合格体験記

試験合格もパラワークも計画的に 【合格体験記】JACK様

パラワーク位はしないと、
1年タダ働きですっからかん

試験合格はゴールでなく通過点。これ、耳タコなくらい良く聞くな。

1年タダ働きのふぞ先輩を見ると、パラワーク位はしないと2年目に相手にされない「出涸らし感」が伝わるねっ。

とはいえ現職の会社のぬるま湯感が気持ちいいのに、開業・副業なんてメンド臭くね?

こらこら。新年早々ふぞ先輩みたいなコトを言ってると、ホントに茹で蛙と酸っぱい葡萄で一生を過ごすふぞ先輩の刑だゾ☆

そこで新年1/2~1/5の体験記は、何か今年ピリリとやらかしそうな福岡チームの連載です
限られた時間を上手に使う戦略があれば、周囲以上の結果を出せる。トップバッターJACK様の1.5年合格の計画性を参考に、2020年のスタートダッシュを決めましょう。

試験合格もパラワークも計画的に 【合格体験記】JACK様

1⃣診断士に挑戦した理由・きっかけ

福岡在住のJACK(30代)と申します。理由・きっかけは以下3点です
・経営者目線で仕事をするため
・副業(複業)の準備のため
・将来的な独立に向けた自分の本気度を試すため

2⃣学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

  • 学習開始時の知識・保有資格: 応用情報技術者
  • 得意科目 : 「経済」「財務」
  • 不得意科目: 特に無し
  • 科目別点数(合格年)
    「経済」:80点(平成30年)
    「中小」:61点(平成30年)
    ***
    「財務」:68点(令和元年)
    「経営」:68点(令和元年)
    「運営」:75点(令和元年)
    「法務」:60点(令和元年)
    「情報」:免除

3⃣学習スタイルとそのメリット・デメリット

初年度:計画的1.5年合格を狙い、「経済」「法務」「中小」の科目合格
平成30年4月の応用情報試験に合格後、5月から診断士の勉強を開始し、試験まで3ヶ月しか無い初年度は、2次試験に関係が薄い科目(「経済」「法務」「中小」)の科目合格を狙いました。
「1次」対策はスピテキ+スピ問+過去問回転のオーソドックスな学習スタイル
「経済」「中小」は無事合格したものの、大幅に難化した「法務」は+8点の加点をしても科目合格60点には届かず、翌年再挑戦となりました。

9月からは予定通り、「2次」との関係が深い「財務」「経営」「運営」の学習を開始し、令和元年に残り4科目を合格しました。

  • メリット
    2次と関係が薄い科目を早く終えられる
    2次対策と並行して1次の関係が濃い科目の対策が行える
  • デメリット
    1.5年という長期戦を戦うモチベーション維持が大変
    1次未合格状態で2次対策を行う必要があったこと

4⃣ 2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方

2次筆記合格までの受験回数:1回

学習時間とその作り方~計画的短時間
幼児2人の子育て中のため、勉強時間は基本的に子供が起きる前の早朝5時〜7時の毎朝2時間のみになります。睡眠時間は減らしたくなかったので、子供と一緒に夜9時半に寝て4時半に起きる朝型学習を選び、この1年半でTVを全く見なくなりました。ただ、月に1回程は週末に家族を実家に預け、1日10時間勉強できる「ご褒美」チャンスの日がありました。

5⃣ 2次筆記合格までの学習法

①MMC通信
MMCの通信は質問機会が限られることもあり、MMCのメソッドを基本にしつつ、自分の頭で考える習慣が付く効果がありました。合格年の2月からスタートできたので、1次「経営」「運営」「財務」学習との相乗効果があり、早い時期から「80分のタイムマネジメント」や「分かりやすい日本語でまとめる」事の訓練になりました。
イケカコ✖2周
一発合格道場で「イケカコ5週」の記事を見つけ、「1次」終了直後の8月下旬から、論点を絞り込んだ上で3週間で2回解きました。問題や解説は難解なのですが、「ここまでやった」という達成感の意味で、プラスの効果がありました。

6⃣学習時・試験当日のエピソード

逆に、「財務」対策を兼ねて受けた合格年2月の簿記2級は、連結新論点の難化もあり不合格でした
簿記の考え方やセオリーを知るメリットはありますが、範囲は重ならない部分があります。診断士の「Ⅳ」対策で陥りがちな論点ぶつ切りを避ける点で、これから効果が出てくるのかも知れません。

7⃣これから合格を目指す方へのアドバイス

  • 受験自体を経営戦略として捉え、経営者になったつもりで受験対策に取り組むと楽しいです。
  • 私の場合は、中小企業(地方の情報弱者による初受験組)として、限られた資源(時間:早朝の勉強時間、お金:予備校費用)を効率的に投資しながら、①協力者Co-operator(子育て中の家族)を運営し、②自社Company(自分の2次答案)と③他社Competitor(他の受験生)をの答案をどこで差別化して④採点者Customerに提出するかがポイントでした。
  • 試験合格までを目的とせず、合格後の経営者としての目線や活動を意識して受験対策に取組むことが、私の見つけた答えでした。
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