合格体験記

合否の一喜一憂は要らない子【筆記合格体験記:mrkm様】

合否に一喜一憂=加齢の証

画像:pinterest

歳末恒例のくじ引きゲームに5,000人が集められ、940の当選枠を争うことで知られる当試験。

一部のよほどデキる君を除き、試験の当落はくじ引き運ゲー。宝クジの当て方を1年かけて自慢しくさるのれん・バトンは、このさき人生ショボンの刑な。

①80点自慢の再現答案を額に入れて仏壇に飾ると思えば、②たまたま君同士で傷を舐め合い、互いを褒め合い。あのゆとり自慢にブレーキは利きません。

でもなぜ加齢が進むと、合否に一喜一憂?
そりゃ、これから黒字リストラまっしぐらの「働かないおじさん」予備軍。彼らにとっての当試験は、キャリアチェンジの乾坤一擲なラストチャンスだ。

そこでその年代以下なら、浮かれポン吉な加齢系支援サークル勢を尻目にあっさり卒業? mrkm様のごっくシンプルな体験記をどうぞ。

合否の一喜一憂は要らない子【筆記合格体験記:mrkm様】

1⃣診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)

mrkmと申します。メーカー勤務で、製造現場の改善を目的に、組織論・運営管理の体系的な知識を求めてこの資格に挑戦しました。

2⃣学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

  • 「1次」スコア(2020年)
経済84
財務48
経営75
運営66
法務64
情報84
中小75
496

3⃣学習スタイルとそのメリット・デメリット

  • 学習スタイル
    継続性を優先し、毎日就寝前に勉強するという形をとりました。
  • メリット
    就寝を遅らせるだけなので習慣化しやすい点。
  • デメリット
    睡眠時間や健康状態とのバランスに配慮が必要な点。実際、会社の昼休みを仮眠に充てたり、疲労感が強い日は復習をメインにしたりといった調整は都度行っていました。

4⃣2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方

  • 受験回数
    「1次」1回、「2次」1回
  • 学習時間
    概ね23時~翌2時で毎日3hを目標とし、休日で不足時間を補いながら毎月約90時間を学習に充てました。と言いつつも2人の子供がまだ小さいため休日の昼間も学習時間をまとまって確保することは難しい状況でしたので、毎日3hの継続を特に意識して取り組みました。
  • 平日夜(Webカンファレンス)~参加時間の捻出法
    これは試験期間限定として、当該日の家事や子供の世話を妻に交代してもらう形で何とか継続参加していました。

5⃣2次筆記合格までの学習法(1次・2次)

  • 「過去問」と「まとめシート流」をベースに学習し、周囲の答案の確認やコピペ回答が困難な場合の方向性確認として「ふぞろい」や「EBAブログ」等を参照しました。
  • 「事例Ⅰ」「Ⅲ」
    ここの安定化が合格のカギと考え、過去問演習における回答の再現性向上に注力しました。
  • 「事例Ⅱ」
    この事例は、「ドメイン(だなどこ)」を丁寧に書くことのみに徹しました。
  • 「事例Ⅳ」
    経営分析と簡単な計算問題をとれば60点と割り切り、基礎重視で学習しました。教材は、「TACオプション2次事例Ⅳ計算問題集」を入手しました。
  • Web勉強会~当サイトの「初学者カンファレンス」に参加しました。
    独学の私にとっては、自分の答案に関する評価や意見を聞く機会が得られる、有意義かつ貴重な機会でした。週一回決まった曜日に実施するため、モチベーション維持やペースメーカーとして有用でした。

6⃣学習時・試験当日のエピソード

本番「事例Ⅱ」で、最後のSWOTを後回しに。最後に殴り書きになり、ヒヤリ
とはいえ、最大の懸念事項であった時間管理において大崩れせずに済みました。やれるだけのことはやった、後の合否は半々だろうという手応えでした。

7. これから合格を目指す方へのアドバイス

ありきたりですがこの2点は強調したいです。

①自分の答案を批評してもらい、多様な意見を受け容れ、答案を再構築する。この繰り返しで着実にレベルアップします。
②そのために手っ取り早いのが、(場所や団体を問わず)Web勉強会への参加です。

ありきたりなアドバイスになってしまいますが、少しでも参考になり、活用をご検討いただけますと幸いです。

※筆記合格体験記ここまで※

ほう。これまでのストレート合格といえば、「Ⅳ」で一発勝ち逃げの「たまたま」が主な。

いえ。「Ⅳ」はどうせ60点と割り切り、「事例Ⅰ」「Ⅲ」に注力し、冷や汗一つかかずに一発卒業。こりゃ作問係のオトウサン達も、してやったりとニヤリです。

そう、訊かれることに答えるに過ぎない運ゲー試験
乾坤一擲のラストチャンスなどとでっかく構えず、あっさり割り切り高を括ってスモールスタートを。適性があればすぐに受かるし、合わない奴は何度受けても多年度ループだ。

そして当資格の価値とは、×「合格するかどうか」でなく、○登録後に「稼ぐかどうか」の一択に。よって少なくとも35歳以下なら、リストラ間際のオジサン達と異なり、試験の当落に一喜一憂する必要はゼロ以下です。

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