ。イケカコ=イケてないカコの亡霊問題集。何がどう亡霊かは、枕の動画を参照な。
【R3筆記合格体験記】イケてないカコの亡霊は近所迷惑:Tonさん
❶診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢
- コロナで会社の業績が大幅減し、会社にぶら下がることへの危機感を覚えたため。
- 管理職になり、経営に関する体系的な知識を身に着けて、経営幹部と対等な会話をしたいと思ったため。
- リモート勤務が始まり時間に余裕が生まれたため。
【年齢】31歳
❷学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
2020年9月:学習開始時は保有資格なし
2020年12月ITパスポート(750点くらい)
2021年3月QC検定準1級(1級でテスト○小論文×)
【得意科目】経営・運営
【不得意科目】法務・情報
【2021年「1次」スコア】
経済 | 財務 | 経営 | 運営 | 法務 | 情報 | 中小 | 計 |
80 | 76 | 86 | 84 | 44 | 56 | 74 | 500 |
❸学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル:ぼっち独学
【メリット】費用が安い。自分のペースを作れれば、生産性高く学習を進められる。
【デメリット】苦手分野の理解に時間がかかる。情報に踊らされる。
❹2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
「1次」1回500~700時間、「2次」1回150時間。
- 平日:2時間程度
子供を保育園に送ってから始業までの1.5時間をマスト勉強タイムに。
たまに昼休みや、子供が寝た後の時間など。 - 休日:2時間程度
日中に1時間程度、子供の昼寝の合間に。
夜も勉強したが、平日の疲れもあるので無理せずもう1時間程度。
❺2次筆記合格までの学習法(1次・2次)
【1次】
- 20年9月~12月「スタディング」
得意分野はすんなり進むが、苦手分野が一向に頭に入っていないことに気づき撤退。
R2の過去問⇒360点 - 20年12月~1月「みんなが欲しかった 中小企業診断士の教科書・問題集」上下
苦手理解のために初歩レベルのものを購入。テキスト⇒問題集を1周
R1の過去問⇒425点(法務足切り) - 21年2月~8月「過去問マスター」「まとめシート」「グーグル検索」
5月に「過去問マスター」全科目1週終了。
解説代わりに「まとめシート」と「グーグル検索」で理解を深めた。
H30の過去問⇒467点、TAC模試⇒400点くらい(B判定) - 21年6~8月「過去問」「過去問マスター」
過去問は直近5年分を3周(「中小」は除く)。その他、過去問マスターをランダムにページ選んで解いたりし、知識の引き出し方を練習。
【2次】
- 事例1~3
①「解き方の黄金手順」
②「全知識」
③「全ノウハウ」
④「スタディング2次講座」
⑤「TBC速修2次テキスト」
⑥「まとめシート流」
⇒最初の4つは個人的にはしっくりこず。
山口先生の動画がわかりやすく、「TBC速修2次テキスト」を中心に学習。(9月)
その後、80分で解けず悩んでいた際に、「まとめシート流」のyoutubeとkindleを見て、手順をECRS。
- 事例4
①「集中特訓 財務・会計 計算問題集」
②「30日完成!事例IV合格点突破」
③「イケカコ」
④「スッキリ1級CF、CVP、NPV」
⑤「事例4の全知識全ノウハウ」
⇒「イケカコ」の沼にはまりかけたところで、こちらのサイトを見つける。「スッキリ1級CF、CVP、NPV」にシフトしちゃんと理解を深められたことで、今年の魚を釣れた。 - 過去問は直近5年分を1周。
その他、直前期は勉強時間が取れなくなったので、中小企業白書の企業事例を戦略・組織・マーケティング・生産管理の観点で推察して読んだりした。
❺-1 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~
今振り返ってみると、ですが…
- 「1次」本番の「経営」「運営」で8割以上取れた時。
- 「2次」学習初期に味わった絶望に対しても、「知識不足はないはず。スキルを身に着けよう。」と気持ちを立て直す拠り所となった。
❻学習時・試験当日のエピソード
- 2次勉強の佳境となる10月中旬に仕事の繁忙期と重なって、試験日までの土日祝が全て仕事になった。半ば絶望したが、「少ない時間でできる勉強は何か?」を考え、企業事例分析にたどり着いたのは良かった。盲目的に頻出単語を覚える、古い過去問事例に浅く触れる、という選択よりも良かったと思う。
- 試験当日、事例4の解答用紙回収時に、他の受験者の空欄状況が見えた。私自身は魚CVPに自信があり、レジ取替投資も部分点は見込めたので、「ここら辺までできてれば、20%のくじ引きでなくて50%のくじ引きくらいの位置にいるのでは?」と思った。
- 5chかTwitterあたりで見ましたが、「2次」では「上位60%以内に各事例で入れば、60%の4乗=13%=合格圏内に入る!」の意識は大事かもしれません。事故らない気持ちが最優先になります。
おそらく相対評価なので、自分ができているものは他人もできている場合が多いです。「事例○で80点取る!」といった数字目標は狙ってとることが難しいかと思います。
❼これから合格を目指す方へのアドバイス
- 知識の理解はとても重要に思います。ただ参考書のキーワードを覚えるだけではなくて、図書館で参考文献を読み多面的に学んだり、ご自身の仕事に当て込んで知識を活用することが大事だと思いました。
- 独学の場合は参考書の取捨が大事だと思います。予備校代が浮いているので参考書を大胆に買ったり捨てたりしていいかと思います。
そう、ド苦学自慢を読み漁るとハマるのが「2次」のキャズム。猫でも60点の「Ⅳ」でイケカコなど使う理由はゼロ以下です。
「Ⅳ」60点なら全痴低ノウ、30日があれば十分
理由は、①とにかく初学者優先で採用したい主催側は「Ⅳ」高得点を取らせたくない。②そこで誘導館教材で過去問の傾向を眺め、③経営分析+CVP+NPVの基礎を固めて60点に。
Q
そうか、イマドキどの体験記を見ても「全痴低ノウ」ステマの一色。アレを読むと60点になる設定にする。それが作問係の腕の見せ所?
A
ボクが合格できたあの参考書こそ素晴らしい!そう絶叫させるのがステマ商法。60点に+αをしたいあなたには、ステマ対象外の他資格参考書が好適です。