80分では解けない直観事例では、ビジネスがデキる君から当選
つまり①そこそこ大学出身でそこそこ企業にすんなり就職。②マーケや経営企画畑など普段からビジネス文章に親しむ方から、③すんなり受かるのがこの試験。(100字)
Q
ほう、そこに今日の筆記合格体験記は大学4回生? ではなぜどうして当選できるのか、説明してみやがれ。
A
そりゃたまたまサークル勢と違い、れっきとした理由あり。全痴低ノウ君でもわかるように、クソなサイト主が講釈垂れるぜ。
では試験合格が目的化、いや神格化したベテではカスリもしない試験に、大学4回生がなぜ当選? 先入観ナシでまずどうぞ。
【R3筆記合格体験記】ビジネス経験なしの大学生が当選:ぽちさん
❶診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)
①大学の授業で経営学(経営)に興味を持ったため、②簿記よりも難しい試験に挑戦したかったため、③診断士資格を持っていると将来何かしらの役に立つと思ったため。
年齢:22(大学4年)
❷学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
学習開始時は経済、経営、財務が少々分かる程度でした。
得意科目:「経営」
不得意科目:「財務」
❸学習スタイルとそのメリット・デメリット
- 独学(1次、2次2回ずつ予備校の公開模試を受験)
- メリット:①経済的負担が少ない、②自分の能力に合わせて学習計画を立てられる
- デメリット:①合格到達レベルと自分の実力の差が分かりにくい、②2次の答案を評価してもらえる機会が少ない
❹2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
- 「1次」1回(令和2年度合格)、「2次」筆記1回(令和2年度は受験せず。令和3年度に合格)
- 「1次」315時間(2カ月分くらい記録していない分があります)
- 「2次」255時間
1次学習時は授業後に1日2~3時間程度勉強時間をとりました。2次学習時は就活後で時間には余裕があったので、時間の捻出には苦労しませんでした。
❺2次筆記合格までの学習法(1次・2次)
「1次」 | 「2次」 |
・TAC「スピテキ」と問題集のセットと過去問をひたすら周回。テキストの用語は科目ごとに1冊の暗記用ノートにまとめましたが、ほとんど暗記作業は行いませんでした。 ・語句の整理は行うとよいと思います。科目数が多いので、3科目と4科目に分けて2日で1周を周回しました。 | ・TBCの抽象化シートの語句を暗記用ノートに整理し、あとはひたすら過去問を周回。過去問は平成25年度から令和2年度に取り組み、平成29年度から令和2年度までは4・5回、それ以前の年度は3回ずつ解きました。 ・過去問の解答のロジックを図解して、論理構造を意識する練習をしました。大まかな採点はふぞろいで行い、YouTube「まとめシート流!絶対合格チャンネル」の野網さんのブログで合格レベルの記述ができるよう鍛錬しました。 ・苦手な事例Ⅳ対策は「30日完成」「全知全ノウ」で行いました。 |
❺-1(テンプレ追加) 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~
- 「2次」対策にあたって、試験1カ月前くらいに、合格不合格を分けるのはキーワード量ではなく論理構成や文章の分かりやすさなのではないかと気づき、終盤は論理構成を意識した答案を書けるようになったことです。
❻学習時・試験当日のエピソード
- 「1次」「2次」ともに模試では合格レベルではありませんでした。「2次」当日は合間に外に出て気分転換を欠かさずに行いました。自分のペースを乱さないことを意識しました。
❼これから合格を目指す方へのアドバイス
- 「2次」を受験して、過去問があまり当てにならないと感じました。論理的で明瞭な回答が合格に向けてさらに不可欠になると思います。
- 公開模試や勉強会を活用すれば独学でも十分合格が狙えるので、自分の学習計画を常に見直して取り組まれると良いと思います。
Q
ほう、現役大学生が診断士試験にスト合格? そりゃきっと地頭がいいんだよ、そうだ!そうに決まってる!
A
こらこら。自分ができないコトをすぐ酸っぱい葡萄にするから、試験サークルは要らない子です。
その答はズバリ、「過去問は当てにならない」、余計な先入観を捨て、素直な第一印象を持てば、「2次」はすんなり普通に卒業な。